別れの言葉まとめ【完全版】恋愛・職場…相手の心に響く一言とは？

出会いがあれば別れもある人と人との世界。その中には、失いたくない、離れてほしくないと思うほどの大切な人もいるものですよね。
　
そんな大切な人との別れの際、自分の思いを最大限、言葉にして伝えることができたら、少しでも心残りを減らすことができるでしょう。
　
今回は、大切な人と別れることになった時に伝えたい、相手の心に響く別れの言葉をご紹介します。

あなたにとって、その人はどれだけ大切な存在だったでしょうか。そしてどんな特別な思いを持っていたでしょうか。あなたのその思いが相手に伝わるように、状況や関係性に応じた言葉を相手にかけてみることにしましょう。

「別れ」と聞いてすぐに頭に思い浮かぶのが、恋人との別れですよね。

大切に思っていた彼女と様々な事情があって別れることになった時、これまでの恋愛を無意味なものにしたくはありませんし、悪い思い出にもしたくないものです。
　
大切に思っていた彼女だからこそ、最後には相手の心に響く言葉を届けたいものですよね。「この人と出会って良かったな」と思ってもらえるような言葉を伝えましょう。

「幸せにできなくてごめんな」

本当は幸せにしてあげたくて付き合ったものの、結果的に彼女を幸せにすることができなかったことを、「自分が悪かったからだ」と伝えているともとれる言葉ですね。彼女に責任を感じさせないようにという、彼氏としての最後の優しさも、その背景に感じられる言葉です。
　
素直に彼女のことを幸せにできなかったことに対して「ごめん」と謝ることで、最後まで魅力ある姿を見せられるでしょう。

「恋人じゃなくても俺はお前の味方だから」

彼女という存在だったから大切だったという訳ではなく、純粋に人として大切に思っていることが分かる別れの言葉です。
　
特に彼女側の意思で別れることになった場合に、彼女の心に響く言葉ですよね。それでいて、今までも味方で居てくれたんだと彼女が再認識する言葉にもなるでしょう。
　
たとえ恋人という関係ではなくなっても、自分のことをよく分かってくれている人がずっと味方で居てくれると思うと、女性は嬉しく感じるものです。寂しくても辛くても、「この気持ちに嘘はないよ」という思いを別れの際に伝えると、安心感を抱いてもらえるでしょう。

「出会えて良かったよ」

喧嘩別れになった場合、その理由によっては、相手との出会いやこれまでの期間を否定してしまうことがありますよね。「付き合わなければ良かった」「好きにならなければ良かった」など、出会ったこと自体を一瞬後悔してしまうことがあるでしょう。そしてそのままストレートに言葉で伝えてしまい、相手を傷つけてしまうこともあります。
　
でも、彼女と恋愛し付き合っていた期間、楽しかったことや嬉しかったことはもっと多かったはずです。それを良い思い出にするためにも、出会ったことには感謝するべきですよね。
　
別れることになったのは辛い結末ですが、出会ったことを否定せず、「出会えて良かった」と感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

「絶対幸せになれよ」

彼女のことを好きだったからこそ、そして素敵な女性だと分かっているからこそ、幸せになってもらいたいと思う気持ちはありますよね。この言葉は、彼女を魅力的な女性であると認識していることが伝わるフレーズでもあるでしょう。
　
彼女に苦労をかけたり、心配ばかりかけてきた場合には、彼女の心に響く言葉です。

「きっといつか後悔するんだろうな」

「こんな良い彼女を手放すなんて…」と未来の自分が後悔する姿を想像して言う言葉です。こう言われたら、彼女もきっとさらに寂しく感じるでしょう。
　
とはいえ、別れの決断をしたのですから、やっぱり撤回しようかな…などと優柔不断な姿を見せずに、一度決めたことは曲げずにいたいところですよね。
　
「自分はなんて馬鹿なんだ…」という気持ちを表現したい場合は、「いつか後悔しそうだ」と素直にこぼすことで、名残惜しい気持ちを表現できます。また、別れる彼女に対しても悪い印象を抱かせない言葉になるでしょう。

