江戸時代のセックスする定番の場所は?

現代では家やラブホテルでセックスするのが定番です。しかし江戸時代にはラブホテルなんて存在しません。では一体江戸時代の人はどこでセックスしていたのでしょうか。ここからは江戸時代のセックスする定番の場所について見ていきます。
セックスは基本的に野外
江戸時代は現代のようにプライバシーという考え方がほとんど存在していませんでした。村の中ではその日の夕食の献立まで筒抜けだったなんてこともあったようです。現代ほど防音設備も整っていないので、長屋での共同生活では会話や生活音はすべて聞こえていたことでしょう。
プライバシーという概念がほとんどありませんでしたが、セックスしている姿を見られるのは恥ずかしいものです。家の中でするとバレるので、人目がない野外でするのが一般的でした。畑や庭の物陰などは絶好のセックススポットだったようです。
現代で野外でセックスすると公然わいせつとなり捕まってしまいます。もし江戸時代にタイムスリップしたら見える範囲で当たり前のようにセックスしている光景に驚くかもしれませんね。
夜に物影でセックス
現代のように街灯などほとんどなかった江戸時代。夜は現代では想像できないほど暗かったとのことです。そんな夜に人気のセックススポットだったのが河川敷。
夜の河川敷はほとんど人が来ません。よって誰にも邪魔されることなくセックスを楽しめます。江戸時代の夜の河川敷は、現代のラブホテルのように愛するカップルの定番スポットだったことでしょう。
出会い茶屋という施設もあった
プライバシーという概念がなく、多くの人が平気で野外でセックスしていた江戸時代。しかし当時も室内でセックスするための施設は存在していました。
現代のラブホテルに該当するのが「出会い茶屋」という施設です。しかし気軽に行けるような施設ではなかったようで、利用していたのはある程度お金のある人たちが中心でした。
また出会い茶屋は健全なカップルよりも不倫カップルが主に利用していたようです。当時の女性にとって不倫や浮気は命に関わる大事件。絶対に許されないからこそ、燃え上がる関係もあったかもしれませんね。
水上でのセックスも頻繁に行われていた
いろんな場所でセックスしていた江戸時代の人々。野外でのセックスが当たり前など現代では考えられない価値観が存在していました。
なんと江戸時代には水上でのセックスも頻繁に行われていたようです。舟饅頭という船の上で性的なサービスを行う私娼も人気がありました。
しかし舟饅頭は、立ちんぼと同じく娼婦の中でも低級だったそうです。現代の屋形船のような豪華な船ではなく、苫屋根を付けただけのシンプルな船でした。
この舟饅頭と呼ばれる私娼は、食事など日常の行いのほとんどを水上で済ませていたようです。水上で生活していると言っても過言ではないでしょう。現代の日本ではほとんど見られないスタイルですね。