女性にも発情期があるって本当?
そんな中で疑問となるのが、「女性には発情期があるのか」ということです。この記事では、そんな疑問についてご紹介していきます。気になっている人はぜひ参考にしてみてください。
女性にもムラムラする「発情期」がある?
率直に言えば、女性にもムラムラする時期はあると考えていいでしょう。はじめにもご紹介したように、男性は女性よりもセックスをアピールすることが多いと考えられそうですが、女性の場合は表立ってアピールする人は比較的少ないですよね。
ムラムラしていても恥ずかしさが勝ってしまい、なかなかアピールできないことが多いもの。そのため、ムラムラしてしまう時期はあっても、周囲には悟られないようにする傾向があると言えるでしょう。
性欲が高まる年齢は男女で違う?
女性の多くは、いつも性欲が高いと感じることは少ないのではないでしょうか。その理由の一つとして考えられるのが、性欲が高まる年齢が男性と女性では異なることです。
男性の性欲には「テストステロン」という男性ホルモンが関係しており、一般にテストステロンの分泌が盛んな10代から20代頃に性欲が高まる傾向にあります。一方の女性の場合は、諸説ありますが、女性ホルモンである「エストロゲン」が関係しているとも言われており、20代から30代頃に分泌がピークとなって、その後は減少することが多いのです。
ホルモンの分泌量には個人差があり、またホルモンだけが性欲を左右するわけではないので一概には言えませんが、男性と女性で性欲の高まり方がズレていると考えられるでしょう。
女性の発情は生理周期が左右する?
排卵日前後はムラムラする
女性ホルモンであるエストロゲンが原因で発情してしまう場合、生理周期が大きく関係していると考えられます。エストロゲンは生理前になると増加すると思われがちですが、実際は分泌量が低くなるため、生理前は性欲は高まりにくいと言えるでしょう。
女性がムラムラしてしまうことが多いのは、実は排卵日前後だと言えそうです。これは、エストロゲンの分泌が排卵日前後に高まることが理由とされています。排卵日は生理開始後から14日ほどで訪れますので、確認してみてくださいね。
生理中はイライラする
ある年齢を過ぎると、女性は生理を経験します。そのたびに不調を感じるという女性も多いでしょう。特にPMDD(月経前不快気分障害)やPMS(月経前症候群)などは、体だけでなく精神的にも大きな影響を及ぼします。
怒りの感情が大きくなってしまい、普段は温厚な女性でもイライラしやすくなってしまうため、ムラムラする発情期とは異なる対処を行う必要があることも多いです。
産後は性欲が減退してしまう
産後は母乳の分泌を促す「プロラクチン」というホルモンの分泌が高まるため、性欲が減退しやすくなります。プロラクチンにより排卵が抑制され、ムラムラしにくなるのです。
この時期にはセックスレスになってしまう家庭が多く、悩みの1つとして挙げられることも多いです。女性のホルモンが大きく関係している以上は、誰もが抱える可能性のある悩みともいえるのではないでしょうか。
生理後も女性は性欲が減退する
生理中にイライラが高まったり、産後に性欲が減退してしまう女性ですが、生理後も性欲が減退してしまうことが多いようです。これには、生理後は妊娠する可能性が低くなってしまうことが関係していると言えそうです。
生理後もエストロゲンの分泌が少なくなっているため、女性は気持ちの面でもあまり盛り上がらないことがほとんどです。そのため、この時期に好みの男性を見かけたとしても、ムラムラとした気持ちにはなりにくいのではないでしょうか。
生理周期なんて関係ない!女性が発情する瞬間
もしもムラムラしてしまう瞬間があるのであれば、これから紹介するような瞬間が関係しているのかもしれませんよ。ここからは生理周期以外で女性が発情する瞬間について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
好きな人からボディタッチされたとき
「会社にいる好きな人から肩を叩かれて、思わずきゅんとしてしまった」(24歳/女性/会社員)
女性は視覚よりも感覚で恋をする生き物だと言われています。特に、好きな人からのアプローチであれば、何をされてもドキッとする人が多いでしょう。そのタイミングの1つとして挙げられるのが、好きな人からボディタッチされた時です。
