「仕事ができない女」に関する専門家の意見やアドバイス
仕事に対する悩みが尽きない
仕事に関する悩みが尽きないという人は多いでしょう。しかし、仕事ができない自分を責めたり、いつまでも失敗を引きずっているようでは、悪循環です。『オトナの決断力 恋愛、仕事、人間関係、欲しいものを手に入れる!』(岡山里香)には、以下のような記述があります。
「仕事が遅いので効率を上げたい
『生まれつき仕事ができない』『生まれつき仕事が遅い』というようなことで悩んでいる方が多いようですが、仕事こそ突き詰めれば必ず効率UPします!これは私が自信を持って答えます。
私は、激務の会社員時代も、会社を立ち上げたばかりの時も、飲み会や友人との食事や睡眠の時間をたっぷり確保していました。
これはもともと私が仕事が早いからではなく、『仕事は重要だが、早く仕事を終わらせて、自分の時間を過ごしたい』というゴールがあったからです。ということで、効率については、いつも徹底的に考えていました。
その結果見つけた、具体的なポイントをお伝えさせてください。
(1)プロジェクトなど、仕事が始まる時にはまず、紙にTODOを書く。
(2)日々のタスクやスケジュールに落とす。
(3)役割分担をし、自分のやるべきことを明確にする。
(4)得意な人に振る。
これらのポイントを使って、仕事をやる流れは以下の通りです。
例えば、とあるイベントを実施する場合、(1)ではそのイベントの日程と内容に鑑みて『会場を押さえる』『イベント運営会社を選定する』『イベントのコンセプトと内容を考える』『内装を準備する』……など何をやる必要があるかを書き出します。
次に(2)でそれをスケジュールに落とした時に、いつまでに何をやる必要があるのか、書き出します。いきなり『内装を準備』はできないので、まずは『イベントのコンセプトと内容を考える』が先、など優先順位も検討します。
(3)では、メンバーの得意不得意などを考慮し、役割分担をします。そして(4)、これは積極的に行ってください。得意なことは苦なく、スムーズに終わるので、効率を上げるためには、それぞれの強み・弱みを明確にしておくことが大事です。そして『これを自分がやるので、これを(相手に)やってほしい』と、それぞれの得意分野のトレードオフをするのがお勧めです。こうして、いかに自分の手元の仕事を減らすかを徹底的に考えてください。それでもキャパオーバーになりそうであれば、外注を検討し、お金と時間を天秤にかけてどちらがメリットがあるかを基に決定します。自分もメンバーもキャパオーバーにならず、時間的にも精神的にも余裕を残して成果を上げることが大事です。
職務上、(3)があまり関係ない方も、(4)はぜひ活用してください。メンバーの得意分野を把握し、自分の苦手なことを得意な人にお願いしてみると、意外と通ることが多いですよ。
以上は、会社員の方や経営者などの方にオススメですが、私のように漫画を描いている、つまり自分だけで作業する人は、(3)(4)を使っての効率化は難しいですよね。
これについては、今、私研究中ですが、プラスで以下がオススメです。
●毎日ちょこちょこやる→一気に済ませようとせず、数日少しでもすべての仕事に触れる。
●自分のキャパを知る→一自分でやるのか、アウトソースするのか、断るのかが決まる。
●自分のキャパを知る→自分でやるのか、アウトソースするのか、断るのかが決まる。
●キャパ漏れした仕事の対処法を考えておく→『受ける』『断る』の基準、人に振れる作業はないかという代替案を常に準備しておく。」
チームで仕事している人は、タスクを整理して役割分担することが効率化につながるようです。一人で作業することが多い場合は、自分のキャパシティを知ることが大切でしょう。
仕事が「できない」を「できる」に変える習慣
仕事ができないと嘆くより、どうやったらできるようになるのかを考える方が先決でしょう。『習慣が10割』(吉井雅之)には、以下のような記述があります。
「仕事ができる人になりたいなら、『1個前の習慣』を常に意識しましょう。
朝から全力で仕事をスタートさせたいなら、前日の夜に『明日の予定を確認する』という習慣をつけるのがお勧めです。明日やるべきことを確認すれば、効率的な段取りを考えた上で、仕事をスムーズに進めることができます。
忘れ物やTODOの抜け漏れもなくなり、『明日のアポは朝11時からだと思っていたが、実は10時からだった』といった勘違いや遅刻もなくなります。
それだけではありません。脳のゴールデンタイムである就寝10分前に明日の予定を確認すれば、右脳が未来のイメージをしっかりと思い描きます。
アポの相手の顔までイメージできれば、『そういえば、あのお客様が商品サンプルを多めに欲しがっていたから、明日持っていったらきっと喜ぶだろう』といった場面まで詳細に思い描くことができます。脳は『自分のために』より『誰かのために』のほうが何倍も頑張るので、一層モチベーション高く働くことができるでしょう。
これも前日のうちに明日の予定を確認するからこそです。
(中略)
仕事の質とスピードを上げるには、自分にできる『1個前の習慣』を考え、実行することを心がけてください。」
このように、翌日の予定を思い描くことができれば、勘違いや遅刻もなくなり、余裕も生まれるでしょう。仕事ができる人に近づきたければ、「前日の夜のイメトレ」から始めてみるといいかもしれません。
<参考文献>
『オトナの決断力 恋愛、仕事、人間関係、欲しいものを手に入れる!』(岡山里香)
『習慣が10割』(吉井雅之)
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