そもそも「自己肯定感」ってなに?
「自己肯定感」とはその名の通り、「自分で自分を認める気持ち」を指します。誰かと比較することなく、自分の良いところも悪いところも全て認め、尊重すること、といった意味の言葉です。
今回は、そんな自己肯定感と恋愛の関係に注目していきます。自己肯定感が高い、もしくは低い場合、どのような恋愛傾向になるのでしょうか?それぞれの特徴を紹介しながら、詳しく解説していきます。
自己肯定感が高い人の方が恋愛はうまくいく?
そこでまずは、自己肯定感が高い人の方が恋愛がうまくいく理由について解説していきます。
なぜ自己肯定感が高い方が恋愛はうまくいくのか、気になる人はぜひ見てみてくださいね。
自立していて魅力的
他人に依存してしまうタイプの人と接するのは、たとえ恋愛関係ではなくても少し疲れてしまいますよね。必要以上に気を使ったり、相手から負担をかけられた気持ちになったりして、窮屈に感じてしまうものです。
そのため、精神的に自立している人のことを、とても魅力的に感じる人は多いでしょう。自己肯定感が高い人は自分の良い点も悪い点も理解しているため、無理をしようとは思いません。自分の力でできる範囲のことをして、できるかぎり他人に甘えないように気をつけています。
そんな自立していて落ち着いた雰囲気の人と付き合いたいと感じる人は少なくありません。「付き合ったら楽そう」「将来を見据えた付き合いができそう」といった印象も持たれやすく、恋愛がうまくいくことが多いのです。
相手を束縛しない
自己肯定感が高い人は自分に自信があり、精神的に余裕があります。自分の魅力も理解しているため、「自分には魅力がないし、きっと恋人にも愛されていない…」と不安に思うこともありません。常に堂々とした様子で恋人と接し、関係を深めようと考えています。
中には恋人から束縛されたいと望む人もいるでしょうが、あまり多くはないのが事実でしょう。過度な束縛は日常生活に支障をきたすだけでなく、周りの人間関係にまで悪い影響を及ぼすリスクがあります。
そのため、恋人を束縛しない人とは安心して恋愛できるのです。
意思疎通がスムーズにできる
自己肯定感が高い人は、自分の意見や気持ちをきちんと伝えることができます。そのため、恋人との意思疎通もスムーズにできることが多く、誤解などが生まれる心配もありません。
恋愛に限らず言えることですが、自分の意見や気持ちを伝えてくれる人との付き合いは楽で、スムーズなことが多いですよね。過剰に相手を気遣う必要もなく、意見や気持ちを伝えてくれるため、何事もテンポよく進むことがほとんどでしょう。
また、意思疎通がスムーズにできる人は、周りから「明るく元気がいい」「落ち着いていて安心できる」などの好印象を持たれやすい傾向にあります。そういった好印象も、恋愛がうまくいく理由になることが多いでしょう。
積極的にアプローチできる
自己肯定感が高い人は、自分に自信があって意思疎通も上手なので、好きな人に積極的にアプローチすることができます。このことも恋愛がうまくいきやすい理由でしょう。自分の魅力も短所も理解しているため、それに合わせた無理のないアプローチをすることができ、結果的に相手と距離が縮まりやすいのですね。
逆に自信がない人の場合は、ネガティブ思考に陥ってしまい、なかなか好きな人にアプローチできないことが多いでしょう。自分の魅力や短所がわかっておらず、アピールポイントを見つけることができないため、思うように距離を縮められないことも少なくないはずです。
自己肯定感が高い人は、「どうすれば自分をうまく売り込めるか」を理解しているので、恋愛がうまくいきやすいのでしょう。
自己肯定感が低い人の特徴はコレ!
