動物好きは優しい?周囲の印象とその実態を調査!
しかし、必ずしも印象と実態は一致するとは限りません。動物が好きでも、穏やかでも優しくもない人はいるかもしれません。また、「動物好き」の好印象を利用するために嘘をついている人もいます。そこで今回は、動物が好きな人の印象や実態について詳しく見ていきましょう。
動物好きな人の特徴《性格編》
世話好き
これはペットを飼っている人に当てはまる傾向がある性格です。動物や小さい子供など、弱い立場にいる人や動物のお世話をするのが好き。世話をするのが好きだからこそ、ペットを飼うことによる負担も厭いません。母性溢れる性格と言い換えてもよいでしょう。
この性格をしている人は、普段から困っている人を助けたいと思うタイプです。周囲からは面倒見の良いお兄さん・お姉さんタイプだと思われる傾向にあるでしょう。基本的に、周囲の人と衝突することが少ない人柄といえます。
寂しがり
こちらもペットを飼っている人に当てはまる性格です。特に一人暮らしでペットを飼っている人は寂しがりな可能性大。
このタイプの人は、友人との関係を大事にする傾向があります。一人でいるのは寂しいため、いつも周りには友達がいて賑やかにしていたいタイプ。誰かと一緒にいることが苦にならず、多くの人と自然に打ち解けることができます。
ちなみに、動物が寂しさを癒してくれることは客観的な事実であり、アニマルセラピーなどがそれを応用した例です。今は動物が好きではなくても、日々の生活で寂しさを感じている人は、いつか動物の魅力に目覚める可能性が高いかも。
可愛いものが好き
動物好きな人は、動物を見かけると大抵「可愛い!」と反応します。もちろん、毛並みが綺麗とか凛々しいとか、ほかにも印象は受けるのですが、一般的には真っ先に可愛いと感じます。つまり、動物好きは「可愛さ」に魅力を感じやすい性格ということ。
このタイプの人は、日常的に使っている小物や、カバンやスマホにつけているアクセサリーも可愛い傾向に。身近にそういう人がいれば、もしかするとその人は動物好きかもしれませんね。
おおらか
動物好きでペットを飼っている人は、寛容で細かいことを気にしない傾向にあります。なぜなら、細かいことを気にする性格では、いくら動物が好きでも一緒に暮らすのは難しいから。
ペットを飼っていると、いろいろな面倒ごとが発生します。毛が抜けたり、トイレの始末が大変だったりと、飼い主はそれらの面倒ごとに対処しなければなりません。神経質な性格ではそれが負担になり、ペットとの生活は苦痛に満ちたものになります。
もともとおおらかな性格だった人もいれば、ペットを飼っているうちに耐性がつくというケースも。このタイプの人は、日ごろから他者の失敗を許せる寛容な心の持ち主が多いです。
気遣いができる
「ペットと話ができたらいいのにな」と考えたことがある人は多いでしょう。意思疎通ができれば、動物が何をしてほしいのか、逆に何をしてほしくないのか分かるため、世話も楽になりますよね。
しかし、実際にはペットが人の言葉で意思表示をすることはありません。したがって、飼い主はペットの行動や食事の様子などから、体調や気分を察する必要があります。
そのため、ペットを飼っている人は気遣いが上手な傾向に。友人関係や職場でも「細かいことによく気が付く人」と思われることが多いです。
動物好きな人の特徴《行動編》
育成ゲームが好き
普段あまりゲームをしない人でも、スマホゲームなら触ったことがあるのではないでしょうか。そして、スマホでも楽しめるゲームのジャンルの1つが、育成ゲームです。
動物を育てて触れ合いを楽しむものもあれば、モンスターを育成して戦わせるゲームもあります。動物が好きな人はこれらのゲームにハマる傾向にあるため、自分が育てたキャラクターを眺めているだけで癒されるという人も多いでしょう。
1人で動物園に行く
動物園というと、家族や友人、恋人と一緒に訪れる場所というイメージがありませんか?確かに、動物園は親しい人と楽しい時間を過ごすための場所としても人気です。しかし、その場合はあくまで動物を見ること自体ではなく、誰かと楽しく過ごすことが目的です。
一方、動物好きな人は1人で動物園に行くことも。傍からは寂しそうだと感じられますが、本人は大好きな動物を見ているため充実した時間を過ごしています。
