元彼を思い出すのはなぜ?女性の心理と対処法とは
そこで今回は、元彼を思い出す理由や、元彼を思い出してしまう時の対処法をご紹介します。これからも心から恋愛を楽しむために、自分の気持ちと向き合ってみましょう。
元彼を思い出す女性は多い?
「元彼を思い出すのは変なこと?」と疑問に思う女性もいますよね。現在彼氏がいる女性なら、なおさら不安を感じるでしょう。
もともと好きで付き合っていた男性のことを、完全に忘れられる女性はいません。人によって程度の違いはあるにせよ、元カレとの思い出がつい頭をよぎってしまうことは誰にだってあるのです。
とはいえ、そのことで日常生活に支障が出たり、今の彼氏との関係がギクシャクしてしまうようなら、しっかり自分と向き合う必要があります。なぜ元彼を思い出してしまうのか、どう対処していくべきなのかを考え、元彼を過去のものにする努力をしてみましょう。
女性が思い出す元彼の特徴とは?
ここでは、女性が思い出す元彼の特徴をご紹介します。元彼の特徴を思い出して、元彼のどこに惹かれているのかを確認してみましょう。
すごく好きだった
好きな人と付き合うことは、女性にとってこれ以上ないほどに幸せなことでしょう。また、一緒にいるうちに「ここが好き」という部分はさらに増えていくものですよね。
そんな「好き」という気持ちが大きすぎたことによって、元彼を忘れられない状況が生まれているのです。不思議なことに、付き合っていた当初よりも別れたあとのほうが「ここが好きだった」という部分が見えてくることがあります。
今もなお「好き」という気持ちがなくならないのであれば無理に忘れる必要はありませんが、その気持ちがただの執着になっていないかどうかの見極めが必要です。
結婚を考えていた
男女が付き合っていくなかで、「結婚」という目標が生まれることが多いです。これからも一緒にいたいと思える誠実な相手であれば、なおさら「結婚したい」と感じることでしょう。
そんな一生に一度の大事な決断を思い描いていた相手であれば、すっぱり忘れることは難しいですよね。さらに女性は婚期を気にする人が多いので、「婚期を逃したくない」という焦りが元彼を思い出す現状をつくりだしていることも…。
結婚という形に囚われず、「昔の彼氏」として元彼を思い出してみることが大切といえます。
今までの彼氏のなかで一番素敵な人だった
「一期一会」という言葉があるように、人生のなかで人との出会いは数えきれないほど訪れます。そのなかで恋愛関係になる人も何人か現れることでしょう。
「これまでしてきた恋愛のなかで一番素敵だった」という印象が強いことから、元彼を特別視してしまうのです。特別に優しかったり、気遣いができたり、「いいな」と思える部分がたくさんあったことが、元彼を思い出す原因といえます。
ただし、思い出は美化されるものなので、自分のなかで都合よく記憶していないかどうかを確認することが大切でしょう。
相性が良かった
「ここが嫌だな…」という部分が多少なりともあるのが他人というもの。しかし、まれに人としての相性が合う人と出会えることがありますよね。
そんな相手が元彼だったことで、特別な存在という思いが残り続けていることがあります。考え方が似ていたり、価値観が一緒だったりしたために、「一緒にいて心地よかったな」と感じるのです。
とはいえ、一緒に過ごしていくなかで相手のことを理解し、絆を深めていくことができるのが恋愛の素晴らしいところなので、「相性が良くないとダメ」という認識を見直すことが大切といえます。
女性が元彼を思い出す瞬間とは?
ここでは、女性が元彼を思い出す瞬間を、女性のリアルなエピソードとともにご紹介します。
元彼との思い出の場所を通った時
「二人だけの思い出の場所を通ったとき、鮮明に元彼のことが浮かんできます」(26歳/女性/専門職)
カップルが絆を深めていくためにデートをすることはとても大切。どこに行くか、何をするかを考え、一緒に出掛けることで、二人だけの思い出を共有することができますよね。
そんな大切な思い出の残る場所では、自然に相手との思い出がよみがえってくるものです。一緒に笑い合ったこと、時にはそこで喧嘩をしたことなど、その場所を通るだけで元彼のことを思い出すきっかけになるといえるでしょう。
今の彼氏や夫に不満がある時
「彼氏と喧嘩したとき、元彼の方が良かったな…ってたまに思っちゃいますね」(22歳/女性/事務職)
人は、現状に何らかの不満があるときに、過去の良い思い出にすがることがあります。「今の彼氏が○○してくれない」「夫にイライラする」など、今のパートナーに不満を抱いていませんか?
