合コンの流れとは?初心者向け基礎知識を解説!
そもそも「合コン」とは?
そもそも「合コン」とは、合同コンパの略です。では、コンパとは何かと言うと「会社・交際・仲間」などの意味を持つ「company」から来ています。つまり「合同コンパ」は、2つ以上のグループが交流をするための会合のこと。これが少しずつ変わっていって、現在では「男女の出会いの場の一形態」を意味するようになりました。
「合コン」と「飲み会」の違い
「合コン」と「飲み会」の違いは、ズバリ「出会いを目的としているかどうか」です。「飲み会」は、お酒を飲むことを楽しみながら、会社の人や友人たちと親睦を深めます。
合コンも、参加者が20歳以上の場合、流れとしてはアルコールを飲んで親睦を深める「飲み会」と同じですが、似ているようで目的が違うので、同じ意味に捉えないよう注意しましょう。
様々な種類の合コンがある
合コンは、居酒屋などで飲んで、その後二次会へ行く…という流れが一般的ですが、その他にも「街コン」と言って街全体が合コン会場になるイベントも存在します。規模が大きいため、多くの人と知り合いたい人には街コンがおすすめ。
その他にも、登山をしながらコンパをする「登山コンパ」などのスポーツ系コンパもあれば、料理をしながらコンパをする「料理コンパ」などの趣味系コンパもあるのです!自分に会ったコンパを見つけてくださいね。
合コンでの出会いは発展しやすい
合コンでの出会いなんて信用できない…と思っている人も多いのですが、相手グループとの頭数を合わせるためにと誘われて渋々参加したら、そこで気の合う異性がいて仲良くなり、交際に発展した、というケースは非常に多いもの。
合コンでの出会いは、目的がはっきりしているので恋愛に発展しやすいですし、参加している人達も様々なタイプがいます。社会人になると出会いの場も少なくなってしまうものですから、誘われた時には是非参加してみてください!きっといい出会いが見つかるはずです。
合コンの基本の流れとは?
お店に入り席に着く
まずはお店に入ってからの流れです。店員さんに予約している人の名前を告げて、席に案内してもらいます。そして席に着き、全員が揃うのを待ちます。一人で待つのは恥ずかしくて気が引ける…と言う場合は、店の近くで友人と待ち合わせしてから行くのがいいでしょう。
とにかく、遅刻をしないことが前提。道に迷ってしまった時や、どうしても遅れてしまう時などは、遅れることを誰かに伝えて、お店に到着した時にはきちんと全員に謝罪をすることが大切です。第一印象はとても重要ですよ。
まずは飲み物のオーダー
全員が着席したら、まずは飲み物のオーダーをする流れになります。それぞれ好きなドリンクをオーダーしていいのですが、ひとりひとり違う飲み物をオーダーしていると時間がかかってしまうので「とりあえずビール!」という流れが多いでしょう。
ビールが飲める人は、まずはそのオーダーに乗る方がスムーズに進みます。もちろん、ビールが苦手な人は個別にオーダーして大丈夫です。また、アルコールを飲めない人や未成年の人は、ノンアルコールドリンクを注文しましょう。周りに合わせてお酒を飲む必要はまったくありません。
乾杯から始める
普通の飲み会と同じように、それぞれのドリンクが揃ったらまずは乾杯します。乾杯をしたあとは、自己紹介し合う流れになるのが一般的でしょう。基本的には幹事の人や、男性側のグループが先を進めてくれることが多いので、その流れに身をまかせるのが一番です。
自己紹介は、まずは名前を相手に伝えることが基本ですが、きちんと覚えてもらえるように、趣味やハマっているものなど、一言添えることが大切です。そこから会話が展開していきます。
いよいよフリートークへ
乾杯も済んで自己紹介も終わったあとは、フリートークです。幹事の人が何かゲームなどを用意している時には、ゲームが始まる場合もありますが、自己紹介のあとはとりあえずフリートークになるのが一般的でしょう。
フリートークは、それぞれが会話を楽しむ時間なので、気になっている人がいる場合には、どんどんアピールをしていきましょう。
席替えをする場合も
フリートークをすると言っても、どうしても隣の席の人や向かいの席の人とだけの会話になってしまいます。そのため、席替えをするパターンもよくあります。席替えをすることによって、参加メンバーと満遍なく会話をすることができるからです。
第一印象ではそんなに気になっていなかった人でも、会話をすることによって仲が深まることは非常に多いもの。せっかく出会いの場に来ているわけですから、様々な人と会話をしてみましょう。
お会計のあと二次会へ
基本的に合コンでは「飲み放題コース」をチョイスしていることが多いため、時間制限があります。時間がくるとお会計をして、二次会へと移動するのが一般的です。お会計の時に幹事やお店の人を困らせないように、細かいお金を事前に用意しておくのがいいでしょう。
二次会には無理のない範囲で参加しましょう。二次会になるとどちらのグループも緊張が解けてきて、より一層仲良くなれるので、気になっている人と距離を縮めるのにぴったりです。
合コンを盛り上げるためのポイントとは?