「好きになってくれて、ありがとう」

誰にでも欠点や短所があるものですよね。そんな悪いところを見ても好きになってくれて、恋愛感情を持ってくれて、恋人として一緒に歩み出すことは、やはり奇跡に等しいものでしょう。
　
こんな自分を好きになってくれたこと、そして一緒の時間を過ごしてくれたことに感謝して、「ありがとう」と素直に伝えるべきです。そんな綺麗で素敵な別れ方ができたら、次の恋愛の時にはお互いに成長できていることでしょう。

次は、彼氏への別れの言葉です。
　
女性はついつい感情的になってしまいがちです。しかし、あなたと出会えたことや付き合ったことを後悔させたくはないですよね。むしろ「良い女と付き合ったな」と思ってもらえるような言葉を伝えるように意識してみましょう。

「今まで本当にありがとう」

たとえ彼氏に対して怒りがあったとしても、別れの時だけは感謝の気持ちを伝えることが大切です。「ありがとう」は、彼氏に「このまま別れていいのかな…」と思わせる言葉になるでしょう。
　
「今まで本当にありがとう」は、単純に出会ったことや付き合ったことに対して感謝の気持ちを伝えるための言葉です。また、最後くらいはきちんと素直になっておくと、あとで悔やまずに済むという大きなポイントが含まれています。
　
喧嘩して別れてしまう場合、怒りが優先してしまい、その場ではこれまでの良い思い出を忘れてしまいますよね。しかし、別れてから冷静になった時、必ず楽しかったこと、嬉しかったことを思い出します。その時に後悔しないよう、素直に「ありがとう」は最後に伝えるべきでしょう。

「元気でね」

少し寂し気に、それでいてちょっとした作り笑いを浮かべながら「元気でね」と言われたら、きっと別れを決断した彼氏も寂しくなるでしょう。
　
ちょっとだけ突き放したような言葉である「元気でね」は、「もう一緒に過ごせないのか…」と名残惜しい気持ちにすらさせる言葉です。
　
「いい人見つけてね」「体に気を付けてね」といった意味合いも含まれているように感じる言葉ですよね。きっと後で彼氏の中で考えさせられる言葉になるでしょう。

「いつか、またどこかでね」

悪い思い出しかなかった彼氏や、裏切りによって別れることになった彼氏の場合は、「二度と会いたくない」となるでしょう。逆に、自分にとって良い人、人として好きな人だった場合は、いつかどこかでまた会いたいと思うものですよね。
　
「いつか、またどこかでね」と伝えることによって、「自分に対して良い思いを持ってくれているんだな」と彼氏側に感じさせることができます。そして、どこか別れに対しての後悔も見え隠れしていますよね。
　
そんな切なさを含みつつ、またいつか会えたら…という希望も込めた言葉は、相手の心に響いてくれるでしょう。

「好きになって良かったよ！」

付き合ったこと、彼と出会ったこと、そして彼のことを知った上での「好きになって良かった」という言葉は、彼にとってとても嬉しい言葉でしょう。彼にとっても、「肯定してもらえた」という思いが残るため、この恋愛をきっとずっと忘れずにいてくれるはずですよね。
　
また、これまでの交際が楽しかったともとれる言葉ですので、後悔や失敗という嫌な思い出にしない言葉となるでしょう。

「早く私の前から居なくなってよ」

彼の裏切りや、逆に彼の優しさによって別れに至ったケースで使える言葉です。本当は「一緒に居たい」「素直になりたい」という思いがあるのに、それとは裏腹の強がった言葉で別れたら、その後も彼の中に残るでしょう。
　
「どんな気持ちで言ったんだろう」「実際はどんな思いでいるんだろう」と、彼氏に考えさせる言葉です。「別れたくないけど別れなければならない」という思いの中で発したその言葉は、切なさや寂しさが相手に伝わる別れの言葉となるでしょう。

