遠距離恋愛中の電話…どうしてる?その実態を調査!
遠距離恋愛をしているカップルにとって、電話は特別で欠かせないものですよね。今回は、遠距離のカップルは、どのくらいの頻度でどういった電話をしているのか、その実態を調査しました。関係を維持するための電話の活用方法も、この記事から学んでいきましょう。
遠距離カップルは電話の頻度が高め?
いつでも会える距離にいるカップルに比べ、遠距離カップルは必然的に電話の頻度が高くなります。会いたい時に会える距離にはいないため、声を聞いて近くに感じることができる電話が多くなるのでしょう。
電話の頻度は、付き合っている期間や会う頻度などによっても異なりますが、一般的なカップルに比べると総じて高めのようです。
タイミングはお互い時間のある夜が多い
電話をするタイミングは、お互いに時間の都合がつきやすい夜が多いようです。学校や仕事が終わり、家事や用事を終わらせた後、ゆっくりできる時間に電話をするカップルが多いでしょう。
こうしたことから、寝る前に電話するのが習慣になることが多いのも、遠距離カップルに見られる特徴。寝る前に一日の報告をしたり、相手に気持ちを伝えたりと、一日の最後に電話をするカップルが多いようです。
電話をすることが生活の一部に
遠距離カップルには、毎日のように電話をするという人達も多いです。例えば「お互いの時間が合う夜10時頃に」など、ある程度時刻を決めて電話しているカップルもいるでしょう。
これが毎日続くと、恋人に電話することが生活の一部となり、朝、洗顔をするのと同じように、電話をすることが当たり前になっているカップルも見られます。義務とまでは思っていないにしても、「電話しなきゃ」「電話の時間!」とスケジュールの中に組み込まれていることもあるでしょう。
会えないからせめて声を聞きたい
相手が今何を考えているのか、寂しくなっていないか、我慢していないかを確認するために電話する、という遠距離カップルもいます。
単に好きだから電話するのではなく、相手の様子を知るために声を聞きたいと思うのです。遠距離のため、普通よりも不安になったり寂しくなることが多いでしょう。そのような相手の気持ちをLINEやメールなどの文字で感じ取るには限界があります。
電話であれば、「大丈夫だよ」の一言を聞くだけで、声のトーンから「本当は寂しんだな」と気付くこともできますよね。会えないから相手のことが心配になり、「せめて電話で声を聞きたい」と思うカップルは多いです。
遠距離カップルに聞く!電話の頻度はどれくらい?
毎日電話する
「電話は毎日してますね。しなきゃいけないっていうルールはないけど、何かと電話してしまう。電話してると隣にいるような感覚になるし、離れていることを感じない」(28歳/男性/運送業)
毎日電話をするという遠距離カップルは非常に多いようです。何かと報告したり共有することによって、一緒にいる感覚になれるのでしょう。遠距離でなかなか会えないと、「近くにいる」と感じたくなるのは当然かもしれませんね。
LINEはするけど電話はたまに
「LINEは毎日するけど、電話は週に1〜2回程度。休みの日に長電話したりして、まとめてコミュニケーションをとってる感じです」(23歳/女性/受付)
LINEは頻繁にするが電話はたまにしかしない、という遠距離カップルもいます。時間が合わなかったり、それぞれの時間を大切にしたいという思いがあるのでしょう。ただ、久々の電話になるため、その時は長電話になるというカップルも。
毎日電話をしなくても、1回の電話で長くコミュニケーションをとり、仲をキープしているカップルもいるようです。
電話は相手がかけてくるタイミングで
「仕事で忙しい彼なので、彼が時間できたタイミングでかけてきてくれます。短時間でもなるべく電話に出られるようにしてます」(27歳/女性/営業)
かける側が決まっている、という遠距離カップルも少なくないようです。相手が忙しかったり、電話をしたいタイプの場合、かける側がだいたい決まってくるでしょう。コメントの女性は、それに応えてあげたくて、なるべく出るようにしているとのこと。その努力が二人の関係を支えているのでしょう。
寝る前はビデオ通話が日課
「基本的に、寝る前はビデオ通話が日課です。会話はたわいないことばかりですけど、彼女を不安にさせずに済むかなと思って」(30歳/男性/公務員)
毎日電話をするという人もいれば、顔を見られるビデオ通話をするという遠距離カップルもいるでしょう。声を聞けるだけではなく、表情も見ることができるため、電話以上の安心が得られます。たわいない会話であっても、ビデオ通話を日課にすることで、なるべく相手が不安にならないようにしているのですね。
遠距離恋愛中の電話に対する彼の本音とは?
