元カノが誕生日にメールを送るのはアリ?
別れた恋人に誕生日メールを送るのは、アリ?それともナシ?アリだとしたら、どういった内容のメールを送ればいい?元カノから誕生日メールをもらった男性の本音とは?など、「元カノからの誕生日メール」についてご紹介します。
元カレに何気なく送った誕生日メールを喜んでもらうには、どうしたらいいのでしょうか。
元カレに誕生日メールを送る女性の心理
別れても大切な人だから
別れたとしても、女性にとって元カレは大切な人です。そもそも相手のことが好きで付き合ったのですから、けんか別れでもしない限り、相手のことを憎く思いません。別れた今でも、相手は大切な人ですよね。
なので、誕生日を覚えていて、祝福の気持ちでメールを送ります。何か目的や狙いがあるわけではありません。円満に別れることができた女性に多いケースです。
復縁を狙っている
誕生日メールにかこつけて、復縁を狙っている場合もあります。例えば、「誕生日おめでとう」だけで終わらず、「今度お祝いにどこかいこうよ」「渡したいプレゼントがあるから会おうよ」などと書く場合、お祝いしたいという気持ちよりも、元カレとデートしたいという気持ちが先行しています。
誕生日は一年の中でも、お祝いという名目で二人ででかけたり、プレゼントを贈りやすい日です。片思い中でも交際中でも、恋愛に欠かせないイベントですが、元カレと復縁したいと考える女性にとっても重要な日でしょう。誕生日メールはポジティブな理由で相手を誘いやすく、復縁が成功するきっかけにもなりえます。
話すきっかけになればと思って
恋人と別れて、元カノ・元カレの関係になってしまうと、よほど円満な別れでない限り、多少はぎくしゃくしてしまいます。寂しいことですが、仕方のないことです。
けれど、相手とは今後も友達として、知り合いとして関係を続けていきたい、別れたからと周りに気を遣われるのが嫌だから、できるだけ普通に接したいと思う人も、少なくありません。
そういう人は、誕生日メールをきっかけに少しでも話せれば…と期待を込めて送ります。あくまで誕生日メールは、話しかけるきっかけの一つに過ぎないということです。特別な意味はありません。
友達全員に送っているから
誕生日メールを友達全員に送っているから、という心理で送る人もいます。もう付き合っていないのだから相手は友達、そう思う人も少なくはないですよね。
そして、相手も自分のことを、元カノではなくただの友達の一人だと思っているだろう、自分が友達として接しているのだから、相手もそうなのだろう、と思っているのです。「元カノからの誕生日メール」ではなく、「友達からの誕生日メール」として扱ってくれるはず、だから送っていいだろう、という気持ちで送っています。
友達に誕生日メールを送ることに、遠慮する人は多くありません。友達としか思っていないから、普通の友達と同じように接しているだけです。
元カレに誕生日メールを送るための前提条件
適切な冷却期間をおいている
相手と別れてから、適切な冷却期間をおいていることが条件の一つです。別れてすぐの時は、お互いに思うところがあるので、その話をしたいのではないかと思われてしまいます。また、復縁を迫られるのではないかと疑われることもあり、誕生日メールを送るのに適切な期間ではありません。
ある程度、お互いが冷静に話せること、そして復縁したいという気持ちがあっても、それを隠してほかの人と同じように接することができることが大切です。なんのわだかまりもなく、気持ちよく話せる距離感ならば、送ってもいいでしょう。
誕生日の直前に別れてしまった場合は、冷却期間を置くことができていないので、その年は送らないのがベターです。来年にまた誕生日メールが送れるように、しっかり相手と冷却期間を置いて距離感をつかみましょう。
友達関係になっている
恋人と別れた後、なんとなく気まずくなっていたり、いやなことがあって避けているなど、もやもやした関係で、友達とはいいがたい場合、誕生日メールは送らないほうがいいでしょう。双方が「元カレ(元カノ)はもう友達だよ」と言える関係になってから、誕生日メールを送りましょう。
誕生日メールは本来うれしいものですが、あまりよく思っていない人からもらっても、あまりうれしくありません。別れたことを引きずってずるずるしている間は、送らないほうがいいでしょう。
