年の差婚に後悔…理想と現実は違う?
しかし、実際に年の差婚をすると、思っていたのとは違う結婚生活が待っているかもしれません。実際、「理想と現実は違った」という声もよく見かけます。
年の差婚で後悔したり、失敗したりしないように、事前に年の差婚のリアルな事情に迫ってみましょう!
年の差婚といわれる年齢差はどのくらい?
年の差婚とは、男性と女性の年齢差が大きいときに使われる言葉です。2歳差や3歳差程度では、年の差婚とは言われません。
5歳差だと、人によっては年の差婚だと感じることもあるでしょう。しかし、年の差婚というほどでもないと思う人もいます。
7歳差になると、歳の差婚だと思う人が増えるでしょう。10歳も差があれば、おそらくほとんどの人が年の差婚だと思うはずです。
年の差婚に後悔…本音エピソード《夫目線編》
実際に年の差婚をして後悔してしまった男性に、本音を聞いてみました。
【妻が年上】子供に恵まれない可能性がある
「7歳年上の女性と結婚しました。最近は年の差婚なんて珍しくないのでさっさと結婚してしまいましたが、よく考えたら妊娠出産に問題が出そうな年齢だったんです。もっと若い人と結婚すればよかったと後悔しました」(30歳/男性/会社員)
「かなり年上の妻がいますが、年齢的に出産が厳しそうだと医者に言われてしまいました。うちは会社をやっているので、後継ぎが生まれたらいいなと思っていたんですが、そこは誤算でした。親からは、年の差婚の前に相談すべきだっただろうと怒られました」(29歳/男性/自営業)
女性には出産適齢期があり、出産できる年齢にもある程度リミットがあります。こちらの男性たちのように後悔しないためには、その点についてもよく考えておくべきですね。
【妻が年上】あっという間に中年女性に
「5歳年上の妻がいます。結婚した時はまだ『綺麗なアラサー』だった妻も、結婚して6年も経てば中年らしい外見に。アラフォーになると美貌が突然崩れるのだなぁと実感し、後悔しました」(31歳/男性/会社員)
「多少の困難は分かった上での年の差婚でしたが、年上の妻が日に日に老いていくのを見るのは、つらいものがあります。結婚した時はそれなりにまだ若く見えたのに、今はその面影もありません。もっと若い子にしておけばよかったかなと後悔」(29歳/男性/会社員)
アラフォーに近づくと中年らしくなってしまうのは、どうしようもありませんよね。女性は努力してアンチエイジングしているはずですが、抗いきれない部分もあります。
【妻が年上】尻に敷かれてしまう
「年上の妻がいますが、自分よりも全てにおいて経験豊富なため、妻の意見が優先になります。本当は自分が主導権を握りたいけど、妻の尻に敷かれている状態です。結婚後に一番後悔したことはそれですね」(26歳/男性/会社員)
「後悔したことといえば、妻の尻に敷かれてしまうということです。もともと気が強い上に年上なので、自分の意見なんてとても言えません。慌てて年の差婚なんてするものじゃないですね」(33歳/男性/契約社員)
妻が年上だと、どうしても主導権を握られがちに。多くの男性は、自分が主導権を握りたいと思っていますから、年上の妻に尻に敷かれて後悔しているようです。
【妻が年下】家事ができない
「僕の妻は10歳年下で、いわゆるメシマズ嫁。料理の経験が少ないなら練習すればいいのにと思いますが、練習せずに、急にアレンジレシピを試すから最悪なことに。年上の女性との年の差婚なら、こんなことで悩まずに済んだのかなぁ…と後悔」(34歳/男性/会社員)
「自分は自分の店のことで手一杯なので、家事は全て妻に任せなければいけませんが、肝心の家事能力がダメすぎることに結婚後に気づきました。洗濯物の干し方が適当だし、掃除嫌いだし、料理も微妙。後悔しかありません」(35歳/男性/自営業)
女性が家事を任されることが多いですが、家事能力が低すぎると、男性から嫌がられるようです。若くても家事能力の高い人はたくさんいるので、年の差うんぬんの話ではない気もしますが、いずれにしても最低限の家事スキルは欲しいところですね。