ゲームにはノリノリで参加する
合コンの流れによっては、ゲームが始まることがあります。ゲームをする時には、ノリノリで参加することが重要。ここで「えー。嫌だー」などとネガティブな反応をしてしまうと、周りも盛り下がってしまいます。
せっかくですから、ノリノリで参加して楽しみましょう。ゲームが苦手という人も「1回だけならいいか」という気持ちで参加してみると、意外と楽しめたりするものです。
合コンの目的を忘れない
合コンの目的は「出会い」であるということを忘れてはいけません。出会いを求めて集まった以上、来ている人にきちんと興味を持つようにしましょう。
「イケメンがいないから」「自分のタイプの人がいないから」という理由で不機嫌になってしまう人がときどきいますが、それは絶対にNGです。きちんと相手に興味を持つことから始めましょう。
周りに馴染んでいない人にもどんどん声を掛ける
もし、周りに馴染むことができていない人や、自分から誰かに話しかけるのが苦手そうな人がいる場合には、こちらからどんどん会話を振ってあげるなど、全体で盛り上がれるような気配りをすることが大切です。
会話が苦手でも、出会いを求めて合コンに参加しているわけですから、周りと仲良くなりたいと思っているはず。こちらからどんどん話しかけることによって、口下手な人にも馴染んでもらえるようになり、全体の雰囲気が良くなっていくでしょう。
幹事に感謝の気持ちを持つ
合コンが開催されるのは、幹事がプランニングしてくれたり、合コンの流れを作ってくれたりなど、いろいろと準備してくれたからです。そのため、幹事には感謝の気持ちを持つことが重要。お店を探して予約をしたり、参加人数を整えたりすることは大変なことです。
少しお店に対して不満があったり、参加メンバーや合コンの流れに不満があったからと言って、幹事を責めることは絶対にしてはいけません。その場を楽しむ努力をすることが重要です。きちんと幹事を労ってあげることによって、またさらに素敵な合コンをセッティングしてもらえるかもしれませんよ。
合コンで自分をアピールするコツ
気配りを忘れない
合コンで一番モテる人は、気配りができる人です。第一印象ではまずは容姿だけを見る人がほとんどですが、最終的には気配りができる人に魅力を感じるもの。
そのため、気配りを忘れずに常に周りを見渡すことができるかどうかは、非常に重要なポイントです。飲み物がなくなっていたら「何か飲みますか?」などと声をかけてあげたり、会話の流れに入ってこられない人がいれば、別の話題にするなどの気配りをしましょう。
誠実な対応を心がける
誠実な対応ができる人は、それだけで魅力的です。合コンは気軽な出会いの場ですが、礼儀正しくすることが重要。自分が狙っている人がいて、その人に話しかけようと思ったら、他の人から声をかけられてしまった!という時でも、自分に興味を持ってくれた人に対してきちんと誠実な対応をすることで、あなたのポイントもアップするでしょう。
聞き上手になる
聞き上手な人は、どんなシーンで好かれます。人の話をしっかり聞くということは、話し手に興味を持つということ。出会いの場では、いかに相手に興味を持つかが大切なのです。相手に興味を示さずに自分の話ばかりしているような人は、いくら見た目がよくても嫌われてしまいます。おしゃべりが苦手な人でも、まずは聞き上手になることが重要です。
全員で盛り上がれる会話する
仲の良い友達と合コンに参加すると、ついついその友達ばかりと会話をしてしまいがちですが、全員で盛り上がれるような会話をすることが大切です。身内ネタを出されても、周りはシラけてしまうだけ。しっかりとみんなが楽しめるような話のネタを提供し、会話を展開していきましょう。
合コンで気になる異性と仲良くなる方法!
