好きだけど別れるカップル…復縁はできる?
ですが、お互いに気持ちが冷めて別れたカップルと比べれば、復縁できる可能性は圧倒的に高いです。ただし、お互いに何も成長せずに復縁したら、また同じ理由で別れてしまうかもしれません。そこで、好きだけど別れるカップルが復縁する方法や注意点を、これからご紹介していきます。
復縁は可能?好きだけど別れる心理とは
否定されて傷付いた
「自分の趣味を彼女に真っ向から否定された」(29歳/男性/IT関係)
「ちょっとしたミスで『だからお前はダメなんだ』と人格を否定された」(26歳/女性/アパレル関係)
このように、付き合っている間に恋人から否定され続け、深く傷ついたことがきっかけで別れを決心する人も少なくありません。恋人には自分の欠点や情けない部分も含めて全てを受け入れてもらいたいと思うものです。
ですが、恋人から否定的な言葉を言われ続けたら心が傷つきますし、将来のことを考えると「この人と一緒にやっていけるのだろうか」と心配になってしまうことでしょう。
嫉妬心を抑えられなかった
「彼氏が可愛い女の子と話しているだけでイライラしてしまう自分が嫌い」(21歳/女性/大学生)
「彼女が可愛すぎて、他の男に奪われないか常に心配になる」(25歳/男性/介護士)
恋人は何もしていなくても、「浮気されるのではないか」と不安になったり、恋人が他の異性と話しているだけで嫉妬してしまうことってありますよね。ですが、恋人に嫉妬するたびに精神的につらくなってしまい、それが原因で好きなのに別れに至ってしまうこともあります。
こういった理由で別れに至ってしまうのは、自分に自信がない人や、過去に恋人に裏切られた経験を持つ人が多いようです。
仕事や勉強に集中したい
「第一志望の大学にどうしても合格したいから、受験勉強に集中したい」(18歳/女性/高校生)
「大きなプロジェクトを任されていて仕事が忙しく、会える時間が少なくなった」(30歳/男性/商社)
このように、仕事や勉強に集中したいなどの理由で、好きなのに別れに至ってしまうケースも多々あります。仕事や勉強に身が入らず、恋愛に夢中になっておろそかになってしまえば、今後の人生を大きく左右することにもなりかねません。
遠距離になった
「彼氏が転勤になってなかなか会えなくなり、寂しさに耐えられなくなりました」(26歳/女性/介護士)
恋人が地方に転勤になった、実家で家業を継ぐことになったなどの理由で、突然遠距離恋愛になってしまうこともあります。もちろん距離にもよると思いますが、遠距離恋愛になれば以前よりもデートする回数は間違いなく減りますよね。
遠距離恋愛になっても、仕事や趣味に没頭して気持ちを紛らわせることができる人なら大丈夫でしょう。しかし、恋人に会えない寂しさに押しつぶされそうになったり、浮気を過剰に心配して精神的に不安定になってしまう人も少なくありません。
そういった人は、「恋人のことは好きだけど、会えないのは精神的につらい」ということで、別れに至ってしまうケースも多々あるのです。
復縁は可能?好きだけど別れる心理とは《続き》
恋人の束縛が激しすぎる
「彼氏の束縛が激しすぎて、自由になりたくて別れを告げました」(23歳/女性/大学院生)
「他の異性とは連絡も会話もするな」と言ったり、「今どこで何をしているのか」としつこく確認するなど、恋人を激しく束縛する人っていますよね。どんなに恋人のことが好きでも、激しく束縛されると窮屈に感じてしまい、精神的な負担が大きくなってしまいます。
すると、次第に「自由になりたい」という気持ちが大きくなり、「別れたい」という衝動に駆られ、実際に別れを告げてしまうケースも少なくないのです。
結婚は考えらえない
「彼氏のことは好きだけど、職を転々としていて収入も少なく、結婚するとなると不安」(28歳/女性/事務職)
お付き合いをするだけなら恋愛感情さえあれば特に問題はありませんが、結婚となると話は別です。価値観や性格などが合わない人と結婚して生活を共にするのは、非常につらいものがあります。また、お金の問題や子供のこと、お互いの家族との付き合いなど、様々な問題に直面することになるでしょう。