「最後は笑ってサヨナラしよ」

悲しい気持ち、辛い気持ちを押し殺して、「最後は笑ってサヨナラしよ」と笑顔で言ったら、相手はどう受け取るでしょうか。ストレートな「別れたくない」とか「もっと一緒に居たい」という言葉以上に、彼の心に響くでしょう。
　
そこには最後に強がる彼女の姿があり、笑顔で別れようとしてくれている思いやりが見られますよね。そこで彼氏は「本当に良い子だったな」という気持ちにすらなるでしょう。

では、次は友人に向けた別れの言葉をご紹介していきます。友人と素敵な別れ方をしたい方はぜひご覧ください。

「Best of luck!」

「あなたの健闘を祈ります」「これから上手くいきますように」といった意味の「Best of luck!」です。友人に対して「前向きに頑張って！」とエールを送ることができます。
　
言葉の意味もかっこいいですが、英語にすることでさらにかっこよさが増し、尚且つどこかユーモアある印象を受けますよね。同じ意味のことを日本語で言っても気持ちは十分に伝わりますが、言い方によって印象は変わるものです。

「離れてもずっと友達だから」

友人との別れというのは、恋人との別れとはまた違い、「きっとまた会える」という思いがありますよね。そんな友人に対しては、「いつまでも自分は友達だと思ってるからね」という意味を込めて伝えてあげると良いです。
　
どこか離れた場所に行ってしまうなどの事情がある場合、友人本人も心細いはず。そこで「離れてもずっと友達」と言われたら、「頼りになる」「自分には味方がいる」と心強く思えるでしょう。

「ずっと親友でいてください」

まるで好きな人に告白するかのように「ずっと親友でいてください」とお願いする言葉です。親友と呼べるほどの深い仲であれば、このような言葉は少し照れくさいかもしれませんが、親友だと思ってくれていることを相手も再認識でき、喜んでもらえるでしょう。

距離が離れても住む環境が変わっても、「親友はあなたがいい」というストレートな言葉は、相手にかっこよく映るものです。

「寂しいからって泣かないでよ！」

本当は自分が泣きたい、でも大切な友人だからこそ笑って見送りたいという時は、自分に言い聞かせるように「寂しいからって泣かないで」と強がってみても良いでしょう。
　
笑いながらこう言われたら、「本当に寂しく思ってくれてるんだな…」としみじみ感じるものですよね。泣きながらの行動がかっこ悪かったとしても、言葉だけはかっこよく伝えてみましょう。そんな姿に「良い友人を持ったな」と実感してくれるでしょう。

仕事上の付き合いだったとしても、長く一緒に居れば仲間意識を持つようになる上司、同僚、部下がいますよね。
　
そんな職場での別れの際にかっこいい言葉を用いて、「一緒に仕事して良かったな」「またプライベートでも会えると良いな」と思ってもらえるようにしましょう。

「あとはあなたに任せたよ」

同僚や部下に対しての「あとはあなたに任せたよ」という言葉には、その人への期待が感じられます。
　
そこには、「居なくなった後の自分の穴を埋めてほしい」という思いがあることが想像できます。また、「信頼しているよ」とリスペクトする思いが感じられますよね。自分が責任ある立場だったなら尚更、この言葉に「頑張らないと！」と奮起する人も多いでしょう。

「もっと自信を持って！あなたなら大丈夫」

これまで叱ることや指示することが多かった相手に対して、最後に励ますことができる言葉です。「これで良いのか…」「こんな自分で大丈夫なのか…」と、ちょっと自信がないタイプの人に向けて使えるかっこいい別れの言葉になるでしょう。
　
これまであなたが厳しい同僚や上司だったとしたなら、「あなたなら大丈夫」の一言が相手にとってどれだけの励ましの言葉になるでしょうか。「そう思ってくれていたなんて…」と自信をつけることすらできますよね。

「これからはライバルだね」

これまでは同じ職場で、仲間として一緒に居た同僚に使える言葉です。これからはライバルとして敵視するという意味合いの言葉であっても、そこには相手を認めていることや尊敬している思いが隠されています。
　
お互いに認め合っているからこそ言える言葉ですよね。そう思ってくれていると感じた相手は嬉しく感じるでしょう。