自己肯定感が低い人とは、具体的にどのような人のことを指すのでしょうか?自分は自己肯定感が低いかもしれないと考えている人は、これから解説する特徴と自分の特徴を照らし合わせてみてくださいね。
自分の意見を言えない
自己肯定感が低い人は、自分の意見を言えません。自分に自信がないため、発言する勇気が出なくてなかなか言い出せないのです。
また、自己肯定感が低い人の特徴には、自分自身と向き合っていないという点も挙げられます。つまり自分自身が何を考えていてどうしたいのかがわからず、意見を言いたくても考えがまとまらないと悩んでしまうことも多いのです。
意見を言えないということは、周りと意思疎通が図れないということでもあります。自己肯定感が低い人の人間関係が全般的にうまくいきづらいのは、自己主張する力や技術が足りないからだと言えるでしょう。
悩みを人に話せない
悩みを人に話せないのも、自己肯定感が低い人によく見られる特徴です。そもそも自分の気持ちや考えをまとめるのが下手であるため、悩みもうまく人に伝えることができません。話そうと思っても断片的にしか言えず、相手に呆れられてしまうことも多いでしょう。
また、自己肯定感が低い人は、「どうせ自分は誰にも相手にされていない」という心理になりがちです。そのため悩み事があったとしても、誰かに打ち明けるのは迷惑になる、どうせ話なんて聞いてもらえないと消極的になってしまうのです。
これら二つの理由から、自己肯定感が低い人は他人にうまく悩み事を話すことができません。自分ひとりで抱え込むことが多く、解決できない状態が続いてネガティブ思考に陥り、さらに自己肯定感の低下に繋がることも少なくないでしょう。
「でも」「だって」が口癖
「でも」「だって」などの口癖がよく見られるのも、自己肯定感が低い人の特徴です。
自己肯定感が低い人は、とにかく自分に自信がありません。また、自分の非と向き合うこともできないため、何か責められるような状況に陥ると、言い訳をして必死に自分を守ろうとしてしまいます。
もし自信があったり、非と向き合える強さがあったりすれば、「非を認めるのは怖くない」と思えますよね。しかし自己肯定感が低い人にはその強さがないため、「でも」「だって」と言い訳して、どうにかしてまずい状況から逃げ出そうとしてしまうのです。
他人と自分を比較しがち
多くの自己肯定感が低い人に見られるのが、他人と自分を比較しがちという特徴です。
自己肯定感が高い人の場合、自分のことを尊重し、良くところも悪いところも認めようとしています。一方、自己肯定感が低い人にはそれができません。誰かと比較をしないと自分の価値を見いだせないため、どうしても比較することが多くなるのです。
そのため、一見自信家に見える人でも、他人と比較して自分を語ることが多いなら、実は自己肯定感が低い人である可能性があります。自分で自分を認めることができないから、他人と比較して優越感を抱くことでしか、自信を保つことができないのですね。
自己肯定感が低い人の恋愛傾向は?
自己肯定感が高い人は恋愛上手な人が多いということは、記事の冒頭でお伝えした通りです。つまり逆を言えば、自己肯定感が低い人の多くはあまり恋愛上手ではない、ということになります。
なぜ自己肯定感が低い人は恋愛がうまくいかないのでしょうか。自己肯定感が低い人の恋愛傾向に注目してみると、原因が見えてくるかもしれません。自己肯定感が低く恋愛がうまくいかないと悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。
自分より彼氏を優先する
自己肯定感が低い人は、自分よりも彼氏を優先しがちになります。自己肯定感が低い人には、自分と付き合ってくれる男性が、自分を認めてくれる唯一の存在に見えてしまいます。
そのため、「彼氏に嫌われたら自分は終わりだ」とネガティブに考えてしまい、嫌われないように相手に合わせることが増えてしまいます。たとえ嫌なこと、やりたくないことだとしても、彼氏がやりたいと望むのならば無理をしてでも合わせてしまうのですね。
ダメ男にひっかかりやすい
ダメ男にひっかかりやすいのも、自己肯定感が低い人の恋愛ではよく見られる傾向でしょう。
先ほども触れたように、自己肯定感が低い人は、恋愛相手に合わせて行動してしまいます。そしてこういったタイプの人は、自分勝手に振る舞いたい人にとって、とても都合の良い存在なのです。
自分勝手に振る舞いたい男性にとって、自分の思い通りに動いてくれる女性は非常に魅力的な存在でしょう。自己肯定感が低い人は、そんなダメ男のターゲットになりやすく、自己肯定感が低い人自身も、自分を求めてくれる相手にほだされやすいのです。
アプローチに消極的
自己肯定感が低い人は自分に自信がないため、好きな人へのアプローチには非常に消極的です。好きな人ができたとしても「自分なんて相手にされない」と考えてしまうため、距離を縮めたいと思っても行動に移すことができません。
