振った元カレが気になる…理由はなに?
そうした場合、なぜ自分から振った元カレが気になるのか、一度自分の気持ちと向き合ってみる機会が必要です。そうでないと、モヤモヤが自分の中に残り、なかなか次の新たな恋に進めない…なんてこともあるでしょう。
今回は、振った元カレが気になるものの、それがなぜなのか分からないというあなたの、その「なぜ」を解明していきます。理由を特定すれば、モヤモヤが解消されるかもしれません。
自分から振ったのに元カレが気になる理由【前編】
罪悪感
長い期間付き合って情が出ていたり、元カレの「好き」が日々伝わってきていたあなたは、元カレに対して“罪悪感”を抱いていないでしょうか?あなたの中に、「好き」が残っている訳ではなく、申し訳ないという元カレへの罪悪感がある場合、振ったことを気にしてしまいます。
元カレの思いの方が強かった、元カレからの愛情表現が多かったなど、元カレからの「好き」を充分に感じられていた女性の場合、このように相手に対する罪悪感を抱くことがあるのです。
元カレがいい感じに変わった
別れた後に、元カレが魅力的な男性に変わったことで、気になる人もいるでしょう。
例えば、別れたことがきっかけで元カレがイメチェンしたという場合です。その姿を見た時に、「かっこよくなった」「タイプの男性に変わった」などと感じると、なぜ振ったのかと惜しく思ってしまうでしょう。
付き合っている時には見られなかった姿が、振った後に見られると、新たな魅力や新鮮さを感じ、気になることもあるのです。
振った後元カレがモテだした
いわゆる“モテる”タイプの元カレの場合です。あなたが振ったことでフリーになったら、周りに女の子たちが寄ってくるでしょう。その様子を見たりすることで、振ってしまったことが気になる人もいます。
逃がした魚は大きかったと感じてしまうのかもしれませんね。「あんな良い男と付き合いたい」「イケメン!」と、周りからの評判が良い元カレを見て、実はすごくいい人だったと気付くことも。付き合っていたときは、その存在が近すぎて、良さに気付くことができなかったのかもしれません。
日々の刺激が足りない
元カレを振った後、刺激のない毎日を送っていて、楽しい、嬉しいと感じる刺激的な瞬間がないことに気づき、振ったことを後悔する人もいます。
元カレと付き合っていた頃は、連絡を取り合ったりデートしたりと、日々の中に少なからず刺激があったはずです。振ったことにより、その刺激がなくなり、何もない毎日をただひたすら過ごすうちに、虚無感を抱いてしまいます。そこで元カレとの日々を思い出すと、振った相手のことが気になってしまうのです。
自分から振ったのに元カレが気になる理由【後編】
人としての魅力があった
恋愛として交際するなら、相手に男性としての魅力を求めてしまうもの。一緒にいてドキドキしたり、「今すぐ会いたい!」感情がたかぶるような愛情が必要な人もいます。
そんな、異性として好きな気持ちがなくなって振ったとしても、元カレに“人としての魅力”があったなら、振ったことが気になるはずです。人の立場になって考えることができる人、自分のことより他人を優先する人といったような人間的な魅力を持っていると、そこに愛情がなくなったとしても気になるでしょう。付き合ったからこそ分かる元カレの魅力ですね。
深く考えずに別れてしまった
別れたいと思った感情のまま、深く考えずに別れてしまい、あとあと気になる人もいるでしょう。「冷めている気がする」「上手くいかない気がする」と、軽い気持ちで別れを決断してしまったパターンです。
元カレを失ってから、「やっぱり好きかも…」「別れたら寂しい…」と、違う感情があなたの中で湧いてきているのでしょう。しかし自分から振ったため、その後悔を認めたくない思いもあるのではないでしょうか?