外で動物に会うと喜ぶ
外を歩いていると、ペットの犬や野良猫に出くわすことがありますよね。動物が好きな人は、その時に自然と笑顔になります。
本人がペットを連れている場合は、飼い主さん同士で意気投合するケースも珍しくありません。ペットを飼っていない場合は、野良猫に餌をあげたり、すっかり仲良くなっていたりすることも多いです。
持ち物に動物関連グッズが多い
スマホの待ち受けはペットのワンちゃん、ストラップは動物園のお土産、暇があれば動画サイトで可愛い動物の動画を観賞。と、ここまで徹底しているかどうかは人に寄りますが、動物好きな人は動物関連の持ち物を持っていることが多いです。
中には、そういったグッズの収集を趣味にしている人も。家にお邪魔すると、大切なグッズのコレクションがずらりと並んでいることもあります。ペットを飼うほど動物が好きな人はもちろん、何らかの事情でペットが飼えない人も、そうやって動物好きライフを楽しんでいるのです。
動物好きと動物嫌いな人の違い
そもそもの性格の違い
単に物事の好みとして好き嫌いが分かれている場合があります。これは、食べ物の好き嫌いと同じようなもの。動物を好きになる、あるいは嫌いになる特別な理由がなくても、生まれ持った性格で好き嫌いが分かれるのです。
何か原因があるのなら変えられるかもしれませんが、根本的な性格による違いはそう簡単には変わらないもの。動物好きな人と動物嫌いな人は、お互いに「そういう人なんだな」と思い、意見を押し付けないことが大切です。
「清潔」に対する意識の違い
動物嫌いな人は、動物を汚いものだと考えているケースがあります。特に、動物に触った後にすぐに手を洗いたがる人はその傾向が強め。動物嫌いな人がペットを触った後にすぐに手を洗い、飼い主さんに不快な思いをさせるのはよくあることです。
確かに動物が菌を持っているのは事実です。しかし、それを含めて動物に対して優しくできるかどうかが、好き嫌いが分かれる分岐点となります。
理由があって嫌いになっている人も
何らかの特別な原因によって動物嫌いになっている人もいます。たとえば、小さいときに犬にかまれて怪我をしたなど。子供の時に、大きな犬に追いかけられたら確かに恐ろしいですよね。ほかにも、近所の飼い主さんとペットに関してトラブルがあれば「動物って厄介だな」と感じることもあるでしょう。
こうしたケースでは、動物に慣れることで動物嫌いを克服できるケースもあります。しかし、苦い記憶を掘り起こしてまで克服する必要がないのであれば、辛い思いをするだけです。動物好きな人は、動物を好きになることを強要しないようにしましょう。
慣れる機会の有無
単純に慣れていないせいで、動物が好きではない人もいます。誰だって、慣れないことをするときには緊張してしまうもの。そして、動物は緊張している人にはあまり好んで近寄りません。その結果、慣れていない人は動物と打ち解ける機会に恵まれず、そのままになっていることがあります。
このケースでは、動物嫌いな人が動物好きに転向する可能性はかなり高め。むしろ、一度慣れてしまえば積極的に動物と触れ合おうとすることもあります。
育った環境
ペットを飼っている家庭で育った子供は、高い確率で動物が好きになります。幼いときから慣れるため、恐怖心を抱くことがありません。動物は家族の一員であるという考え方がしっかり根付いているのです。
それに対して、ペットを飼っていない家で育つと、動物が家族だという考えが身につきません。そのため、特別嫌う理由がなくても、自分がペットと暮らすのは想像できなくなります。ただ、このケースでは「実はちょっと興味がある」という人も多いため、きっかけがあれば動物を好きになる可能性も。
アレルギーの有無
動物アレルギーがある人は、たとえ感情的には動物が好きでも、体が拒絶してしまいます。いくら動物が可愛くても、触れ合うたびにくしゃみや痒みに悩まされるのであれば、積極的に触れ合いたいとは思わなくなるでしょう。
「動物好き」は実は嘘?偽る人の見抜き方とは
動物に近寄ったり触ろうとしない
本当に動物が好きな人は、動物を見かければ笑顔で積極的に近寄ります。公園で猫を見かけたら呼んでみたり、ショッピングモールに買い物に行けば、用事がなくてもペットショップに立ち寄ったりするのです。