もしも元彼を思い出すことで現状から逃げているだけであれば、向き合うべき相手は今の彼氏や夫であるといえるでしょう。
元彼と似た人を見かけた時
「元彼に似てる人を見かけたら、本人じゃないのについ目で追っちゃう」(28歳/女性/サービス業)
街中を歩いていると、背格好や髪型などが元彼に似ている人を見かけることがあるのではないでしょうか?ついつい目で追ってしまったり、「もしかして本人かも」と心のどこかで期待してしまうかもしれません。
そんなふうに元彼の影を探す自分に気付いたら、それはあなたの中にある元彼への未練であるといえます。
元彼からもらったものを使う時
「もったいなくて捨てられなかった元彼からのプレゼントを使った時、使わなきゃよかった…と後悔しました。嫌でも思い出がよみがえるんですよね」(25歳/女性/営業職)
元彼からのプレゼントを捨てられない女性は、意外と多いのではないでしょうか?普段使いできるものだとなおさら捨てられず、生活のなかでも頻繁に元彼を思い出すきっかけができてしまいますよね。
もらった時の状況や元彼の様子を思い出すことで、「嬉しかった」という感情が生まれ、いつまでも忘れられない状況が続く原因になるといえるでしょう。
女性が元彼を思い出す瞬間とは?《続き》
元彼と同じ匂いがした時
「ふと香ってきた匂いが元彼と同じだったら、無意識に思い浮かべちゃいますね」(29歳/女性/美容部員)
匂いは、人間の記憶にとても残りやすいもの。とくに近距離で接する機会のある恋人の匂いは、自然に「彼の匂いだ」と分かる女性が多いでしょう。
そんな匂いがきっかけとなり、元彼を思い出すことがあるのです。街中には香りが溢れているため、元彼の使っていた香水や柔軟剤の匂いなど、ふとした瞬間に思い出すきっかけが訪れることでしょう。
寂しさを感じた時
「夜ひとりで眠るとき、寂しくなって元彼を思い出すことがあります」(24歳/女性/秘書)
日頃仕事や趣味に没頭していても、ふとした瞬間に寂しさを感じることがあるでしょう。そんな時、寂しさを埋めるように元彼を思い出すことがあるのです。
ぎゅっと抱きしめてくれた腕の感触などを思い出し、「会いたいな」と無性に恋しくなることもあると思いますが、その気持ちはただ寂しさを埋めるための感情かもしれません。元彼に執着しているのか、寂しさを紛らわせたいだけなのかを見極めることが大切といえます。
当時よく聞いていた曲を耳にした時
「元彼と付き合ってたときによく聞いてた曲が流れると、あの曲だ!って当時の感情とか思い出しちゃう」(23歳/女性/医療関係)
匂いと同じくらい記憶に残りやすいのが、音楽です。付き合っていた頃によく聞いていた曲をたまたま耳にした時、自然と当時の感情や思い出が浮かぶ女性が多いようです。
曲を聞くことによって良い思い出を思い出すならいいですが、「元彼のことを思い出すからこの曲は聞けない」と過去に囚われたままだと、昔は好きだった音楽さえも避けるような状態になってしまうでしょう。
元彼のSNSを見た時
「たまたま元彼のSNSを見つけちゃって…。ついチェックする習慣がついて、余計に忘れられなくなりました」(29歳/女性/保育士)
SNSは、世界中の誰とでも気軽に繋がることができる便利なもの。しかし、オープンなアカウントなら誰でも見ることができるため、ついつい元彼のSNSをチェックしてしまう女性もいるのではないでしょうか?
