略奪愛を成功させる方法とは？略奪愛の成功例からポイントを学ぼう！ (9/9)

「略奪愛に成功」に関する専門家の意見やアドバイス

「相手がいる人」ばかり好きになってしまう理由

パートナーがいる人ばかり好きになってしまう女性は少なくありません。彼女たちはなぜ、いばらの道を進むような恋を選んでしまうのでしょうか。『「なるほど！」とわかるマンガはじめての恋愛心理学』（ゆうきゆう）には、以下のような記述があります。

「障害は恋を盛り上げてくれます。心理学者ドリスコールらが恋人同士を対象に行った調査でも、お互いの親が二人の交際に反対しているほど、恋愛満足度が高くなることが指摘されています。こうした現象を『ロミオとジュリエット効果』といいます。

恋の行く手をはばむ障害の一つが、『すでに相手にパートナーがいる』というパターン。相手がいるのは、それだけ魅力がある証拠。恋人や配偶者がいる相手に惹かれてしまうのは、生き物として当然のことなのかもしれません。

しかし、相手がいると知って諦める人もいれば、かまわずアプローチする人もいます。後者の人には、ナルシスト、飽きっぽい、流されやすい、さみしがり屋といった傾向があり、結果的に危険な恋に走りやすいタイプといえます。

浮気や不倫、略奪愛は、禁じられているからこそかえって情熱的になり、それを愛の深さだと錯覚してしまいやすいので、注意が必要です。手に入れたとたんに情熱が冷めることも少なくありません。」」

このように、「すでに決まった相手がいる」という障害があるからこそ、略奪愛は人を夢中にさせるのかもしれません。

略奪愛を成功させるには

モラルに反するとわかっていても、どうしても諦められない恋というものもあるでしょう。彼女や妻がいる男性を奪い、その座を勝ち取るにはどうしたら良いのでしょうか。『不倫・略奪愛「アブナイ恋」を「運命の恋」に変える！』（島田佳奈）には、以下のような記述があります。

「好きなオトコに彼女（または妻）がいる場合。どうしても、その存在を無視できないという声をよく耳にします。
『あの人がフリーだったらよかったのに……』
などと嘆いたところで、惚れたが負け。

不思議とあたしは、今までライバルの存在をあまり気にしたことがありません。たとえ自分がセカンドや浮気相手の存在だとしても、本命の彼女（や妻）に嫉妬心を抱いたことも、ほとんどありません。

『どうすれば、気にしないでいられるの？』
結論としては『とにかく気にしなきゃいい』これに尽きるのです。
しかし、それじゃ答えにならないですよね（笑）。
では、あたしがライバルの存在を気にしないでいられる理由から、ヒントを探してみましょう。

その1　彼の愛情を信じている
何をおいてもこれが大前提。
そもそも、彼にとってあくまでもうひとりの彼女がパートナーということであれば、つまりあなたは浮気相手。並列の立場ではなく、はっきりと順位は決まっています。
しかし、彼はつい浮気に走ってしまうほど、あなたに魅力を感じたことも事実。そして、彼女を裏切ってしまったから現在の状態にあるのです。
世間的な立場はともかく、あなたはあなたの魅力で、そこまで彼を振り向かせることができたことを忘れないで。（中略）

その2　ライバルだと思わない
あなたが本命の彼女と接触する機会がない環境ならば、いっそ『いないもの』と思って意識しないのが一番です。
彼の口から出たわずかな言葉や、本人かどうかわからない写真といったわずかな手がかりを頼りに、探偵のごとく詮索し、妄想で作り上げた彼女は、リアルの彼女とは別物です。
”偶像”に嫉妬するほど、愚かなことはありません。そんなヒマがあるならば、自分磨きにエネルギーを費やすほうが、よっぽど建設的です。
逆に、リアルな彼女と接触できる環境（同じ社内とか）にいる場合、無視するのは難しいでしょう。
単純に彼の好みのタイプを知るための観察は、決して悪いことではありませんが、そこには大きな落とし穴があります。
それは、彼に好かれたいあまり、彼女のキャラをそっくり真似てしまうこと。
『彼女みたいなタイプになれば、あたしも……』
なんて安直な発想では『彼女』を超えることはできません。
よく考えてみてください。
その彼女は『彼氏に浮気されちゃったオンナ』なのです。
むしろ彼女のことは、反面教師にしたほうがいいくらいです。（中略）

その3　恋愛ベクトルを方向転換させる
これは、略奪に限ったことではありませんが。
彼のことばかり考え、あげく要らぬ不安まで勝手に生み出して、ひとりで悩んではいませんか？
それはヒマを持て余している証拠。よからぬ妄想に縛られて潰れてしまう前に、もっと仕事や趣味にエネルギーを注ぎ、自分の魅力を磨いてください。（中略）

恋愛において、不安に負けない精神力を培うことは、今後のあなたの人生を、大きくステップアップさせるはず。
やれることからどんどん実行して、ライバルをライバルと思わなくなるまで、魅力を倍増してください。」

略奪するにはいろいろな手段があるのでしょうが、結局、決め手になるのは男性の気持ちのようです。彼があなたの方を向いてくれたときが勝負の始まりになるでしょう。

＜参考文献＞
『「なるほど！」とわかるマンガはじめての恋愛心理学』（ゆうきゆう）
『不倫・略奪愛「アブナイ恋」を「運命の恋」に変える！』（島田佳奈）