【妻が年下】期待されすぎてしまう
「自分のほうが年上なので、過度に期待されてしまうのが悩み。年上なら収入が多いはず、自分より何でもできるはず、と妻は思っているみたい。実際はそこまでではないので、自分の不甲斐なさを思い知らされる感じがして、後悔した」(35歳/男性/会社員)
「自分のほうが年上というだけで、妻が色々と期待してくるので困ります。自分はそこまで経験豊富でもなくて、どちらかといえば妻の方が常識も良く知ってる。でも、自分のほうが年上というだけで、何でも期待されてしまう」(37歳/男性/会社員)
年上の男性に期待したり、頼ったりしたいという気持ちは、多くの女性に心当たりがあるでしょう。しかし男性にとっては重荷になっているようです。
【妻が年下】見栄を張るのに疲れる
「これは自分の見栄っ張りな性格のせいだとは分かってますが、見栄を張るのに疲れてしまいます。妻は自分よりも若いので、頼ってほしいと思い、つい自分を大きく見せてしまいます。でもそんな毎日に疲れてきて、ちょっと後悔中」(37歳/男性/会社員)
「年上の男らしいところを見せたいと思い、つい無理をしてしまいます。給料を多めに言ったり、身長をサバ読みしたり、その他にも色々と…。年の差婚でなければ、ここまで悩まなくてよかったのかなと、今更後悔しています」(33歳/男性/会社員)
年下の妻に、つい見栄を張ってしまうという男性は少なくありません。年下の妻に頼られたいという気持ちは、多くの男性が持っているはずです。
年の差婚に後悔…本音エピソード《妻目線編》
一体どんな部分について後悔しているのか、女性の本音を聞いてみました。
【夫が年上】亭主関白
「11歳も年上の男性と結婚しました。お付き合いしている時はすごく優しかったのに、いざ結婚してみると、まさかの亭主関白。後悔しました」(21歳/女性/営業職)
「年上の夫が亭主関白すぎて、ついていけません。時代錯誤もいいところ。でもそんなことを言うと、『お前が子供すぎるんだ』と言われてしまう」(24歳/女性/営業職)
亭主関白が好きな女性は、あまりいないでしょう。現代の女性は自立を目指していますから、夫の言いなりになる生活は苦痛になります。結婚後に亭主関白だと判明すると、自由がない感じがして、とてもショックでしょうね。
【夫が年上】すぐにオジサンになってしまう
「歳の差婚をしたばかりの頃はカッコよかった夫が、結婚して数年後には立派なオジサンに。加齢臭もすごいし、頭髪もだんだん薄くなってきました。どうしてこんなオジサンと四六時中いっしょにいなければならないんだろう、と後悔しています」(32歳/女性/自営業)
「10歳以上年上の夫がいます。昔はすらっとしたイケメンだったので、将来はダンディなおじさまになると思っていました。でも現実は、小太りのオジサンで、後悔しまくりました」(34歳/女性/会社員)
オジサンになると加齢臭や頭髪が気になってきますよね。女性にも言えることですが、老化は急に来ますので、若かった頃の容姿はあまりアテになりません。
【夫が年上】考えが古臭い
「年の差婚で一番後悔したことは、夫の考えが古臭いということです。女は家にいるべき、女が家事をするべき、子育ても全部女の仕事。男尊女卑っぽくて、本当に後悔しました」(33歳/女性/会社員)
「11歳の年の差婚をしました。そうはいっても旦那はまだアラフォーですから、ものの考え方は私とそう変わらないだろうと思っていましたが、現実は甘くありませんでした。ネットで友達を作っただけで『そんなのは本当の友達じゃない』と言われて、考え方が古臭いなと思いましたね」(27歳/女性/契約社員)
年下の妻からは、どうしても年上の夫の考え方は古臭く感じられるようです。考えの違いが大きすぎると、夫婦関係にヒビが入る危険性も。
【夫が年下】セックスの頻度が低い
「最近の若い男性は草食系だと聞いていたけど、うちの夫はまさにそれ。セックスしたくても、夜はさっさと寝てしまう。私は毎日でもセックスしたいのに」(32歳/女性/パート)