勢いで別れたり、その時だけの感情で別れてしまうと、別れた後から違う感情に気付くこともあります。冷静になり、落ち着いた時に出るその感情こそが、実はあなたの“本音”だったりするものです。
周りに流されて振った
あなたのことを思って、色々なアドバイスをくれる友人や家族。そんな周りの人達から「別れた方が良い」と何度も言われ別れてしまった場合も、気になってしまうでしょう。
元カレを振った時、あなた自身、実は別れたいと思っていなかった可能性があります。周りにこうした方が良いと言われたことを、そのまま実行してしまったあなた。流されやすい性格ではないですか?そこに自分の意思や決断がなかった場合は、「これで良かったのか」と後から気になってしまいます。
振った後も元カレが一途に思ってくれている
お互いに好きになり、付き合った二人。しかしあなたは、どこかのタイミングで元カレへの気持ちが変わってしまったのでしょう。それに対し、元カレはあの時と同じまま…。別れても一途に思ってくれているとしたら、やはり気になってしまいますよね。
振った後、元カレから連絡が来たり、よりを戻したいと言われ続けているとしたら、気になるのは当然のことです。それに対して嬉しいと感じるのかどうか、自分の気持ちともう一度向き合う必要があるでしょう。
振った元カレに未練を感じる瞬間
振った元カレに、未練を感じるのはどんな瞬間なのでしょうか。実際に女性の声を見ていきましょう。
新しい彼氏と合わない
「別れてから付き合った新しい彼氏となかなか合わず…。そう感じた時、元カレとは合ってたんだなって気付きました」(23歳/女性/医療事務)
新しく好きな彼氏ができたものの、価値観が合わなかったり喧嘩が多かったりすると、相性が悪いと感じるでしょう。元カレとはこうした問題がなかったと思い出すと、「元カレとは合っていた」と感じることも…。好きな気持ちと相性が噛み合わないこともあるものです。
「まだ好き」と言われ続けたから
「振ったあとも、“まだ好き”と元カレに言われ続け、そんなに好きでいてくれたんだと未練を感じることがあります」(26歳/女性/会社員)
元カレの「好き」が強くて大きいと感じると、やはり未練を感じてしまうでしょう。そんなに思ってくれる人が他にいるのかとすら考えてしまうものです。女性は、思うよりも思われる方が幸せになれるといいます。それもあって、こんなに思ってくれる人を手放して良いのか…と考えてしまうのでしょう。
連絡が来ないか気にしてしまう
「元カレとは、毎日頻繁に連絡を取り合っていたので、それが当たり前になっていて…。連絡が来てるんじゃないか、来るんじゃないかってどこか期待しながらケータイをチェックしてしまう」(25歳/女性/美容師)
元カレとの“習慣”があった場合、それがなくなることで寂しく感じることもあるでしょう。その習慣を思い出す瞬間に、未練を自覚するのです。「元カレからこの時間よく連絡きてたな」と思い出すことで、気になってしまうのでしょう。
思い出を振り返ったとき
「写真が好きで、元カレとの写真もたくさんある。振ったはずなのに、楽しかった思い出とか感動した思い出の写真を見ると、寂しい気持ちになる」(29歳/女性/管理栄養士)
元カレとの思い出を振り返った時に、「楽しかったな…」と感じることもあるでしょう。思い出を作ったその当時は、元カレに対する「好き」も明確だったはずです。そのため、写真などによって、当時の思いが蘇ってくることもあります。笑顔でいる自分、楽しそうにはしゃぐ自分を客観的に見て、幸せそうだなと感じ、切なくなることもあるでしょう。
元カレの物や匂いに触れた
「街を歩いている時に、元カレの匂いがした。今何してるのかな~って思ったのと同時に、私もいつの間にか記憶してたんだなって思った」(32歳/女性/販売)
元カレが常に身につけていたもの、あるいは気に入ってつけていた香水などがある場合、その物や匂いに触れることで、元カレを自然と思い出すこともあるでしょう。意識して思い出しているわけじゃないため、ふと浮かんだ時に、自分の中に元カレがいるという事実に気づき、自身で驚くこともあります。
振られた元カレはどう思ってる?【男性の本音】
ここからは、振られた瞬間や、別れた後の男性の本音を見ていきます。
悲しくて寂しい
「自分の好きな気持ちは変わっていないので、とにかく悲しくて寂しいです…」(24歳/男性/不動産業)
元カノへの気持ちがある場合は、振られたことを、ただただ悲しく辛いと感じています。なんとかやり直せないかと行動に移す人もいれば、元カノの気持ちが変わるまで待つという男性もいるでしょう。
裏切られた感じがする
「突然の別れだったので、振られた時は裏切られたような気がした」(22歳/男性/販売)
