電話で好きな人の声が聞きたい…!
特に女性は、男性と比べるとおしゃべり好きな人が多いため、「LINEとかじゃなくて、電話で声が聞きたいな…」と思う機会も多いでしょう。男性よりも言葉をやり取りする頻度が高い女性だからこそ、声に敏感になるのかもしれないですね。
しかし、いざ声が聞きたいと思った時に聞けるものでもないのが困りもの。用もないのに「声が聴きたい」といったら、男性はどんな気持ちになるのでしょうか。
そこでこの記事では、世の男女が好きな人の声が聞きたいと感じる瞬間や、電話を掛けるときのコツなどを解説します。女性のみなさんは、ぜひ参考にしてくださいね。
男性が「声が聞きたい」と感じる瞬間は?
落ち込んでいるとき
「つらいときに声を聞くと安心します。声を聞くだけで元気が出ます」(27歳/男性/教師)
男性は落ち込んだ時、同性に相談できません。女性は女性同士で相談できますが、男性にとって相談とは自分の弱点をさらけ出すこと。つまり、つらいことがあると必然的に独りで落ち込むことになります。
しかし、好きな女性が相手ならば別。同性が相手のときと違って警戒せずに済み、一緒にいて安心できます。
だからこそ、落ち込んでいるときに独りでいると、無性に好きな女性の声が聞きたい気持ちになるのです。このタイミングで、好きな人の声で優しい言葉を聞くことができれば、それは男性にとって代えがたい喜びとなります。
楽しいことがあったとき
「嬉しいときって、その気持ちを外に出したくなるじゃないですか。それを受け止めてくれたら最高ですよね」(20歳/男性/学生)
女性同士の会話では、楽しいことを「そういえば昨日さ!」といった感じで共有しますよね。男性はあまりそういう会話をしませんが、そうしたい気持ちは持っています。相手が好きな女性であればなおさら、喜びを分かち合いたくなります。
そんなとき、「うんうん!」と耳を傾けてくれる女性がいれば嬉しいもの。メールやLINEの文章でもよいですが、それが声を伴ったやりとりであれば、共感できたという実感はより大きなものになります。
寂しいとき
「仕事が忙しくて、何日か彼女に会えないことがあったんです。せめて声が聞きたくて、電話しちゃいました」(25歳/男性/建設業)
何か落ち込むようなことがあったわけではなくても、無性に寂しくなることがありますよね。ふとした拍子に好きな人の声が聞きたいと思うのです。
特に、しばらく好きな人と会っていないとそう感じるはず。会えないのであれば、せめて声だけでも聞いて、相手の存在を実感したくなります。
カップルであれば、同じくらいのタイミングで声が聞きたいと感じることも多いでしょう。女性のほうから「声が聞きたい」と伝えると、彼氏から「俺も」と返ってくるかもしれません。
気持ちが離れていないか不安なとき
「最近、彼女がよく職場の男の話をするんですよ。それでなんか不安になって…。でも声を聞いたら安心しました!」(23歳/男性/飲食店)
「恋人の気持ちがほかの人へ移ってしまったらどうしよう…」と不安になると、嫌な予感が止まらなくなるのは男性も女性も同じ。そんなときにも声が聞きたいと感じます。
場合によっては、不安が行き過ぎて、浮気を疑っている相手について根ほり葉ほり聞いてしまうことも。そんなときは、落ち着いた声で疑いを否定してもらえるだけで安心できるものです。
女性が「声が聞きたい」と感じる瞬間は?