例えば、自分は子供が欲しいのに、相手は子供が欲しくない人だったら、将来子供のことで揉める可能性が高いですよね。ですから、恋人としてなら付き合っていけるけど、結婚して一緒に生活をしてくのは無理だと感じてしまうと、恋人のことが好きでも別れに至ってしまうことがあるのです。
家族に反対された
「彼氏と結婚も視野に入れて付き合っていましたが、親から猛反対されて泣く泣く別れることにしました」(25歳/女性/保育士)
家族に付き合うことを反対されたという理由で、好き同士なのに別れに至ってしまうケースも珍しくありません。大好きな恋人とのお付き合いを大切な家族に反対されるのは、板挟みになったようでとてもつらいですよね。また、結婚を視野に入れてお付き合いをしている場合は、なおさら家族の意見を無視することはできないでしょう。
他にも好きな人ができた
「彼女のことは好きなんですが、職場の後輩の女性を好きになってしまって…」(31歳/男性/広告関係)
恋人のことを愛しているのに、他の人のことも好きになってしまうのは決して珍しくはありません。お付き合いが長くなれば、付き合い始めのころのようなドキドキ感はなくなり、恋人との関係は落ち着いてくることでしょう。しかし、恋人との関係が安定してくるとマンネリ化して、物足りなさを感じてしまい、新たな刺激を求めるようになることも。
そこで好みのタイプで魅力的な異性が現れると、恋人のことが好きでも、その人のことも気になって仕方なくなることもあるのです。そんな状態が続くと、気になる人とお付き合いしたいという気持ちの方が強くなり、恋人に別れを告げるケースも少なくありません。
好きだけど別れるカップルが復縁できるケース
別れてもお互い好きでいる
どちらか一方が相手に冷めていれば、もう一方が復縁を迫ったとしても、ヨリを戻せる可能性は極めて低いです。ですが、別れてもお互いに相手のことが好きで忘れられない場合、偶然の再会などのふとしたきっかけがあれば、復縁することができるでしょう。
中には、別れて長い年月が経ち、お互いに別の人と結婚したとしても、同窓会などで再会したことをきっかけに不倫関係に発展してしまうこともあるようです。
仕事や勉強に集中したくて別れた
仕事や勉強に集中したくて、好きだけど別れてしまった場合、復縁できる可能性が高いです。なぜなら、何かに集中したいという気持ちは一時的な感情であることが多いですし、仕事や勉強で忙しい時期はいずれ落ち着く時が来るからです。
そのため、大きなプロジェクトが終わって忙しくなくなった時や、大学受験や国家試験が終わった時に、ふと好きだった元恋人を思い出してしまうことも。そして、それがきっかけで連絡を取り合うようになって復縁するケースも少なくありません。
遠距離になったから別れた
「遠距離恋愛になって寂しい思いをするなら…」という理由で別れてしまった場合、復縁できる可能性は十分にあります。別れの理由が遠距離であれば、お互いにまだ好きな状態で別れるケースも多いです。また、お互いの住んでいる距離が遠いことが最大の問題点ですので、どちらか一方が引っ越しをすればその問題を解決することができます。
いつでも会える距離の場所で暮らせるようになれば、遠距離で寂しい思いをすることもなくなるので、ヨリを戻すことも十分に可能であるといえるでしょう。
ケンカした勢いで別れた
恋人と激しくケンカして「もう別れる!」と勢いで別れてしまっても、この場合は復縁できる可能性が高いです。なぜなら、ケンカしている時は「もう嫌い!」「離れたい!」と思っても、心の底では相手のことを嫌いになっているわけではないから。
ですので、ケンカ別れをしてしばらく経つと、お互いに別れたことを後悔してしまいやすいのです。その結果、気持ちが落ち着いてきたころにまたお互いが歩み寄って、ヨリを戻すケースも多々あります。
好きだけど別れたカップルの復縁方法!
