そもそも「クリトリス」とは?
割れ目にある小さな突起
クリトリスとは、女性器の割れ目にある小さな突起のことを指します。割れ目を指で広げてみると、割れ目の上の方にちょこんと居座っている突起があります。それがクリトリスです。これは女性の性感帯の一つで、感じやすい部分とされています。
また、陰核という呼ばれ方もします。クリトリスのことを知ることは恥ずかしいことではありませんし、自分の体を知るために必要なことです。女性特有の病気とも関わってくるので、性器についてある程度理解しておかなければいけません。
自分が気持ち良くなるためにも、健康的に過ごすためにも、今回はクリトリスについて理解を深めていきましょう。
平均サイズは5~7㎜
クリトリスは女性なら誰にでもあるものですが、いつも表に出ているものではありません。その大半は体の中に隠れていることが多く、性行為や性器を洗うために広げることで、その全体がさらけ出されます。
また、クリトリスの平均サイズは5mm~7mmといわれており、とても小さなものであることが分かります。そのため、まだ性行為をあまり重ねていないという女性なら、性器を真正面から見ただけでは、その大きさも姿も分からないでしょう。
クリトリスはとてもデリケートなので、自分で触って確かめる時は必ず清潔な手で触ります。クリトリスのみならず、性器はとても敏感でデリケートです。雑菌が入らないように気をつけ、確認しましょう。
大きさは個人によって異なる
平均的なサイズが5mm~7mmのクリトリスですが、実は大きさは個人によって異なります。そのため、これよりも小さい人もいれば、当然大きい人だっています。これは個人差もあるため、大きさがどうであれ問題ありません。
どちらかといえば、性器に痒みや痛みを感じたり、変な臭いがしたり、白くぼそぼそとしたものが付着していたりする方が問題有りです。これらは性病や女性特有の病気の可能性もあるため、すぐに病院を受診した方が良いでしょう。
クリトリスをはじめ、自分の性器は単にエッチのためだけのものではありません。何か異常がないか、定期的に確認することをおすすめします。