「付き合う前のデートの回数」に関する専門家の意見やアドバイス
初めてのデートで心地いい距離は「50センチ」
付き合う前のデートでは、お互いに「また会いたい」と感じるかどうかが重要です。『メンタリズムで相手の心を97%見抜く、操る!ズルい恋愛心理術』(ロミオ・ロドリゲスJr.)には、以下のような記述があります。
「初めてのデートや初対面では50センチという距離が一番心地いいということが、心理実験でわかっています。
次に、数回デートを重ね、お互いのことを理解し合えてきたら、今度は15センチに近づきましょう。15センチという距離は『パーソナルゾーン』ですので、よほど心を許していない限り、自ら体を離そうとします。
では、なぜ、距離感を気にする必要があるのでしょうか?
実は距離感というのは信頼のバロメーターであり、もしも初対面なのに、いきなりパーソナルゾーンに入ってきたら、きっと『何この人?なれなれしい』と感じるはずです。
一方、初対面でも1メートルも離れていると、自分のことを避けているのか、また嫌いなのでは……と感じます。
このように距離感を自由自在に操ることで、相手の気分をコントロールするのです。
『本当にそんなことでコントロールできるの?』と疑問に思う方もいるようですが、これはカップルや過去のあなたの経験を思い出していただくとわかりやすいでしょう。
たとえばデート中は腕を組んだり、手をつないだり、肩を組んだりと、男女ともにお互いのパーソナルゾーンに無条件で入ります。しかし、ここでケンカをしたとしましょう。さっきまでの距離感はどこへやら、男女とも、相手から1メートル離れて、口もきかずにムスッとしているはずです。
こうして感情とともに自然と距離感を置くことから、それを意識的に使うと、相手の感情をコントロールできるということに気づくはずです。」
このように、物理的な距離は信頼感のバロメーターになるようです。デートの回数を重ねるうちに、お互いのパーソナルゾーンに入る場面が増えていけば、交際開始も近いかもしれません。
1回目のデートに漕ぎ着けるには?
1回目のデートに漕ぎ着けるには、相手をその気にさせやすいタイミングを狙ったり、口実を作ったりする必要があります。『新型ぶりっ子のススメ彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田美咲)には、以下のような記述があります。
「わざわざあなたと会うために時間をあけて予定を組んだり、あなたと会うために身支度をして電車に乗る気にはならないとしても、彼が約束の相手にドタキャンされて、
(もうそのつもりで家もでちゃっているのに……)
というような気持ちになっている時に、あなたから連絡がきたら、
『まあ、じゃあ、行こうかな』
と、誘いに応じることもあります。そのタイミングを狙うのです。
定期的に、メルマガのように、『今日、飲みに行かない?』などと送り続けましょう。
運が良ければ、1回目のデートにたどり着けることがあります。
(中略)彼にとってあなたが『とくに会いたいというほどの相手ではない』という場合、口実レベルの行き先では応じてもらうことが難しいので、もはや口実ではなく、彼にとっての真の目的になる行き先を提案します。
彼のことをリサーチし、世の中の魅力的な場所も調べ、とにかく内容で勝負をします。
『え、そこは行ってみたい!』となるような行き先を告げて誘います。
(中略)
とにもかくにも、一緒に過ごす時間を持たないと、仮にあなたと彼が恋仲になれる相性だったとしても、そのことに彼が気づくタイミングがありません。まずは、2人きりにこだわらず、会う機会を作ること。」
好きな人と付き合うためには、まずお互いのことをよく知る必要があるでしょう。顔を合わせる機会を作り、デートの回数を重ねることで、恋愛ムードを高めたいところです。
<参考文献>
『メンタリズムで相手の心を97%見抜く、操る! ズルい恋愛心理術』(ロミオ・ロドリゲスJr.)
『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田美咲)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!