女性は寂しい気持ちが募ると浮気しちゃうもの?
果たして、寂しいから浮気をするというのは女性の本心なのでしょうか?もちろん、浮気をした自分を正当化するために、「彼氏が構ってくれなかったから浮気をした」と寂しさを免罪符にしようとする女性もいます。
ですが、彼氏から十分に愛情が感じられず孤独感にさいなまれた結果、浮気をしてしまう女性も少なくないのです。
この記事では、寂しいがゆえに浮気をする女性の心理や、寂しくなったときの対処法などについてお伝えします。男性も女性もぜひ最後までご覧ください。
寂しいあまりに浮気する女性の心理とは?
欲求不満でつい魔が差して浮気をしてしまうのならばまだ理解できるものの、寂しいがゆえに浮気をするというのは全く理解できない、という男性は少なくありません。
もちろん、寂しさを理由に浮気をする女性ばかりではありませんが、「女心は理解不能」と突き放してしまっては彼女に浮気をされてしまいかねません。そこでまずは、寂しいあまりに浮気をした女性の赤裸々な本音をチェックしておきましょう。
彼氏の愛情を感じなくなった
「付き合いたての頃はマメに連絡をくれていた彼。おしゃれなデートスポットに連れて行ってくれたのに、最近は連絡の頻度が激減して、デートももっぱら彼氏の家に呼びつけられるだけ。愛されていないと不安を感じていたところ、優しくしてくれる男友達とつい浮気をしてしまいました」(21歳/女性/大学生)
この女性のように、彼氏の愛情が感じられず寂しい気持ちでいっぱいになると、優しくしてくれる男性に救いを求めるようにして浮気をしてしまうケースもよくあります。
彼氏よりいい人だったから
「彼氏は釣った魚に餌をやらないタイプ。忙しい彼氏に合わせて休日を調整しても、直前になってドタキャンをするんです。そんな時、たまたま知り合った男性が彼氏よりずっといい人だったので、好きになってしまいました。途中から彼氏が浮気相手のような感じになったので、彼氏とはちゃんと別れて、今はその男性とお付き合いしています」(28歳/女性/接客業)
彼氏に放っておかれて寂しい時に素敵な男性に出会うと、彼氏への不満も相まって、その男性に心奪われてしまうという女性も多いようです。
一人でいるのが耐えられなくて…
「小さい頃から一人でいるのが苦手で、付き合う男性とは四六時中一緒にいたいタイプなんです。最初の頃は彼氏もそんな私を受け入れて甘やかしてくれたんですが、徐々に私に割いてくれる時間が少なくなってきて…。一人でいるのが耐えられなかったので、セフレを作って寂しい時にだけ会うようになりました」(24歳/女性/アパレル)
このように、付き合う男性に精神的に依存するタイプの女性は、寂しいと感じると他の男性で孤独感を埋めようとして浮気をしてしまうのでしょう。
彼氏に嫉妬させたかった
「彼氏が構ってくれないと寂しいですし、なんで私のことを放っておくの!と怒りを感じます。他の男の人の影をチラつかせたら私のことをもっと気にかけてくれるんじゃないかと思って、浮気をするんです」(23歳/女性/事務職)
彼氏から十分に愛されておらず寂しいと感じた時、わざと浮気をして彼氏の嫉妬心をかきたてることで、自分に関心を向けさせようとする女性もいます。
男性からすると腹立たしく感じるでしょうが、浮気は女性からの「寂しい」「もっと私を見て」という屈折したメッセージであることも。
寂しい気持ちから浮気してしまう主な原因
では、寂しかったから浮気をしたという女性は、いったいどのような心理を抱えているのでしょうか?ここからは、女性が寂しい気持ちから浮気をしてしまう原因を4つピックアップして解説していきます。
マンネリ化
「寂しいから浮気をした」という女性の言葉を額面通り受け取ってしまうのは考えものでしょう。確かに、彼氏に十分に構ってもらえずに寂しいと感じると、他の男性のほうにフラッと行ってしまう女性もいます。
ですが、寂しいという気持ち以上に、彼氏との関係にマンネリを感じているからこそ、女性は浮気をするのです。