「私は性欲が強い方なので2日に1回はセックスしたいんですが、夫の性欲がなさすぎて全然セックスできません。体目当てなわけではないけど、もっと性欲強めな人と結婚すればよかったなぁと後悔。同じ年の差婚なら、セックス好きなおじさんのほうがよかったかな」(38歳/女性/派遣社員)
女性はアラフォーに近づけば近づくほど、性欲が増すと言われています。それなのに夫が草食系では、不満が溜まりますよね。
【夫が年下】常識を知らない
「6歳年下の男性と年の差婚をしましたが、あまりにも常識が無くてビックリ。特に、冠婚葬祭系の知識が微塵もなくて、一緒に結婚式などにお呼ばれした時にいつも恥をかいてしまいます。もっと常識のある年上の男性と結婚すればよかった…と後悔しました」(29歳/女性/会社員)
「7歳年下の男性と知り合い、思い切って年の差婚をしました。でも、ことあるごとに彼の非常識さが表に出てしまって、ウンザリして呆れています。もっとよく考えて結婚すべきだったと後悔しまくりです…」(27歳/女性/アルバイト)
頼れる旦那のはずが、逆に全く頼れないほど常識がないとなると、妻も恥をかいてしまいます。こちらは後悔するのも仕方ないといえますね。
【夫が年下】甘えたくても甘えられない
「なりゆきで年下男子と年の差婚をしてしまいましたが、甘えたいのに甘えられないというのが結構つらいです。6歳も年下の彼に甘えると、年上の威厳を見せられないような気がして…。1歳でも年上の人と結婚すればよかったかな、とプチ後悔中」(30歳/女性/会社員)
「年下の男性と年の差婚しましたが、包容力が感じられないので、甘える気になれません。まだ20代なので、包容力を求める方が間違っているのかもしれませんけど…。こんなことで後悔するとは思っていませんでした」(27歳/女性/契約社員)
女性のほうも、年上らしい威厳を見せたいという気持ちはあります。ですが、やはり男性に頼りたいのも女心。この女性のように年下の夫に包容力を感じず、後悔している人も多いようです。
後悔しないために!年の差婚のメリットとは?
年の差婚をすると、どんなメリットがあるのでしょうか?年の差婚をしてから後悔しないために、年の差婚の幸せな面も見てみましょう。
ケンカが少なめ
年の差婚をした夫婦は、ケンカが少なめなのがメリットです。少し価値観の違いがあっても、「年齢が違うから仕方ないよね」というように考えるので、ケンカには発展しません。また、どちらかが主導権をにぎっていることが多いので、意見の相違でケンカになる前に物事が解決する可能性が高いのです。
それだけでなく、年上の方が余裕があることが多いので、年下の配偶者がワガママを言っても「仕方ないなあ」と許してくれる場合もあります。年上ならではの優しさですね。
逆に年齢が近いと、「年齢が同じなら価値観も似てるはず」と考える人が多いので、些細なことでケンカに発展してしまうのです。
世代の違う話が聞ける
年齢差があると、自分の知らないことを相手が知っていますよね。普段の会話の中で、自分の知らない話を沢山聞けるのは、年の差婚ならではです。
特に相手が年上の場合は、経験からくる役立つ知識も豊富なはず。自分が知らなくても、相手が知っているかもしれないというのは、心強いですね。
若々しさを保てる
年の差婚の相手が年下だと、どうしても周りの目が気になりがち。すると自然と、自身を若々しく見せようと努力したくなるので、外見も内面も若々しさを保つことができるようになります。
無理に若作りをするのは痛々しいですが、スキンケアや身だしなみといった細かなところが変化するだけで、かなり若々しい印象になるはずです。
新しい知識や価値観に触れることができる
自分よりもかなり年下の配偶者の話を聞いていると、自分の知識も増えていきます。また、若い人の価値観に触れるたびに、新しい発見があるでしょう。
年下の人の知識や価値観を得ると、会社の人からの見る目が変わる可能性があります。たとえば飲み会で若い部下と話す時に、話題がまったく合わなくて困ることがあると思いますが、若い人の知識を配偶者から仕入れることで話題が弾むことでしょう。