会えなくても甘えたいとき
「もちろん会いたいんですけど、それが叶わない場合は声が聞きたいですね。いろいろと悩みや不安を聞いてほしいんです」(26歳/女性/事務職)
悩みや不安があるときには誰かに甘えたくなりますよね。特に女性は男性よりもその気持ちが強い傾向にあります。本当は一緒にいて甘えられるのが一番ですが、それができないときは声が聞きたくなるでしょう。彼が落ち着いた調子で耳を傾けてくれれば、それだけで元気が湧いてくるかもしれません。
励ましてほしいとき
「仕事でミスったときには毎回、彼氏に電話して長話を聞いてもらってます。『頑張ったね』とか言ってもらえると、すごく元気が出る」(23歳/女性/飲食店)
落ち込んでいるときには誰かに励ましてほしくなるもの。そして自分の頑張りを認めてほしいですよね。そんなとき、彼に電話をかけて声が聞きたいと思う女性は少なくありません。温かい言葉をかけてもらえば、また明日から頑張る活力になるかも。
相手のことを知りたいとき
「ちょっと時間があると『あの人、今何してるんだろう』って気になるんです。そんなことであんまり電話すると重いって思われそうですけど、結局電話しちゃってます」(25歳/女性/看護師)
誰でも、好きな人のことは気になるものです。そんなとき、相手の近況を知るために声が聞きたいと思うように。また、特に用はないけど話をすることに、喜びを感じるケースもあります。離れていても一緒に過ごしている、と実感できるのが嬉しいですよね。
アピールしたいとき
「文章だけだと、どのくらい相手がこちらを想ってくれているのか分からないですよね。でも音声なら相手の気持ちが伝わってくるし、こちらの気持ちも伝えやすいので、やっぱり声が聞きたいです」(30歳/女性/会社員)
好きな人に自分の好意を伝えたい、あるいは向こうからの好意を確かめたいときにも、相手の声が聞きたいと感じます。音声での会話は、ただの文字よりもずっと多くの情報を含んだコミュニケーションです。声の抑揚や話のペースなどから、相手の存在をすぐそばに感じられますね。
声が聞きたい…彼に電話したいときのLINE術
素直に「声が聞きたい」とお願いする
遠回しな表現が苦手な彼ならこれが一番。「声が聞きたい」と率直に伝えましょう。特に忙しければ話は別ですが、基本的に大切な女性から「声が聞きたい」と言われて嫌がる男性はいません。自分が求められていることを実感し、喜んで応じるでしょう。
むしろ、電話するために下手な口実を作ると、何かやましいことがあるのではないかと勘繰られることも。素直に声が聞きたいのだと伝えることで、彼も「ただ話を楽しめばいいんだな」と思って安心してあなたと電話できます。
「教えてもらいたいことがあるの」
よく知られているように、男性はプライドの高い生き物。女性から「教えてほしい」と言われると、気合いを入れずにはいられない人が多いのです。まして相手が好きな女性ならなおさら、喜んで応じることでしょう。
ただ、電話では音声だけでしか伝えられないため、あまり難しいことを聞くと話がややこしくなります。あくまで声が聞きたいだけなら、「会社の飲み会におすすめのお店を知りたい」などの簡単な質問がよいでしょう。質問を口実に一度電話をかけてしまえば、その後は雑談を続けるのも簡単です。
「電話で相談したいんだけど…」
メールやLINEのような文章は、相談には向きません。やりとりする言葉の量が多いため、「じゃあ電話で話そっか」という流れに持って行くのは簡単です。こちらも、教えてほしいことを聞かれるのと同様、男性は自分が頼られていると実感し、快く応じてくれるケースが多いです。
声が聞きたいだけなら内容はなんでもOK。難しい相談事を用意する必要はありません。ストレス解消方法や仕事への集中方法など、彼が気軽に自分の考えを言えるような話題であれば理想的です。
「調整事項があるんだけど」
声が聞きたい相手が職場の同僚であれば、この手を使うのもアリ。「今度の会議の日程を決めるのにスケジュールを調節したい」など、話し合う必要のある事柄を電話の口実にしましょう。
これならば、男性は連絡を拒むことはできません。特に、ある程度互いに意見をすり合わせる必要のある事柄であれば、メールより電話のほうが早いため、電話に持ち込みやすくなります。逆に、一言で済むような連絡事項だと「なんで電話にしたんだろう」と不審に思われるため要注意。
声が聞きたい相手と電話する際の会話術
