旦那をいらないと思ったらどうすればいい?
そして最終的にたどり着くのは、「旦那なんていらない」という感情です。夫とは毎日顔を合わせるため、一度こうした感情を抱いてしまうと辛いですよね。
しかし、かといって離婚したいかと聞かれると、迷ってしまう人も多いでしょう。子供がいてなかなか離婚に踏み切れない人もいるはずです。では、「旦那なんていらない」と思ったとき、どのように対処したらよいのでしょうか。
妻が「こんな旦那いらない!」と思う瞬間【前編】
家政婦扱いされていると感じたとき
「食事の準備と後片付け、洗濯やそうじに身の回りの整理整頓、日用品の買い出し等々、少しも手伝ってくれたことなんかありません。全部私1人でやってます。
私は家政婦じゃない!ってよく思います。私は妻であり、旦那とは対等な立場のはずなのに…。最近は、こんな昭和のような価値観の旦那なんていらないなって感じ始めてます」(28歳/女性/パート)
時代が変わると共に、夫婦のあり方も変化し続けています。一昔前は「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という役割分担が一般的でしたが、今では夫婦共働きで家事を分担している家庭も多いですよね。
にもかかわらず、夫が家事に参加せず全て妻任せにしていれば、家政婦扱いされたと感じた妻に「いらない」と思われるのも当然でしょう。
体調を崩しているのに家事を要求されたとき
「子供の風邪をもらって熱が出てるのに『飯は?』って言われたときは、マジで旦那なんかいらない、いなくなれって思いましたね。旦那が熱出してるときは私が全部やってあげてるのに」(31歳/女性/専業主婦)
体調不良の時に家事をするよう要求されるとイラッとする、という意見も多くありました。あきらかに具合が悪いのに「食事はまだ?」なんて言われたら、旦那なんていらない!と思うのも無理はありません。
スマホにかじりつく旦那に幻滅したとき
「うちの旦那は家にいるときはスマホしか見てない。『子供見てて』って言ったのに見てるのはスマホ。働いてるのは私も一緒なんだから、休日くらい家事を手伝ってほしい。自分だけしたいことしててむかつく。旦那なんていらない」(25歳/女性/サービス業)
ゴロゴロ寝っ転がりながらスマホをいじっている姿が目に浮かびます…。子供には目もくれず、ゲームや動画に夢中になっているのでしょう。
自分の時間が欲しいのはよくわかりますが、それは妻だって同じですよね。スマホをいじる時間があるなら家事を手伝ってほしいところです。
旦那が休日の朝に起きてこないとき
「旦那は休みの日は昼過ぎまで寝ています。休みの日に寝ていたいのはみんな一緒なのに、自分は寝ていて当然みたいな態度。子供の世話を全部私に押し付けるので腹が立つし、そういうとき旦那いらないなって思います」(35歳/女性/保育士)
「旦那をいらないと思う瞬間ランキング」があるとしたら、こちらの意見も上位に入るでしょう。休日でも妻は朝早くから家事をして、子供のいる家庭なら子供の世話もしています。
それなのに夫だけは昼過ぎまで寝ていると、妻は「休みの日くらい家事してよ!」と思うでしょう。特に共働きの場合、妻は平日は仕事、休日は家事に追われ、休む時間が無くなってしまいます。そのため、いつまでも寝ている旦那にイライラしてしまうのでしょう。
姑と比べられたとき
「洗濯物のたたみ方や料理の味付け、掃除の方法など、全てにおいて義母と比較されます。『母さんの料理の方がうまい』とか、『母さんはそんなやり方しないよ』とか言われても…。
あまりにしつこくて最近はストレスを感じるので、この状態が続くのであれば、旦那と別れて一人で暮らす方が楽かな…と思い始めています」(28歳/女性/パート)
自分なりに一生懸命に家事をやっているのに、夫に文句ばかり言われていたら腹が立つでしょう。「私はあなたのお母さんじゃない」と感じることもあると思います。こういったことを妻に頻繁に言っていたら、「旦那なんていらない」と思われても仕方がないのではないでしょうか。
妻が「こんな旦那いらない!」と思う瞬間【後編】
「メシ、これだけ?」
「平日は仕事終わりに子供を迎えに行き、その足でスーパーに寄って、猛ダッシュで帰って夕飯を作っています。時間が無くて品数が少なくなってしまうこともあるのですが、作った夕飯を見た旦那に『メシ、これだけ?』って言われた時は、本当に腹が立ちました。
旦那は定時で退勤して時間に余裕があるんだから、買い物か料理を手伝ってくれればいいのに。不満があるなら自分で作れよって思いましたね」(27歳/女性/販売業)
