巨乳にだって悩みはある！胸が大きい女性のあるあるな悩みとは？

巨乳のせいで、何もしなくても重くて肩が凝る

Fカップだと両胸でメロン1個分くらいの重さがあるそうです。普通に生活しているだけで、その重さが肩凝りにつながることは容易に想像できるでしょう。『オトナ女子のためのおっぱいケア手帖 (健康美人シリーズ)』（北村珠希）には、以下のような記述があります。

「おっぱいが重くて、肩こりになりがち……解消法はある？

・丸まりがちな背を正し、首や肩の血行をよくする
・肩ひもやベルトが太く、カップが大きいブラジャーを着ける

おっぱいの重さはA～Fカップで、約300g～1kg程度。加えて、人の頭の重さは約5kg。これを支えている首や肩の筋肉への負担は、おっぱいが豊満な人ほど大きくなるのは当然です。

また、おっぱいが目立たないように猫背になるのがクセになっていると、筋肉が硬まって血行が悪くなり、疲労物質が滞りやすくなります。

猫背による肩こりの対策としてまずやるべきは、首や肩へ負担をかけない姿勢をクセづけることです。上の3つのポイントを守るだけで肩こりが改善する人も多いようです。

また、ブラジャーは肩ひもや胴回りのベルトが太いもので、胸全体をしっかり包み込めるフルカップを着用すると、肩に重さが集中せず、肩こりになりにくくなります。

肩こりしない体勢を体に覚えさせる
3つのポイント
（1）あごを引く
（2）下腹部に軽く力を入れる
（3）骨盤をしっかり立てる」

このように、巨乳のせいで猫背になりがちな人は、機能優先で下着を選び、姿勢を正すことで肩こりを解消できるようです。巨乳を目立たないようにするよりも、胸を張って正々堂々といた方が、心も体も晴れやかに過ごせるのではないでしょうか。

巨乳はきちんとホールドしないと垂れやすい

胸は揺れれば揺れるほど垂れやすくなります。巨乳ともなれば、重さも加わり余計に揺れ幅が大きくなるでしょう。『女子がうらやむ女子のからだ　こがおっぱい式ボディメイク』（MACO）には、以下のような記述があります。

「今すぐSTOP！
おっぱいイジメ習慣

やっていませんか？こんなこと

おっぱいが小さくなったり、垂れてかたちが崩れる原因は、毎日の生活習慣のなかにも潜んでいます。例えば、スマートフォンの使いすぎ。操作中は猫背姿勢になりやすく、美乳づくりに重要な僧帽筋が強ばりやすくなってしまいます。せっかく効果実感度の高い「こがおっぱい」を実践していてもおっぱいイジメの習慣を変えなければ改善は望めません。エクササイズと並行して悪習慣をやめるように心がけましょう。ちなみに、スマホを使う際は使用時間を短くする努力はもちろん、背筋を伸ばして二重あごにならないように意識しましょう。

日々のおっぱいイジメCHECK
□スポーツするときでもホールド力の弱い楽ちんブラ
　→揺れは絶対にNG！
□スマホ中毒で長時間、悪い姿勢でいる
　→血流、リンパの循環が悪くなる
□甘いものが止められない……
　→白い砂糖はからだを冷やしがち
□常にストレスフル！
　→女性ホルモンの働きに悪影響
□ダイエットに夢中
　→脂肪も摂らないとおっぱいも女性ホルモンもマイナス傾向に

1つでも当てはまったら要注意！すぐに生活習慣を改善してね
タイプ別お悩みQ＆A

（中略）

（2）垂れ乳さんの場合
産後の授乳を経て垂れてきてしまったり、もともと大胸だったり、加齢とともに垂れてきてしまったり……でも、垂れるには理由があります。本書のエクササイズとNG習慣を断つことと、揺らさないことを常に意識しましょう！

Q1　垂れてきたのは授乳のせい？
A　猫背や寝ながらの授乳は垂れ乳のもと。面倒でも眠くても、一旦起きて、座って姿勢を正しながら授乳しましょう。

Q2　1日授乳しなくちゃ。ノーブラでいいよね？
A　気持ちはわかりますが、ブラジャーはしましょう。家のなかで歩く度に揺れて、垂れ乳が進行してしまいますよ。

Q3　40代になって最近どんどん垂れてくるみたい……。
A　加齢によっておっぱいも垂れやすくはなりますが、エクササイズやマッサージで入念にケアすれば美乳をキープ！

Q4　ボディラインが気になってジョギングを始めました。
A　おっぱいは上下に揺らせば揺らすほど垂れるもの。運動する際は、ホールド力の強いスポーツブラをつけるのが鉄則。」

元々巨乳の人はもちろん、そうでない場合も、授乳や加齢によって垂れることがあるようです。仕方のないことと諦めずに、きちんとしたブラジャーでホールドしたり、マッサージでケアしたりと意識改革するだけで、垂れるのを防ぐことができるでしょう。

＜参考文献＞
『オトナ女子のためのおっぱいケア手帖 (健康美人シリーズ)』（北村珠希）
『女子がうらやむ女子のからだ　こがおっぱい式ボディメイク』（MACO）