2014年06月14日公開

お友達とケンカした…泣いて帰ってきたわが子のなだめ方９パターン

子どもにケンカはつきもの。まだ幼いわが子が友達とケンカして泣いていたら、母親としてどんな言葉をかけてあげたらいいでしょうか。そこで今回は、20代から40代の既婚女性500名に聞いたアンケートを参考に「『お友達とケンカした』と泣いて帰ってきたわが子のなだめ方」をご紹介します。

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「大変だったね」と気持ちを受け止める

「『それは悲しいよね、わかるよー』と共感する」（30代女性）というように、まずは動揺するわが子をしっかり受け入れてあげましょう。「何があったの？」としつこく追及するのではなく、ぎゅっと抱きしめたり手を握ったりして、子どもが自分から話し始めるのを気長に待ったほうがよさそうです。

「『ケガはない？　あー、よかった！』と前向きに言う」（30代女性）というように、すぐ本題に入らず、ひとまず別の視点でクールダウンを図るのもいいでしょう。「おやつ食べながら話そうか」などと、あえて深刻にせずラフに構えてみせると、わが子の気持ちも少しは楽になるかもしれません。

「『いつもママがついてるよ』と笑顔で応じる」（30代女性）というように、一緒になってオロオロするのではなく、子どもの一番の理解者としてどっしり構えることも必要でしょう。幼い子にとって母親はとても大きな存在なので、あなたが「大丈夫、大丈夫」と優しく言うだけでも、ずいぶん気が静まるに違いありません。

「『あら、何でそうなっちゃったんだろう？』と理由を尋ねる」（20代女性）というように、ケンカのいきさつに絞って話を聞き出してみると、本人も冷静にわが身を振り返ることができそうです。ただし、子ども自身があまり話したくなさそうなら、無理に問い詰めないように気をつけましょう。

「『何があったのか教えてほしいな』とお願いする」（30代女性）というように、とにかく子どもが何でも言いやすい雰囲気を作り、とことん話に付き合うのもよさそうです。途中で口を挟みたくなってもぐっと我慢して、まずは子どもに自分の思いを吐き出させ、スッキリさせてあげましょう。

「『あなたはどうしたい？』と意向を聞く」（40代女性）というように、こちらからアレコレ指図するのではなく、わが子の気持ちに寄り添いながら、対処法を探るのもよさそうです。子どもが的外れなことを言っても決して否定せず、「ほかに方法はないかな？」などと優しくサポートしてあげましょう。

「『ケンカしたら、前より仲良しさんになれるから』と励ます」（20代女性）というように、落ち込んでいるわが子に「関係は修復できる」と教えることで、気持ちを前向きにしてあげられそうです。「ほら、パパとママもすぐ元に戻るでしょ？」などと身近な例をあげると、説得力が増すでしょう。

「『あの子も悲しがってるだろうねえ』と友達を気遣ってみせる」（30代女性）というように、自分のことで頭がいっぱいになっているわが子に、相手の状況を想像させるのも手です。「きっと仲直りしたいと思ってるよ！」と前向きに話せば、自然と笑顔になるかもしれません。