共働きで子供の送り迎えや食事の準備を妻のみが担っている場合、妻は仕事で疲れている中、家族のためを思って食事を作っているはずです。それなのに、食卓を見て「これだけ?」なんて言われると、腹が立つのも当然でしょう。
夫婦仲を良好に保ち、「旦那なんていらない」と思われないためには、感謝の気持ちを忘れないことが大切です。妻も大変なのですから、「忙しいのに作ってくれてありがとう」という言葉が欲しいところでしょう。
「簡単なものでいいよ」
「休日に『昼食どうする?』って聞いたら、『簡単なものでいいよ』って言われました。休みなのに私が作るの前提なの?『食べに行こう』とか『俺が作るよ』とかないの?と思いましたね。
しかも何より腹が立つのは『簡単なものでいいよ』の『で』です。料理に簡単なんてない。料理苦手だから休みの日に台所に立つだけで苦痛です」(30歳/女性/介護職)
こちらも多くの妻が深く頷く内容ではないでしょうか。夫としては「作ってもらえるだけで十分だけど」という意味を込めて、「簡単なもので」と言ったのかもしれませんが、もう少し違う言い方をしてほしいですよね。
「疲れてるなら後でやれば?」
「妊娠中は体調がよくない日が多かったのですが、それでも頑張って家事をしていました。辛そうな顔をしていたのか、見かねた旦那が『そんなに疲れてるなら後でやりなよ』って言ったんです。
旦那が代わりに家事をやってくれるわけではありません。私がやらなければ洗濯物もそのままだし、食事もありません。
当時は新婚だったから思っていることも言い出せず、いろいろ辛くて『旦那なんていらない』と思う日もありました。今は何でも言えるし、尻に敷いてますけどね」(33歳/女性/会社員)
産前産後の時期に感じた夫への恨みは一生残ると言われています。性別が違う以上、妊娠による女性の体の変化を理解できないのは仕方のないことです。だからといって無神経な言葉をかけてしまっては、妻を怒らせて愛想を尽かされかねません。
「泣いてるよ」
「子供が生まれてすぐの頃はお互い手探りだし仕方ないんですけど、1歳過ぎてからも旦那が『泣いてるよ』とか『うんちしてるよ』とか報告してきて、あなたも親だよね?と思いました。
『やり方がわからない』とか言い訳されるけど、何度も教えたし、本当は子供の相手が面倒くさいだけなんです。大泣きしている子供に何もしない旦那を見て、マジでいらないなと思いました」(36歳/女性/運送業)
こちらも、子供のいる女性なら共感する人も多いのではないでしょうか。初産なのであれば、お互いパパママ初心者です。それなのにすべて押し付けられてしまっては、妻は「あなたは何なの?」と思いますよね。
「〇〇さんの家はこうしてたよ」
「旦那が事あるごとに義姉の家庭と比べるんですが、正直やめてほしい。うちはうち、よそはよそ。そんなにその家がいいなら、旦那なんていらないから出ていけば?と思います」(34歳/女性/会社員)
人と比べられることが嬉しいと思う人は、かなり少数派なはずです。妻は日々家のことを一生懸命考えているのですから、よその家庭と比べるような発言はしないでほしいですよね。
本人は深い意味はなく言っているだけかもしれませんが、度を越すと妻の怒りをかって大変なことになるかもしれません。
旦那がいらないと思った時の対処法【前編】
そこでここでは、旦那がいらないと思った時の対処法について、前後編に分けてご紹介します。
旦那の良いところに目を向ける
現在は、旦那なんていらないと思ってしまうくらい追い詰められている状態かもしれませんが、結婚した以上、夫にも良いところは必ずあるはずです。
旦那なんていらないと感じたときは、仕事を一生懸命に頑張っていたり、家事を手伝ってくれたりといった、夫の良い部分に目を向けてみるのはいかがでしょうか。夫の素敵な部分を再確認できれば、気持ちが落ち着くかもしれません。
スキンシップをはかる
最近、夫とスキンシップをとっていますか?もしセックスレスなのであれば、夫と触れ合う機会は少ないのではないでしょうか。
全くスキンシップがないままだと、お互いを特別な存在だと思えなくなってくるものです。長年一緒にいて普段触れ合いがないと、いまさらスキンシップをとるのは気恥ずかしいかもしれませんが、関係を良好に保つためだと割り切り、思い切って手を伸ばしてみましょう。
旦那抜きでお出かけする
夫のことをいらないと思うのであれば、夫抜きでお出かけしてみましょう。子育てにも疲れているのであれば、子どもを夫に預けておひとり様を楽しんでみませんか?