「あなたとだからここまでやってこれた」

仕事上、チームを組んだりパートナーがいる場合、その関係も深くなりやすいです。お互いに信頼し合って仕事をしてきたとしても、それを日々言葉にして感謝したりはなかなかしないものですよね。
　
しかし別れの時はしっかりと言葉で伝えるべきです。「あなたとだからここまでやってこれた」「あなたがいてくれたからできた」と伝えることもかっこいいでしょう。

「失いたくない」と思うほどの大切な友人には、相手の心に響く感動の言葉を伝えたいものですよね。そしてきっと「相手にも自分のことを忘れないでほしい」という思いがあるはずです。
　
そんな友人には、ふとした瞬間にあなたのことを思い出すようなグッとくる言葉を伝えると良いでしょう。

「寂しくなるなあ。あんまり頑張り過ぎないでね」

自分の素直な気持ちを伝えると共に、相手のことも労わっている言葉ですよね。単純に「寂しい」と自分の思いを伝えながらも、やはり友人のことを気にかけてしまう切なさもうかがえます。
　
男性同士の場合は、回りくどい言葉や気持ちを込めすぎた言葉は照れくささもあって言えないものですが、この言葉であれば、自分の素直な思いと相手への心配が込められています。十分相手に気持ちが伝わる言葉となるでしょう。

「忘れないから」

シンプルに一言「忘れないから」だけでも、その思いは相手に伝わります。
　
忘れられない思い出や絆があったりして、「忘れるには存在が大きすぎる」と感じる場合は、ただ一言「忘れないから」と伝えてみましょう。
　
色々と伝えたい言葉、かけてあげたい言葉がある中、絞り出した言葉がこの一言だったら、「大切に思ってくれているんだな」と感じてもらえますよね。

「いつでも待ってるから」

これは「この場所で待っている」というよりは、心の拠り所としていつでもそばにいるという意味合いが込められた言葉です。困った時や苦しい時は、「いつでも電話してきて」「迷惑なんて思わないから」と、いつでもサポートする気でいることを表していますよね。
　
「離れても自分は一人じゃないんだ」と思ってもらえる一言でしょう。

「あの時、ありがとう」

これまで友人に、救われたこと、助けられたこともきっとあるでしょう。しかし、感謝の気持ちをなかなか言えずにいたこと、気になっていたことを、あえて別れの時にきちんと言葉にして伝えるのも良いですよね。
　
「あの時は私のためにしてくれてありがとう、本当はずっと感謝してたんだ」と、言えないでいた思いを伝えることでも、相手に感動を与えます。

仕事を一緒にしていた大切な仲間に最後に贈る感動の言葉も、いくつか知っておきたいところですよね。一緒に仕事をしてきた仲間、これから毎日顔を合わせられなくなってしまう仲間に、心に残る感動の別れの言葉を伝えましょう。

「向こうでも元気で、無理しないでね」

新しい職場が決まっている相手には、前向きになる言葉をかけてあげましょう。
　
相手がなかなか弱音を吐かないタイプだったり、一人で抱え込むタイプだった場合に、仲間からこのような言葉を言われたらどう感じるでしょうか。きっと「ちゃんと分かってくれていたんだ」と感動するでしょう。隠していたつもりが、相手は察してくれていたと分かったら、嬉しく感じるものですよね。
　
別れの最後にこう言われたら、「これまで頑張ってきて良かった」ときっと思えることでしょう。

「教えていただいたことは決して忘れません」

職場で教わることは、仕事の流れや内容といったことだけではありませんよね。人と人との関わりで必要なことやマナーだったり、その職場での上下関係の在り方なんかも仕事と一緒に教わるでしょう。
　
教えた側もそう言ってもらえることによって、「良い部下を持ったな」と思うでしょう。また、「自分がこれまでしてきたことは間違っていなかった、むしろ人の役に立てた」とも思えるのではないでしょうか？
　
別れの際、少しでも上司から得た知識や経験がある場合は、感謝の思いを伝えてみるのも良いことです。