付き合いたての頃は、仕事や遠距離などでなかなか会うことができなくても、寂しいからと言って浮気をする女性は少ないでしょう。付き合いが長くなり倦怠期に突入すると、寂しいという口実を盾にして浮気をする女性が増えていきます。
セックスレス
言葉を交わさずとも、肌と肌を重ね合うことでお互いに愛情を確かめ合うことができますよね。セックスは、カップルにとって欠かすことのできないコミュニケーションツールでもあります。
だからこそ、彼氏側の拒否が原因でセックスレスになると、女性は「彼に嫌われたのかも」「どうして抱いてくれないのだろう」と不安と寂しい気持ちでいっぱいになります。
このような不安定な状態で他の男性から誘いを受けると、頭ではダメだとわかっていても、ついその誘惑に乗ってしまうのでしょう。
彼氏への復讐心
女性が寂しいと感じるのは、彼氏の言動に問題があるケースも少なくありません。自分は彼氏に尽くしているつもりなのに、それに見合った愛情や関心を彼氏から受け取ることができないと、女性は寂しい気持ちにりますし、同時に怒りも感じることでしょう。
「私に寂しい思いをさせた彼氏に復讐してやりたい」とやけっぱちな気持ちになって、あえて彼氏にバレるように浮気をするのです。
彼氏にも自分が愛しているのと同じくらい愛してもらいたいと望んでいる女性は、その願いが叶わないと「彼氏に裏切られた」と感じられるのでしょう。
孤独感
常に誰かに愛されていなければいてもたってもいられないという恋愛依存症の女性や、付き合う男性に精神的に依存しきってしまう女性には注意が必要かもしれません。というのも、このような女性は人一倍孤独感に弱く、少しでも寂しいと感じると浮気をする傾向が強いのです。
自分を大切にしてくれる彼氏よりも、寂しいと感じた時に自分の傍にいてくれる都合のいい男性を求め、浮気を繰り返してしまう可能性さえあります。
寂しいと感じて浮気する女性の共通点とは?
では、寂しいがゆえに浮気をする女性には、一体どのような共通点が見られるのでしょうか。ここからは、その特徴について見ていきましょう。
恋愛に依存している
寂しいあまり浮気をしてしまう女性の共通点としてまずご紹介したいのが、恋愛に依存しきっているということ。常に恋愛をしていなければいてもたってもいられず、フリーでいると不安と恐怖に襲われるという女性がこのケースに当てはまります。
このような女性は、男性から常に情熱的に愛され求められていなければ、自分の存在価値を確認することができません。また、彼氏のことが好きだから付き合っているわけではなく、恋をしている自分が好きだから、恋愛をさせてくれる男性と付き合っているだけなのです。
彼氏が自分の思い描く恋愛を叶えてくれなければ、不満を感じて他の男性に心を移してしまうでしょう。
自分に自信がない
誰かに愛されている実感をもったことが少なく、自己肯定感が低いことも、寂しいあまりに浮気をしがちな女性の特徴のひとつ。
自分に自信があれば、彼氏からの連絡頻度が少なくなっても「自分は愛されている」と思えるため、「きっと仕事で忙しくて連絡ができないのだろう」と考えて寂しさをやり過ごすことができます。
反対に、自尊心が低く自分に自信のない女性は、「他の女性と浮気をしているのでは?」「彼氏に嫌われてしまったのかも」とネガティブ思考に陥ってしまうでしょう。
そして、その寂しさや不安感を紛らわせるために、他の男性に一時的な安らぎを求めて浮気をするのです。
孤独に耐えられない
甘えん坊で寂しがり屋な性格をしているのも、寂しいがゆえに浮気をしてしまう女性によく見られる共通点でしょう。
人一倍孤独に弱くて、彼氏には常に自分の傍にいてもらいたいと考えている女性は、少しでも彼氏からの連絡が遅いと、とてつもない不安を感じてしまいます。このような女性にとって、孤独は死も同然なのです。
そのような状態から逃れるために、たとえ表面的で一時的あったとしても自分に優しくしてくれる男性と浮気をして、孤独感を埋めようとするのでしょう。
誘われると断れない性格をしている
彼氏のことを心から愛している女性であっても、意志が弱く断れない性格をしていると、寂しいと感じた時にそこそこ素敵な男性から誘惑されれば、つい流されてしまうもの。