ここで、電話に対する彼の本音を見ておきましょう。
毎日長電話するのは正直しんどい
「毎日電話をすることは別に良いんですけど、長電話になるとちょっとしんどいです…。毎日1時間も2時間も電話してると、なかなか自分の時間が持てない」(24歳/男性/介護士)
電話を毎日すること自体は苦ではなくても、毎日長電話するのは疲れると感じる男性は多いようです。長電話をしていると、他のことができなくなったり、自分の時間がなくなってしまいますよね。遠距離であっても毎日の長電話はキツイと感じる男性は多いでしょう。
愚痴ばかり聞かされて疲れる
「話すことが他にないのか、電話をすると彼女はいつも愚痴ばかりで…。聞いてるだけで疲れてしまって、切りたくなることもよくあります」(31歳/男性/建築業)
電話でする話がネガティブな内容ばかりだと、遠距離であっても電話を切りたくなるという男性のコメントです。楽しい電話なら毎日でも良いが、暗い電話はしたくないと思う人は多いです。
たまには彼女からもかけてほしい
「自分が電話したいと思ってかけるんですが、いつも電話するのは自分からで。たまには彼女からもかけて欲しいです。必要とされてないのかなって寂しくなります」(26歳/男性/保育士)
電話を「しんどい」と感じる男性もいれば、「彼女からももっとかけてもらいたい」と思う男性もいます。元々寂しがり屋だったり、彼女への気持ちが強いと、彼女からもっと必要とされたいと感じるのでしょう。
遠距離のため、必要とされていると実感できる数少ない機会が、電話なのかもしれませんね。
話すことがなくなって困ることも
「電話自体は嬉しいし、毎日でも構わないです。ただ、話すことがなくなって困ることが度々あります」(28歳/男性/販売)
電話自体は嫌いではなく、毎日でも良いと語る男性ですが、話すことがなくて困ることもあるようです。たまには女性から話を振って会話をリードしたり、ビデオ通話をして雰囲気を変えたりといった工夫が必要になるでしょう。
電話をすると会いたくなるからあまりしたくない
「彼女のことは好きだから、もちろん電話はしたいです。でも、声を聞くとどうしても会いたくなっちゃってつらくなるから、あまりしたくないというのが本音です」(29歳/男性/塾講師)
声を聞くと逆につらくなる…という本音もあります。好きだから電話はしたい、でも会いたくなっても遠距離だからすぐに会えないという現実が、「電話をあまりしたくない」という思いにさせるようです。可愛くもあり切なくもなる男性の本音ですね。
遠距離恋愛中に毎日電話するのはNG?その理由とは
なぜ遠距離恋愛中に毎日電話をするのがNGなのでしょうか。その理由に迫ってみます。
自分の時間がなくなってしまう
遠距離の恋人との電話に、毎日長い時間を費やし続けたら、自分の時間がなくなってしまいますよね。趣味に時間を使いたい、家のことをやりたいなど、やりたいことが自由にできなくなってしまう可能性があります。
5分10分程度の電話ならまだしも、長電話をするとなると、その分自分の時間が削られてしまうでしょう。「あれもしたいのに」「今日もこれができなかった」と、時間がないことでストレスを感じてしまう危険性があるため、「毎日の電話はNG」と言われるのです。
マンネリ化して気持ちが冷めてしまう
毎日電話をすると、相手が毎日何をしているのか、どんな出来事があったのかを知ることができます。と同時に、相手のことを知り過ぎてしまうことが、マンネリ化してしまう原因になりかねません。
また、電話することを当たり前にしてしまうと、「声を聞けて嬉しい」「会いたい」という気持ちすら薄れてしまうため、毎日ではなくたまにする方が良いのでしょう。
義務のように感じて億劫になる
「毎晩電話をする」などとルール化してしまうと、「電話しなくちゃ…」という義務感が生じます。疲れていても、眠くても「電話しなくちゃ…」と思うようになったら、電話するのがだんだん億劫になってしまいますよね。
また電話をルール化することで、応答する前から「どうせいつものような話でしょ」と内容が想像できてしまうのもデメリットでしょう。「だったら明日でもいいや…」「急ぎじゃなさそうだから出なくてもいいか…」と、次第に電話から逃げるようになってしまうこともあります。
電話に集中しなくなる
電話をすることが当たり前になってくると、次第に「ながら作業」をするようになる人もいます。電話をしながらテレビを見たり、電話をしながらゲームをしたりして、相手の話を流して聞いてしまうようになるのです。