別れた原因の改善方法を考える
好きだけど別れたカップルがまた復縁するためには、なぜ別れることになったのか原因を追究し、それを改善していくことから始める必要があります。なぜなら、別れた原因を理解せずに復縁しても、また同じような理由で別れてしまう可能性が高いから。
例えば、あなたの激しい束縛が原因で相手から別れを告げられたのであれば、まず恋人を激しく束縛することをやめなければなりませんよね。そのためには、「そもそもなぜ激しく束縛してしまうのか」「なぜなら過去に浮気されたことがあるから」など、恋人を束縛してしまう理由をどんどん深堀りして考えてみて下さい。
そして、「束縛しないためにはどうすれば良いのか」というように、今後に繋げてみると良いでしょう。そうすることで、別れに至った根本の原因を改善するための方法が見つかるはずです。
原因を解決するための冷却期間をとる
復縁を成功させるためには、原因を解決するための十分な冷却期間を設けることも大切です。別れてからまだ時間が経ってない時は、別れた時の相手の悪い印象が強く残っている可能性が高いです。
そんな状態で復縁を迫っても、「好きだけどまだ復縁する気にはなれない」「また同じ理由ですぐに別れそう」ということで失敗に終わってしまうケースがほとんど。また、原因を改善しなければ同じ理由で別れる可能性が高いので、それを改善するための時間も必要になります。
そのため、時間を空けて悪い印象を薄れさせ、別れた時よりも成長した自分を見せるためにも、最低でも半年以上は冷却期間を設けることをおすすめします。
連絡を再開する
十分な冷却期間を設けたら、元恋人と連絡を再開して復縁のきっかけを作りましょう。元恋人から連絡が来たら、たいていの人は「復縁したいと思っているんじゃないの?」「何か企んでいるんじゃないの?」と少なからず警戒心を持ってしまうもの。
強い警戒心を抱かれてしまうと、復縁どころか返信をもらうことすら難しくなってしまいます。ですから、復縁したいことが伝わるような文章や、未練が残っているのが分かるような文章は控えるようにしましょう。あくまでも、最初は友達のように気軽に連絡をやり取りできる関係を構築することを目指して下さい。
以前とは違う成長した自分をアピール
元恋人と気軽に連絡をやり取りするようになったら、以前より成長した自分をアピールしていきましょう。復縁を成功させる重要なポイントは「成長」と「変化」です。相手に「以前と違って良いカップルになれる未来」をイメージしてもらわなければなりません。
だからこそ、先ほどから申し上げているように、別れてから復縁するまでの間、別れの原因を追究して改善に努め、人間として成長することが必要になるというわけです。
好きだけど別れたカップルが復縁する際の注意点
冷却期間をしっかりとる
「今でも好きな元恋人と復縁したい!」と思うと、つい気持ちが焦ってしまいがち。ですが、別れてから復縁するまでは十分な冷却期間を設けることが大切です。きちんと冷却期間を設けないと、そもそも別れた原因を理解できていなかったり、改善できていなかったりして、以前と同じような理由で別れることの繰り返しになる可能性が高いです。
また、別れてから数ヶ月は別れた傷も癒えていませんし、相手の悪い印象が強く残っているもの。ですから、そんな状態で復縁を迫られても、それを素直に受け止めることはできません。だからこそ、冷却期間をしっかり設けて、別れた傷を十分癒し、別れの原因の改善に努めて以前よりも成長することが必要となるわけです。
復縁する際は一から関係を築くつもりで
復縁をする際には、過去を引きずるのではなく、一から関係を築いていくという意識を強く持つことが大切です。たしかに、過去にいろいろあって別れに至ったことは、変えようのない事実です。ですが、復縁した後にケンカをするたびに、「昔浮気したくせに!」と過去の話題を持ち出したりするのは控えて下さい。
過去を忘れられずに縛られているようだと、いつまで経っても以前よりもより良い関係を築いていくのが難しくなります。
以前と同じ過ちを繰り返さないこと
「恋人に否定されて傷付いたから」「束縛が激しすぎるから」など、好きなのに別れに至った理由は様々あることでしょう。復縁をするのであれば、以前と同じ過ちを繰り返してはいけません。例えば、あなたの激しい束縛が原因で別れた後に復縁したものの、また恋人に激しく束縛しているようでは、また同じ理由で別れることの繰り返しになってしまいます。
相手は「別れてから復縁するまでの間に一体何を学んだんだ」と、あなたがまったく成長していないことに幻滅してしまうことでしょう。
別れを恐れて不安になりすぎない
過去の別れがトラウマとなってしまい、「もしまた別れるようなことになったら…」と強い不安を感じてしまうこともあるでしょう。元恋人と復縁するのであれば、以前と同じような過ちを繰り返さないことが大切ですが、だからといって不安になりすぎてしまうのも考えもの。
そして、ケンカしたくないからと本音を言えなくなってしまったり、相手の顔色をうかがって気を遣いすぎてしまうと、お互いにぎこちなさを感じてしまい、逆に関係がうまくいかなくなってしまうおそれがあります。
復縁してより良い関係を築いていくためには本音でぶつかり合うことが大切。ですから、別れを恐れすぎないで、お互いに本音を言い合える関係を築いていけるように努力していきましょう。
好きだけど別れたカップルの復縁エピソード!