夫にイライラしてしまうのは、休息を取っていないからかもしれません。少し息抜きするだけでも、気持ちに変化があるかもしれませんよ。
旦那を「大きい子供」だと思い込む
大人であるはずの夫の身の回りの世話をしていると、「私は家政婦か?」と思ってしまいますよね。考えるとバカバカしく感じてしまうため、いっそのこと夫のことを大きな子供だと思いましょう。
子供だと思えば、全て「仕方ない」で片付くものです。また、子供だからこそ「教育せねば」という意識も芽生えるはずです。今からでも家事について教えてあげると、夫に変化が訪れるかもしれません。
旦那がいらないと思った時の対処法【後編】
期待しない
旦那なんていらない!と思った理由が、家事や育児に参加してくれない、家族の時間を大切にしてくれないなどなら、夫に期待するのをやめてみましょう。
夫婦である以上、お互い支え合い生活していくものですし、子供がいれば夫婦で協力して子育てを行うのは当然です。しかし、その生活や子育ての中で相手に「こうしてほしい」と期待すると、その通りにいかなかったときの落胆が大きくなります。
旦那なんていらないと思ったときには、相手に期待するのを止めてみれば、ガッカリする気持ちやイライラも多少ましになるはずです。
徹底的に教え込む
こちらは「期待しない」とは正反対の対処法です。こちらがしてほしいことや子供の世話の方法などを、徹底的に教え込みましょう。
特に育児の場合、女性は妊娠した段階から徐々に母親になっていきます。しかし男性の場合は、子供が生まれてからも父親としての自覚や実感をなかなか持てない人もいます。
そういった男性の場合、父親として自覚してもらうため一から育てる必要があるのです。初めは大変かもしれませんが、夫が家事や子供の世話のやり方を覚えてくれれば、今後の生活がグッと楽になるはずです。旦那なんていらないと思っても、見切りをつけず手を差し伸べてあげてくださいね。
義理の両親に相談する
夫の両親との仲が良好であれば、夫について相談してみるのはいかがでしょうか。この対処法は、妻が追い詰められていて、埒が明かない状態になった場合におすすめです。
「夫はもう立派な大人なのに、義理の両親に助けを求めていいのだろうか…」と疑問に思うかもしれませんが、夫とやり直したい気持ちが強いのであれば、頼るのは悪いことではありません。夫も頭を冷やしてくれるかもしれませんよ。
食事を作らない
何時に帰ってくるのか、食べるのか食べないのかもわからない、作っておいたのに結局食べないなど、夫の食事にまつわる悩みは尽きませんよね。
全て嫌になり、旦那なんていらない!と強く思うのであれば、夫の食事作りを放棄してしまいましょう。とてもささやかな反抗ではありますが、一番現実的な方法なので地味に効くはずです。イラッとしたら試してみる価値ありでしょう。
旦那がいらないと思っても冷静になれるまで待とう!
しかし、夫も毎日仕事を頑張っているはずです。もしかすると、仕事や職場の人間関係に疲れてしまい、その疲れを癒そうと、必要以上に妻に頼ってしまっているのかもしれません。
夫にも良いところはあるはずですし、これから改善される可能性もあります。旦那なんていらないと思ったからといってすぐに見限るのではなく、一度冷静になってよくよく考えてみましょう。
出会ったころを思い出して、関係を修復していけるように頑張ってくださいね!
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