暗い話は早めに切り上げる
いくら「声が聞きたい」のだと言っても、声さえ聞ければよいというものではありません。せっかく彼と話ができるのであれば、楽しい話をしたいですよね。
そのため、暗い話は早めに切り上げることが大切。もちろん、悩みを相談したり不安をうちあけたりしても良いのですが、それを最後まで続けないようにしましょう。途中からは意識的に楽しい話に持っていくのがコツ。
相手に見えなくても笑顔で話す
「見えないのに表情を気にしても意味がないのでは?」と思われるかもしれませんね。しかし、表情は声の調子に表れるもの。同じ調子でしゃべっているつもりでも、実際に笑顔を浮かべているほうが、明るい印象が伝わるのです。
一番理想的なのは、彼と話していると自然に笑顔になることですよね。でも、彼と電話で話すのに慣れていなかったり、その日の気分によっては自然と笑顔が出てこないことも。そういうときは、意識的に笑顔を作りましょう。そうすることで、気分が明るくなることもあります。
つまり、笑顔で話すことは、自分自身が彼との電話を最大限に楽しむための秘訣でもあるということですね。
相槌をしっかり打つ
直接対面して会話をしているのであれば、うなずくことで相槌を打てますよね。ところが電話ではそうはいきません。きちんと声に出して「うんうん」「それで?」と言わなければ相手には伝わらないのです。
しかも、その相槌の様子は声でしか伝わりません。なので、普段より少しオーバーリアクション気味なくらいがベスト。普段どおりの調子で返事をしていると「俺との話、楽しくないのかな」と相手が不安になることもあります。話を楽しんでいることをしっかりと伝えられるよう意識しましょう。
電話に集中する
電話はほかのことをしながらでもできますよね。たとえば、洗濯物をたたみながら、肩と耳で電話を挟んで会話することだってできます。しかし、この「ながら電話」はNG。
見えなくても、ちょっとした物音などからその様子が相手に伝わることがあります。そして、彼女がながら電話していることを知った彼はどう思うでしょうか。
まるで「作業BGM」代わりにされた気分になるかもしれません。少なくとも、自分との会話を心から楽しんでくれているようには感じないはず。そんな印象を与えないように、電話を楽しむときはそれに集中しましょう。
無言になっても焦らない
好きな人との会話は「続けなきゃ」と思うかもしれませんね。しかし、「頑張って続けなきゃ」という感情が伝わると、相手もプレッシャーを感じます。そのため、ちょっと無言になったくらいではあまり気にしないことが大切。ずっとしゃべっていれば、多少無言の間が発生するのは当然のことです。
言うことがなくなったら、話を聞いてくれているお礼をいうとよいでしょう。「まだ電話してて大丈夫?」などの気遣いでもOK。あるいは、二人の仲次第では「大好き」と気持ちを伝えてもよいかもしれません。あなたがリラックスして気持ちを吐露してくれていることが分かれば、彼のほうも沈黙に気まずさを感じることはなくなります。
自分から電話を切る
あなたから「声が聞きたい」と誘ったのであれば、あなたから切りましょう。なぜなら、電話を始める段階で、彼は「彼女の話を聞いてあげたい」と思っているから。つまり、「頼られたのだから最後までしっかり答えてあげたい」と考えているのです。
ところが、彼女のほうがずっと切らなければ会話が終わりません。彼は「そろそろ切らないと明日早いのに…」と思っても、「せっかく頼られたのに途中で切るなんてことはしたくない」と考えて、無理して電話を続けます。
彼にとって理想的なのは、彼が電話に応じたことで彼女が心から満足すること。「まだ話したいのに…」ではなく、「聞いてくれて本当にありがとう!」と言ってほしいのです。
声が聞きたい相手と電話する際の注意点
相手の都合を考える
どんなに嬉しいことでも、都合が悪いタイミングでは素直に喜べませんよね。たとえば、彼が翌朝いつもより早く出勤しなければならない日の夜に電話をするのは迷惑。
メールやLINEで都合を確認してから電話をしましょう。そして、都合があまり良くないようならその日は潔く諦めること。
多少のわがままなら彼も聞いてくれるかもしれません。しかし、そのようなことが続くと、次第にあなたとの電話が負担になってきます。関係を長く続けるためには、お互いに配慮が欠かせないということですね。
「声が聞きたい」も毎日は重い