特に、相手がこちらに未練がある状態なら、誕生日メールは控えたほうがいいです。「もしかしたらまだ気があるかもしれない」と思わせてしまいます。相手のためにも、友達関係に戻ってから送るようにしましょう。
相手に彼女がいない
自分と別れた後、相手に恋人ができている場合は、誕生日メールは控えるようにしましょう。自分はもう友達のつもりでも、相手と、相手の今の彼女にとっては、あなたは元カノという存在だからです。
彼氏がただの友達から誕生日メールをもらっても、今の彼女は何も思わないでしょう。ですが、元カノからの誕生日メールは、嫉妬や疑いの原因にもなります。よく思われることはありません。
また、元カレは今の彼女を不安にさせたり、嫉妬させたりしたくないので、誕生日メールをもらっても困ってしまいます。誰にもいいことが起こらないので、まずやめておいたほうがいいでしょう。相手に彼女がいるかどうかを、きちんとチェックしておきましょう。
返事を期待しない
元カレへ送る誕生日メールへの返信は、期待しないようにしましょう。どうして返信してくれないの?なんで無視するの?と悲しくなるかもしれませんが、それを本人にぶつけてはいけません。
まだ彼氏彼女の関係であったならば返信してもらえるでしょうが、今の関係はもう元恋人です。今までは返信がきていても、今までの関係と今の関係は違います。元カノに返信しにくいという男性は少なくありません。
もともと返信はこないもの、こっちが一方的に祝いたいだけだから、返信がきたらラッキー、くらいの気持ちで誕生日メールを送りましょう。
元カノから誕生日メールがきたら?男性の本音
忘れてたのに正直ウザい…
「もう忘れていたのにどうして?と思うし、正直ウザい」(21歳/男性/サービス業)
「やっと忘れられたのだから掘り起こすようなことをしないでほしい。もう彼氏じゃない」(27歳/男性/営業職)
嫌なことがあって別れたにしろ、未練たらたらで別れたにしろ、元カノを忘れたいと思っている男性は多いでしょう。そんな男性にとって、誕生日メールは元カノの存在を思い出させる厄介なものなので、ウザいと思ってしまいます。
あまりよくない別れ方をした後、ずっと連絡をとらなかった場合に多いです。仲直りのきっかけのつもりで送ると、うっとうしがられてしまうケースがあります。
覚えていてくれて嬉しい
「もう彼氏じゃないのに覚えてくれてるとは思っていなかった。大切にされていると感じてうれしい」(34歳/男性/公務員)
「元カノだから好きだったし、覚えていてもらえるのはうれしい」(28歳/男性/建設業)
元カノから誕生日を祝われて、素直にうれしいと感じる男性もいます。別れても大切な存在だと考えている人に多いようです。円満な別れ方ができ、そのあとの関係も良好だと、ポジティブにとらえてくれるでしょう。
ブロックしてるので気づきません
「元カノとは連絡をとらないようにしているので、別れてすぐブロックしてしまった。だから送られていても気付かない」(25歳/男性/会社員)
そもそも、元カノという関係の人に連絡を送ってこられるのが嫌な人もいます。そういう人はすでにブロック機能をつかって連絡が届かないようにしているので、元カノからの連絡に気付きません。
もしも既読マークがつかないときは、ブロックされているものとしてあきらめましょう。無理やり話そうとすると、いやな気持ちになることもあります。
別にもうなんとも思わない
「元カノから誕生日メールが来ても、別になんとも思わない。もう友達だから。普通の友達から送られてくるのと一緒」(28歳/男性/美容師)
「元カノから誕生日メールが届いたからって、喜ぶこともなければうざいと思うこともない」(24歳/男性/会社員)
相手が元カノだからといって特に気にしない人もいます。元カノだからどうというわけではなく、元カノは友達だからもうほかの人と一緒、ということです。
特別に喜んでくれることもない代わりに、うざいとも思われません。別れた後、友達としてうまく関係を築けたということです。
最悪…「元カノからの誕生日メール」体験談
未練がましくすがりつかれた
