元彼と別れた後「友達」になれる?
元彼と友達になりたい女性は多い?
女友達と恋愛の話をしていて、「元彼と友達に戻りたいと思ってて…」などと言われたことのある人は、そう多くはないかもしれませんね。女性同士のコミュニティでは、元彼を引きずっていると思われたくなくて、この気持ちを口に出せないことがあるのだとか。しかし、元彼と友達になりたい女性は、意外と多いようなのです。
元彼とあなたの気持ち次第で、友達になれるかどうかが決まるでしょう。元彼と友達になりたいと思っているなら、まずは自分の気持ちを固めて、元彼にどう接するかを考えてみてくださいね。
友達になれるかどうかは別れた原因にもよる
女性が元彼と友達になりたくても、元彼が「絶対にNG!」と思う場合もあるようです。例えば、彼女の浮気が原因で別れることになってしまったなら、男性としては友達になるのは難しいでしょう。このように、別れた原因によっては、友達に戻れないこともあります。
別れた方がお互いのためになると考えて、ポジティブな気持ちで別れたのであれば、友達になれる可能性は高いと言えます。元彼と友達になりたいなら、まずは別れた原因を見つめなおしてくださいね。
元彼と友達になりたいと思う瞬間
季節のイベントが近くなった時
「クリスマスや花火大会などイベントごとが近づいてくると、友達はみんな今年はどこへ行くとか、プレゼントはどうするのかという話題でもちきり。1人で過ごすのが寂しいことのように感じてしまいます。
彼氏が欲しくても好きじゃない人と付き合うのは嫌だし面倒だから、元彼と友達として一緒に過ごしたいと思っちゃいますね。気心も知れているし、手を出されても撃退できますから」(27歳/女性)
季節のイベントに参加したいけれどカップルだらけだから気が引ける、と思う人は多いでしょう。この女性が思い描くように、相手が元彼だからこそ恋愛感情抜きで楽しく過ごせるケースもあるようですね。
SNSに元彼が投稿していた時
「SNSで、共通の趣味だったサーフィンに元彼が行ったことを知りました。『1人で波待ち』とSNSに載せていたから、新しい彼女もいないみたいだし、サーフィンだけでも一緒にしたいなと…。同じ趣味の友達がいないから、元彼さえ良ければまた友達として仲良くしたいと思っています」(23歳/女性)
SNSは、今や現代人にとって無くてはならないものになっていますよね。別れてもSNSで繋がっていれば、相手が何をしているか知ることもできるのです。恋人同士ではなくても、友達として繋がるきっかけになることは多いですよ。
誰かに褒められたくなった時
「元彼と付き合っていた時、仕事で疲れた時は目一杯甘やかしてもらっていました。そのせいか、仕事で疲れたら誰かに褒められたくなってしまうんです。元彼と別れたきっかけは遠距離になったことだったので、嫌いになったわけじゃなく…。友達としてでいいから、疲れた時に癒してほしいと思ってしまいます」(33歳/女性)
疲れた時や頑張った時に、男性から褒めてもらえると元気になれるという意見をよく聞きます。この女性のように元彼が褒め上手である場合、以前のように褒めてほしくて友達関係を望む女性もいるようですね。
周りの友達が次々に結婚した時
「やっぱり自分の周りで結婚ラッシュが起こると、焦ってしまいます。特に彼氏と別れたばかりだと、自分だけが孤独のような気持ちになってしまうのです。でも元彼が友達であれば、そんな愚痴も聞いてもらえます。元彼と結婚したいとは思いませんが、友達として繋がっているだけで楽になれました」(29歳/女性)
人生で何度か訪れるという、友達の結婚ラッシュ。自分はどうしたらいいのか、と悩んでしまう女性もいるでしょう。この女性のように友達として元彼と繋がっていることで、気持ちが安定する女性も少なくないのだとか。
元彼・元カノと友達になれる?【男女の本音】
元々友達だったしできるなら戻りたい
「元カノとは友達の延長で付き合い始めました。お互い若かったし、他の相手とも付き合ってみたいということで別れましたが、嫌いになったわけではありません。友達期間もかなり長いし、できるなら友達としては続けていきたいです」(27歳/男性)
