「可愛い人」に関する専門家の意見やアドバイス
「誰もが認める美人」よりも「好みのタイプ」にはまることが重要
「可愛い人」の定義は人それぞれ。「可愛い人」と聞いて、「誰もが認める美人」を思い浮かべる人ばかりではないでしょう。むしろ男性にとっては、「自分の好み」に当てはまる方が「可愛く」見えるようです。『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田美咲)には、以下のような記述があります。
「『俺の好みのタイプ』にはまれば美人に勝てる!
すごく真面目な女友達がいます。
その彼女が、2年間彼氏ができず、
『どうしよう、そろそろセカンドバージンになっている気がする、私』
と悩んでいたので、
『男友達を紹介しようか?』
と提案し、
『うん。もうそれがいいかもしれない。イケメンがいい』
とのことだったので、私の男友達の中でも誰がどう見ても一番イケメンな男友達に連絡をし、彼女のもとへ派遣したことがありました。
そして後日、
『どうだった?イケメンでしょ?』
と感想を聞いた時の彼女のコメントが印象的だった。
『うん、すごくイケメン。とくに好みではないけれど。彼って、ザ・イケメンなんだけど、イケメンでしかないというか、個人の好みのタイプにはなりづらい顔だよね』
イケメン・美人というのは、誰からも『アリ』とされるし、『イケる』と思われるのですが、それ以上でも以下でもなくて。実は『誰がどう見てもカワイイ』よりも、『俺の好みのタイプ』の方が、断然、強いのです。
好みのタイプ、というのは、つまりフェチです。
女性は『誰がどう見てもカワイイ』や『絶対的な綺麗』を目指しがちですが、『誰かの個人的な好み』というフェチに当てはまる女性になる方が、そのフェチを持つ人にとっての
『この子じゃなきゃダメ』
『絶対この子がいい!』
という対象になりやすく、ターゲットにされやすいので、モテるようになるし、強く求められるようにもなります。」
このように、誰もが認める美人でなければ「可愛い」と認められないわけではありません。むしろ個性を磨いて誰かの好みに当てはまることを目指したほうが、モテるようになる可能性は高いでしょう。
「美人」よりもとっつきやすい「可愛い人」のほうがモテる?
メイクや整形で外見をカバーすることは可能でも、本物の美人に生まれ変わるのは至難の業です。それよりも、親しみやすい「可愛い人」を目指したほうが、男性にはモテるかもしれません。『モテれ。エロ可愛い女の知恵袋』(春乃れぃ)には、以下のような記述があります。
「”キモカワイイ”という表現が許されるのならば、『ブサカワイイ』という言葉があってもよいだろう。意味は『ブサイクなのに可愛く見える』または『ブサイクなところが可愛い』ということにしよう。
けっして、”可愛いのにブサイクに見える”ではないのであしからず。
まあ、わかりやすく言うならば『ブサイクちゃん』ってところか。
猿人が人間に進化する過程に、ネアンデルタール人やクロマニヨン人がいたように、モテない女が、モテる女になるためにも、段階が必要だ。その第一ステップが『ブサイクちゃん』だと思う。
”ブス”と呼ばれるとカチンとくるが、『ブサイクちゃん』ならば、まだ許せてしまうところだろう? ないか? あ……そうですか。
あたしなりに『ブサイクちゃん』の定義を考えてみた。
1.いつもニコニコ。
2.しぐさが可愛らしい。
3.話し方に愛らしさがある。
4.何にでも興味を持っている。
この4点。これくらいなら、どうにかなりそうな気がしない?
女たちの嫉妬や欲望うごめく職場を数多く渡り歩いて来たが、美人は確かに強い。男は常に入れ替わり立ち替わり、そしてそのつどチヤホヤされている。
しかし、根強い人気を持っているのは、美人よりも『ブサイクちゃん』だ。
ナンバーワンはけっして美人じゃない……というのは、本当だよ。
6年間、ナンバーワンホステスとして君臨していたあたしが言うんだから、間違いないね。
わかりやすく言うなら、美人はベストセラー。ブサイクちゃんはロングセラー。」
このように、単に容姿が整っている女性より、見た目に多少難があっても、愛嬌があって親しみやすい女性のほうが男性にはモテるようです。見た目がいいに越したことはありませんが、キャラクター込みで「可愛い人」を目指しましょう。
<参考文献>
『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田美咲)
『モテれ。エロ可愛い女の知恵袋』(春乃れぃ)
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