もちろん、不意に好きな人からボディタッチをされたからといって「今すぐセックスがしたい!」とはならない人が多いです。しかし、「相手にもっと触れてみたい」「もっと触れてほしい」という気持ちになることはあるでしょう。
お酒を飲むと性欲が…すごくムラムラする
「初めて飲んだお酒の場で、何故かムラムラしてしまい、男性に触れたくなった」(21歳/女性/学生)
お酒を飲むとフワフワした感覚になったり、いつもより開放的な気分になることが多くあります。お酒を飲むことで、性欲の高まりを感じる女性も少なくありません。
特に、普段から真面目で自分の気持ちをなかなか表にできない女性ほど、お酒の効果でムラムラしてしまう傾向があるようです。ただし、お酒を飲んでいる時は思考能力が低下するため、一時の発情に流されないことが大切です。
好みの体の男性を見かけた時
「街中で見かけた細マッチョな男性がすごい好みで、思わず一緒にベッドにいる場面を想像してしまった」(31歳/女性/美容部員)
女性にはそれぞれ好みの男性や理想の男性がいますよね。実際に付き合いたいかどうかは別として、ムラムラする際は体格がタイプの男性を見かけた時が多いでしょう。
女性の多くは、好みの体の男性を見かけると「この人に抱きしめられたい」と考えます。また、好みの顔の男性を見かけた時も「この人にならめちゃくちゃにされてみたい」と考える女性も少なくありません。
密室でラブシーンを見ている時
「男友達だったので関係には発展しませんでしたが、友達の家で2人で恋愛映画を見ている時、ラブシーンが多くてムラムラしてしまった」(28歳/女性/販売員)
映画のラブシーンの中には、かなり濃厚な絡み方をしているものもあります。そんなシーンを密室で男性と2人きりで見ていると、思わず男性に触れたくなってしまう女性もいるようです。
発情期の女性の特徴とは?
発情期の特徴は女性にとって悪いものばかりではないため、発情期にはデートを入れてみるなど、積極的な行動をとってみるのもおすすめです。
肌ツヤがいい
排卵日前後はエストロゲンの分泌が増えるのですが、エストロゲンは女性の肌にツヤを与えるなど、良い影響を及ぼしてくれます。普段は肌荒れしていたり、ニキビがある女性も、発情期に肌荒れが減ることも少なくありません。
必ずしもニキビがゼロになるわけではありませんが、化粧ノリの良さを実感することができるはずです。いつもよりもナチュラルメイクにして、肌のツヤを実感してみてくださいね。
機嫌がいい
生理中や生理前にイライラしてしまうことが多い女性ですが、エストロゲンが分泌されている発情期には機嫌がいいことが多いです。普段よりも機嫌が良くなっているため、いつもは気がすすまないデートや友達からの誘いに乗り気になることもあります。
誰しも気分がいいと、いろいろなことを楽しめますよね。そんなときは、普段は挑戦できないと思っているような事に挑戦するのもおすすめですよ。
表情はどこかセクシー
発情期になっている女性は、表情がどこかセクシーな雰囲気を醸し出していることが多いです。なんとなく物ほしそうな表情をしていたり、瞳がうるんでいたりしたら、発情期に突入しているのかもしれませんね。
普段なら使わない色のアイシャドウを使ったり、唇がぷっくりと見えるようにリップグロスを多めに塗ったりしてセクシーな表情を作りたいと考えるのも、発情期が関係している証拠かもしれません。
話し方がいつもと異なる
表情と同様に、話し方も普段と異なる場合があります。特徴としては、いつもよりもゆったりとした口調が目立つのではないでしょうか。
また、普段よりも声が小さくなるのも、発情期が関係していることが多いです。なぜなら、声を小さくすることで男性と身体の距離を縮める事ができるためです。もしかすると、「男性との距離を近づけたい」という深層心理が関係しているのかもしれませんね。
発情期の女性がついやりがちなこと
ここからは、そんな発情期の女性がついやりがちなことについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
一人エッチをする
