子どもが「習い事をやめたい」と言い出したときの対処法9パターン

子どもが「習い事をやめたい」と言い出したときの対処法9パターン

わが子が突然、塾や習い事をやめたいと言い出したら、どうしますか? そこで今回は、20代から40代の既婚女性500名に聞いたアンケートを参考に、「子どもが『習い事をやめたい』と言い出したときの対処法9パターン」をご紹介します。


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すぐにやめさせず、休会などの「見直し期間」を設ける

「ピアノ教室に行きたくないと言うので、しばらく練習させなかったら、自分から『久しぶりに弾きたくなった』と言い出した」(30代女性)というように、ひとまずクールダウンさせてみてはどうでしょう。あれこれ言うより、「一時の衝動でやめてはもったいないよ」とやんわり諭すだけにしたほうが効果的かもしれません。

母とは別の視点で父親から説得してもらう

「『塾は辛い』の一点張りだったのに、ダンナが自分の受験体験を話してくれたおかげで、『やっぱり頑張る』と一転」(40代女性)というように、母とは違う父親目線のアドバイスが、子どもの心を動かすこともあるでしょう。ただし、「嫌ならやめちまえ!」と短気を起こすタイプの夫であれば、別の手を考えたほうがよさそうです。

今までのがんばりを思い出させ、続けるように水を向ける

「『夏のパレードかっこよかったよ』と親子でアルバムを見ていたら、やめるのが寂しくなって続行することに」(30代女性)というように、幸福な記憶を呼び覚ますことで、「もう少しやってみよう」と気持ちを切り替えさせるケースもありそうです。写真や動画など、視覚に訴えると心に響きやすいでしょう。

理由を聞いて、内容によってはやめさせる

「模試の順位が落ちると人格まで否定する方針は確かにやりすぎ。アットホームな私塾に入り直したら、成績も伸びました」(20代女性)というように、親としても納得できる理由があれば、スパッと方向転換するのもありでしょう。単にやめるのではなく、代替プランを用意すれば、今までの積み重ねを無駄にせずに済みそうです。

コーチや先生に相談して、続けるように励ましてもらう

「ケガ続きで退団まで考えた野球。監督の激励があったから、最後まで続けられました」(40代女性)というように、親子間では話が煮詰まるようなら、信頼のおける指導者に相談してみるのもいいでしょう。とはいえ、まさにその相手が「やめたい原因」だとまずいので、先に状況を把握しておいたほうがよさそうです。

やめたときのメリットとデメリットを提示して、選択させる

「『珠算やめたら遊ぶ時間が増えるね。でも続けたら、計算が早くなって算数や数学がラクになるよ』と、退会した場合と持続した場合を比べさせたら、思いとどまった」(30代女性)というように、利益と不利益を並べて、再考を促すのも手です。親としては、「続けるとどんないいことがあるのか」をわかりやすく説明するのがコツでしょう。

継続した場合はどんないいことがあるか、ポジティブな未来を描かせる

「『英語つまらないって言うけど、話せるようになったらいろんな国の女の子と付き合えそうだし、楽しいんじゃない?』とテンションを維持させた」(30代女性)というように、バラ色の展開を想像させるのも手です。楽しい目標を持たせることで、向上心を刺激できるでしょう。

やめたい原因を見つけ、取り除く努力をする

「ぽっちゃり気味の娘は、体型をからかわれてスイミング教室を休みがちに。相手の子にはコーチから注意してもらいました」(40代女性)というように、改善可能な要因であれば、調整に力を貸してやりましょう。問題が対人関係であれば、先生に間に入ってもらったり、保護者に根回しすることで、解決の糸口が見えるかもしれません。

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