最初からあからさまなアピールは避ける
合コンでは気配りが大切だと言いましたが、あまりにもあからさまな気配りや、「気配りできる女子アピール」はNGです。男性も引いてしまいますし、女性側からの印象も悪くなります。いかに「さりげなく」できるかがポイントなのです。
気になる男性がいても、その人とだけ喋ろうとせずに、まずは全員で会話を楽しむことから始めましょう。
下の名前で呼ぶ
好きな人と距離を縮めたいのであれば、周りの人とは違った呼び方をするだけでも、相手はドキッとします。特に、下の名前で呼ぶと距離は一気に縮まるので、自然な流れで、さりげなく途中から呼び方を変えてみるのもおすすめ。相手も、あなたを意識してくれるようになるでしょう。
ボディータッチをする
合コンで一気に距離を縮めるための定番の方法は、ボディータッチを多めにすることです。ですが、これもあくまでも「さりげなく」することがポイント。明らかに一人の異性に対してだけボディータッチが多いと、周りから引かれてしまうこともあります。ちょっと酔っ払ってきて、周りもみんな打ち解けてきた頃に、少しずつ増やしていくのが自然です。
「お持ち帰り」はその時の流れや、相手の反応次第
合コンでは「お持ち帰り」されることがあるということを、意識しておいてください。お持ち帰りとは、合コン後に終電を逃してしまい、2人きりになった流れでホテルへ行ったり、彼の部屋へ行って泊まることを言います。
気になる男性にお持ち帰りされることは、一部の女性にとっては嬉しいことかもしれません。ときどき、わざと終電を逃してお持ち帰りされるように仕向ける女性もいますが、それは上級者のテクニック。終電を逃したとしても、きちんと相手の反応を見て、迷惑にならないように振る舞うことが大切です。
合コンの服装で気を付けるべき事とは?
ラフすぎる服装はNG
合コン初心者の中には、「周りから『気合い入れすぎ』と思われたくないから、いつもと同じような服装で行こう」と考えてしまう人がいます。しかし、ラフすぎる服装はNGです。合コンに対してあまり前向きではないのかな?と思われてしまいますし、だらしないと思われてしまうこともあります。
Tシャツにデニムでもいいことはいいのですが、あくまでもきれい目になるようなコーディネートを意識しましょう。
露出度が高すぎる服もNG
気合いを入れすぎてしまって、露出度がかなり高めの服装で合コンに来る人がいますが、露出度が高すぎると男性にも引かれてしまいますし、女性からも引かれる可能性があります。極端なミニスカートや、胸の谷間が見えるような服装は避けて、露出をするのであればどこか一部をさりげなく見せるようにしましょう。
例えば、オフショルダーのトップスで肩を出す程度の方が、健康的な色気を出せるでしょう。ミニスカートでも膝上くらいの方が上品に見えるのでおすすめです。
清潔感を意識する
かわいい服装やおしゃれな服装をしていても、例えばその服がシワシワだったり、毛玉がひどかったりすると、それだけで清潔感を感じられなくなってしまいます。だらしない印象にならないよう、清潔感を意識した服装を心がけましょう。
服だけではなくて、靴やバッグなどの小物類も意外と見られているものです。靴が汚れてしまっていたり、バッグの中身がぐちゃぐちゃだったりすると、それだけで恋愛対象から外されてしまうこともあるので注意しましょう。
ヘアやメイクもやり過ぎはNG
気合いを入れたくなるのはわかりますが、ヘアやメイクをバッチリ決めすぎてしまうと、場違いな雰囲気になってしまうことがあります。そして、バッチリメイクは男性受けはあまりよくありません。
メイクに気合いを入れ過ぎて、付け慣れてないつけまつげを付けてみたものの、途中で取れてしまっていた…なんてこともあるので、慣れないことはしない方がいいでしょう。自然体で小ぎれいな格好が一番です。
合コンに参加するための流れや方法とは?
