牡牛座と水瓶座の相性ってどうなの?
運勢や相性を占う方法といえば、生まれた月日を元にした12星座占いが有名ですよね。今回は、牡牛座と水瓶座にスポットを当てて相性を見ていきましょう。
西洋占星術のホロスコープ上で「スクエア(90度)」の位置にある牡牛座と水瓶座は、正反対の性格をしていると言われています。スクエアは、真っ直ぐ進もうとしている時に真横から横やりを入れられて衝突してしまうようなイメージで、一般的に相性はあまり良くないとされます。
しかし、一見嚙み合わない、正反対の性格をしているからこそ、自分に無いものを持っていて惹かれ合う可能性がある星座同士だとも考えられます。
それでは、牡牛座と水瓶座の相性について詳しくご紹介していきましょう。
牡牛座と水瓶座の相性|基本的な性格
まず大前提として、4月20日から5月20日生まれの人が牡牛座、1月20日から2月18日生まれの人が水瓶座になります。
4月から5月にかけての暖かく穏やかな気候の時期に生まれた人と、1月から2月の寒さが厳しい時期に生まれた人では、なんとなく性格に違いが出てきそうな気がするのではないでしょうか。
それでは、星座占いによる牡牛座と水瓶座の基本的な性格をご紹介していきましょう。
牡牛座:保守的で安定を好む
牡牛座の人は、生まれた月の気候を思わせるような穏やかな性格で、争い事を好まない人が多い傾向があります。何事にも慎重で、急激な変化が起きることを嫌う、保守的な人が多いでしょう。
平和で安定した生活を好むため、行動する前には計画を立て、じっくり考えて納得してから実行に移します。過去の事例や経験を踏まえて、充分に検討して「これなら確実だろう」と安心できる方法で物事を進めるタイプの人が多いのではないでしょうか。
牡牛座:我慢強く努力家
我慢強く、努力家な人が多いのも牡牛座の人の特徴です。一度決めたことは最後まで粘り強く頑張り通す、タフさも持っています。時間をかけて慎重に検討して決めたことだからこそ、こだわりと自信を持ってやり抜けるのかもしれませんね。
一方で、我慢しすぎてしまう傾向もあります。波風を立てないようにと周囲に合わせて我慢しすぎた結果、ストレスが爆発してしまうことがないよう、注意が必要です。
水瓶座:マイペースで独創的
水瓶座は我が道を行くタイプで、周りのことを気にしないマイペースな性格をしている人が多いと言われています。団体で行動していても、気が付くと一人だけみんなと違うことをしているようなところがあり、協調性に欠けるようにも見られがちです。
一方で、他の人が思いもつかない独創的なアイデアを出したり、オリジナルの作品を作り上げることが得意なので、常識にとらわれない天才肌タイプの人だという見方もできるでしょう。
しかし、強いこだわりをもちながらも他人に強要することは無く、あくまでも「これがいいと思う人だけついてきて」というようなスタンスの人が多いため、周囲とトラブルには発展しにくいという特徴を持っています。
水瓶座:気さくで視野が広い
マイペースな自由人で、ややクールな印象も与えがちな水瓶座ですが、他人を拒絶しているというわけではなく、むしろ人と関わることは好きで、初対面の相手でも気さくに話しかけるようなタイプの人が多いと言われています。
ベタベタ付きまとうような関係を嫌い、さっぱりとしていながらも、相手を思いやる優しさを持っている人が多いでしょう。
固定観念を持たずにさまざまな人と交流し、観察しながら多くの知識や価値観を吸収しているために視野が広いのも特徴です。奇想天外なようでいて本質を捉えた発想に、周囲もハッとさせられることが多いでしょう。
牡牛座と水瓶座の相性|共通点・相違点は?