古臭い価値観を持っている上司は嫌われますから、新しい価値観を得ることで、仕事をする時にも役立つかもしれません。時代に即した柔軟な考えを持った上司は、誰からも好かれ好印象となるでしょう。
年収が高い
多くの会社では、年齢が高ければ高いほど年収も多くなります。配偶者がアラフォーにもなれば、かなり年収は高くなるはずです。
結婚生活を支えるには、お金が必要となりますよね。しかし若い人は低収入なことが多く、生活で苦労するケースも少なくありません。しかし自分よりも年齢がかなり高い人は、年収が高いだけでなく、部長や役員などの特別な肩書をもっていることもあるので、その点も魅力、メリットの一つといっていいでしょう。
愛情が深まる
年の差婚をすると、愛情が深まりやすくなります。
年の差婚をした夫婦は、見た目年齢の違いから「あれってカップル?親子?」のような好奇の目で見られがち。そんな経験を付き合っている段階からしていくため、結婚する前にはそれなりの覚悟が出来ています。そのため2人の絆はとても深いのです。
壁があると愛が深まると昔から言いますが、年の差婚はまさに壁ばかり。壁にぶつかるたび、2人の愛情はより深く強いものになっていくはずです。
後悔ポイント?年の差婚のデメリットとは
年の差婚には一体どんなデメリットがあるのか、見ていきましょう。
介護問題が付き物
年の差婚で絶対に問題になるのが、介護問題です。年の差が大きければ大きいほど、介護の問題を意識しなければなりません。
まだ自分が若くても、配偶者が10歳以上も年上なら、早くに介護生活が始まる可能性があります。配偶者に介護が必要となれば、どんなに自分が働ける年齢だとしても、介護を優先しなければなりません。
もちろん遊びに行きたくても、介護優先の生活で遊びになどいけない環境となるでしょう。そうなれば、同年代の友達よりも疲労や苦労を色濃く感じてしまうかもしれません。
同年代の異性に惹かれる心配がある
同年代の異性に恋してしまう可能性があるというのも、重大な問題です。
年の差婚をした直後は「年下の人と結婚してよかった」「年上と結婚できて幸せだ」と思うかもしれませんが、価値観の違いや相手の外見の劣化などをきっかけに、同年代の異性に目が行ってしまうおそれがあります。
同年代なら話も合いますし、一緒に歩いていても周りから好奇の目で見られたりしませんよね。その心地よさを一度知ってしまうと、「同年代の異性もいいな」と思ってしまうのです。
自分の心変わりだけでなく、配偶者の心変わりの心配もしなければなりません。場合によっては浮気問題に発展するケースもあるでしょう。
相手の老化が気になる
年上の配偶者と年の差婚をした場合、相手の外見がどんどん変化していくことは避けられません。
昔はスレンダーだったのにどんどん太っていく、肌がシミやシワだらけになる、頭髪が薄くなっていく…。外見の変化はとても分かりやすく、「どんどんオジサンになっていくなぁ」「オバサンになっちゃったなぁ」と思うことが増えていくでしょう。
老化は体の内側でも始まっています。体力がなくなって、疲れやすくなり、昔のように活発に動けなくなります。食事量が減ることもあるでしょう。
あらゆる面で老化を感じるようになりますから、若さに価値を見いだしがちな人は「もっと若い人と結婚しておけばよかった」と後悔することになるかもしれません。
年の差婚を物珍しい目で見られる
年の差婚をすると、周囲の目が気になるという人は多いです。一緒に歩いているだけでジロジロ見られることも多いため、そういう瞬間に後悔をする人もいます。いつも周囲に好奇の目で見られるというシチュエーションを想像するだけでも、「なんだか嫌だな」という気分になりますよね。
また、家族や親戚、友人から様々な口出しをされる人もいるかもしれません。そのたびにウンザリした気分になると、おのずと年の差婚をしてしまったことを後悔するでしょう。
価値観が違いすぎて後悔