自己肯定感がとても低く、「断って相手に嫌な気持ちをさせてしまったらどうしよう」と恐怖や不安を感じて、つい誰にでもいい顔をしてしまうのです。
そして、そのような性格は往々にして、ズルい男性に見抜かれています。「この子はぐいぐい行けば落とせる」と判断した男性からのアプローチに負けて、結果的に浮気をしてしまうでしょう。
浮気してしまう前に!寂しいと感じた時の対処方法
たとえバレなくても、彼氏を裏切ったことの罪悪感や後ろめたさがつきまとい、浮気をする前のような関係を取り戻すのは難しいでしょう。
彼氏のことを愛しているのならば、浮気をしてしまう前に思いとどまることが大切です。ここからは、恋愛中に寂しいと感じた時の対処法をご紹介していきますので、ぜひ試してみてくださいね。
彼氏に素直に寂しい気持ちを伝える
男性は往々にして察するのが苦手なもの。だからこそ、「私に言われなくても察してほしい」という考え方を改めなければならないのです。
寂しいと感じていることを言葉で伝えなければ、彼氏はあなたの気持ちにずっと気づいてくれないかもしれません。ですが、一言「寂しい」と彼氏に伝えれば、彼氏はあなたの気持ちを理解して、これまでの自分の行動を反省し、もっと愛情表現をしてくれるはずです。
寂しさを感じた時には、まずは素直に自分の気持ちを言葉にして伝えるようにしてみてくださいね。
趣味や仕事に没頭する
遠距離恋愛をしていると、どうしても彼氏と会える時間も頻度も少なくなるため、寂しさを感じやすくなります。そんな時には、浮気というネガティブな方法ではなく、趣味や仕事に没頭するというポジティブな方法で寂しさを紛らわせましょう。
浮気をすれば一時的に寂しい気持ちは紛れるかもしれませんが、その後に罪悪感に襲われて、余計に辛くなってしまいます。反対に、新しく趣味を見つけたり仕事に打ち込めば、彼氏に会えない寂しさが和らぐだけでなく、充実感で心が満たされるでしょう。
何かに打ち込み努力をすることで、女性としても人としてもより魅力的になれるので、いいこと尽くしです。
浮気したあとのリスクを考える
彼氏にないがしろにされると、寂しさと怒りで心がいっぱいになりますよね。そんな時に他の男性から誘われたら、つい浮気をしたくなるのも十分に理解できます。
ですが、浮気をして気持ちが晴れるのはほんの一瞬のことです。後ろめたさはずっと付きまとってきますし、万が一浮気が彼氏にバレれば別れを告げられてしまうかもしれません。そのようなリスクを考えれば、浮気をする一歩手前で踏みとどまれるはずです。
精神的に自立する
寂しさゆえに浮気をしてしまうのは、他者に精神的に依存しきっていることが原因である場合も。このような場合は、彼氏が世間一般の男性よりもマメに連絡をして愛情表現をしてくれたとしても、ちょっとしたことで寂しさを感じ浮気をしてしまうことでしょう。
彼氏ではなく、自分に原因があって寂しさや孤独を感じていることを、まずは自覚しなければなりません。その上で、彼氏や恋愛への依存心をなくすよう意識することが大切です。
仕事でも勉強でもよいので、努力して何かを達成することで自分に自信がもてるようになれば、他者への依存心が和らぎ、精神的に自立できるようになるでしょう。
寂しい気持ちから浮気するときの注意点
ここからは、寂しさに耐えられず浮気をしたことで生じるリスクや注意点についてチェックしていきましょう。
バレた時は復縁できないかもしれない
浮気はパートナーに対する最大最悪の裏切りです。たとえ未遂であったとしても、あなたが他の男に流されそうになったことが彼氏に知れれば、彼氏はあなたのことを見限るかもしれません。
彼氏と別れたくないのであれば、バレた時のことを考えて浮気は思いとどまるべきでしょう。
場合によっては慰謝料を請求されることもある
単なる恋愛関係の場合、浮気をしても交際相手に慰謝料を請求されることはありません。ですが、婚姻関係を結んでいたり婚約をしている場合は、浮気がバレた時にパートナーに慰謝料を請求される恐れがあります。
