夫を「気持ち悪い」と感じる女性は多い?
一緒に生活していかなくてはならないのに「大嫌い」「キモい」とまで感じてしまうのは辛いですね。夫を気持ち悪いと感じてしまう気持ちについて考えていきましょう。
「気持ち悪い」と感じる原因はさまざま
一口に「気持ち悪い」と言っても、気持ち悪いと感じる原因はさまざま考えられます。夫そのものに原因がある場合、自分に原因がある場合、夫にも妻にも原因がある場合など、考えられる原因はたくさんあり、夫だけが悪いとは決めつけられないのですね。まずは、夫を気持ち悪いと感じてしまう原因から探っていく必要があるでしょう。
長い期間続くと危険な場合も
夫と妻は、人生のある時期にお互いを好きになってただ一緒になっただけで、生まれ持った性格も育った環境も違います。歳の差があれば世代間ギャップもあり、時に「合わない」と感じてしまうことは不思議なことではありません。しかし、この「合わない」という感覚が次第に「気持ち悪い」へと変化し、なかなか気持ちの整理がつかない状態になると、夫婦関係が危うくなると言えるでしょう。
夫を気持ち悪いと感じるレベルがどのくらいか
夫のことを気持ち悪いと感じてしまうのは、ほとんどの妻が経験していることではないでしょうか。しかし、気持ち悪いと感じる程度には個人差があり、すべての人が同じ感覚で「気持ち悪い」と思っているわけではありません。
夫を気持ち悪いと感じるようになってから、どのくらいが経っているでしょうか。また、どのくらい強く気持ち悪いと感じているのでしょうか。一度、冷静に自問自答してみましょう。「ものすごく気持ち悪くて生理的に受け付けない!」というのなら、夫婦関係はとても危険な状態だと言えます。早急に対処法を考えなくてはなりません。
夫を「気持ち悪い」と感じる原因とは?
夫に対し不満に思うことがある
結婚した当初は、ほとんど不満がないか、多少の不満はあっても愛情でカバーできているものです。しかし、結婚生活を送るにつれて「こんな人だったの?」「これくらい言わなくても分かってよ…」と不満がどんどん募っていくものですね。誰にでもある感情ですが、積み重ねていくほど「気持ち悪い」という気持ちに変化してしまうのでしょう。
不満があれば、その都度解消していったほうがいいかもしれません。不満を溜め込むタイプの妻に多い原因だと言えるでしょう。
生理的な気持ち悪さ
「生理的に受け付けない」と言われることほど辛いことはありません。この言葉には「気持ち悪い」「大嫌い」「キモい」というどうしようもない感情だけがあり、それ以上原因を追求できないため、解決方法がないのです。ここまで気持ち悪いと感じてしまったら、もはや夫婦関係が終わりに近づいている状態かもしれません。
ここまで夫を大嫌いだと思ってしまう前に、何か対策を講じなくてはならなかったのでしょう。
女性ホルモンのバランスが悪くなっている
夫のことを「大嫌い」「キモい」と感じてしまうからと言って、夫側に必ず原因があるわけではありません。妻側の女性ホルモンのバランスが崩れているせいで、夫に対して気持ち悪いと感じてしまうだけの可能性もあります。
女性にとって女性ホルモンのバランスはとても重要であり、女性の精神の安定に深く関わっています。エストロゲンの減少で気分が落ち込んだり、プロゲステロンの減少で気分が高揚したりするのですが、このホルモンバランスが崩れると、さまざまな症状に悩まされ精神的に安定しなくなってしまうことがあるのです。
イライラしたり落ち込んだり、情緒不安定である状態の時に、夫のちょっとした言動が引っかかり「気持ち悪い!」「腹立つ!」となってしまうのですね。
マンネリ化で男として魅力がなくなった
長年一緒に連れ添うと、だんだん「男と女」ではなく「単なる家族」になってしまいます。これはこれで、リラックスできているのですから良いことだと言えるのですが、夫を男として見ることができなくなっているのは悲しいことだとも言えるかもしれません。
新鮮さが無くなり、結婚当初は好きという気持ちでカバーできていた欠点も、今では「許せないほど嫌い」だと感じてしまいます。男としての魅力を感じなくなったうえに、欠点が目立つようになってしまったのですから、「気持ち悪い」と感じてしまうのは当然なのかもしれませんね。
夫を「気持ち悪い」と感じる瞬間【見た目編】
不潔な格好をしている時
交際している時は、身だしなみを整えてデートに来てくれていた男性が、結婚してからだんだんと見た目に構わなくなることはよくあることです。オシャレな格好をしなくなったくらいなら良いのですが、これが「不潔」の域にまで達していると話は別ですね。
