低用量ピルの休薬期間は1周期に7日間ある!休薬期間が必要な理由を解説
低用量ピルを服用する際は、1回の周期に必ず7日間の休薬期間がもうけられています。予期せぬ出血や体の不調を避けるためにも、正しく休薬期間をとらなければなりません。
低用量ピルの休薬期間は一周期に7日間ある
低用量ピル服用時には、28日を1周期として、7日間の休薬期間をもうける必要があります。絶え間なく服用を続けると、体調の悪化や予期せぬ出血が起こる可能性があるため、忘れずに休薬期間をとりましょう。
低用量ピルには21錠タイプと28錠タイプの2種類があり、それぞれ休薬期間に取るべき行動が違う点に注意が必要です。休薬期間を忘れるのが心配な人は、28錠タイプを選ぶといいでしょう。
低用量ピルに休薬期間が必要な理由
低用量ピルの休薬期間は、体調悪化を防ぐほか、妊娠の有無を確認するためにも重要です。通常、休薬期間中には消退出血と呼ばれる生理に似た現象が起きますが、もし出血が起きなければ妊娠している可能性が高いと判断できます。
また、卵巣・子宮の健康状態を保つためにも休薬期間が必要です。低用量ピルを服用する場合は、必ず休薬期間をとるようにしましょう。
ゆい(26)のコメント
低用量ピルは長期服用が可能な薬のため、あえて休薬期間を設けない飲み方も存在します。その場合は、PMSや生理痛の改善効果を高めたり、出血する日数を減らしたりするのが主な目的です。
低用量ピルの休薬期間も避妊率は変わらない
普段から正しく低用量ピルを服用できていた場合、休薬期間中でも高い避妊効果を期待できるといわれています。卵胞が育ちきると排卵が起き、妊娠する可能性が高まりますが、休薬期間の7日間で排卵が起きることはほぼないためです。
ただし、休薬期間で消退出血が起こっているときに性行為をすると、性感染症のリスクが高まる点には注意が必要です。休薬期間中はなるべく性行為を控えるか、コンドームを併用するようにしましょう。
ゆい(26)のコメント
休薬期間中に性行為をしても問題ありませんが、前後の服用を正しいサイクルで行わないと避妊率が低下することは覚えておきましょう。
低用量ピルの休薬期間中に生理が来ない理由
低用量ピルの休薬期間中に出血が見られないときは、妊娠している可能性があります。休薬期間中には消退出血と呼ばれる少量の出血が起きるのが普通で、休薬期間開始から2日前後で確認できることが多い傾向です。
消退出血の出血量・開始時期には個人差があるため、たまたま出血が生じないこともあります。しかし、万が一に備えて、消退出血がないときは、妊娠検査薬を使用するか婦人科の妊娠検査を受けるのが安心です。
ゆい(26)のコメント
出産を望まない場合、早期に対応する必要があります。妊娠の可能性があると思ったら、すぐに産婦人科を受診しましょう。
低用量ピル服用中は休薬期間が必須!正しい周期で服用しよう
卵巣の活動を促すためには、休薬期間を設けて卵巣を休ませることが大切です。
また、低用量ピルは正しく服用できていれば、休薬期間中も高い避妊率が期待できます。低用量ピルを服用する場合は、休薬期間を設けて正しい周期で服用を続けましょう。
よくある質問
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低用量ピルの休薬期間中も効果は変わらない?
低用量ピルを正しく服用できていれば、休薬期間中も変わらない避妊率を期待できます。
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休薬期間を設けないとどんなトラブルが起きる?
途中で破綻出血や消退出血が起こる可能性があります。
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1日でも休薬期間が長くなるとどうなる?
排卵が起こり、妊娠する可能性があります。
ゆい(26)のコメント
低用量ピルを服用する際は、必ず休薬期間を取るようにしましょう。卵巣への負担を減らすためにも重要なポイントです。