SNSでは相手の近況などが分かるので、彼の今の恋愛関係を知ることで、余計に後悔や未練が残り続けるといえるでしょう。
思い出すのはどんな事?記憶に残る元彼との思い出
ここでは、記憶に残りやすい元彼との思い出をご紹介します。
誕生日や記念日をお祝いしたこと
カップルにとって、お互いの誕生日や二人の記念日は特別なものです。人それぞれ色々なお祝いの仕方がありますが、共通しているのは「一緒にお祝いする」ということ。どちらかが欠けていては成り立たないものなのです。
それゆえ、元彼との思い出のなかでも大きなものとして残っているといえるでしょう。相手がしてくれたこと、くれたもの、自分がしてあげたことなど、ほとんどが「幸せな思い出」として記憶に残っているのではないでしょうか。
元彼との何気ない会話
たわいないコミュニケーションをとりながら相手のことを知っていくのが、恋愛というものですよね。そんな何気ない会話がとても大切なものであることを、別れてから気づく人が多いのではないでしょうか?
元彼と交わした何気ない会話をふと思い出すことで、「幸せだったな」と今頃になって気づき、その気持ちが未練として残り続けるのです。
元彼が自分のためにしてくれたこと
相手が自分にしてくれたことは、強く記憶に残りますよね。とくに男性は「彼女に○○してあげたい、喜ぶ顔が見たい」と思う生き物なので、何気ない日常生活のなかでも何かしてくれる機会が多いといえるでしょう。
過去を思い出す時、元彼がしてくれなかったことよりも、してくれたことを思い出す女性が多いため、「素敵な昔の彼氏」としていつまでも忘れられない状態になってしまうのです。
元彼の仕草や表情
好きな男性のことを一番近くで見られるのは、彼女の特権といえます。元彼と付き合っていた頃、他の人には見せない特別な表情や何気ない仕草にキュンとくることもあったのではないでしょうか?
そんな「自分しか知らない部分」を思い出す女性が多いようです。本人さえ気づいていないクセや表情を思い出すことでいまだに愛しさを感じる場合は、元彼への想いがまだ続いている状態といえるでしょう。
元彼とのセックス
恋人同士のコミュニケーションに欠かせないのが、体の触れ合いです。セックスをすることで愛を深め合うことができ、心の距離もグッと近くなるといえます。
元彼とのセックスを思い出すことで「また会いたいな」と思う場合は、元彼本人に未練があるというよりは、元彼とのセックスに未練がある状態かもしれません。現在恋人がいる状態でそう思うのであれば、現状に不満がある状態といえるため、今の恋人との関係を見直す必要があるでしょう。
元彼を思い出す時…どんな気持ちになる?
ここでは、元彼を思い出すときの気持ちを、女性のエピソードとともにご紹介します。
懐かしさと幸せな気持ち
「あんなこともあったな…って思い出して、懐かしくて幸せな気持ちになります」(24歳/女性/CA)
元彼のことを思い出す時に、懐かしさと幸せな気持ちを感じるのであれば、それは良い思い出として心に残っているといえるでしょう。昔の彼氏としてきちんと整理ができている状態なので、未練や後悔などの感情も生まれてこないのではないでしょうか?
幸せな過去の記憶の一部として、アルバムをめくる感覚でふと思い出してみるのはいいかもしれませんね。
切なくて悲しい気持ち
「どうしようもなく切なくなります。良い思い出なのに悲しくて、やりきれません」(22歳/女性/事務職)
元彼との思い出を辿っていくと、胸が苦しくて切ない気持ちになることもあるでしょう。幸せな思い出のはずなに、切なくて悲しい気持ちになるということは、別れたあとも長い間未練が残っていた状態を意味しているといえます。
また、人によっては、元彼の浮気などのショックな出来事が強く印象に残り、今もなお悲しい気持ちがよみがえることがあるかもしれません。昔の彼氏という認識はあるものの、心のどこかで消化しきれていない気持ちがあるようです。
もっとこうすればよかった…という後悔の気持ち
「元彼のことを思い出すと、もっとこうしてれば今も一緒にいられたかな…と思うことがあります」(30歳/女性/サービス業)
別れたあとになって「もっとこうすればよかった…」と後悔する女性も多いようです。とくに別れた原因が自分にある場合、「自分の行動次第では変えられた」という気持ちが生まれることで、いつまでも元彼を引きずってしまうのでしょう。
とはいえ過去は変えることができないため、後悔するよりも今を見つめることが大切です。
恋しい気持ち
「今もまだ元彼が恋しくなります」(23歳/女性/医療事務)
元彼を思い出す時、恋しい気持ちになることもあるでしょう。二人で一緒にいた頃を思い出し「戻りたい」「元彼に会いたい」と思うのであれば、それは元彼への未練といえます。
ただし、恋しい気持ちと寂しい気持ちは似ているので、元彼でなければいけないのかどうかを見極める必要があります。
女性が元彼を思い出す理由とは?