靴下に穴が開いている、頭をきちんと洗わずフケが出ている、汚れたままの服を何日も着続けているなど、不潔感が丸出しの場合、一緒にいて恥ずかしくなるだけでなく、不快になってしまいます。恋心は冷め、最終的に「キモい」「大嫌い」になってしまうのは言うまでもありません。
体型や顔が大きく変化してきた時
結婚してから夫が太ってしまった、という話はよくあります。「幸せ太り」なんてよく言われますが、信じられないほど激太りしてしまうと、見た目もさることながら「自己管理のできないだらしない性格」だとガッカリしてしまい、夫のことを気持ち悪いと感じてしまうのでしょう。
体型が劇的に悪化しても、眉やヒゲ、髪の手入れなどマメにしてくれれば、まだマシです。それすらも一切しなくなると、自己管理の点でも、また見た目の点でも魅力がなくなってしまいます。ハンサムな顔を求めるのは酷だとしても、せめて清潔感は保ってほしいものですね。
家でダラダラしている姿を見た時
独身時代はよく遊びに連れていってくれたのに、結婚してからというもの、夫は休日のたびに家でダラダラしてばかり…という話は珍しい話ではありません。恋愛中の緊張感がなくなり、家庭が憩いの場となっているのです。夫からすると、平日は働き、休日は休息をとるのが理想なのでしょうが、妻はそうはいきません。
妻には、仕事に加えて、年中無休の家事育児があるのです。それなのに夫に家でダラダラされると「旦那なんていない方がマシ!」と思ってしまうのですね。ましてや夫が家事育児にあまり参加してくれないなら、「大嫌い」「キモい」と思ってしまうのは仕方のないことなのでしょう。
夫を「気持ち悪い」と感じる瞬間【性格編】
浮気をしているのが分かった時
妻への最大の裏切り行為とも言えるのが「浮気」です。浮気するくらいなら、なぜ結婚したのだろうと思ってしまいますね。たしかに、結婚後に本気で妻以外の女性に恋愛感情を抱くこともあり得なくはないでしょう。しかし、本気でもないのに浮気を繰り返すのは、明らかに妻に対する侮辱であると言っても過言ではありません。
浮気が発覚すると、夫に対する尊敬の念が一気になくなり、「気持ち悪い」「嫌いだけど子供のためだけに一緒にいる」という状態になっても仕方がないと言えるでしょう。
相手を見て態度を変える時
今までの人生において、相手を見て態度を変える卑怯な人をたくさん見てきたはずです。もし自分の夫がそうだったら、どう感じるでしょうか。職場の後輩に横柄な態度を取る、店員に文句を言うなど、明らかに立場上、相手の方が自分より下だと思える時だけ威張っていたなら、あなたは旦那に尊敬の念を抱きますか。
相手を見て態度を変えるのは卑怯であり、また弱い人間のすることです。これでは尊敬の念は無くなり「大嫌い」「キモい」という気持ちになってしまうのは無理もありませんね。
マザコン気質が判明した時
多くの妻が悩まされている「嫁姑問題」ですが、この問題で重要なのは、実は姑や嫁ではありません。間に入る旦那こそが重要なのです。姑に嫌みに言われたり余計な口出しをされることが苦痛だと旦那に訴えたときに、「良かれと思って言ってるんだよ」「悪気はないんだから大目に見てやってよ」などと適当なことを言われたらどうでしょうか。イライラしませんか。
それどころか「母は自分たちのために言っている。なぜ悪いように取るのか!」と姑の肩を持つような態度を取られたら、どう思いますか。「妻より母を取るんだな…」とガッカリしてしまうでしょう。嫁と姑の仲を取り持つこともできない頼りない旦那であれば、一瞬で恋心は冷めてしまい、それどころか軽蔑してしまうことも考えられるでしょう。
行動が下品だと思った時
服装がダサいくらいならまだ許せても、行動そのものが下品だと軽蔑してしまうという妻は多いです。平気でおならをする、人前でゲップをする、言葉遣いが下品、くちゃくちゃ音を立てて食べる…。こんな夫と一緒にいると恥ずかしいと思ってしまうでしょう。
一緒にいるだけで苦痛に感じるようになると、だんだん「大嫌い」「キモい」という気持ちが膨れ上がってしまうのです。
態度が子供じみていると感じた時
少し指摘しただけで拗ねたり、反抗したりする人を見て尊敬できるでしょうか。これが子どもであれば仕方がないと思えるのでしょうが、相手が自分の夫であるとイライラしてしまいます。
「無駄づかいしすぎ!」「休日は遊びにばかり行かないで!」と指摘しても、拗ねて口をきかなくなったり、反抗して遊びに行ってしまう子どもじみた夫もいます。こうなると、夫ではなく「大きな子ども」がいるのと変わりないので、夫婦としての関係は築けないでしょう。