好きだったけどすれ違いから別れてしまった
「好きな彼女とすれ違いで別れましたが、偶然再会した時に以前より綺麗になっていて、またヨリを戻したい!と思って久しぶりに連絡をしました。彼女も僕のことがずっと気になっていたみたいで、付き合っていたころの話や仕事の話をしているうちに急速に距離が縮まって、めでたく復縁することになりました」(32歳/男性/営業職)
このように、好きで別れた恋人と再会し、久しぶりにお互いの姿を見て改めて気持ちが再燃し、復縁することになったというカップルが多数います。好きだったのに別れることになれば、お互いに未練が残ってしまいますから、しばらく時間を空けると付き合っていたころの恋心が思い出されやすいのかも。
別れてからお互いの大切さに気付いた
「3年ほど付き合っていた彼氏がいたのですが、お互いに一緒にいることが当たり前になってしまい、些細なことでケンカすることも多くなりました。3年記念日を迎える少し前に激しいケンカをしたことがきっかけで別れることに。
ですが、別れてから彼氏の存在の大きさに気づき、ぽっかりと心に穴が開いたような気持ちになりました。寂しさに耐えきれず私から連絡したのですが、彼氏も『ごめんね』と謝ってくれて、それから彼氏とやり直すことになりました」(24歳/女性/保育士)
付き合い始めた頃は、相手に思いやりを持って接することができますよね。ですが、付き合いが長くなると相手の存在が当たり前になって、つい素っ気ない態度をとってしまったり、些細なことでケンカに発展してしまうことも。ですが、実際に別れてしまうと、相手の存在がいかに大切だったか改めて気付かされ、この女性のように復縁に至るケースも多いようです。
共通の友達の一言がきっかけで…
「彼女のことが好きだったのに別れてしまったせいか、どうやら友達に元カノの話ばかりしていたみたいで…。すると、友達から『本当はまだ好きなんじゃないの?』『もう一度アタックしてみたら?』と背中を押されて、玉砕覚悟で元カノに連絡してみました。
そしたら、元カノもヨリを戻したがっていたみたいで、友達に背中を押されたことがきっかけで復縁することになりました」(31歳/男性/メーカー)
このように、共通の友達の一言がきっかけで復縁に至るケースも少なくありません。また、友達を通じて相手がヨリを戻したがっていると聞いたことがきっかけで、付き合っていたころの気持ちが再燃して、復縁することになったカップルも多いみたいですよ。お互いの本音が分からない時に活躍してくれるのは、友達なのかもしれませんね。
復縁するなら別れの原因を改善することが大切
ですから、好きだけど別れたカップルが復縁を成功させるためには、まず別れの原因を理解して解決に努めていくことが大切です。そして、別れた時とは違う成長した自分をアピールすれば、相手にも「もう一度やり直してみよう」と思ってもらえて、ヨリを戻すことができるかもしれません。
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