「男友達の作り方」に関する専門家の意見やアドバイス
異性としてではなく「人として認めること」が信頼関係の鍵となる
男友達が欲しい時には、男性を異性としてではなく、「人」として認めることが前提となるようです。『「男」をわかるほど、すべてがうまくいく。』(潮凪洋介)には、以下のような記述があります。
「(前略)『どうせオレは嫌われている』『つまらない男だと思われている』『なれなれしいと思われている』と思い込む男がいるのです
小さなことですれ違い、ピリピリしたムードになったり、ちょっとしたことで敵対関係になったりします。貴女のことを、わかり合えない人、気の利かない人、愛想の悪い人、関わりたくない人と逆に思うこともあります。
実に厄介な誤解としか言いようがありませんが、これもうまくチューニングすれば、快適な関係を築けるようになります。
解決策としては『あなたのことをこう思っている』と男へはっきり伝える方法があります。恋愛的に云々ではなく、『よい点』を言葉にして伝えるということです。
『私はあなたを理解していますよ』『あなたのよい点をしっかり把握していますよ』というスタンスになることで、良好な関係を継続することができます。
繰り返し言いますが、男女としてではなく、人間対人間で認めていることを伝えてください。仕事の仕方だけではなく、内面や生き方に関しても口に出し、褒める。長所を認めるのです。
男は尊敬されたい生き物です。認められたい、受け入れられたい、褒められたいという気持ちを抱いています。その部分で認められてはじめて男の心の柔らかい部分をあらわにすることができるのです。
(中略)
男とうまくやるには『味方であること』を明確に表現することがポイントです。
味方ではなくても『敵ではないこと』をしっかりと伝えることも大切ですね。
味方であることを態度や言動で示さないと、勝手に敵と思われてしまうことがあります。これが男の厄介なところです。
つまり『常に味方です』といったパフォーマンスが必要なのです。
(中略)
現代においてはSNSなどで頻繁に『いいね』を押すなども『味方である』『敵ではない』といったパフォーマンスとなりますね。
ちなみに、味方パフォーマンスをすることで、他の男性から敵視されるのを防ぐには、常日頃メール上で善意の表現を心がけておくとよいでしょう。」
「認めてもらいたい」、「褒めてもらいたい」、「味方であって欲しい」など、男性は自分を受け入れてくれる相手に心を開くようです。男友達とうまくやっていくためには、「私はあなたの味方です」という姿勢を見せることが重要になるでしょう。
「友達止まりの関係」に悩む男性は多い
女性のほうは「いい男友達だ」と思っていても、相手がその関係に満足しているとは限りません。なかには、「いつも友達止まりで終わってしまう自分」に悩んでいる男性もいるようです。男性向けに書かれた本『いつも損するいい人を卒業して、魅力的なイイ男になる方法:イイ人はクソ!』(ジン)には、以下のような記述があります。
「あなたはどれくらい『いい人』でしょうか?いい人判定をしてみましょう。
以下の質問に『はい』か『いいえ』で答えて下さい。
(1)私は、つい他人の顔色をうかがってしまうことがよくある
(2)私は、他人と争いたくない平和主義だ
(3)私は、他人からのお願いを断れない
(4)私は、自己主張は少ないほうだ
(5)私は、人から嫌われたくないと思っている
(6)私は、人に指示さて従っている方が性に合っている
(7)私は、ルールや社会的常識を破るなんてとんでもない!と思っている
(8)私は、女性を怒らせないように注意している
(9)私は、女性を常にいい気分でいさせたいと思っている
(10)私は、女性に好かれたいと思っている
(11)私は、女性の尻に敷かれたい
(12)私は、何かをやろうとする時、他人にどう思われるか気になる方だ
(13)私は、ムッツリスケベだ(下心を隠している)
(14)私は、女性からの頼み事は、自分の予定を変更してでも都合をつける
(15)私は、好きになった女性には尽くす方だ
(16)私は、自分を犠牲にしてでも、女性に幸せになってもらいたい
どうでしたか?
すべての質問に『はい』の数が多いほど、あなたはいい人度が高いです。
後半は、女性に関する質問が続いていますが、これ特に女性から『いい人』と思われている可能性は大です。
つまりは、いい人というのは、
『本当の自分を偽り、他人にいい評価を得たいと思っている、認められたいと思っている。(特に女性に)』
ということです。
言い換えれば、本当の自分を出すよりも、社会的評価や他人からの評価(女性からの評価)を優先してしまう。
これがいい人です。
で、いい人って魅力はハッキリ言ってないですし、結局人生において多大な損をしていると個人的に思います。」
女性にとって、異性を感じさせない「いい人」は男友達として最高の人材でしょう。しかし、男性側は友達止まりの関係をもどかしく思っているかもしれないので、相手の気持ちを推しはかりながら接する必要がありそうです。
<参考文献>
『「男」をわかるほど、すべてがうまくいく。』(潮凪洋介)
『いつも損するいい人を卒業して、魅力的なイイ男になる方法: イイ人はクソ!』(ジン)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!