その結果、「そんなこと言ってたっけ?」「この間も言ったのに」とすれ違いが生じ、喧嘩に発展してしまうこともあるでしょう。せっかくの電話ですから、お互いに集中して会話を楽しみたいものですよね。しかし毎日電話をすることによって、恋人からの電話に集中できなくなることもあるのです。
遠距離恋愛中の電話の注意点!≪その1≫
自分の気持ちを一方的にぶつけない
遠距離恋愛では、ストレスや不安が溜まりやすいため、電話で気持ちをぶつけてしまいがちです。直接会って話すことが頻繁にはできため、仕方ないことかもしれません。
自分の気持ちを素直に話したりぶつけたりすることは、遠距離恋愛では大事なことです。しかし、一方的になってしまわないように注意すべきでしょう。
一方的に不満や思いをぶつけてしまうと、もう一方は受け止めるだけになってしまいます。そのせいで、「会いたい」とあまり思わなくなったり、ストレスが増してしまうことがあるのです。一つ思いをぶつけたら、相手の気持ちも一つ聞く、といったバランスが必要になるでしょう。
ケンカしたときは早めに仲直りする
気持ちのすれ違いが起こりやすい遠距離恋愛では、不満や寂しい思いが溜まり、つい電話でケンカに発展してしまうことがあるでしょう。たしかに、ケンカをすることで仲が深まったり、相手の気持ちを確認することができます。ただし、長引かせないよう注意すべきです。
ケンカが長引くと謝るタイミングを失い、「電話したい」と思えなくなっていきます。ちょうど遠距離恋愛の寂しさがピークに達している場合、「他の人に癒してもらおう」という気にすらなってしまうでしょう。
遠距離恋愛だからこそ、ケンカをした時には早めに仲直りすべきです。「やっぱり遠距離だからダメなんだ…」と距離を言い訳にしないよう、仲をキープする努力をしましょう。
電話をかけるタイミングに注意
遠距離だとなかなか会えないので、「寂しい!」「今すぐ声が聞きたい!」と激しい衝動に駆られることもあるでしょう。しかし、電話をかけるタイミングには注意したいところ。相手が忙しい時間帯だと分かっているのに電話をかけるのは避けましょう。
相手の都合が悪い時に、「電話したい」という気持ちに任せてかけてしまうと、相手に負担をかけてしまいます。相手が優しい性格なら、「気持ちに応えることができない」「幸せにしてあげられていない」と自分を責めてしまうかもしれません。相手が暇そうな時にかけるようにし、「今、大丈夫?」と気遣うことも忘れないようにしましょう。
電話のたびに求めすぎない
遠距離だと相手が何を考えているのかが分かりづらいため、気持ちを確認したくなることが多くなります。「好きだよ」「会いたい」という言葉を聞いて安心したくて、つい「私のこと好き?」「気持ち変わってない?」と電話で求めてしまいがちです。
しかし、電話のたびに愛の言葉を求めると、相手は重く感じてしまいます。また、言ってもらえたとしても、言葉自体が軽いものになってしまうでしょう。毎日「好きだよ」と言われても満足できなくなり、求めることがどんどんと大きくなってしまいます。
愛の言葉や愛情表現を電話するたびに求めないよう注意したいところです。
遠距離恋愛中の電話の注意点!≪その2≫
相手が不安になるような切り方をしない
「明日も早いから」とか「眠くなってきたね」と電話の終わりが見えてきたら、相手が不安になるようなことを言わないように注意しましょう。
そろそろ電話を切ろうというときになって、異性の話をしたり、「会えなくてつらい」と話したりすると、相手は気になってしまいます。電話を切ってからもモヤモヤした気持ちが残り、なかなか寝付けなくなったりして、不安が大きくなってしまうこともあります。
最後の会話が記憶に残りやすいため、電話を切る時は、なるべくポジティブな話題で終わらせるように心掛けましょう。
簡単に別れ話を出さない
恋人と喧嘩になると、すぐに「もう別れる!」と言う人がいます。遠距離だと不安を感じやすいため、相手の気を引くために「別れる」と言う人もいるでしょう。しかし、電話だと顔が見えず、「別れる」発言が気を引くためのものかかどうか分かりにくいため、そのまま破局に繋がってしまうこともあるということは覚えておくべきです。
遠距離恋愛では、些細な一言がきっかけで別れに至ってしまうケースがよくあります。自然消滅が多いのも、こうしたことが理由かもしれません。相手の顔が見えないぶん言葉が重要になり、言葉の選択ミスによって心にまで距離ができてしまうことがあるのです。
遠距離では、相手も自分も「不安」「つらい」という気持ちを抱えていますよね。相手を試すため、気を引くための別れ話は、電話でしないようにしましょう。
一定の頻度を保つ
