「彼氏と喧嘩した後のライン」に関する専門家の意見やアドバイス
彼氏にブロックされても、LINEを送る方法はある
彼氏と喧嘩してお互い感情的になり、しばらく音信不通になってしまった経験のある人は少なくないでしょう。冷却期間なのか、それとも喧嘩別れになってしまっているのか、それすらわからない場合もあるかもしれません。彼氏との関係を修復するには、どうすればいいのでしょうか。『元カレと復縁できる方法 SNS対応版』(浅海)には、以下のような記述があります。
「あなたは彼と連絡が取れますか?
彼から返信がないにしても、あなたのメッセージは彼に届いていますか?
なかには着信拒否やブロックをされてしまった方もいるかもしれませんね。
そのような方は、おそらく別れ際にかなり反発して、彼に面倒に思われた可能性が高いです。
なんとか連絡を取ろうとして、公衆電話や友人の携帯を借りて彼に電話をされたりする方もいますが、それでは火に油を注ぐだけです。
むしろ、そこまで必死になるあなたに、彼は引いてしまうと思います。
絶対に、強引に連絡を取ろうとはしないでください。
復縁にかぎらず、恋愛は相手ありきのことです。ひとりでは恋愛できません。
ですから、何よりも相手の気持ちを尊重することが大切です。
彼が着信拒否した理由は何でしょうか?
あなたには答えがわかっていると思うのです。
辛いことではありますが、いまはあなたと連絡を取りたくないからですよね。
その彼の気持ちを考えると、いまあなたがなんとか連絡を取ろうとすることは、はたして正しい行動でしょうか?
そこまで嫌われると、もう復縁の可能性がない……と思うかもしれません。
しかし、人の気持ちは振り子と同じです。
振り子は大きく左に揺れたなら、その分大きく右に揺れるものです。
つまり、彼はいまあなたを嫌いになっているかもしれませんが、後に大きな愛情を取り戻す方向に揺れる可能性も高いです。
女性は別れた後、危害を加えられると面倒、という気持ちから着信拒否にしてしまうことがよくありますが、そういうふうに考える男性は稀です。
きっとあなたの彼は、気持ちの揺れ幅が大きいのでしょう。
ふつうなら嫌だと思えば、無視を決め込めばいいだけのことです。
しかし、あからさまな拒否をするということは、それだけ感情豊かな男性なのでしょう。
ゆっくり、時間をかけていけば大きな愛情を取り戻すこともできると思います。
そのためには、いま無理に連絡を取ろうとしないこと。
(中略)
1.番号変更、アドレス・アカウント変更の連絡を利用しましょう
連絡先が変われば、メールやラインも届きますし、電話もつながります。
面倒ですが、変えてみましょう。
そして、その連絡は必ず一斉送信にすること。彼にだけ個別に送ると警戒心を煽ります。
また、拒否されてからすぐに変更をしないこと。
最低でも3ヵ月以上期間をあけたほうがいいです。
もし一斉送信にもかかわらず彼から返信があれば、かなり脈アリと考えてください。
逆に何も反応がないようであれば、そこから1ヵ月ほど時間をおいて、今度は彼に個別の連絡をしてみましょう。
(中略)
くれぐれも短い文章で、彼の警戒心が少しでも薄れるように未練のない感じでメッセージを送ってみてください。
2.共通の友だちがいればお願いしましょう
もし彼とあなたに、共通の友人、知人がいるのであれば、その方を介して彼の警戒心を解いていくことも可能です。」
このように、LINEをブロックされたり、着信拒否されたりしているような状態からでも、作戦次第で修復できる可能性はあるようです。いずれにせよ、焦りは禁物と心得ましょう。
喧嘩から関係修復するための思考法とは?
彼氏と仲直りするためには、どちらかが謝る必要があるでしょう。しかし、自分だけが非を認めるのは悔しいもので、素直に謝罪するというのはなかなかできることではありません。『誰にも言えない夫婦の悩み相談室』(小野美世)には、以下のような記述があります。
「さて、あなたは夫婦で言い争いをする羽目になったとき、自分から謝りますか? それとも『相手が謝るまで、謝らない』でしょうか?
我が家の場合は、妻が喧嘩をふっかけても、夫が買ってくれない……という組み合わせです。いつも冷静で論理的な夫を前に、私ひとりが虚しく噴火しています。となると当然、事態収拾のために、私が謝るしかないのです。
『逆ギレしてごめんなさい』
『ひどい言い方してごめんなさい』
『また噴火しちゃってごめんなさい』
私が謝っているのは、『逆ギレしたこと』『ひどい言い方をしたこと』『噴火したこと』だけで、それ以外のことは何も言っていません。ですから、謝ったからといって自分が全て悪いと認めたわけではないし、卑屈になる必要もないのです。一度謝ったら、今度は相手の思うがままで、どんな場合も従わないといけなくなる、なんてこともありません。人権が奪われるわけではないし、相手の下僕になるわけでもないのです。
私が素直に過っても、夫から返答はありません。でも、私の中では『これでおしまい』と区切りがつきます。この点だけは確かに私が悪かったと思って謝っているので、夫にも『ごめんね』と言ってもらいたいなどと期待せずに済みます。
夫婦喧嘩をしたら、『謝って終わりにする』ことをオススメします。
謝ることへの抵抗感をなくすために、『どう考えても自分が悪かったと思うこと、その1点だけ具体的に謝る』という方法を試してみるとよいですね。
『車を停めた場所を忘れた私がわるい。ごめんね』
そんな一言でいいのです。そのほかのことには触れずにおき、気持ちを切り替えて次に進んでいってほしいと思います。」
このように、こちらから謝って喧嘩を終えるには、「どう考えても自分が悪かったと感じる点」のみに絞って頭を下げると、割り切ることができるかもしれません。夫婦喧嘩だけでなく、カップル間の揉めごとを治めるケースでも、参考になる考え方ではないでしょうか。LINEで謝る場合には、「〇〇しちゃって悪かったね」と、何が悪かったのかを明確にするといいでしょう。
<参考文献>
『元カレと復縁できる方法 SNS対応版』(浅海)
『誰にも言えない夫婦の悩み相談室』(小野美世)
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