価値観は、結婚生活においてはとても重要なことですよね。価値観があまりにも違うとすり合わせるのが難しく、幸せな結婚生活から遠のいてしまいます。
どんなことにお金を使うのか、食費はどのくらいかけるのか、洋服はどこで買うべきか…そんな些細なところで、価値観の違いが出てきます。安物でなければならないという人もいれば、高いものでなければならないという人もいるでしょう。同世代でも価値観の違いがあるのですから、年齢が違えばそれはさらに大きくなります。
相手に先立たれてしまう可能性がある
相手が自分よりもかなり年上だった場合は、相手の方が先に亡くなる可能性が高いです。そうなると、寂しい晩年を過ごすことになってしまいます。
また、先に亡くなった相手が大黒柱だった場合は、家計が苦しくなるのは安易に想像がつきますよね。年の差婚は生活面でもメンタル面でも、つらい思いをすることになるのがデメリットといえるでしょう。
年の差婚を後悔しない回避方法
年の差婚で後悔しないために気をつけるべきことはどんなことか、ご紹介します。
自分磨きを怠らない
自分磨きは、結婚したら必要ないと思っていませんか?実は結婚後こそ、自分磨きをしっかりしなければなりません。
年下の配偶者に「中年っぽい」と思われないためには、自分磨きを怠らないことがとても重要です。結婚はゴールではなく、あくまでひとつの目標です。もうゴールにたどり着いた気分で自分磨きを怠ると、どんどん老化が進んでしまいますよ。
年の差婚のリスクを事前に知っておく
年の差婚の前に、リスクについてしっかり調べておきましょう。
年の差婚をする前に、心の準備をしておけば、後悔する可能性は低くなります。後悔のほとんどは「こんなはずじゃなかった」という気持ちだと思います。「こうなることは分かっていた」という気持ちなら、少しはストレスが軽減されるでしょう。
寛容な心を持つ
寛容な心を持って、配偶者の全てを受け入れるようにしましょう。そうすれば、後悔することはほとんどないはずです。
後悔してしまうのは、相手の全てを受け入れられないからです。「価値観が違う」「どんどん年をとっていく」という当然のことに拒否反応を示してしまうと、それが後悔に繋がります。
後悔しそうなら結婚を考え直す
最終手段ですが、どうしても後悔したくないなら、「結婚を考え直す」というのも大切な回避方法です。
どうしても不安がある、後悔しそうだと感じたら、本当に結婚してもいいのか考え直してみましょう。特に、年の差婚の経験者の話は参考になるはずです。
「自分にもこんな未来が待っているかも…」とネガティブな感想を持ったなら、結婚について考え直す必要があるでしょう。
歳の差婚でも後悔せずに幸せになろう
年の差婚をした人の中には後悔している人も大勢いますが、年の差婚をしたからこそ幸せに生活している人たちもいます。
年の差婚のリスクを事前に知っておき、心の準備をしてから結婚しましょう。お互いのことを尊重し、良いところも悪いところも受け入れることができれば、幸せな結婚生活が待っているはずです。
この記事を参考にして、自分の将来を想像してみてください。あらゆるシチュエーションを想像してみて問題が無さそうなら、年の差婚に踏み切っても問題ないでしょう。
年の差婚でも後悔せず、幸せな生活が待っていることを願っています。
「年の差婚で後悔」に関する専門家の意見やアドバイス
年の差婚で後悔!?年上男性に幻滅する理由
年上の男性は、それだけで知識と経験が豊富そうに見えるため、若い女性の目には魅力的に映る場合があるようです。しかし、そんな憧れを好意と錯覚し、年の差婚をしてしまったあとで、相手の男性に幻滅する女性は少なくありません。男性向けに書かれた恋愛指南書『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』(トイアンナ)には、以下のような記述があります。
「(前略)
ナミさんのように幻滅したきっかけを明確に語ってくださる女性は少数派ですが、年上好きの女性にはどこか『ダメな人は年上でも本当にダメだな』と我に返る瞬間があります。そのタイミングなら別の年上男性が彼女をかっさらう前に、あなたも口説くチャンスが生まれるのです。