逆にそういった行動がない人は、本当に動物が好きなのかどうか怪しいところ。興味があれば、少しでも見たり触ったりしたいはずですよね。
捨てられた犬や猫に関心がない
犬や猫が捨てられていたらどんな気分になりますか?そして、その時にどんな行動をとりますか?ここで、心を痛めて動物を保護するために行動に移せる人は、本当に動物を愛している人。目の前で傷ついているのに、放っておくことなんてできません。
一方、嘘の動物好きはそこまで心を痛めません。「そういうこともある」とか「ここで助けても世の中から捨て犬が消えるわけじゃない」と、客観的な正論を主張します。もちろん、自分から助けようとすることはありません。
このタイプの人は、動物ではなく人が困っている場合にも「我関せず」を決め込む傾向にあるため、周囲からは冷たい人だと思われています。
動物の扱い方を知らない
動物と触れる際には、正しい触れ方があります。たとえば、犬が足や鼻、尻尾など体の先端を触られることを嫌うのはよく知られた事実。そのことを知らずにうっかり触ってしまう人は、動物の扱い方を知らないと言えます。そういう人は、本当は動物が好きではない可能性も。
ただ、動物が嫌いなのではなく、単純にかかわる機会が少なかっただけというケースもあります。そういう場合は、正しい方法を教えてあげれば動物と打ち解けられるでしょう。
動物の種類が分からない
たとえば、犬を見てもその犬種が分からなければ、動物好きではない可能性があります。珍しい犬種であれば仕方がないかもしれませんが、一般的な種類さえ分からなければ怪しいです。
ただし、犬や猫について詳しくなくても、動物園でしか出会えないような動物には詳しいケースも。同じ「動物好き」でも好きな動物が偏っていることもあるため、一概には判断できません。
動物に嫌われがち
動物は人間の気持ちを敏感に察知します。相手が緊張していたり、動物を警戒していたりすれば、動物は近寄ろうとしません。逆に、動物に心を開いてリラックスしている人に対しては、動物も警戒心を緩めることが多いです。
そのため、本当に動物好きなのかどうか見分けるには、その人が動物に好かれるかどうかも判断材料になります。あまり動物に好かれないようであれば、その人は心のどこかで動物を警戒している可能性アリ。
動物好きな人の印象とは?【男女の本音】
優しくて思いやりがあるイメージ
「動物に優しくできる男の人は彼女にも優しそう。一緒にいて安心できるんじゃないかな」(34歳/女性/医療事務)
「世話好きっていうイメージ。いいお母さんになりそうだなーとか思う」 (30歳/男性/営業職)
やはり動物好きと聞いて真っ先に思い浮かぶイメージは、優しさ。男女問わず大きな魅力の1つですよね。
結婚できなさそう
「よく言うじゃないですか、ペット買ってる一人暮らしって結婚できないって。寂しさがペットで紛らわされるからですよね。『なんで美人なのに結婚しないんだろう』とか周りから思われるんじゃないですか?」(38歳/男性/IT関係)
「結婚しなくても楽しく生活してそう。最近はそういう人も多いですよね」(24歳/女性/飲食店)
人が結婚を望む理由の1つがは「寂しいから」。ペットを飼うとそれがなくなるため、結婚願望が薄れがちです。
気遣いできそう
「ペットを飼うと、動物の気持ちを考えないといけないですよね。それができる飼い主さんって、細かいことを察する能力が高そうだなーと思います」(20歳/女性/学生)
「職場や家庭でも細かい気配りを忘れなさそう。周りから頼りにされそうですよね」(29歳/男性/工場勤務)
言葉の通じない動物と共感できるのは、人として魅力的な性質です。その敏感な感性は日常生活でも発揮されるでしょう。
寂しそう
「ペットを飼いたいのって、寂しいからですよね。だとしたら、動物好きな人ってさみしがりやなんじゃないかなと思います」(23歳/男性/営業職)
「言い方悪いですけど、婚期を逃してペットと暮らしてたら、寂しい人だな~って思います。まあ本人はそれでいいのかもしれないですけど」 (25歳/女性/テレビ関係)
「ペットで寂しさを紛らわせているんじゃないか」と感じる人も。確かに、愛するペットが家にいると思えば寂しさは和らぎますよね。
可愛い