夫を「気持ち悪い」と感じた経験は?【女性の本音】
頻繁に「気持ち悪い」と感じる
「一度キモいと思ったら、もう夫が何をしても何を言っても気持ち悪い」(29歳/女性/カフェ店員)
「頼りないし、子どもと同等にしか扱っていない」(26歳/女性/専業主婦)
好きな相手だと許せる言動でも、嫌いな相手がすると許せないと思ってしまう経験はありませんか。好きで一緒になった夫でも、一度「気持ち悪い」「大嫌い」と思ってしまうと大変です。この気持ちになるまでに何とかしないと、取り返しのつかないことになってしまうでしょう。
気持ち悪いと感じたことはない
「多少のケンカはあるものの、幸い今のところ気持ち悪いとまで思ったことはない」(27歳/女性/美容師)
「夫は家事育児に協力的だし、姑との間にもうまく入ってくれるので、気持ち悪いと思うことはない」(32歳/女性/事務員)
問題が起こった時に、夫が積極的に対処しようと努めれば、やはり妻に不満を抱かれることはないようです。小さな問題でも、その都度夫婦で話し合い、解決していくようにしなければならないのでしょう。
産後はイライラして気持ち悪いと思った
「産後に姑が頻繁に会いに来ようとするのを阻止してくれなかった。こんな頼りない旦那と思わなかった」(34歳/女性/webライター)
「産後しばらくは、何を言われても何をされても気持ち悪いと感じてしまい当っていた」(29歳/女性/公務員)
「産後クライシス」というものがあり、出産をきっかけに夫婦仲が悪化することを言います。産後の女性は肉体的にも精神的にもダメージを受けています。その時に夫の何気ない一言や何気ない行動で傷つくことがあり、さらに姑とのいさかいで間に入ってくれないなどの頼りない対応をされてしまうと、夫への気持ちが一気に冷めてしまうのでしょう。
少し前は気持ち悪いと思っていたが、今は何も思わない
「子どもが小さい頃は、何かにつけて夫にイライラして気持ち悪いと思ったものだが、今はどちらでもない」(48歳/女性/看護師)
「旦那が気持ち悪くて仕方ない時期に、これではいけないと思い、徹底的に話し合ってからは落ち着いている」(43歳/女性/人事部)
ある時期に夫を気持ち悪いと思って、そのまま一生「気持ち悪い」と思って生きていく人もいれば、改善される人もいるのです。気持ち悪いと思う気持ちを放置しているようではいけません。縁あって結婚したのですから、できる努力はしてみましょう。
夫を「気持ち悪い」と感じるのは危険?
長く続くと夫婦関係が壊れる可能性も
夫のことを気持ち悪いと感じ始めてから、どのくらいが経っているでしょうか。長い夫婦生活において、険悪な時期があるのは仕方のないことでもあります。しかし、夫を気持ち悪いと感じる気持ちが長年に渡り続いているのなら、もうこれ以上改善する見込みはないのかもしれません。
男性として尊敬できない人と一緒に人生を歩むのは困難です。今後も夫婦関係を継続できるのかどうか、真剣に考えるべきなのでしょう。
一度気持ちの整理をするのも大切
あなたは今、疲れていませんか?疲れている時や、何か悩み事がある時は、正しい判断をすることが難しくなってしまいます。また、夫に対して寛容な心を持てなくなってしまうこともあるでしょう。いったん落ち着いて、自分の気持ちを確かめてみましょう。
本当に気持ち悪いと思っているのか、もしそうなら改善の余地はないのかなどを、真剣に考えることをおすすめします。
産後は珍しくない
産後すぐや更年期になると、ホルモンバランスが崩れイライラしやすくなります。この時期は夫だけではなく、さまざまなことにイライラしますので、簡単に離婚を決めてしまうのは避けてください。産後や更年期など、ホルモンバランスが崩れやすい時期は事前に周囲に理解を求めておきましょう。
程度によっては離婚もあり得る
夫のことを気持ち悪いと感じる程度がどのくらいか、今一度考え直してみてください。生理的に受け付けない、触られるのも、話しかけられるのも、顔を見るのも嫌だというレベルなら、もう改善不可能であるかもしれません。この状態になってしまったら、離婚を視野に話し合いを進めていくことも考えてみてください。
夫を「気持ち悪い」と感じる時の対処法【感情編】
自分の感情を受け入れる
「夫が気持ち悪い!大嫌い!」という気持ちと、「そんなことを思ってはいけない」という気持ちの間で揺れていませんか。夫のことを気持ち悪いと感じてしまう自分に自己嫌悪を抱くと、余計にストレスになってしまうでしょう。まずは、夫のことを気持ち悪いと感じる自分の気持ちを受け入れることから始めてください。