基本的な性格が異なる牡牛座と水瓶座で、相性は良くないようにも見えますが、意外と共通している部分もあります。あらかじめ共通点と相違点を知っておくことで、お互いが歩み寄ることができるかもしれませんよね。
次は、星座占いによる牡牛座と水瓶座の共通点と相違点をチェックしていきましょう。
考え方は正反対
牡牛座と水瓶座は、基本的には考え方が正反対の星座です。保守的で伝統を重んじる傾向にある牡牛座に対して、水瓶座は新しいものをどんどん取り入れて、今までに無いものを作りたいと考える人が多いと言われています。
また、恋愛観も異なっていて、相手を一途に愛するがために嫉妬深くなり、束縛してしまいがちな牡牛座に対して、水瓶座は束縛が大嫌いで、自分も相手を束縛しませんし、相手にも束縛しないことを望む人が多いでしょう。
牡牛座と水瓶座は、考え方が正反対だということを前提に付き合っていく必要がありそうです。
どちらも嘘をつくのが苦手
実は牡牛座と水瓶座は、どちらも嘘をつくのが苦手だという共通点があります。お互い素直な性格なので、たとえ嘘をついてもすぐにバレてしまうことでしょう。
ただし、正義感が強くて基本的に嘘が嫌いな牡牛座に対して、水瓶座は嘘は言わないものの、保身のための言い訳をしてしまいがちなようです。より良い信頼関係を築くためには、誠実な対応を心掛ける必要があるでしょう。
実はどちらも寂しがり屋
牡牛座も水瓶座も、実は寂しがり屋だという共通点があります。しっかり者の牡牛座と単独行動が好きな水瓶座ですが、頼れる相手がいなくて一人ぼっちになってしまうのは嫌で、人と繋がっていたいと考える人が多いでしょう。お互いに支えてくれる人を欲している点からは、相性の良さを感じられます。
牡牛座は承認欲求が強いところがあり、自分の頑張りを誰かに察してもらいたいと思っている傾向があるようです。親しい相手に対しては少し「かまってちゃん」なところがあるのかもしれませんね。
自由が好きな水瓶座も、いつまでも一人で行動していることはなく、寂しくなると親しい人の元へ帰ってくる傾向があります。心で繋がっている相手がいるからこそ、一人の時間も楽しめると思っている人が多いのではないでしょうか。
どちらも恋愛には慎重で一途
保守的な牡牛座は恋愛に関しても慎重で、知り合って間もないのにグイグイ攻めてくるようなアプローチは、されるのも自分がするのも好みません。少しずつ相手のことを知りながら徐々に好きになっていくパターンの人が多いと言われています。親密な関係になるまで時間はかかりますが、好きになった人に対しては一途で、浮気の心配もほとんど無いでしょう。
一方、あまり人見知りをしない水瓶座ですが、恋愛では慎重派が多いと言われています。気さくで異性ともすぐに仲良くなれる傾向がありますが、恋人候補となると相手の内面を細かくチェックして、自分に合うかどうか時間をかけて判断するでしょう。交際が始まると一途で、一人の人を長く愛するタイプが多いと言われています。
牡牛座と水瓶座は、性格は違っても恋愛に対しての姿勢は似ているので、時間をかけて付き合ううちにお互いの魅力に気付いていくことも充分に考えられるでしょう。
牡牛座と水瓶座の相性|関係性ごとの相性は?
牡牛座と水瓶座がパートナーなのか、友人や親子なのかによっても相性は変わってきます。たとえ元々の相性が良くなかったとしても、お互いの特徴を知って理解しあい、良い関係を築いていければいいですよね。
それでは、星座占いによる牡牛座と水瓶座の関係性ごとの相性を見ていきましょう。
恋人としての相性
カップルが牡牛座と水瓶座の場合、性格が違うので恋人としての相性は抜群にいいとは言えませんが、お互い歩み寄るよう心掛けることによって、いい関係が築けるでしょう。
女性が牡牛座で、男性が水瓶座の場合、堅実で保守的な牡牛座の女性は、自由人な水瓶座の彼の行動に頭を悩ませることが多くなりそうです。
しかし、彼のやりたいことを見守りながら上手にフォローをしていくことで、信頼される大切な存在となるでしょう。水瓶座の男性は、自分の趣味や仕事に没頭してしまいがちなので、彼女にしっかりと感謝の気持ちを伝えてくださいね。
男性が牡牛座で、女性が水瓶座の場合は、牡牛座の男性がどっしりと構えて水瓶座の彼女を見守ることで、関係はうまくいくでしょう。水瓶座の女性は恋愛相手に依存するような関係性を嫌うため、束縛されたり口うるさく注意されると気持ちは離れてしまうはずです。
お互いに干渉しすぎない関係でいられるのはいいのですが、水瓶座の女性は、牡牛座の男性を立てることも忘れないようにしてくださいね。
結婚相手としての相性
牡牛座と水瓶座の結婚相手としての相性も、恋人と同様にすごくいいとは言えないものの、悪くはありません。時には衝突してしまうこともありそうですが、支え合いの気持ちが大切です。
安定志向の牡牛座は、女性なら良妻賢母、男性なら家庭を第一に考える良き夫となるでしょう。水瓶座はそんなパートナーを信用して自分の仕事に打ち込むことができますし、我慢しがちな牡牛座の気持ちを察知して手を差し伸べることができる、いい理解者になるはずです。
注意点としては、水瓶座は金銭管理に無頓着になりがちな傾向があるので、家計は堅実な牡牛座がチェックするのが良いかもしれません。