結果的にライバルなどに好きな人を取られてしまい、「やっぱり自分は駄目なんだ」と、さらなる自己肯定感の低下を引き起こすことも珍しくないでしょう。
依存や束縛をしたがる
自己肯定感が低い人は、恋愛相手に依存したり相手を束縛したがる傾向があります。
自己肯定感が低い人にとって、恋人は何よりも大切な存在です。自分を求め、肯定してくれる存在である恋人には絶対に嫌われたくない、誰にも奪われたくないという気持ちが強く、それゆえに相手に依存や束縛をしてしまいやすいと言えます。
自己肯定感が低い人の恋愛傾向は?〈続き〉
しかし、自己肯定感を高めることができれば、これまでうまくいかなかった恋愛がうまくいくようになる可能性は十分にあります。そしてそのためには、自分自身の恋愛傾向を分析し、認めてあげることが大切です。
引き続き、自己肯定感が低い人の恋愛傾向について解説します。自分と向き合うためにも、さらに理解を深めましょう。
浮気体質
自己肯定感が低い人の中には、浮気体質の人がけっこういるようです。これまで紹介してきた通り、恋人に嫌われたくなくて依存や束縛をすることが多いため、浮気体質と聞いて意外に思う人も少なくないでしょう。
自己肯定感が低い人にとって、恋人はなくてはならない存在です。一方で「嫌われたらどうしよう」と常に不安に感じており、自分に自信がないため「自分は愛されている」と自信を持つことができません。
そして、恋人が自分のもとからいなくなった時に備えて、不特定多数の人と関係を結ぼうとしてしまうのです。つまり恋人以外にも保険をかけることで、不安な気持ちを分散しようとしてしまうのですね。
突然別れを告げる
自己肯定感が低い人にとって最も耐え難いのが、恋人からの拒絶です。恋人から明確に嫌われたり、別れを告げられたりするのは、絶対に迎えたくない未来だと常に考えています。
しかし、交際しているとうまくいかなくなることはたくさんありますよね。自己肯定感が低い人ならばなおさら、恋愛していてつまずくことは多いでしょう。そして「きっと恋人に振られるだろう」とネガティブ思考に陥ってしまうこともあるのです。
そうなったら、自己肯定感が低い人は、相手に振られる前に自分から別れを告げます。恋人からの拒絶は耐え難い苦痛であるため、少しでも自分を守るために、「きっともう駄目だろう」と判断したら、突然別れを告げてしまうのです。
好きな人や彼氏に影響されやすい
自己肯定感が低い人は、自分のことを尊重できていません。自分の好きなものや趣味などがあったとしても、好きな人や恋人がいれば、それらを投げ捨ててでも相手に合わせてしまうのです。そうすることで、相手から嫌われることを避けようとしているのですね。
また、好きな人や恋人の好みに合わせることで、共通点を作り、安心感を得たいという心理もあります。自己肯定感が低い人の恋愛は常に不安にさらされているため、少しでも安心するために、共通点を作って気持ちを落ち着かせようとするのですね。
そのため、自己肯定感が低い人が恋愛をすると、ガラリと雰囲気が変わることも珍しくありません。清楚系だったのがギャル系の雰囲気になったり、今まで吸わなかったタバコを吸うようになったりと、相手の好みや趣味にどんどん合わせていってしまうのです。
恋愛以外の交友関係が疎かになる
自己肯定感が低い人の非常にわかりやすい恋愛傾向が、恋をすると交友関係が疎かになるという点です。特に恋人ができた場合は、恋人ばかりに夢中になってしまい、友達や家族との関わりはどんどん薄くなっていく傾向にあります。
もともと自己肯定感が低い人は自立心がなく、誰かや何かに依存していないと自分を保てないと考えています。さまざまなことを平等にこなせるほどの余裕もないため、結果的に恋愛にハマれば恋愛に、友達にハマれば友達にハマっていってしまうのですね。
あなたの自己肯定感は低い?高い?チェックリスト
そこでここでは、自分の自己肯定感を調べるチェックリストを紹介します。以下の特徴に自分が当てはまるかどうかをチェックしてみましょう。
●意見を求められるのが苦手
●彼氏から連絡がないと不安になる
●他人に合わせるほうが気が楽
●謝罪の言葉より言い訳が先に出てしまう
●彼氏との関係に常に不安を感じる
●自分は周囲から浮いているように思う
●いつも友達や彼氏の言いなりになっている
●物事をネガティブに考えやすい
●明確な愛情表現をしてもらわないと、不安になりやすい
●他人と自分を比較して優越感を覚える、または自信をなくすことが多い
いかがでしたか?
当てはまる数が5個以上の場合は自己肯定感がやや低く、7個以上の場合は自己肯定感が低い可能性があります。
自己肯定感を高めるためには、自分の自己肯定感がどれくらい低いのかを知っておくことも大切です。診断してみて「自己肯定感が低いな…」とショックを受けたかもしれませんが、自己肯定感を高めるきっかけになったと前向きに捉えましょう!