この男性は、学生時代に付き合い始めた彼女と社会人になって別れてしまったとのこと。「友達として連絡をとりたい」と伝えたところ、元カノに受け入れてもらい友達に戻ったようです。もともと信頼関係が構築されていたケースだと考えられますね。
絶対無理!もう関わりたくない
「元彼に『友達として会いたい』と言われましたが、正直無理です。元彼はかなり手が早いから、友達になったとしても絶対に体を求めてきそうだし。交際中にかなり振り回されたので、もう関わりたくないと思っています」(26歳/女性)
この女性は交際中、彼の言動にウンザリしていたのだそう。別れた後、元カノに「友達になりたい」と持ちかける男性の中には、体目当てで連絡をしてくる人もいます。男性が何を求めて友達になりたいと言っているか、見極めが必要ですね。
友達と恋人の線引きができない…
「元カノに『別れても友達でいてくれる?』と可愛く聞かれたのですが、『自分はまだ好きだから無理』と答えました。友達になったとしてもうまく線引きができなくて、元カノに新しい彼氏ができたら嫉妬してしまいそうだし…。しばらく距離をとって、彼女への未練がなくなったら友達になれるかもしれませんね」(30歳/男性)
男性は女性よりも、別れた恋人を引きずってしまう傾向があります。このタイプの男性にとっては、まだ好きな彼女に友達と認識されることすら辛いのかもしれません。
家族のように思っている
「元彼とはかなり長く付き合っていたので、恋人というよりも家族に近い存在。男女関係は無くなってしまいましたが、大切な人に変わりはありません。私のこともよくわかってくれているので、何かあったら真っ先に相談しているかも。もう家族のような気持ちなので、別れても連絡は取り続けていますよ」(24歳/女性)
長い時間をいっしょに過ごすことで、恋人が家族に近い存在になってしまうこともあります。元カノや元彼と友達になっても、家族のような安心感があるのではないでしょうか。
元彼と友達になることの「メリット」
相手の事を知っているから気を使わない
恋人同士は、相手のことを知りたい、そして自分のことを知ってほしいと思うものです。そうして交際中に互いに理解を深めていきます。交際していた2人が別れて友達になっても、お互いのことをよく知っているため、気を使わずにいられるのです。
友達になって遊ぶにしても何か相談するにしても、相手のことを深く知っていれば気を使うこともなく気軽ですよね。元彼と友達になるのは気まずいと思っている女性も、このメリットは参考になるのではないでしょうか。
気軽に頼れる異性ができる
気軽に頼れる異性ができるのは、男性にとっても女性にとってもメリットになるでしょう。合コンを開催するときでも、元カップルが幹事になるケースが意外とあるのです。やや極端な例ではありますが、気軽に頼れる異性ができるのは心強いものですよ。
また、落ち込んだ時に異性にそばにいてもらいたいと感じたことはありませんか?異性としてではなく友達としてお互いを見ることができれば、安心してそばにいてもらえるでしょう。異性の友人は作りにくいと言いますが、元彼であれば安心と考える女性も多いのではないでしょうか。
男性目線の意見を聞くことができる
新しい恋愛を始める時、相手がどんなことを考えているのかわからないことはありますよね。そんな時、元カノや元彼が友達であれば、異性の意見を簡単に聞くことができますよ。
新しい彼氏の言動にモヤモヤしてしまった時、相手の意図を汲み取るのに苦労したことのある女性もいるのではないでしょうか。モヤモヤを積み重ねるよりも、男性目線の意見を知って気持ちを解消した方が良いですよね。
また、職場の男性上司の態度に疑問があるときなども、男性の友人に相談するのがおすすめです。異性の意見を聞いて目から鱗が落ちる場合がありますよ。
彼氏がいなくても寂しくない
異性と一緒にいるのが楽しく、優越感を覚える女性も少なくありません。特定の彼氏がいなくても、元彼と友達になれば、遊んだり連絡を取り合うことができて満足する女性もいるようです。彼氏がいない寂しさを元彼が埋めてくれるということでしょう。
