写真写りが悪いのが悩み…どうすればいい?
一口に「写真写りが悪い」と言っても原因は様々です。今回は、写真写りが悪い人を対象に、写真写りが悪くなる原因と良くする方法をご紹介します。
いくつかのポイントさえ押さえれば写真写りは劇的に良くなりますので、この記事を読んでぜひ素敵な写真を撮ってくださいね!
写真写りが悪い人の特徴&原因(1)
表情が硬い
写真写りが悪い人の特徴として、表情が硬いことがあげられます。「カメラを向けられると緊張する…」「不自然な笑顔を作ってしまう…」「緊張してカメラを凝視してしまう…」という人は、表情が硬くなりやすく、写真写りが悪いことが多いです。
表情筋が硬かったり、写真に写ることに慣れていないと、表情が硬くなってしまうことが多いでしょう。
姿勢が悪い
首や背中が曲がっていて姿勢が良くないことも、写真写りが悪い原因のひとつです。スマホやパソコンをたくさん使う現代人は、画面を見るときに無意識に首や背中を曲げていることが多いと言われています。
姿勢は悪いクセとして定着してしまうことも多く、なかなか厄介ではありますが、姿勢が悪いと他人に暗く自信がない印象を与えてしまいかねません。写真写りが悪いだけでなく、第一印象で損してしまうと、人とコミュニケーションを取る時に損してしまうことも…。
髪の毛が乱れている
髪の毛がぼさぼさで整っていなかったり、ヘアセットがされていないことも、写真写りが悪い原因になります。
普段人と関わっていても、髪の毛が乱れている人と接すると、きちんとしていない印象を受け清潔感を感じられませんよね。逆にきちんとヘアセットしている人からは、爽やかな良い印象を受けるのではないでしょうか?
写真写りにも同じことが言えます。第一印象を良くすることは、コミュニケーションをスムーズにすることにも役に立ちますね。
まばたきが多い
まばたきが多いことも、写真写りが悪い原因のひとつです。まばたきが多いと、どうしてもシャッターを切る瞬間がまばたきのタイミングと重なり、半目で写真に写ることが多くなってしまいます。
あとで写真を見返したときに、自分だけ半目だとちょっとショックですよね…。しかも、集合写真だと何回も撮り直すチャンスがなく、出来上がった写真を見て初めて半目に気付くことも…。
写真写りが悪い人の特徴&原因(2)
真正面から写ってしまう
カメラに真正面から写ってしまうことも、写真写りが悪い原因の一つです。
実は人の顔はほとんどが左右非対称です。真正面から写ることで左右のバランスの崩れが目立ち、かえって悪い印象を与えてしまうこともあります。普段は他人の顔をまじまじと見る機会はあまりありませんが、ずっと残る写真となると話は違いますよね。
「証明写真だけ写りがとても悪い…」と感じる人は、人間が持つ左右非対称さが原因かもしれません。さらに真正面から写るとカメラを凝視してしまい、表情が硬くなってしまう、という原因もあります。
集合写真の端に居る
集合写真の端に居ることが、写真写りが悪い原因になってしまうってご存知ですか?
大人数での撮影の際は、画角の広い広角レンズを使うことが多くなります。広角レンズの性質上、どうしても左右の端はピントがずれやすく、横に広がって、すなわち太って見えやすくなります。つまり、端に立つことは写真写りが悪い原因になってしまうのです。
人の影にかくれて表情も暗く見える、という負の連鎖が起こってしまうことも…。集合写真を撮る際は、積極的に真ん中を狙うのもアリですね。
写真写りが悪い人のお悩み体験談!
私ってこんなに顔が怖いの?