「誕生日メールをもらって返信したら、いきなり付き合っていたころの話をされた。『まだ好きだから…』とすがりつかれて、誕生日が元カノと言い合いをする最悪な一日になった」(31歳/男性/技術職)
誕生日おめでとうメールをきっかけに、会話に発展。そこから付き合っていたころの話をされ、未練がましくすがるりつかれるというケースもあります。
普通に誕生日を祝われたかっただけなのに、元カノとの別れ話が再燃したら、疲れてつらい一日になってしまうでしょう。そうなると、元カレからいい印象を受けることがありません。
過去の思い出を掘り返して彼女ヅラ
「過去の誕生日の話を掘り返された。『こういうのがうれしいんだよね』とか『こういうの食べたいでしょ』とか。もう彼女じゃないからやめてほしい」(29歳/男性/会社員)
恋人だった時に誕生日を祝ったことがあり、ついついその話をしてしまったパターンです。こちらは思い出話に浸ったつもりでも、元カレからは「彼女ヅラするな」と思われてしまうこともあります。
元カレにとってあなたはもう元カノで、彼女ではありません。彼女だったころの話は、あまりされたくないのです。
無視していたら逆ギレされた
「別に返信しなくてもいいかと思っていたら、『私が元カノだから返事をしないの?』と逆ギレされた。正直うざく感じる」(27歳/男性/自営業)
自分の意思でメールを無視をする人もいれば、先ほど紹介したようにブロックしている人もいます。せっかく送った誕生日メールが、既読マークもつかずにスルーされていると、ショックを受けるものです。だからといって怒ってしまうと、相手から「うざい」と思われてしまいます。
昔の話でけんかになった
「付き合っていたころの誕生日の話とかしていたら、いつの間にか元カノが昔の話をしはじめて、けんかになっていた。祝われないほうがよかった」(28歳/男性/飲食店勤務)
誕生日メールのやりとりが、ついつい弾むこともあります。その時、昔の話へと話題が動くと、「あの時は嫌だった」「あなたが悪かった」などとネガティブな話題になることも。
誕生日の話題など忘れてしまい、昔の嫌なことを言い合ってしまいます。男性にとってはせっかくの誕生日なのですから、元カノと昔のことでけんかしたくありません。
元カノから誕生日メールが来たらどうすればいい?
元カノから誕生日メールがきてしまったけれど、送られる意味がわからないし、どう対処すればいいかわからない。無視すべきなのか、無視せずに対応すべきなのか、どういう対応をすればいいだろう…と悩んでしまう男性も多いでしょう。そんな人は、以下の対処法を実践してみましょう。
無視する
一番手っ取り早い方法は、無視することです。返事の内容に悩むことがありませんし、頭を悩ませない分、すぐに忘れることができます。
ですが、体験談にもあったように、無視をすることで元カノが怒ることも。付き合っているときから返事に厳しい元カノであったならば、特に怒られる可能性は高いでしょう。
そうなった場合、素直に謝るか、ブロック機能を活用するといいです。ただし、職場が一緒など、仕事や日常生活に支障がありそうな場合、無視はあまりいい方法ではありません。別の対処法を使うようにしましょう。
シンプルにお礼を言う
「誕生日メールありがとう。覚えてもらっているなんて思わなかった」などといろいろ文章を付け足さず、シンプルに「ありがとう」の一言だけとか、相手のメール内容への返事のみを送りましょう。こちらから話題を広げてしまうと、そのままずるずるメールが続いてしまう場合があります。
重要なのは、こちらが送ったメールで会話が完結するような内容で返すこと。相手に返事の必要性を与えないことが大切です。
だらだら長文で返してしまうと、こちらが未練があるように思われることもあります。基本的にはシンプルに、それでも感謝の気持ちが伝わるような、とげのない文章にするといいでしょう。
スタンプのみを返す
どうしても文章を考えるのが苦手だという人は、スタンプのみを返すといいでしょう。スタンプがない媒体の場合は、絵文字だけでも可能です。
「ありがとう」だけを返したり、既読スルーをするよりも、より友好的に見えます。こちらも返事に悩む必要がないので、気楽な返答ができるでしょう。
「ありがとう」や「うれしい」を表すスタンプはたくさんあります。デフォルトでも入っていることが多いので、便利な機能は使っていきましょう。