女性は男性と同じように発情してしまうこともありますが、はじめにもご紹介した通り、女性の多くは自分が発情していることを周囲に知られたくないと考えます。そんな時、女性はムラムラした気持ちを解消するために、一人エッチをすることが多いです。
一人エッチであれば、恋人がいない女性や彼氏となかなか会えない女性でも、ムラムラした発情を処理することができますよね。
服の露出度を上げる
ムラムラする発情期を迎えた女性の中には、思わず服の露出度を上げてしまう人もいます。肌を露出して男性から注目されることで、ムラムラを発散しているのかもしれません。
中には、男性とセックスをしたいと考えて、セクシーな服装を選んでいる女性もいるでしょう。肌の露出度を上げることで、意中の男性の気を引こうとしたり話しかけられやすくして、自分の魅力をアピールしているのです。
暴飲暴食してしまう
人間には三大欲求と呼ばれるものがあり、その欲求とは「性欲」「食欲」「睡眠欲」を意味しています。どれか1つが満たされなくなると、人は他の欲求を満たすことで満足感を得ようとする傾向があり、女性の場合は食欲を満たすことで解消しようとすることが多いです。
そうすると暴飲暴食に繋がりやすいため、後悔してしまう女性も少なくありませんよね。暴飲暴食で発情を抑えられるのは良いのかもしれませんが、あまり身体によくないのも事実ですので、注意してくださいね。
他の男性に惹かれてしまう
ムラムラと発情している時に、セックスとしたいと考える女性は少なくありませんよね。しかし、なかなか彼氏と会えないとムラムラが高まってしまい、思わず他の男性に惹かれてしまうこともあります。
気持ちが惹かれるだけなら問題ありませんが、軽率に体の関係をもたないようにしてくださいね。その場だけの関係が悪いわけではありませんが、トラブルが起きてしまうと自分や誰かを傷つけてしまう可能性もあるため、関係を持つ際は注意することが大切です。
女性の発情期を乗り越える方法!《part1》
スポーツをして発散
性欲と運動は密な関係にあり、性欲が高まっているときはスポーツをすることで気持ちを発散することができます。特に、激しいスポーツや運動を行うことで、ムラムラを発散できるだけでなく、普段のストレスもすっきりと解消することができるはずです。
おすすめなのは、家の中でも行える筋トレです。腹筋やスクワットなら簡単に行える上、ダイエットにも効果的。筋トレは女性にとって良いことばかりなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
美味しいものを食べに行く
性欲が高まってしまっている時は他の欲求を満たすことで、ムラムラした気持ちを抑えられることが多いです。ただし、だからと言って暴飲暴食をしてしまうと体調を崩すこともあるので、注意してくださいね。
発情期を乗り越えるためには、美味しいものを食べに行くことがおすすめです。美味しいものであれば少量でも気持ちを満足させることができますので、友達や彼氏を誘って訪れてみてくださいね。
妄想をする
想像力にたけている女性なら、妄想することでムラムラを抑えることも可能です。例えば、好みの男性に抱かれているシーンを想像してみたり、好きな芸能人に告白されることを妄想してみるのも良いでしょう。
恋人がいる女性は彼氏とのセックスを思い返して、一人エッチをするのもおすすめです。妄想は何度も行うと、発情期を乗り越えられるほど気分を高められることがあります。ムラムラしたらその都度妄想を行ってみてくださいね。
趣味に没頭する
何もしていないと、ムラムラした気持ちの高まりを感じてしまうことが多いです。そんな時は、ムラムラした気持ちを抑えるために、他のことに没頭することもおすすめです。
特におすすめなのが趣味の活動です。映画鑑賞や読書、スポーツなど、自分が好きなことならなんでも構いません。この時期に趣味を行うことができれば、普段のストレスも発散することができるのではないでしょうか。
女性の発情期を乗り越える方法!《part2》
ここからは、女性の発情期を乗る超える方法「part2」を解説していきます。きっと、これまでモヤモヤしてしまっていた人も乗り越えることができるはずです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
