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江戸時代のセックス事情ってどんな感じ?現代との違いを解説!

江戸時代のセックス事情ってどんな感じ?現代との違いを解説!


江戸時代のアダルトグッズ事情

アダルトビデオやオナホールなど現代にはたくさんのアダルトグッズが存在します。魅力的な数々のアダルトグッズは、セックスやオナニーをより楽しいものにしてくれますよね。

現代では当たり前のように入手できるアダルトグッズ。江戸時代にも性生活を彩るアダルトグッズは存在したのか気になるところでしょう。ここからは江戸時代のアダルトグッズ事情について見ていきます。

春画でセックスを学ぶ


春画とは昔の性風俗画像のことです。異性間の性行為を描写したものだけではなく、同性間の性行為を描写した春画も存在します。

そんな春画は大人が楽しむだけではなく、子供でも気軽に楽しんでいたようです。現代でAVやエロ本を子供が閲覧することは禁止されていますので驚きですよね。

娯楽としてだけではなく性教育にも用いられていました。嫁入り道具として娘に春画を持たせる家も存在したようです。春画の扱いを見るだけでも江戸時代と現代のセックス感には大きな違いがあることがわかりますよね。

春画にはお守りの役目も?


娯楽として楽しむ、性教育の教材として利用する以外にも春画は利用されていました。中でも特に面白いのが、お守りとして利用されていたという点です。

鎧の下に厄除けのお守りとして忍ばせている武士もいました。このように武士がお守りとして使った春画は「勝絵」と呼ばれていたようです。武士だけではなく商人も火事を避けるお守りとして春画を蔵に置いていました。

江戸時代に身分を問わず大人気となった春画ですが、写真技術が発達したことにより廃れていきます。春画は海外にも流出しており、一部の美術家からは優れた芸術品として高く評価されていました。現代では芸術品としての価値が見出されており、春画展などが開かれることもあります。

アダルトグッズは四ツ目屋で買う


現代では実店舗はもちろんネット通販でも手軽にアダルトグッズを買うことができます。実は江戸時代にも、四ツ目屋と呼ばれるアダルトグッズを取り扱うお店が存在しました。

しかし電動式バイブなどは江戸時代には存在しません。当時は肥後ずいきや牛角といったディルドの代わりとなるアイテムや媚薬などが販売されていたそうです。

ちなみに肥後ずいきとはハスイモの茎を干した食品のこと。硬く女性の膣に刺激を与えるのにちょうどよい形をしていたのでアダルトグッズとしても用いられていました。

食品をアダルトグッズとして使うアイディアは江戸時代からあったのです。現代でキュウリやバナナをオナニーに用いるのと同じ感覚だと考えると親近感が沸きますよね。

吾妻形=オナホ


江戸時代にも肥後ずいきや牛角など女性用のアダルトグッズが存在が存在していました。では男性用はどうだったのかというと、なんと江戸時代にもオナホが存在したのです。

当時のオナホは吾妻形と呼ばれており、真桑瓜の端を切って種を取り出したものなどが使われていました。気持ちよくなるためにいろんな工夫をしていたのは、現代でも江戸時代でも変わらないようです。

ディルドは高級品だった


現代ではディルドは比較的安価に購入できます。安い物だと数百円程度で購入できるので、いろんな種類のディルドを所有しているという人もいるでしょう。

しかし江戸時代のディルド、張型は庶民が気軽に買えるものではありませんでした。現代と違い量産体制が整っていないので、一品一品が貴重だったのでしょう。

また当時も手で使うだけではなく、布団に結び付けて使ったりもしたようです。お湯に浸した手ぬぐいを使って人肌に近い温度まで温めるなどさまざまな工夫を施して気持ちよくなろうと努力していました。

快楽を求めて努力する様子は現代と通ずるものがありますよね。

気持ちよさが倍増する「りんの玉」


りんの玉とはセックスのときに快感を高めるために利用する女性向けのアダルトグッズです。小さな円形の物体で、玉の中には鈴などが入っており、揺れると音がするものもあります。

ペニスを挿入する前に女性器に挿入することで、振動で強い快感が得られるのが特徴です。現代ではベンワボールなどと呼ばれることがあります。

ディルドやバイブと比べると比較的マイナーなアダルトグッズです。中には見たことも聞いたこともないという人もいるかもしれません。

男性器に装着する「なまこの輪」


なまこの輪とはペニスに装着するアダルトグッズです。カリの部分に装着して女性器に与える刺激を強めます。

なまこの輪という名称ですが、原料になまこを使用していたわけではありません。なまこのようにイボイボがたくさん付いており、その刺激で女性器を刺激します。

数珠のように玉を連ねたものも存在し、そちらはりんの輪と呼ばれていました。現代でもなまこの輪やりんの輪のようにカリに装着するタイプのペニスリングが存在します。

江戸時代にもローションが存在した!


風俗でのマットプレイなどでローションを使ったことがある人も多いでしょう。ヌルヌルとした独特の感触が気持ちいいので、好きな人はオナニーでも愛用していたりします。

ローションは比較的最近に登場したアダルトグッズかと思いきや、実は江戸時代にも存在していたのです。江戸時代ではローションは通和散と呼ばれており、アナルセックスをする際や処女と初めてセックスする際などに用いられていました。

通和散はトロロアオイという植物から作られていました。またトロロアオイの代わりに海藻や鶏卵の白身を使って作られたものも存在したようです。

Photo:All images by iStock

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