女性にとっては、突然のことではなく、時間をかけて答えを出した“別れ”だったかもしれません。しかし、「上手くいっている」とすら思っていた男性としては、突然振られたと感じるでしょう。そんな男性は、元カノの急な心変わりによって裏切られたと思っていることもあります。
他にもっとイイ子を探そう
「振られたことで、“見返してやろう”みたいな気持ちが出てきた。他にもっとイイ子を探そうって気になった」(26歳/男性/建築業)
プライドが高い男性の場合、振られたという状況に、不快感を覚えることがあります。そのため、「俺を振った元カノを後悔させよう」と、復讐心に似たような感情を持ち、新たな恋に積極的になるケースもあるでしょう。
振られる前にチャンスが欲しかった…
「嫌なところとか、直してほしいところとか、別れるという決断をする前に言ってほしかった」(30歳/男性/営業)
話し合いもなく急に振られた場合、「チャンスが欲しかった」と感じる男性もいます。好きじゃなくなったのであれば、また好きにさせるように努力できたはずだと考えるのです。破局の理由が「喧嘩が多いから」なのであれば、喧嘩にならないよう元カノに歩み寄る努力ができたと考えるのでしょう。振られてしまっあとでは、その努力もできないと嘆く男性もいます。
もう戻ることはない
「一度別れた相手とは、どんなことがあっても戻ることはない。振られた以上、自分から連絡したりもしない」(27歳/男性/公務員)
振られたことで、二度と元カノとは関わらないとまで思う男性もいます。このような男性は、「別れても友達でいる」「元カノが戻ってきたら受け入れる」といった中途半端な状態を嫌うものです。
振った元カレへの未練を断ち切る方法
振った元カレへの未練は、どうすれば断ち切ることができるでしょうか?
別れた原因を思い出す
なぜ元カレと別れたのか、一度ここで思い出してみましょう。別れを考えたわけですから、そこにはあなたが「許せない」「合わない」と感じた欠点や出来事があったはずですよね。
別れてからしばらくすると、思い出が美化される場合があります。楽しかった思い出や相手の良いところばかりを思い出すのです。しかし、なぜ別れたのかを考えれば、「こんなところがあったんだった…」と、良くない思い出にも気づくことができるはずです。
元カレへの未練を断つためには、良いところだけをピックアップするのではなく、別れた原因となった悪いところも思い出す必要があります。
思い出すきっかけを断ち切る
ふと元カレを思い出してしまうという場合、思い出すきっかけそのものを断ち切りましょう。
例えば、二人の思い出のものです。写真、プレゼント、部屋に置いていた元カレの私物など、思い出すきっかけが目につく場所にあるのなら、処分してしまうのも思いを断ち切る方法です。もしくは滅多にあけることのない屋根裏に隠すなど、目につかない場所にしまいましょう。
思い出すきっかけさえ失くしてしまえば、自然とその思いも消えていくもの。気持ちよりも先に思い出を断ち切る必要があるでしょう。
思い出す余裕をなくす
毎日時間に余裕があって暇を持て余していると、ついつい振った元カレのことを思い出してしまいます。新しく趣味を見つけたり、友人との時間をもっと増やすなどして、元カレを思い出す余裕をなくしてみるのも、未練を断ち切る方法です。
違う男性と新たに交流を深めるのも良いでしょう。「振ったばかりなのに新しい恋なんて…」と思うかもしれませんが、何も恋を目的にしなくても良いのです。自分の中にまだいる元カレという存在が、違う異性の存在で上書きされれば、それだけでも一歩前進ですよね。
もっと毎日を充実させ、振った元カレのことを思い出す時間や余裕をなくしてしまいましょう。
繋がり自体も切る
元カレとまだ連絡が取れる状態にしていたり、SNSで繋がっている場合は、すべての繋がりを断ってみましょう。「いつかまた話せる」「いつか連絡が来るかも」という期待があるため、なかなか未練を断ち切れない可能性もあります。
電話番号を消し、あらゆるSNSをブロックしてみましょう。連絡したくてもできないという状況に自分を追い込めば、あとは時間が解決してくれるはずです。
振った元カレと復縁する?しない?判断基準
振ったはずの元カレが気になるのは、好きだからなのでしょうか?復縁を考える上での判断基準をご紹介していきます。
寂しいだけではない?
振ったことで急に一人になったため、寂しくなってはいませんか?一緒にいるのが当たり前だった、あるいは「好き好き」言ってくれる人がいなくなったことで、寂しさを感じてしまうのは当然でしょう。その寂しい状況がしばらく続くと、今度はそれが当たり前になってきます。その時もまだ元カレのことを思い出すかどうかで、判断すると良いでしょう。
振った後1、2週間は未練が強く出るはずです。それを乗り越えた1ヶ月、2ヶ月先も元カレのことを思い出すようであれば、復縁を迫ってみると良いでしょう。
元カレを恋しいと思う?