ここでは、女性が元彼を思い出す理由をご紹介します。思い出す時の気持ちを思い返しながらご覧ください。
元彼に未練があるから
元彼に未練があり、今でも好きという気持ちがくすぶっていることで、元彼を思い出してしまうのかもしれません。頻繁に思い出したり、街中でもつい目で探してしまうのであれば、その可能性が高いといえます。
自分のなかでは過去の思い出にできていないため、なかなか次の恋愛に進むことができない状態でしょう。
思い出の登場人物として思い出す
誰にでも、過去に関わりを持った人を思い出すことはあります。自分の人生において、強い印象を与えてくれた相手なら、なおさら忘れることはできないものです。
元彼を思い出の中の登場人物の一人として思い出す場合、単に過去の一部を共有した相手として見ている状態といえます。
昔の彼氏として認識できているので、特に会いたいという気持ちにはならず、次の恋愛に進むことができるでしょう。
寂しさから
無性に寂しいと感じることで、元彼を思い出してしまうこともあります。とくに女性は寂しがり屋が多く、「昔、寂しさを埋めてくれた」という記憶から、元彼を求めてしまうのでしょう。
寂しさを理由にせず、自分の気持ちと素直に向き合ってみることが大切といえます。また、寂しいからと元彼に連絡をとってしまい、後悔するような状況にならないよう注意しましょう。
今の彼氏に不満があるから
今の彼氏と喧嘩中だったり、何か不満がある状態のときに、元彼を思い出すこともあるようです。当てつけのように「元彼は○○してくれた」と元彼と今の彼氏を比べるようなことを考えるのであれば、元彼に執着しているというよりも、今の彼氏に不満がある状態といえます。
元恋人と比べられることは悲しいことなので、全てを今の彼氏のせいにして昔の彼氏の思い出に逃げるのではなく、きちんと話し合うことが大切でしょう。
元彼を思い出してしまう時の対処法!
ここでは、元彼を思い出してしまう時の対処法をご紹介します。
元彼に関係するものを処分する
ものには、色々な思い出が詰まっていることがあります。元彼からのプレゼント、手紙や服など、目にするだけで元彼を思い出すものを処分することで、物理的に思い出す機会をなくしてみましょう。
「もったいない」「なかなか捨てられない」という気持ちもあるでしょう。しかし、いつまでも過去に囚われていては前に進めませんよね。「忘れてやる!」という強い気持ちを持つことが大切なのです。
元彼のSNSをチェックしない
SNSは便利なもので、会う機会がなくても相手のことが分かってしまいます。別れたにもかかわらずSNSをチェックしてしまうと、いつまでも忘れられないうえに、覗き見ているようなものなので相手も良い気分ではないはずです。
そこで、完全に元彼のSNSを断ち切ってみましょう。「ついついスマホを触ってしまう…」という人は、スマホ依存から抜け出すためのアプリなどを活用してみるとよいでしょう。
忘れなければ!とがんばりすぎない
元彼を思い出す人の多くは、「忘れなきゃいけない」という気持ちが強いのではないでしょうか?しかし、「忘れよう」と思い詰めすぎて、逆効果になってしまうこともあるのです。
どうしても忘れられない場合は、無理に忘れる必要はありません。「きっと時間が解決してくれる」と前向きに考えて、忘れられるまで好きでいることもひとつの手です。
趣味や仕事に没頭する
過去を思い出す理由のひとつとして、今の生活が物足りないということも…。まずは私生活を充実させることを意識し、積極的に仕事や趣味に取り組むようにしてみましょう。
今まで経験したことのないことに挑戦することで、新鮮な気持ちを味わうことができ、気が付けば元彼を思い出す暇もないほどに充実した生活が送れているかもしれません。新しい場所に足を運ぶことで、素敵な男性との出会いにも期待できます。
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