もちろん、彼氏がいないからと言って寂しいとは限りません。しかし周りの友達から彼氏の話を聞いたり、季節のイベントが近づいてきたりすると、寂しくなってしまうこともあるのではないでしょうか。そんな時に友達として彼氏と仲良くできれば、彼氏がいなくても充実した時間を過ごせるかもしれません。
よき理解者からアドバイスがもらえる
実際に元彼と友達になって良かったと感じている女性は、元彼に相談事をしているケースが多いようです。一度は付き合って近くで自分を見てくれていた人からのアドバイスは、的を射ていると感じて素直に聞けると言うのです。男性は女性にアドバイスすることを好みますので、素直に聞いてくれる元カノとの関係は良好となるでしょう。
またアドバイス上手な男性は、相手のことを知っているほど的確にアドバイスを送ることができます。叱ったほうが効果的なのか、元カノの気持ちによりそうべきなのかなど、元カノに合った対応ができるのです。女性にとっても心地よい関係と言えますね。
元彼と友達になることの「デメリット」
新しい彼を不安にさせる
あなたが元彼と友達関係を確立していたとしても、新しい彼氏がその関係を知って不安に思ってしまう、というのはよく聞くパターンです。元彼との間には恋愛感情がないから、堂々と友達付き合いができると考えていませんか?残念ながら元彼にもあなたにも、恋愛感情がないことは証明できません。
そして、「元彼とはもう友達なのだから、新しい彼氏に不安になられても…」と困る女性もいることでしょう。しかし新しい彼氏にとって、あなたのことを深く知る元彼は脅威でしかないのです。彼女が元彼と仲良くしているところを見たら、「本当は元彼とヨリを戻したいのかも…」と不安になってしまうこともあるでしょう。
都合のいい関係になりやすい
交際中にセックスを経験している男女が友達になると、そのままセックスだけ継続してしまうケースは少なからずあるものです。お互いのことをわかっているので、深く考えずにカップルの延長で体も触れ合ってしまうのかもしれません。しかし友達関係にセックスを持ち込むと、お互いに新しい恋人ができても都合の良い関係になってしまうことがありますから、注意が必要です。
寂しいからといって体目的で呼び出されたり、本命がいるのにムラムラしたからといって求められていると、ズルズルとセックスフレンドのような関係になってしまうでしょう。
元彼の新しい彼女に敵視される
デメリットの一つとして、新しい彼氏を不安にさせてしまうことを挙げましたが、元彼の新しい彼女にあなたが敵視されてしまう可能性もあります。新しい彼女は、元カノと仲良くする彼氏にイラつく以上に、あなたに強い敵意を向けてしまう場合があるでしょう。
あなたが元彼に対して恋愛感情を持っていなくても、友達でいるだけで傷ついてしまう人がいる可能性があるということです。元彼と友達になったなら、新しい恋人ができたかどうかはチェックしておきましょう。
周囲から別れていないと思われる
本人同士は別れたつもりでも、友達関係を続けていれば、周囲から別れていないと思われるのはよくあることです。特にグループ交際をしている場合などは、1セットにされてしまうことも多く、本人同士もカップルなのか友達なのかわからなくなってしまうこともあるようです。関係性をはっきりできないことがストレスに繋がってしまう場合もあるでしょう。
周りの人たちに誤解されたくないのであれば、元彼と友達になるのはリスクが高いと考えられますね。
元彼と別れても友達になれるパターン
付き合う前から友達だった
圧倒的に多いパターンは、付き合う前から友達だったケースです。このパターンでは、別れ話の段階で「友達に戻りたい」と一言言えば友達になれる可能性が高いのです。別れ話も円満にできる場合が多いようですよ。
仲が良いから交際してみたけれど、男女関係として付き合うのは微妙…と感じた人は、友達に戻っても良いかもしれませんね。
お互い過去を引きずらない性格
元彼もあなたも過去を引きずらない性格であれば、カップルを解消しても良い友人関係を築くことができるでしょう。物事の受け止め方は人それぞれなので、恋人との別れを消化するのにかかる時間も、基本的にはバラバラです。しかしお互いに引きずらない性格であれば、別れたことをすぐに消化し、友達としての元彼や元カノを大切にできるようになるのです。