自己肯定感が低い人が自信をつける方法
自己肯定感を高めることができれば、自信が身につき、自分の考え方や価値観、人との付き合い方がガラリと変わっていく可能性が期待できます。
自分は自己肯定感が低いかもしれない…と悩む人は、ぜひ自己肯定感を高める方法を知り、試してみてくださいね。
自分の時間を大切にする
自己肯定感が低い人は、他人の都合に合わせて行動することが多い傾向にあります。他人の言いなりになることで、「自分は必要とされている」という気持ちに浸り、安心できるからですね。
しかし他人に依存した方法で自己肯定感を高めることは、根本的な解決には繋がりません。結局他人がいなければ安心できず、むしろ他人に都合良く振り回されるだけになるため、自己肯定感を高めたいのであれば逆効果となってしまいます。
自己肯定感を高めたいのであれば、ぜひ自分の時間を大切にしてみてください。自分で何をするか、何をしたいかを考え、誰にも振り回されない自分だけの時間を大切にしてみましょう。そうすることで気持ちに余裕が生まれ、徐々に自己肯定感は高まっていくはずですよ。
合わない人とは距離を置く
自己肯定感が低い人は、たとえ相性が合わないと感じる人が相手でも一緒にいる傾向にあります。これは自己肯定感が低い人が「一緒にいるのは嫌だな」と感じていても、それを主張する勇気がないため、結局相手の言いなりになってしまうからだと言えます。
しかし不満を抱えた状態で人と接するのは、ストレスが溜まるものですよね。また「我慢しよう」という気持ちが大きくなれば、それだけ自分の考えや意思を蔑ろにすることに繋がり、自己肯定感はますます下がってしまいます。
自己肯定感を高めるためには、そんな状況を作り出さないことが大切です。合わないと感じた人とは距離を置き、無理をせずに付き合っていける人との交流を心がけていきましょう。
得意なことや好きなものに一生懸命になってみる
得意なことや好きなものはありませんか?自己肯定感が低く自信がないと感じている人でも、少なからず得意なものや好きなものはあるはずです。そういったものに、ぜひ一生懸命になってみてください。
たとえ単なる趣味だとしても、一生懸命やることには意味があります。何かを成し遂げるというのは、自信がつくことへと繋がり、自己肯定感を高めるきっかけになります。
もし趣味や好きなものがないという場合には、興味が出たものにチャレンジしてみるといいでしょう。趣味や好きなものなど、自分が夢中になれるものは、きっとあなたに充実感を与えてくれる存在となるはずですよ。
自分の考えや悩みを書き出してみる
自己肯定感が低い人は、自分の考えや悩みすらも具体的にわかっていないことがほとんどです。それが原因で上手く自己主張ができず、意思疎通が上手くいかないのでしょう。
では、どうすれば自分の考えや悩みを知ることができるのか…そのためには、紙やノートなどに自分の考えや悩みを書き出してみてください。最初は具体的な内容でなくても構いません。単語でも断片的な言葉でも、自分が思いついた言葉をただ、書き出してみるだけでOKです。
頭で考えていることを実際に書き出すことで、視覚的に考えと向き合えるようになります。次第に考えや悩みが明確にわかってくるようになり、自己主張もしやすくなるはずです。自己主張は自己肯定感を高める一歩となるため、ぜひ試していきましょう。続いて、自己肯定感が低い人が自信をつける方法を解説していきます。
自己肯定感を高めることができれば、自信が湧いてきて、考え方や価値観、人との付き合い方がガラリと変わっていく可能性が期待できます。
自分は自己肯定感が低いかもしれない…と悩んでいる人は、ぜひ自己肯定感を高める方法を知り、試してみてくださいね。
自分の時間を大切にする
自己肯定感が低い人は、他人の都合に合わせて行動することが多い傾向にあります。他人の言いなりになることで、「自分は必要とされている」という気持ちに浸り、安心できるからですね。
しかし他人に依存した方法で自己肯定感を高めることは、根本的な解決には繋がりません。結局他人がいなければ安心できず、むしろ他人に都合良く振り回されるだけになるため、自己肯定感を高めたいのであれば逆効果となってしまいます。
自己肯定感を高めたいのであれば、ぜひ自分の時間を大切にしてみてください。自分で何をするか、何をしたいかを考え、誰にも振り回されない自分だけの時間を大切にしてみましょう。そうすることで気持ちに余裕が生まれ、徐々に自己肯定感は高まっていくはずです。
合わない人とは距離を置く
自己肯定感が低い人は、たとえ相性が合わないと感じる人が相手でも一緒にいる傾向にあります。これは自己肯定感が低い人が「一緒にいるのは嫌だな」と感じていても、それを主張する勇気がないため、結局相手の言いなりになってしまうからだと言えます。