また、自由を好む水瓶座は、どんなに家族を大切に思っていても、一人の時間が無いと息苦しくなってしまいます。お互いのために、時々一人で出かけたり趣味に打ち込む時間を作ったりするのが良いでしょう。
友人としての相性
対極の性格をしているように見える牡牛座と水瓶座ですが、友人としての相性は案外悪くないでしょう。第一印象では合わないように感じたとしても、ひとたび仲良くなれれば、お互いに違っているからこそ面白いと思える、いいコンビとなりそうです。
牡牛座の人は、いつもの場所で、いつもの仲間とのんびり過ごすような付き合い方が好きな傾向がありますが、毎日同じようなことの繰り返しではどうしても視野が狭くなってしまいます。そんな牡牛座の人を、水瓶座の人はどんどん知らない世界へと引っ張って行き、新しい発見をもたらすことでしょう。
水瓶座の人も、牡牛座の人の穏やかな人柄に安心感を抱き、信頼できる友人となるはずです。ただし、自分のペースで行動しすぎて相手を疲れさせてしまわないよう、牡牛座の人のペースに合わせた予定を組むよう気を付けてくださいね。
親子としての相性
親子であっても、相性がいい星座とそうではない星座はあるといいます。相性があまり良くない場合でも、星座によって出てきやすい性格の特徴を知っていれば、うまく対処ができるかもしれませんね。
親が牡牛座で、子供が水瓶座の場合、安定志向の親に対して、子供は人と違ったことに興味を持つ傾向があります。
親としてはハラハラしてしまい、現実的なことを言ってしまいがちになりますが、口うるさく否定するような姿勢では子供は更に反発してしまうでしょう。牡牛座の持ち前の忍耐力でどっしりと構え、子供の感性の良さを褒めながら見守るのが良さそうです。
親が水瓶座で子供が牡牛座の場合、親は普通ではあまり経験できないようなことを子どもにさせてあげたいという気持ちを持つ傾向があります。しかし、牡牛座の子供は自分がやりたいと感じるものに強いこだわりがあるため、親の勧めがストレスになりがちです。
あくまでも子供の意見を尊重しながら、視野を広げるような提案をするに留めるのが良いでしょう。
牡牛座と水瓶座の相性|うまく付き合うコツ
星座占いで牡牛座と水瓶座の人に多い特徴がわかってくると、自然と対処方法も見えてくるのではないでしょうか。
最後に、牡牛座と水瓶座の人がうまく付き合うコツをご紹介します。
相手の考え方を否定しない
考え方が正反対の牡牛座と水瓶座なので、お互いに意見が対立しやすいのは仕方がありません。相手の意見を否定することから入らずに、まずは聞くということを心掛けましょう。
牡牛座も水瓶座もお互いに強いこだわりを持っているため、無理やり相手を変えようとはしないことです。お互いの違いを理解しながら、歩み寄る努力をすることが大切になります。
二人のルールを作る
牡牛座と水瓶座は考え方が正反対の上に、どちらも頑固なところがあります。こだわりが強く自分の意見に自信を持っているので、話し合いをしても平行線で答えが出ないことがあるかもしれません。
どうしても話がまとまらなかった時のために、例えば「行き詰ってしまった時は思い切ってじゃんけんで決める」「お互いの意見を交互で採用する」などのように、あらかじめ二人のルールを作っておくと良いでしょう。
ただし、水瓶座はルールに縛られることを嫌うので、あまりたくさんのルールを作ってしまうのは良くありません。ここぞという時に「これだけは守ろう」というルールを作っておくのが効果的でしょう。
共通の趣味を持つ
牡牛座と水瓶座がカップルや夫婦の場合、自由気ままな水瓶座は一人でも楽しい時間を過ごせてしまいますが、もっと自分のことを見てほしくて心配性の牡牛座は、ほったらかしにされすぎるとストレスが溜まってしまいます。長く良い関係を続けていくには、二人で楽しめる共通の趣味を持つのが良いでしょう。
牡牛座も水瓶座もお互いに凝り性の傾向が強いので、時間をかけて一緒に料理を作ったり、あえてマイナーな映画を一緒に観て、発掘する楽しみや共通の話題を増やすというのも良いのではないでしょうか。
共通の趣味があると、二人でいる時間が豊かになる上に、一人でいる時も「次は何にチャレンジしてみようかな」と想像する楽しみができるはずです。あらかじめ「毎月〇日は二人の趣味の日」と決めておくのも良いでしょう。
たまには一人になる時間を作る
牡牛座と水瓶座の二人の時間を大切にすることも重要ですが、ずっと一緒にべったりしているとだんだん疲れてきてしまうはずです。特に自由を好む水瓶座は、いくら好きな相手でも常に一緒にいるという状況は耐えられないでしょう。良い関係を続けるには、毎月定期的にお互い一人になる時間を作ることがおすすめです。
心配性の牡牛座は相手を束縛しがちですが、一人の時間には趣味や自分自身のスキルアップに意識を集中させて、気持ちをリフレッシュしましょう。
お互いの自由時間があることで、二人でいる時間に特別感が生まれ、改めて一緒にいて幸せだと思えるようになるはずです。
牡牛座と水瓶座の特徴を理解してうまく付き合おう!
牡牛座と水瓶座の人に多い特徴や相性をご紹介してきましたが、思い当たる点や当てはまることはあったでしょうか?
星座占いによる相性の良し悪しはありますが、お互いの良い面と悪い面を理解し合って歩み寄ることを心掛ければ、きっとうまく付き合っていくことができるでしょう。
牡牛座の人も水瓶座の人も、お互いに支え合っていい関係を築いていってくださいね。