お互いにサッパリできるのであれば、友達になることも簡単そうですよね。このパターンでは、友達になった後に恋人時代の文句を言わないことが良好な関係を築くポイントになりますよ。
異性として意識しない
別れてから相手に異性としての役割を求めないのであれば、男女間の友情は成立すると考えられるでしょう。セフレのような関係性もありますが、友情を長く保ちたいのであれば、性的な接触はNGです。異性として触れ合いたいと感じないくらいが、友達としてはちょうど良いのです。
カップルとしては、異性を感じられなくなってしまうことは致命的ですよね。しかし、異性を感じられなくなってしまったのが原因で彼氏と別れたのであれば、むしろ友達になれるチャンスと考えられるのではないでしょうか。
損得勘定を持ち込まない
「元彼と遊ぶから奢ってもらおう」とか「車を出してもらって足に使おう」などと考えるなら、友情はすぐ壊れてしまうでしょう。友達になったらしっかり線引きし、損得勘定を持ち込まないようにすれば、友情を育むことができる場合もあります。損得勘定していると、意外と相手にバレてしまいがちなのです。
利害を意識しないで付き合えば、純粋に相手を友達として見ることができます。お互いの意見を尊重し、仲を深めることに繋がるはずです。
元彼の新しい恋愛を邪魔しない
元彼や元カノと友達関係を成立している人の多くは、相手の新しい恋愛を邪魔しません。むしろ手助けをしたり、新しい相手も含めて仲良くなるケースもあるようです。元恋人だからこそ、相手を思いやることができるのだと言えるでしょう。
自分の立場を正しく認識し、元恋人との関係を良好なものにしたいという気持ちがあれば、相手の新しい恋愛を疎ましく思うことは無いはず。恋愛と友情の区別を自分の中で明確にすることが必要なのです。
元彼と別れて友達になれないパターン
どちらかに未練がある
元彼や元カノと友達になれないパターンとして非常にメジャーなのが、どちらかに未練があるパターンです。あなたが元彼と友達になりたくても、相手がまだあなたのことを恋愛対象として好きな場合、友達になることはできません。一旦は気持ちを隠して友達になったとしても、未練があるままで友達関係を継続するのは難しいもの。
SNSでのちょっとしたやりとりなどで気持ちを匂わせてしまったり、遊んでいる時につい体に触れてしまったりして、一方通行な気持ちを持て余すことになってしまうでしょう。未練がない側は、相手のバレバレの行動を気持ち悪いと思ってしまう場合もあるので、気をつけてくださいね。
別れるときに元彼を傷付けた
別れた原因があなたの浮気だったり、別れ話の時にひどいことを言って元彼を傷つけてしまった場合などは、相手と友達になることは不可能だと覚悟しておきましょう。男性は意外と繊細な人が多いので、自分を傷つた元カノと友達になることに大きな抵抗を感じるものなのです。「友達になりたいなんて、都合が良すぎる」と思われてしまうかもしれません。
プライドが傷つくことを、男性は好みまないのです。もし別れる時に元彼を傷つけてしまったなら、「友達になりたい」と簡単に口にしないほうが良いでしょう。
元カレに新しい彼女がいる
別れてすぐに元彼に新しい彼女ができた場合は、残念ながら身を引くべきでしょう。「友達になりたい」としつこく連絡するとストーカー扱いされたり、新しい彼女に疑われて元彼に迷惑をかけてしまうかもしれません。元彼との友情を育みたいなら、相手に新しい彼女ができる前に友達になるのがおすすめですよ。
体の関係を求める
元彼や元カノに体の関係を求めるのは、純粋な友情とは言えません。お互いに依存したり甘えたりしている状態ですので、体の関係を持てなくなった時に友情も破綻してしまうのです。特にどちらか一方だけが体を求めるような場合は、友情は成立しません。
心地の悪い関係になってしまい、友達になりたいという気持ちすらなくなってしまうでしょう。
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