体を触られたら、「今はそういう気持ちではない」ということを素直に伝えるようにしましょう。夫は拒絶されたとショックを受けるかもしれないので、「今は」というところを念押しして、理解してもらうようにしてください。
気持ち悪いと感じる原因を考える
夫を気持ち悪いと感じるようになったのは何がきっかけでしたか。「何がきっかけかは分からない。とにかく気持ち悪い」という人も多いでしょう。しかし、何事にも原因はあるはずです。
頼りないと感じたからなのか、思いやりがないと感じたからなのか、だらしがないと思ったからなのか、下品だと思ったからなのか。とにかく原因を追究し、心当たりのある原因があれば夫婦で話し合うようにしてください。夫婦で困難を乗り越え、問題を解決できたなら、より一層絆が深くなるはずです。
夫の良いところを思い出す
結婚までした相手ですから、夫に対して何か魅力を感じていたはずです。優しいところ、頼りがいのあるところ、趣味が合うところ、価値観が似ているところ、どんなところに魅力を感じていましたか。
今は夫の悪い面ばかりに目が行って「気持ち悪い」という状態にハマってしまっていますが、良い面を見るようにすれば気持ちも少しは変わるはずです。夫の良い部分が悪い部分を上回れば、気持ちも落ち着いてくるでしょう。
よその夫と比較して悲観しない
「あそこのご主人は家事育児に積極的らしい。それに比べてうちの旦那は…」「となりのご主人は今だにオシャレなのに、何でうちの旦那はだらしないのだろう」そんなことを考えていませんか。
あなたの夫は、世の中のすべての夫に勝たなくてはならないのでしょうか。よその夫と比較しても無意味なのです。自分の夫と自分だけを見て、夫婦関係を考えるようにしてくださいね。
夫を「気持ち悪い」と感じる時の対処法【行動編】
夫以外に夢中になれるものを見つける
夫が気持ち悪いと感じている時に、夫に気持ちを集中させてはいけません。夫が気持ち悪いなら、夫以外に夢中になれるものを見つけ、目をそらせる時間を作りましょう。趣味に没頭するのも良いですね。好きなことをしているとストレス解消になり、気持ちも落ち着きます。気持ちに余裕ができると、今まで許せなかった夫の言動も気にならなくなるでしょう。
嫌なところをハッキリ伝える
体臭や口臭がきつくて苦痛、偉そうな態度が苦痛、だらしない格好が一緒にいて恥ずかしい、下品なことを人前でされるのが許せないなど、嫌なところをハッキリと伝えるようにしましょう。
最初は言いにくいかもしれませんが、真剣に悩んでいることを伝えたら、夫も真剣に考えるようになるでしょう。真剣に話しても逆ギレするような旦那なら、今後の夫婦関係を考えなおした方が良いのかもしれないですね。
とにかく休む
夫を気持ち悪いと感じてしまうくらいですから、あなたの精神はかなり疲れていると想像できるでしょう。休む暇もないくらい毎日が忙しいなら、家事育児を一切しない日を作るようにしましょう。マッサージに行ったり、音楽をゆったり聴いたりすることで、体も心も癒され、精神状態が落ち着くはずです。
落ち着いた状態で、今後について夫婦で話し合うようにしてください。
カウンセラーに相談する
何をしても夫を気持ち悪いと感じてしまう気持ちが収まらないという時は、カウンセラーに相談することも視野に入れてください。夫婦カウンセリングというものがあり、DVや浮気、セックスレスなど、夫婦の問題について相談に乗ってもらえます。
目的は夫婦関係を修復することですから、もちろん夫婦揃って相談することも可能ですし、一人で相談することも可能です。人に相談することは恥ずかしいことではありません。プロのカウンセラーに的確なアドバイスを仰ぎましょう。
夫を気持ち悪いと思う気持ちは克服できる!
育った環境も性格も違う人間が、あるきっかけで一緒に人生を歩み始めるのです。困難が一切ないということの方が珍しいと言えるでしょう。旦那が気持ち悪いと感じる気持ちがどうしても湧いてきてしまうとしても、せっかく縁あって一緒になったのですから、上手く対処しながら乗り越えていきたいですね。
夫を気持ち悪いと感じてしまうからといって、簡単に別れてしまうのはおすすめできません。この気持ちを克服できるよう、夫婦でしっかりと話し合い、解決に向けて努力するようにしてくださいね。
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