「これからは同僚ではなく、友達だね」

「仕事の付き合いだから仲良くしていたわけじゃない」ということが伝わる言葉ですよね。職場を辞めることで付き合いも終わると思っている相手に対して、とても嬉しく感動する言葉です。
　
「これからも宜しく」「もちろん友達でいてくれるよね？」という思いが、相手の寂しさを埋めることでしょう。

「会社の大損出だよ」

これ以上の褒め言葉はあるのかというくらいの嬉しい言葉ですよね。こんな言葉を別れの際に上司やトップから言われたら、「やっぱり辞めたくない…」とすら思ってしまうのではないでしょうか。
　
その人がいなくなることを会社にとって損出だと捉えているということは、その人の能力や実績など、すべてにおいて高く評価しているということですよね。辞める側も自分に自信が持てる言葉になるでしょう。

別れの言葉を伝える時には、いくつか注意点があります。
　
基本的に、それまでの感謝の思いや素直な思いを伝えることで、相手の心に響くでしょう。しかし、相手の立場になって言葉を選ぶことも大切なポイントです。
　
失礼になったり、相手を傷つけてしまうことのないよう、伝える時の注意点を押さえておきましょう！

相手を思いやる気持ちを忘れない

まずは相手を思いやる気持ちを忘れないことです。別れの場面だからこそ、自分以上に相手のことを考えるように注意すべきでしょう。
　
相手に対して「もうどうせ会わない人だから」といったような気持ちを少しでも持っていると、言わなくても良いことまで言ってしまうことがあります。
　
相手に「この人と出会えて良かった」と思ってもらうためにも、感謝の気持ちと相手を思いやる気持ちは大事にすべきです。そしてポジティブな言葉で別れを締めくくると良いでしょう。しばらく会わずにいて久しぶりに相手を思い出す時、思い出すのは最後の別れの時の印象。つまり、別れの時の言葉を思い出すのです。

会話をダラダラ長引かせない

送別会などといった食事やお酒の席ではない限り、会話をダラダラと長引かせない方が、別れを感動的なものにできます。
　
「これで別れてしまう…」という思いがあると、ついつい話が長くなってしまいがちです。しかしかっこよく、あるいは感動的に別れたいのであれば、別れのシーンは短くした方が効果的！
　
「名残惜しいな…」「もっと話したいな…」と思われるくらい簡潔に済ませた方が、相手の心には残りやすいものです。いつまでも話していたい気持ちは分かりますが、別れの一言の印象が弱くなってしまうため、際立たせるためにも最後は簡潔にしましょう。

感情的にならない

別れの時は、できるだけ感情を抑えましょう。なぜなら、感情的になっている状態で別れを迎えてしまうと、思ってもいないことや言ってはいけないことまで言葉にしてしまうことがあるからです。それでは最悪の別れ方となってしまいますし、そのあと離れてしまったら関係修復も困難なものになってしまいますよね。
　
あとあと悔やまないためにも、怒りや悲しみといった感情を可能な限り抑え、冷静に心を落ち着かせて言葉を選びましょう。

細かくよりもざっくりと

「あの時こうだったね」「あの時はこう思ってたよ」と細かく説明するように話すよりも、簡潔に一言で含みを持たせた言い方をした方が、別れのシーンでは心に響きます。多くを語らなくても、別れた後で相手に「そういえばあんなこともあったな」と振り返ってもらえれば、相手の中であなたの言った簡潔な別れの言葉が大きなものに変化していくでしょう。
　
細かく伝えるよりも、一言で、あるいはざっくりと話すくらいが望ましいでしょう。

別れた後に思い出すのは、別れの時に言われた言葉

これまで、様々なシチュエーションで使える心に響く別れの言葉をご紹介してきましたが、どのシーンでも共通して言えることがあります。それは、「別れた後に思い出すのは、別れの時の言葉である」ということです。
　
相手との関係性によって思いは異なるものの、これまで楽しかったという思いや相手に対する感謝の気持ちはありますよね。その思いを素直に簡潔に伝えることで、別れる時よりも別れた後、相手の心に響くのです。
　
別れもあれば、また新たな出会いもあると前向きに捉えて、離れてしまう相手に「出会って良かった」と思ってもらえるような言葉を最後に伝えるようにしましょう。