「友人の結婚式に出席した時の写真が、私だけ無表情でムッとして見える。こんなに顔が怖いのか…とショックでした」(25歳/女性/事務職)
「笑顔を作っているつもりなのに、完成した写真を見ると無表情で怖く写っている」(29歳/女性/営業職)
「元々表情が豊かではないが、写真だと余計にそれが目立って怖く見える」(26歳/男性/営業職)
なぜかいつも顔色が悪い…
「写真だとなぜかいつも顔色が悪い。自信なさげで暗いと思われがち」(27歳/女性/公務員)
「顔色が悪いので、写真を見た友人からは体調を心配されることも…」(32歳/男性/経理)
「集合写真はみんな同じ条件で写っているはずなのに、私だけいつも顔色が悪い」(27歳/女性/その他)
いつも表情がこわばっている
「写真を撮られることに慣れておらず、表情がこわばってしまう」(23歳/女性/その他)
「自分では柔らかく笑っているつもりが、不自然に表情がこわばる」(25歳/男性/金融)
「カメラを向けられると緊張してしまい、自然な表情ができません」(32歳/女性/事務職)
半目で写ることが多い
「半目になってしまうことが多くて、残念な印象の写真が多い」(21歳/女性/学生)
「シャッターがおりるタイミングがわからず、いつも半目になってしまう」(30歳/男性/営業職)
「友人のSNSに自分が半目で写っている写真がアップされていてショック…。気が弱いので、削除してほしいけど言えません」(22歳/女性/学生)
写真写りを良くする方法【表情編】
口角を自然に上げる
写真写りを良くする方法の一つ目は「口角を自然に上げる」です。
口角が自然に上がった笑顔は人に明るく柔らかい印象を与え、反対に口角が上がっていない顔は不機嫌に見えてしまいます。口の周りにある表情筋を柔らかくして自然な笑顔を作ることは、写真写りを良くするだけでなく、普段の生活の中でも人に良い印象を与えることに役立つでしょう。
(1)鏡を見て口角を上げて笑顔の練習をする
(2)口周りをマッサージする
(3)口を「う」と「い」の形にして、これを何度か繰り返す
この3つを実施するだけでも表情筋を鍛えることができますので、ぜひ試してみてください。
リラックスする
体や表情が緊張して血の巡りが悪い状態では、なかなか自然体の写真は撮れません。写真を撮る前に深呼吸やストレッチをして体がリラックスした状態をつくりましょう。体をほぐすことで自然と表情もやわらかくなり、写真写りが良くなります。
また気持ちをリラックスさせるために、安らげるものや楽しいと感じるものを思い浮かべるのも効果的。カメラを意識しすぎず、目の前に仲のいい友達が立っていると思いながら写ってみてくださいね。
眉を軽くあげる
眉を軽くあげることも写真写りをよくするポイントです。眉をあげることで目を大きく魅力的に見せることができ、さらに目に光が入りやすくなることで表情に明るい印象を与えます。
また、眉を上げることで、瞼のシワを目立たせなくする効果も。すこし顔を傾けるなど動きをつけることで、表情に変化をつけることもできるのでオススメです。
背筋を伸ばす
背筋を伸ばすのも、写真写りを良くするポイントのひとつ。姿勢が悪いとどうしても自信なく気が弱そうな印象になり、写真写りが悪くなってしまいます。
背筋が曲がるいわゆる「猫背」は、楽な姿勢ではありますが、良い姿勢ではありません。デスクワークが多い人は、いつの間にか猫背になっていることも多いのではないでしょうか?普段から意識して背筋を伸ばすことで、少しずつ改善することができます。
まずは写真に写るときだけでも意識して背筋を伸ばすことで、写真写りをよくすることができますよ。
首を伸ばして、あごを引く
写真写りを良くするために、背筋だけでなく首も伸ばして、あごを少し引くよう意識してみましょう。
そうすると自然と目は大きく開き、口角も上がりやすくなります。顔の輪郭がシャープに見え、自信があるスマートな印象になりますよ。
ただし、あごを引きすぎると二重あごになってしまい、かえって悪い効果を生んでしまうこともあるので、ちょっとだけ引くことを意識してみてください。
写真写りを良くする方法【技術編1】
斜めから撮る
写真写りを良くするためのポイントの1つ目は、斜めから撮ることです。
斜め上から撮ったり、カメラを少し左右に動かして撮影したりして、アングルを変えてみてください。真正面から撮るよりも動きがある写真を撮りやすくなります。また、撮影される側はカメラを意識しすぎで凝視することが減り、自然な表情が作りやすくなるはず。
体型に自信がない人は斜めから撮ることで、顔やカラダをシャープに魅せてくれる嬉しい効果もありますよ。
明るい場所で撮る
写真写りをよくするために欠かせない方法が、明るい場所で撮ることです。