ときどきであれば、彼女から「声が聞きたい」と言われたら嬉しいでしょうが、それが毎日となると男性は重く感じるでしょう。そもそも、男性は女性ほど頻繁に相手の声が聞きたいとは感じない傾向にあります。
理想的な電話のペースは、3~4日に一回程度でしょうか。人によって差が大きいので、一番良いのは彼の正直な気持ちを聞くことです。初めは聞きづらいかもしれませんが、声が聞きたいと伝えるのに慣れたころに、その後のペースにも頭を巡らせるとよいでしょう。
彼が知らない人の話をしない
お互いの近況について話をするのはよくあることです。好きな人の様子が分かるのは嬉しいことですよね。ただし、その際に彼が知らない人の話をしないように注意しましょう。
「職場の友達の誰々ちゃんがね…」という話をされても、彼には誰のことだか分かりません。その人の話をされても退屈に感じます。
ただし、何度か名前が出ているのであれば、彼にとってその人は「話によく出てくる人」になります。本格的に誰かの話題を出す前には、そういう人がいることをあらかじめ示しておきましょう。
ちなみに、その友人が男友達である場合は完全にNG。あらぬ疑いをかけられる恐れもあるためやめましょう。
愚痴を続けない
愚痴を聞いてほしいことは誰にだってありますよね。もちろん、彼氏に愚痴を聞いてもらうのは悪いことではありません。しかし、あまり続けると彼はウンザリします。
そもそも女性と違って、男性には愚痴を誰かに聞いてもらうという習慣があまりありません。そのため、愚痴を聞くのが下手である可能性もあります。「そんなことを言っても仕方がない」などと言い、そうやって正論を言うこと自体が的外れであることに気づかない男性が少なくありません。
そのため、できれば愚痴は女性に聞いてもらいましょう。そのほうが上手に対応してもらえ、気分がすっきりすることが多いです。
長く続け過ぎない
「できることならずっと彼と話していたい」と感じる人も多いはず。しかし、どんな電話であれあまりの長話はよくありません。最初は楽しんでいた彼も、「いつになったら満足してくれるんだろう」と思い始めるでしょう。
定期的に電話を楽しむためには、一回一回の負担をあまり大きくしないことが大切。また、一度に話し過ぎると話題がなくなってしまうというデメリットもあります。そうならないためにも、ある程度のところで切り上げ、次に電話するときの楽しみを取っておきましょう。
声が聞きたいと伝えられて男性はどう思う?
気になる相手だったからすぐ電話した
「職場でそこそこ仲良くしている人からの誘いでした。仲良くしていると言っても、あくまで同僚という感じだったので、『声が聞きたい』と言われたときにはびっくり。慌てて電話をかけました」(25歳/男性/書店員)
気になる女性から「声が聞きたい」などと言われれば、当然男性は喜びます。むしろ、男性のほうもその女性の声を聞きたくて仕方がなかったのかもしれません。そんな相手から誘いがあれば、断る理由は皆無。仲良くなるためのチャンスと捉え、すぐにでも電話するでしょう。
俺のこと好きなのかな?
「大学の女友達から『電話しよう』って言われました。それまでは友達としか思ってなかったんですけど、その時からちょっと意識するようになりましたね」(19歳/男性/学生)
自分のことが好きなのかどうかわからない女性に、ある日突然「声が聞きたい」と言われれば、「もしかして俺のこと好きなのかも」と思うのは自然なこと。
たとえ相手の女性のことを特別気にしていなくても、これを機会に急に気になりだす可能性大。その後もときどき電話をしていれば、カップルになれる日も近いかもしれませんね。
何かあったのかなと思う
「普段おとなしい女性から『電話で相談したい』と言われました。職場でも静かなので、何か悩み事でも抱えているのかと。もちろん、力になってあげたいのですぐに応じました」(27歳/男性/IT関係)
メールやLINE、あるいは職場で話せることなのに、あえて「電話したい」といわれることで、「何かあったのかな…」と心配してくれる男性もいます。男性は頼りにされると喜ぶため、これがきっかけで親密になれる可能性は大きいでしょう。
コツを意識して好きな人に電話しよう!
ただし、その際には配慮が大事。相手の迷惑をかけないように気をつけながら、電話越しの二人きりの時間を楽しみましょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!