「動物と戯れてる女子って、やっぱ可愛いと思いますよ。なんかその子本人からも小動物的な愛らしさを感じます」(32歳/男性/塾講師)
「動物好きな人は、動物と触れ合っていると自然と笑顔になりますよね。その人を見ていると、こっちまで笑顔になります」(41歳/女性/教員)
人が動物と楽しそうに触れ合っている様子を見ると、それだけで微笑ましい気持ちになるもの。「だから動物好きな人は可愛い」という声も多くあります。
動物好き=良い男性、とは限らない?その理由とは
支配欲が強い
ペットを飼いたい理由が「自分の思い通りになるから」という場合があります。実際、動物の命運は飼い主が握っているようなもの。その動物が幸せになるか不幸になるか、すべて飼い主の手中にあります。
その状態が好きで動物が好きな人も中にはいます。そういう人は、動物を好きな気持ちが本物で優しく振る舞っていても、根本的には動物が従順だから優しくしているだけ。したがって、従順でない人や動物に対しては優しく振る舞いません。こういう男性と付き合うと、交際関係も支配的なものになりがちです。
人間嫌い
人間が嫌いだから、その反動で動物が好きになっている人もいます。この場合、「動物に優しい=人にも優しい」という考え方は通用しません。むしろ、人に対しては冷たく振る舞う傾向にあります。
このタイプの男性は、そもそも女性と交際しようと思わない可能性が高いです。仮に交際に至っても、良好な人間関係を築くのが苦手な傾向にあるため気をつけましょう。
見返りがあるから好き
人がペットを可愛がると、ペットは人に癒しをもたらしてくれます。これは、人がペットを大切にした結果として生じるものなのですが、このリターンを得ることが真の目的となっているケースもあります。
このタイプの人は、見返りが得られなければ誰かに優しくすることはありません。相手が動物であっても、犬のようにはっきりと懐いたり愛情表現をしてくれる動物でなければ飼おうとしない可能性大。
自分から「愛したい」「世話をしたい」という欲求は希薄なため、愛情深い人とはいいがたいでしょう。
心が不安定
動物を抱きしめると安心感が湧きますよね。寂しいときや不安な時にペットと触れ合うと心が落ち着きます。逆に言えば、そうした安心感を求める男性は不安を感じやすいタイプの可能性があります。
もちろん、だからといってその男性に魅力がないということはありません。しかし、おおらかで落ち着きのある人だと思っていると、あとで勘違いだったと気付くことになるでしょう。
動物好きな人との上手な付き合い方!
動物好き同士は趣味を共有できる
お互いに動物好き同士であれば、何も問題はありませんね。互いに互いの趣味を理解することができます。共通の趣味があるおかげで、二人の関係がグッと深まることもあるでしょう。
ただし、同じ動物好きでも、すべての意見が同じということはあまりありません。たとえば、ペットでは犬派か猫派で分かれることがあります。このような場合には、お互いの好みを尊重して自分の意見を押し付けないことが大切です。
自分の意見を押し付けない
相手が動物好きで自分が動物嫌いのとき、意見の対立が生まれることがあります。たとえば、自分が犬嫌いなのに、彼氏が犬を飼っていたら、家に遊びにいくこともできませんね。
しかし、だからといって彼氏の犬好きを否定してはいけません。もちろん、あなたが無理に我慢をするのもNGです。家にお邪魔するときにはケージに入れて別の部屋に置いてもらうなど、お互いが納得できる案を考えることが大切です。
それでも折り合いをつけられなければ、無理をせずに二人の関係を見直したほうが、お互いに傷つかずに済むでしょう。
触るのが苦手なら動物園デートという手も
動物を直接触るのが苦手でも、動物園なら問題ないケースもあります。これなら、彼氏が動物好きであなたが動物嫌いでも大丈夫。彼氏も満足しますし、あなたも無理な我慢を強いられずに済みますね。
また、動物園に行くうちに動物嫌いが緩和されることも。慣れてきたら、動物園の触れ合いコーナーに足を運んでみるのも効果的です。少しずつ、一緒に楽しめる範囲を増やしていくとよいでしょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!