振った元カレのことを恋しいと思うかどうかも、判断基準になります。元カレに触れたい…元カレに会いたい…そんな恋しい気持ちがあれば、まだあなたの中に好きな気持ちはあるのでしょう。「元カレじゃなきゃ埋められない」、そんな恋しい思いがある場合は、復縁を考えてみましょう。
反対に、気にはなるけど恋しい感情は出てこないという場合は、情や寂しさからくる未練です。
元カレに彼女ができたらどう思う?
元カレに新しく彼女ができたと想像した時、あなたはどう感じるでしょうか?嫉妬したり取られたくないと思うのか、それとも「幸せになってくれたらな…」と思えるかで判断もできるでしょう。
振った側は、相手に対しての「好き」がなくなっていると思い込んでいます。実際になくなった場合は、嫉妬という感情は出にくいものです。しかし元カレが他の人を好きになったという事実と直面した時に初めて、嫉妬という感情が出てくる場合もあります。その場合は、好きなことに気付いていなかった可能性があると判断していいでしょう。
本当に元カレに新しい彼女ができてしまったら、復縁の可能性は低くなります。振った後に気付くことができたのなら、また片思いから始めてみる覚悟でぶつかってみましょう。
あなたが恋愛に求めているものとは?
「好き」という気持ちだけでは、上手くいかないこともあります。あなたが恋愛に求めているものと、元カレが求めているものに明らかな違いがあるとしたら、復縁しても上手くいかない可能性が高いです。
あなたが振ったという状況ですから、元カレに対する“不満”が少なからずあったはずですよね。それ見過ごすことができず、別れるという結論を選んだあなたは、自分が求めていることに元カレは応えてくれないと判断したのでしょう。仮に復縁しても、それを得る事は難しいかもしれません。
安心感、刺激、高め合いなど、恋愛に求めるものは十人十色。それを得られない元カレだとわかっていても、なお好きでいることができるのかを考えてみましょう。
振った元カレと復縁する方法
振ったという立場であることを踏まえながら、復縁の方法を見つけていきましょう。
まずはLINEやメールで連絡を取る
振られた方から連絡をするというのは勇気がいるものです。別れた後連絡を取らないでいたのなら、待っていてもいつになるか分かりません。まずは自分から、LINEやメールで連絡を取ってみましょう。
「元気にしてる?」「何してるかな…って気になって」と久しぶりに連絡を取り、接点を持つことからスタートです。
謝罪をし今の気持ちを伝える
復縁したいと思っているあなたは、過去に放った発言を撤回する必要がありますよね。「別れたい」「好きじゃなくなった」という言葉に対する謝罪をすべきでしょう。今はそうした気持ちがなくても、その時のその言葉は、元カレにとってとても辛く、傷ついた言葉だったはずです。傷つけてしまったことを、まずはきちんと謝罪すべきです。
それから、今の気持ちを伝えましょう。「失ってから好きだと気づいた」「やっぱり一緒にいたい」と、あなたの思いを素直に伝えてみましょう。
元カレに考える時間を
一度は別れを選択した二人の“復縁”には、初めて付き合うカップルにはない問題点や改善点があるものです。既に、欠点や受け入れられない面があることが前提としてあるため、初めて付き合うカップルよりもハードルが高く感じられるでしょう。
あなたの今の気持ちを素直に伝えたら、元カレに考える時間をあげましょう。振られた過去がある元カレは、そのトラウマや傷を克服できるかどうかも合わせて考える必要があるからです。あなたはその間、振ったという事実を反省し、元カレを信じて気長に待つ必要があるでしょう。
あくまで復縁の決定権は元カレにある
復縁するかしないか、決めるのは元カレであることを忘れてはいけません。あなたはあくまで“振った側”です。再び考えが変わり、復縁したいと望んでいるのはあなたですから、元カレを追いつめたり、何度もしつこくしない方が良いでしょう。
また、「振られたのにまた戻ってきた」という状況は、元カレからすれば自分勝手に見える行動です。「だったらこうして」と条件を出されたり、キープとして扱われてしまう可能性もあります。そんな悪い流れになってしまった場合は、復縁を諦めたほうがいいかもしれません。
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