彼女を口説くなら、まずは年上男性に失望する瞬間を見逃さない程度には仲のいいグループに入っておきましょう。その上で『彼ってこういうところが人としてできてなくて』と愚痴る瞬間を待つのです。
いざ口説くチャンスが訪れても、自分が大人であると売り込まないように注意しましょう。『大人ぶった同年代』と『大人ぶった年上男性』では実年齢が上のほうに軍配が上がるからです。
それよりも、『ほんとそうだよね。俺も前は男の先輩を尊敬してたんだけど、あるとき『思ったより子供だな』って思っちゃったんだよ』と、共感できる話を盛り込みます。『自分も同じように年上へ幻滅したことがある』と語ることで『年上男性=自分より大人で、世間のことをわかっている』という幻滅を壊すのです。」
このように、「年上男性は頼りになる」と期待している女性ほど、パートナーのそうではない一面見たときに失望する可能性が高いようです。年の差婚で後悔したくなければ、相手の人間性を冷静に見極め、対等な関係を築いていく必要があるでしょう。
恋愛に年齢差は関係ない?
男性と女性では、年齢差のある相手との恋愛や結婚について、意識の違いがあるようです。『紳士のルールズ』(檀れみ)には、以下のような記述があります。
「(前略)
まず、初めてカレシの話をする時、親や女友達から二言、三言目には必ず年齢を聞かれます。
(中略)
そこで当人としては、データ圏外や自分とあまりにもバランスの取れていない年齢を言うのは、少しためらわれる。嘘はつかないけれど、思い切って言うor一拍置いてからおずおずと言ってみる。もしくは、
『ン~、結構ウエ(シタ)なんだけどね~』と軽く迷宮に入れてしまったりするワケです。
でもね、オンナって、人に言う時にやや困ることはあっても、
『やっぱり年齢が離れているから付き合わないでおこう』ってことはまずナイ。
理由はいたって単純。好きになったらやめるほうがムズカシくなるからね。
その点、男性は好きになったコがあまりに年下(年上)だと、軽く遊ぼうなんて考えの人は別として、結婚を悩む&躊躇する人が多いように思われる。
『彼女はきっと本気じゃないんじゃないか』とか、『どうすれば楽しいと思ってくれるか分らない』と自信なさそ~にボヤいたり、はたまた、『こんな歳して、今さら、恋愛なんて……』という、自分自身のなかのハードルを呆然と見つめてしまっている状態もある。
だとしたら、コレ、案ずるより産むが易しだと思います。
(中略)
オトコとオンナって、トキメいていれば何歳だって、することは変わらないのだワ。
二十歳そこそこの小娘が五十過ぎのカレシに向かって、
『○○ちゃ~ん』とか、あだ名で呼ぶのだって、それが等身大の姿なわけだ。
男性が仕事でどんなに出世しようとも、失脚しようとも、金持ちであろうがビンボーであろうが、恋愛は社会と隔離されている世界での出来事でしょ。
『だって、歳離れてるしぃ~』などと言って、ハナから負い目を与えるオンナは、腹にイチモツあると疑ったほうがいいのかも知れない。
(中略)
恋をしたら年齢は関係なくなる。
だから、諦めたり、卒業したりしてはいけません。
レンジは広く持って、恋のチャンスを永遠に狙い、恋愛し続けようとする気持ちが大切。それがフェロモンとなり、セクシーな魅力となるんですもの。」
このように、好きになってしまったら年齢差など気にしないという女性が多いのに対し、男性は結婚を躊躇する傾向にあるようです。年の差婚に二の足を踏む男性には、年齢を強調してプレッシャーを与えるよりも、お互いに等身大で付き合えるように接したほうがいいかもしれません。
<参考文献>
『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』(トイアンナ)
『紳士のルールズ』(檀れみ)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!