一時の感情に流されて浮気という過ちを犯せば、愛するパートナーを失うだけではなく、金銭的な損失をも招いてしまうのです。
修羅場になる可能性が高い
寂しいからと言って浮気をすると、それが発覚した時にほぼ間違いなく修羅場になります。彼氏に激しく責めたてられ、寂しさや孤独感を抱いていた時よりもずっと辛い思いをすることでしょう。
仮に彼氏に浮気がバレなかったとしても、浮気相手との関係を切ろうとした時に相手がストーカー化したり、あなたとの関係を彼氏に暴露しようと脅してきたりする可能性もあります。
社会的な信頼を失うことも
彼氏と共通の知人がいる場合、浮気が発覚すれば十中八九、その人物にもあなたが浮気したことが伝わるでしょう。その知人を通じて、より多くの人にあなたの愚行が広まってしまう可能性すらあります。
特に職場恋愛をしている場合、浮気がバレれば職場の人にもその噂が広まるため、「浮気をした最低な女」と白い目で見られ、社会的な信頼を失ってしまいかねません。
浮気というプライベートでの失敗が、「公」の領域にまで悪影響を及ぼすこともあるのです。
反省…男性が浮気を許したエピソード集
許すことを選んだ男性は、なぜ浮気をした彼女のことを捨てなかったのでしょうか?ここからは、彼女の浮気を許すことにした男性たちの声に耳を傾けてみましょう。
仕事ばかりで相手しなかった
「正直、浮気が発覚した時には頭に血が上って別れようと思いました。でも、落ち着いて考えてみると、仕事にかまけて彼女をないがしろにしていた自分にも原因があるのでは?と感じたんです。だから一度だけ彼女を許すことにしました」(29歳/男性/教員)
多忙を理由に彼女に寂しい思いをさせたという自覚があるからこそ、彼女に浮気をさせてしまった自分にも原因があると考え、彼女のことを一方的に責められないのでしょう。
セックスを拒否してしまった
「性欲の強い彼女とは対照的に、僕自身は結構淡白。彼女から誘われても『疲れてるから』と拒否して、セックスレスの状態が続いていました。僕にも原因があるし、浮気は1回だけだったので、彼女を許すことにしたんです」(24歳/男性/経理)
浮気が発覚して強いショックを受けたものの、「心の浮気」ではなく「体の浮気」であって、男が風俗に行くようなものだと自分に言い聞かせたことで、彼女を許せたという声も聞かれました。
彼女からのサインを無視してしまった
「今思うと、何度も『会いたい』『寂しい』と彼女から言われていました。それが原因で喧嘩になったこともあります。でも、その時点で自分が彼女を安心させてあげられれば浮気されなかったと思うと、彼女を責める気にはなれません」(27歳/男性/工場勤務)
彼女から危険信号が出ていたにもかかわらず、それを無視した自責の念から、彼女ではなく自分を責めてしまうケースもあるようです。
浮気をされても彼女のことが嫌いになれない
「浮気なんて絶対にありえないし、されたらすぐに別れてやると思っていました。でも、実際に浮気をされて感じたのは、彼女を他の男に取られることの恐怖なんです。浮気を許してあげなければ彼女は僕のもとを去って行ってしまうと思ったので、1回だけ目をつぶることにしました」(30歳/男性/外資系勤務)
彼女のことを心から愛しているからこそ、浮気をされた時に別れを選ぶことができず、彼女を許さざるを得なかったという男性も少なくありません。
寂しいと感じても浮気をせずに彼氏に誠実でいよう!
「寂しいから」「彼氏が構ってくれなかったから」というのは、浮気をしてよい理由にはなりません。多くの男性は浮気をした彼女を許さず、別れを告げるでしょう。
仮に彼が許してくれたとしても、純粋に愛し合っていた頃に戻ることはできません。寂しいと感じた時には素直に彼氏に自分の気持ちを伝えたり、趣味や仕事に打ち込んで寂しさを紛らわすようにしましょう。
寂しさに打ち勝ち、他の男性からの誘惑を乗り越えることができれば、2人の絆と愛情はより強いものになるはずです。
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