男性と手をつなぐ
簡単にムラムラを解消したいと考えている人には、男性と手をつなぐ方法がおすすめです。男性と手をつなぎ少しでも触れ合えれば、欲求を満たすことができる女性もいるでしょう。
人との触れ合いはとても重要なのですが、できれば好きな相手と手をつなぐと良いでしょう。特に女性は性欲と感情が大きく関係するため、心を満たしてくれる魅力的な男性を選ぶこともおすすめします。
積極的にキスをする
恋人がいるなら、発情期には積極的になってみるのもおすすめです。特に、普段は自分から彼氏に触れることが少ない女性は、積極的な行動をとると相手にも喜ばれるはずです。発情期には自分から彼氏にキスをしてみましょう。
キスならハードルも低く、軽くするだけでも満足感を得ることができます。キスをすることで気持ちが盛り上がってしまったら、そのまま流れに身を任せるのも良いでしょう。
マッサージを受ける
性欲を抑えたい場合は、男性に触れてもらうのも良いでしょう。しかし、恋人がいない女性の場合は、男性に触れてもらうのは難しいですよね。そんな時は、マッサージを受けてみてはどうでしょうか。
最近では、女性向けの性的なマッサージ店が増えています。抵抗がある場合は、普通のマッサージでもムラムラを抑えることができますよ。
我慢せずセックスをする
これまでにご紹介した方法を試しても、性欲を抑えることができない人も少なくありません。その場合は、我慢せずにセックスをすることも大切です。ムラムラを抑えられるだけでなく、女性としての自信も高まるかもしれません。
発情期の女性が注意すべき事とは?
発情期の女性が「セックスしたい」と思った場合は、実行に移す前に注意するべき点を知っておきましょう。そうすることで、健全に発情期のムラムラを解消することができるはずです。
必ず避妊する
どうしてもセックスしたいと考えているのであれば、必ず避妊を行ってください。これは、一夜限りの相手だけでなく、交際している相手とのセックスでも守っておいてくださいね。避妊は妊娠するリスクを下げるだけでなく、性病を予防することにも繋がります。
避妊方法としては、コンドームかピルが挙げられます。2つを併用する方法もありますが、コンドームなら性病を防ぐこともできるので、積極的に使用しましょう。
過度な発情期アピールは避ける
発情期に突入した女性の中には、思わず過度な発情期アピールをしてしまう人もあります。例えば、化粧を普段よりも濃くしたり、露出の多い服装をしてしまうことが挙げられます。
セクシーな格好は女性をより素敵に見せてくれるのですが、女性の体だけを目的とした男性が近寄ってきやすくなります。このような男性は女性のことを軽視する傾向があるため、過度なアピールは避けることが大切です。
我慢しすぎないようにする
あまり性的な欲求をオープンにすることができない女性は、我慢しすぎることも多いです。我慢のしすぎは、体だけでなく精神的にも悪い影響を及ぼしてしまうこともあります。そのため、ムラムラしているときは我慢しすぎないように注意してくださいね。
周りに迷惑をかけない
普段は感情が高まることの少ない女性も、ムラムラしている時期になると気持ちを抑えられなくなってしまうこともあります。そんな時は自分のことばかりを考えてしまい、周りに迷惑をかけることも少なくないでしょう。
例えば、その気にならない彼氏に無理にセックスを迫ってしまうなどの行動が挙げられます。ムラムラを抑えられないことは誰にでも起こり得ることですが、周りには迷惑をかけないようにし、自分で解消できるようになることも大切ですよ。
女性でもムラムラすることはある
発情期と聞くと、男性についての話だと思うかもしれませんが、女性にもムラムラが高まってしまう時期があります。個人差はありますが、ほとんどの女性にはムラムラする時期があると言っていいでしょう。そんな時は、発情期を乗り越えられるようにいろいろな対処法を試してみてくださいね。
また、どうしても抑えられない場合は、相手の同意を得てセックスをすることも手段の1つです。ただし、その場合は注意点をしっかりと守ってから行動に移すことが大切ですよ。
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