日中であれば太陽の自然光を、夜であれば照明の光を利用しましょう。どこから光が当たっているか意識して、なるべく多くの光が当たる明るい場所で撮影してみてください。
ちなみに照明の光であれば、蛍光灯よりも白熱球の方がオススメ。白い色の光の方が表情や雰囲気を明るく見せてくれます。同じ表情でも明るさが違うだけでぐんと違った印象になりますよ。
構図を意識してみる
さらに写真写りを良くするために、構図を意識してみましょう。せっかくの思い出の写真がイマイチなのは、構図が悪いことが原因かもしれません。「構図」と言われると難しい印象を抱いてしまいますが、難しいことはありません。
最近のスマートフォンで写真アプリを起動すると、「グリッド線」と呼ばれる4本の線があらかじめ表示されるのをご存知でしょうか?この線が交差しているところに被写体を置くだけで、良い構図のオシャレな写真が撮れるようになっています。
これはプロの言葉を借りると「三分割法」と言いますが、初心者は気にしなくてOK。まずはグリッド線を意識して写真を撮影してみてくださいね。
スマホの撮影モードを変えてみる
スマートフォンには写真を上手に撮るためのサポート機能として「撮影モード」が付いています。これを活用しない手はありません。
被写体にピントを当て、背景をふんわりとぼかす「ポートレートモード」や、夜に撮影するときの「夜間撮影モード」、広く景色を切り取りたい時に使う「パノラマモード」など、魅力的な写真を撮るモードが元々付いています。
自分の使っているスマホにはどんなモードがあるのか一度チェックして、試してみるのもオススメです。
出典:カメラ初心者教室(キヤノン)『素人っぽい写真を卒業しよう!カメラがもっと楽しくなる「構図」と「アングル』
https://cweb.canon.jp/eos/special/beginner/column16/
写真写りを良くする方法【技術編2】
自分に似合う色の服を着る
自分に似合う色ってありますよね。似合う色の服は、元々の肌の色や目の色で決まることが多いです。
そのため自分に似合っていない色の服を着ると、なぜか顔色がくすんで見えたり表情が暗く見えたりして、写真写りが悪い原因になってしまいます。逆に自分に似合う色の服を着ることで、顔色や雰囲気がパッと明るくなるのです。色の持つ力はあなどれません。
友人同士で似合う色がなにかを試すのも良し、パーソナルカラー診断などを利用して自分に似合う色を見つけても良し。ぜひ自分に似合う色をみつけてくださいね。
メイクを変えてみる
女性であれば、普段のメイクを少し変えることも写真写りを良くする方法のひとつです。
その際は、目、眉、鼻の3つのポイントを押さえましょう。この3つの部分をくっきりと目立たせるメイクをすることで、彫りが深く目鼻立ちがはっきりした印象に変わります。
アイラインを少し太めに引いてみる、眉を1.2倍ほど濃く描いてみる、鼻には薄くノーズシャドウを入れてみる、これだけで写真写りがかなり改善されるはず。
他にも、血色感を意識して明るめのチークやリップを使うのもオススメです。
ヘアスタイルを整える
ヘアスタイルを整えるのも、写真写りを良くする大切なポイントです。髪型が整っていると、きちんとしていて清潔感がある印象を与えることができます。
どうしても髪の毛が広がってしまう人や、髪質が悪くてパサパサしている人は、市販のスタイリング剤やヘアオイルを使ってみましょう。特に高価なものを使う必要はありません。少量を髪になじませて手で整えるだけで髪は落ち着きます。
イベントや特別な日には、気合を入れて美容院でセットするというのもアリですね。そんな日にはたくさん写真を撮ってみてください。
カメラを意識しすぎない
なんといっても大切なのは、カメラを意識しすぎないこと。私たちが「良いな」と思う写真の多くは、優しい雰囲気の、緊張感を感じさせない日常を切り取ったものですよね。
「カメラ慣れ」という言葉のとおり慣れも必要ですが、初心者はまずカメラを意識しすぎないことから始めましょう。
すこしだけ目を閉じで心を落ち着かせ、幸せだったことや楽しかったことを思い出してから撮影してみてください。シャッターがおりる合間にカメラを凝視せずに、少し視点をずらすのもカメラを意識ししすぎないコツです。
写真写りが悪い…そんな自分から解放されよう!
まずは意識しやすいことから挑戦してみてください。写真写りを良くするには、顔の向きや表情だけではなく、撮影場所の明るさや撮影技術など、総合的な工夫が大切です。
紹介したポイントをいくつか組み合わせて実行してみれば、「写真写りが悪い…」と思う回数はだんだん減っていくはず。素敵な写真をいっぱい撮って、充実した写真ライフを送ってくださいね!
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