転勤などで、付き合っている間に、遠距離恋愛へと変わってしまうこともあるでしょう。このような場合、遠距離になって初めのうちは、高い頻度で電話します。しかし時間が経つにつれて慣れてしまい、電話の回数が徐々に減ってしまうことがあるでしょう。
電話の回数が減ってくると、「前と変わったな」「想いが薄れてきたのかな」と相手は不安を感じます。頻度が変わってくると、「初めのうちはこうじゃなかったのに…」とすれ違いが起こりやすいのです。
なるべく一定の頻度を心掛けることも大切でしょう。どのくらいのペースで電話したいのか、あらかじめ話し合っておくことも大切です。
話すことがないのに繋ぎっぱなしにしない
遠距離カップルは、他のカップルに比べて電話は多めです。そのため、「話すことがない」という状況が起きやすいでしょう。この状況でも繋ぎっぱなしにするカップルがいますが、話すことがなくなっているのに繋ぎっぱなしにすると、「電話がしんどい」と思うようになってしまいかねません。
「とりあえず毎日電話する習慣だから」などの理由なら、無理に電話をしない方が良いです。もしそのような状態なら、住んでいる場所は遠くても、心の距離が近付ぎる可能性があります。話すことがないなら、その日は電話しないで自分の時間を過ごすことも大事。
ダラダラとした電話にならないよう、メリハリをつけましょう。
遠距離恋愛を長続きさせる電話のコツ
お互い負担にならない程度にルールを決めておく
遠距離カップルは、お互いに負担にならない程度のルールを設けておくと良いでしょう。片方だけが「毎日電話したい」と思っているのであれば、「毎日電話をしても最長10分まで」と制限を設けるなど、お互いへの配慮が必要です。
片方が良くても、もう片方の負担になるようであれば、しっかりルールを定めておくべき。そうしないと、必ずその負担はストレスに繋がります。どのくらいの頻度が良いのか話し合い、お互いが納得できるルールを決めましょう。
長電話には注意
仮に毎日電話をするにしても、長電話にならないように注意しましょう。長電話は負担となるだけでなく、マンネリ化してしまう原因でもあり、気持ちが冷めるのも早くなってしまいます。
また、なかなか会えないからと長電話をしすぎると、自分の時間を持てなくなってしまいますよね。遠距離の恋人も大事ですが、自分の時間も必要です。恋人との電話が面倒くさいものにならないように、頻繁に長電話しないよう気をつけましょう。
メッセージも上手に使う
遠距離カップルはなかなか会えないため、「声を聞いて近くに感じたい」と思うものです。確かに声を聞くことで安心でき、距離を感じにくくなるため、遠距離カップルには電話はかかせません。とはいえ、電話にこだわないようにしたいところです。
わざわざ電話で話す内容ではない時は、メッセージも上手く活用してみると良いでしょう。「今日はこんなことがあったよ!」と写真付きでメッセージを送るのも良いです。時間のある時にじっくり見て返信することができるため、自分の時間も確保しやすくなりますよね。
声を直接聞ける電話も良いですが、電話にこだわらず、お互いの都合やタイミングを考えて、メッセージも上手に使っていきましょう。
バランスの良い会話を心掛ける
「この間は私が話を聞いてもらったから、今日は彼の話を聞こう」というように、話すこと、聞くことのバランスを意識しましょう。電話の会話が一方的にならないように気を付けるだけでも、遠距離恋愛の不満が溜まりにくくなります。
愚痴を吐くことや不安をぶつけることは悪いことではないですが、自分が一方的に話してしまうと、相手に聞き役を求めることになってしまいます。しかし、我慢や不安を抱えてうつうつとしているのは、あなただけではないですよね。
遠距離カップルにとって、思いやりは何よりも大切です。相手の話に耳を傾けることも必要です。バランスの良い会話を心掛けて、相手にも吐き出してもらうようにしましょう。
遠距離には欠かせない電話で心の距離を縮めよう!
しかし、遠距離カップルは気軽に会うことができないため、電話は絶対に欠かせないコミュニケーションツールでしょう。電話をかけるタイミングや内容、頻度によって、遠距離のカップルの心の距離は広がりもしますし、縮まりもするのです。
遠距離恋愛中の電話には、注意すべきところやコツがあります。「声が聞きたい」「寂しい」という思いを優先するのではなく、相手の負担やプレッシャーにならないよう配慮すべきですね。
次に会えるまでの間「好き」を維持できるように、思いやりと気遣いに満ちた楽しい電話になるよう心掛けましょう!
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