しかし不満を抱えた状態で人と接するのは、ストレスが溜まるものですよね。また「我慢しよう」という気持ちが大きくなれば、それだけ自分の考えや意思をないがしろにすることに繋がり、自己肯定感はますます下がってしまいます。
自己肯定感を高めるためには、そんな状況を作り出さないことが大切です。合わないと感じた人とは距離を置き、無理をせずに付き合っていける人との交流を心がけましょう。
得意なことや好きなものに一生懸命になってみる
得意なことや好きなものはありませんか?自己肯定感が低く自信がないと感じている人でも、少なからず得意なものや好きなものはあるはずです。そういったものに、ぜひ一生懸命になってみてください。
たとえ単なる趣味だとしても、一生懸命やることには意味があります。何かを成し遂げる経験が自信に繋がり、自己肯定感を高めるきっかけになります。
得意なことや好きなものがない場合には、興味があるものにチャレンジしてみるといいでしょう。それが何であれ、自分が夢中になれるものは、きっとあなたに充実感を与えてくれるはずです。
自分の考えや悩みを書き出してみる
自己肯定感が低い人は、自分の考えや悩みすらも具体的にわかっていないことがほとんどです。それが原因でうまく自己主張ができず、意思疎通がスムーズにできないのでしょう。
では、どうすれば自分の考えや悩みを知ることができるのでしょうか。そのためには、紙やノートなどに自分の考えや悩みを書き出してみてください。最初は具体的な内容でなくても構いません。単語でも断片的な言葉でも、自分が思いついた言葉をただ書き出してみるだけでOKです。
頭で考えていることを実際に書き出すことで、視覚的に考えと向き合えるようになります。次第に考えや悩みが明確にわかってくるようになり、自己主張もしやすくなるはずです。自己主張は自己肯定感を高める一歩となるため、ぜひ試してみましょう。
自己肯定感が低い人が自信をつける方法<続き>
自己肯定感が低い原因、そしてあなた自身が「これならチャレンジできる」と思える方法を見つけ、試してみましょう。
自分へのダメ出しをやめる
自己肯定感の低い人がやりがちなのが、自分へのダメ出しです。ダメ出しというのは、良く言えば「反省点を振り返ること」と言えますが、それによって自己肯定感が低下するのならば逆効果となってしまいますよね。
「どうせ自分は駄目」「こういうところが抜けている」など、日常的に自分にダメ出ししてしまう人は、意識してダメ出しをやめてみましょう。
自分へのダメ出しは、自分が思っている以上に精神的ダメージを負うものです。たとえダメ出し内容が事実だとしても、自分を傷つけるくらいならばしないほうがマシだと考え、控えてみましょう。
他人を尊重する意識を持つ
他人を尊重する意識を持つことも、自己肯定感を高める方法のひとつです。
特に恋愛相手や友達に依存してしまいがちな人は、ぜひ意識してみてください。依存体質の人は常に不安を抱えているため、「これ以上不安に襲われたくない」と考えて、無意識に相手を縛ってしまう傾向にあります。そして大半の人は束縛されることに嫌気が差し、あなたから離れていってしまうのです。
一方、他人を尊重する意識を持てる人は、周りから好かれる存在になります。不安に襲われることもなくなり、むしろよりいっそう相手から大切にされることが増えていくでしょう。「相手にも自由があり、どんな関係であろうと相手の自由を奪うのはNG」という考えを少しでも持ち続ければ、意識は変わっていくはずです。
ネガティブ思考と事実を混同しない
自己肯定感が低い人がやりがちなのが、ネガティブ思考と事実を混同してしまうことでしょう。たとえば「テストの結果が悪かった」という事実と、「テストの結果が悪かったからきっと皆に笑われる」という思考は、全くの別物ですよね。思考は単なる思い込みであり、事実ではありません。
しかし自己肯定感が低い人はネガティブ思考と事実を混同し、それによって必要以上に落胆して自己肯定感が低くなっています。
癖のようになっている可能性も十分に考えられるため、もし悪い出来事が起きた場合には、事実とネガティブ思考とを切り離すことを意識してみましょう。事実と思考を切り離して考えられるようになれば、「単なる思い込みだから気にしないようにしよう」とポジティブ思考になっていけるでしょう。
自分のやりたいことに素直になる
自分のやりたいことに素直になるというのも、自己肯定感を高める方法になります。
自己肯定感が低い人は、周りの都合に振り回されがちですよね。自分のやりたいことがあったとしても、自信がなかったり、周りの顔色をうかがってしまったりして、諦めてしまうことは決して少なくないでしょう。
しかし、人はなにかにチャレンジして、経験を重ねて自信をつけ、自己肯定感を高めていきます。少しずつでもいいので、自分が純粋にやってみたいと思ったことに挑戦するようにして、自己肯定感を身につけていきましょう。
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