友人に合コンを企画してもらう
初心者なら、まずは友人に合コンを企画してもらうのが一番でしょう。気心の知れた友人にセッティングしてもらって、友人たちと一緒に参加すれば、初心者でもそこまで緊張せずに楽しめることでしょう。
友人であれば、事前に「こんなタイプの人と合コンしたい」などと要望を伝えることもできるので、自分が理想とする人に出会える可能性もぐっとアップします。
自分で合コンを企画する
誰も合コンを企画してくれなくても、落ち込む必要はありません。自分で企画するという手もあります!むしろ、自分で企画をする方が、自分の好きなお店を選んだり、好きな友人を揃えることができるので、初心者には意外とおすすめ。
最初から自分で企画をするのはハードルが高いと思われがちですが、やってみると意外と楽しくて、合コンの企画や流れを考えるのにハマってしまった!なんて人も多いです。
街コンに参加する
合コンを企画してくれるような友達もいないし、自分で合コンを企画する自信もないという人は、街コンに参加してみるのがいいでしょう。街コンであれば、サイトなどで参加する人を募集していることが多いですし、参加を希望する際も、ネットから申し込むことができるので、気軽に参加できます。
友人を誘って一緒に参加すれば、初心者でも緊張せずに楽しめるでしょう。
合コンをよくしている友達を紹介してもらう
自分の友達には合コンに参加するタイプの人はいないけれど、友達の友達は合コンをよくしているみたい…という時は、友達にその「合コンのプロフェッショナル」を紹介してもらいましょう。
参加したいと意思表示をすれば、きっと次の合コンの際に誘ってくれるはずです。友達の友達であれば安心できますし、初心者でも気軽に参加することができます。よく合コンをしている人から流れを教えてもらって参加すると、肩肘張らずに合コンデビューすることができるでしょう。
自分で合コンを企画する際の流れや注意点!
合コンに適した雰囲気のお店を選ぶ
合コンをするには、まずどのお店を選ぶかが大切です。例えば、駅から近くて、ある程度賑わっており、お酒のメニューが豊富で、飲み放題のコースがある店ならベストに近いでしょう。
静かでおしゃれなお店もいいのですが、あまりにスタイリッシュなお店の場合は、あまり騒ぎすぎるとお店に迷惑がかかってしまう可能性があります。そのため、ある程度賑わっているお店の方がいいでしょう。
お店までのアクセスを確認しておく
お店が決まったら、きちんとお店までのアクセスを確認しておくべきです。どの行き方がスムーズなのか、駅の何番出口からが一番近いかなどを参加者に教えてあげられると、とても親切です。目印になるものなどを伝えて、迷わずに来てもらえるようにしましょう。できれば、二次会のお店として、その場所から近いお店に目星をつけておくこともおすすめです。
人数をしっかりチェックする
合コンに参加する人数をしっかりチェックしておかなければ、男女の人数が合わなくなってしまうこともありますし、お店に予約をする時も、人数を間違えて伝えてしまうと、当日になって席が足りない!なんてことになってしまいます。
何日前までなら人数の変更が可能なのかも、お店にしっかり確認しておきましょう。また、もし誰かが来られなくなったとしたら、代わりに来てくれそうな人がいるかどうかも、事前に考えておくといいでしょう。
当日の流れをある程度決めておく
いざ合コンをスタートできても、幹事がある程度流れを決めておかなければ、なんとなくみんなで飲んで、なんとなく終わるということにもなりかねません。ひたすらフリートークという合コンもありですが、できればきちんと流れを作ったほうがいいでしょう。
自己紹介をして、開始30分後には一度席替えをしよう、二次会は近くのカラオケ店にしよう、などと具体的な流れを計画することで、参加者にも安心して楽しんでもらえます。
合コンの流れを頭に入れたら、いざ合コンへ!
合コンの流れを頭に入れたら、いざ合コンに参加してみましょう!とにかく行動をすることが大切です。頭の中であれこれ考えていても、誰も合コンを企画してはくれませんし、自分からどんどん行動することで出会いは自然と増えていきます。
そして何より、自分自身が楽しむことが重要です。心から楽しんで、素敵な出会いをゲットしてください!
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