元カノではなく友達という意識
相手のことを元カノだと思うから、気にしてしまいます。なので、まずは自分の意識を変えることが大切です。
友達からもらった誕生日メールへの返事に、頭を悩ませることはあまりありません。元カノのことをただの友達と思えば、ほかの友達と同じような返事をすることができるでしょう。
この対処法はある程度の冷却期間を置いた人におすすめします。別れてから時間が経っていないと、どうしても友達ではなく元カノという意識が強いままになっているからです。
元カレに誕生日メールを送る際の注意点
シンプルなメールにする
なるべく簡潔に、シンプルなメールを送るようにしましょう。長ったらしい文章は好まれません。読んでいて疲れてしまいますし、もう元カノ元カレの関係なのですから、あまり多くは語らないほうが吉です。
どうしても長くなる、伝えたいことがたくさんある場合、誕生日メールとは別に送るようにしましょう。誕生日メールはあくまで、誕生日を祝うもの。それ以外のことはあまり書かないようにするといいです。
また、シンプルで簡潔な誕生日メールの方が、元カレも返信に悩むことがありません。「ありがとう」の一言だけかもしれませんが、返信がくる確率がぐんと上がります。
復縁を求めるようなメールにしない
元カレのことがまだ好きで未練がある、できるならば復縁したいと思っていても、誕生日メールで復縁を迫るようなことはやめておきましょう。
元恋人との復縁は、お互いの気持ちがあってこそ実現するものです。元カレにその気があるかどうかわからないときに、誕生日メールを利用して復縁を迫る行為は、逆に嫌われてしまいます。
できれば、お祝いのために食事などに誘うのも、誕生日メールを利用するのではなく、元カレの気持ちがしっかりわかってからにしましょう。もしかしたら、元カレにはもう新しく好きな人がいるかもしれません。大切な復縁の話だからこそ、誕生日メールでいうのではなく、慎重に行いましょう。
交際していた頃のことを書かない
交際中に誕生日を祝ったことがあると、どうしても思い出すこともあるでしょう。「あの時はこうだったね」と思い出話に花を咲かせたくなることもあります。未練がなくても、思い出話というものはしたくなるものです。
思い出話は楽しいものですが、いいことばかりではありません。元カレとの思い出話は、そのまま悪いことに発展する場合もあります。体験談でもあったように、最悪の場合けんかになってしまうことも。
自分にとってはいい思い出でも、相手にとっては嫌な記憶かもしれません。もう元カノと元カレという関係なのですから、昔話はしないように気を付けましょう。
誕生日プレゼントは控える
誕生日メールだけでは足りず、プレゼントを贈りたくなることもあるでしょう。ですが、「誕生日おめでとう。プレゼントを渡したいから会わない?」などと持ちかけて、プレゼントを渡すのはやめておいたほうが無難です。場合によっては「重い」と思われてしまいます。
どうしても気持ちだけでは足りず、プレゼントを贈りたい場合は、スタンプのプレゼントなど安価なものにしましょう。ものを渡したい場合は、誕生日メールでそのことを伝えず、あった時などに飲み物をおごったりものを買ってあげる程度にとどめるように。
あくまで誕生日メールとは関係のないところで贈るべきであり、誕生日メールではプレゼントに触れないほうがいいでしょう。相手の方から言ってきたら話題に出す、くらいの気持ちでいるようにした方がいいです。
誕生日メールはお互いに理解が必要
そうならないためには、相手のことを理解し、相手の今の状況をよくわかっていることが大切です。元カレに新しく恋人ができている場合は誕生日メールは控えておく、元カレに未練があるならやめておくなど、相手と自分の関係によって対応を変えましょう。
一度は好きになった大切な相手なのですから、タイミングや内容を間違えなければ、誕生日メールのやりとりはうれしいものです。誕生日は一年に一度の特別な日ですから、自分が送ったメールで元カレの誕生日を台無しにしないようにしましょう。
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