「怒らない人」の心理＆特徴とは？怒らない人になるための方法も伝授

怒らない人の心理が分かってきたところで、怒らない人の特徴にも迫っていきましょう。周囲に同じような人がいないか、自分に当てはまるところがないか、チェックしてみてください。

誰にでも優しく接する

怒らない人は、誰にでも優しく接することができます。怒りっぽい人は常に威圧感があって、周囲も近づきにくいですね。なかなか怒らない人ほど、周囲が話しかけやすく、コミュニケーションを取りやすいのです。怒りを相手にぶつけるのではなく、諭すように話すため、周囲も安心して接することができるのでしょう。

ただ意見を言わないだけではバカにされてしまいますが、自分の意思をしっかり持って、怒らずに対応できるところに好感が持てるのです。

いつも笑顔でいる

なかなか怒らない人は、いつも笑顔で平和に過ごしているため、好感度も高いです。笑顔が爽やかだと、挨拶1つでも好印象なため、周囲から嫌われることもありません。

また、こういう人はコミュニケーションを取るのが上手な一面もあるため、悩みがあれば相談をするなどして上手にストレスを発散していきます。そのため、怒ることが少なく笑顔でいられるのです。

冷静沈着

怒る人は感情をむき出しにして怒りますが、怒らない人は物事を冷静に判断したいため、感情に任せて取り乱すことはありません。感情的な人は、後で後悔することが多いですが、怒らない人は冷静に対応するため後悔することが少ないと言えるでしょう。

「短気は損気」などとよく言われますが、感情的になっても何も良いことはありません。冷静に対応できる怒らない人を参考にしたいですね。

平和主義だから怒らない

誰でも平和に毎日を過ごしたいのは同じですが、特に怒らない人は、平和主義であることが多いです。揉め事を避けるために怒らないだけであって、内心は不満がある場合も珍しくありません。「怒ることによってトラブルに発展するくらいなら、怒らない方がマシ」という考えなのでしょう。

ある意味付き合いやすい人なのですが、こちらが本気で話し合いをしたい時も適当に意見を合わせるため、不満を抱かれてしまうこともあり得ます。

もともと怒りを表現しない

内心怒っていても、不平不満を感じていても、興奮しないのが「怒らない人」です。我慢して怒らないのではなく、感情表現の中に「怒り」というものがないのです。怒らずに冷静に「これはこうだと思います」と普段と全く変わらないトーンで言い続けるため、いつのまにか相手の怒りがおさまっている、なんてことも。

心に余裕があるから怒らない

同じ年代の人間が好き勝手にしていれば怒ることもありますが、例えば3歳の子供がわがままを言っていて本気で怒る気になるでしょうか。これは相手が自分より下の立場であるという「立場上の余裕」があるからであり、相手と自分との立ち位置でも怒りの感情は違います。

また、仕事も私生活も充実している人がいつも怒っているでしょうか。仕事も私生活も上手くいかずに思い悩んでいる人は、心に余裕が持てないために怒りやすくなってしまうのです。我慢して怒らないというよりは、心に余裕があって怒る気力が湧かないと言った方が正しいでしょう。