セックスの挿入…みんなはスムーズにできてるの?
ここでは、なぜセックスの挿入が上手くいかないのか、その原因や、上手くいかなかった人たちの体験談を紹介していきます。挿入が上手くいかない理由を知ることで、スムーズに挿入できるようになることでしょう。
原因によって解決方法もさまざまなので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
セックスの挿入は上手にできてる?女性の意見
最初はめちゃくちゃ痛かった
「最初はすごく痛くて、セックスが大嫌いでした。一生気持ちいいなんて思えなそうだったけど、慣れてからは平気になりました」(22歳/会社員)
「初めはすごく痛くてスムーズに挿入できませんでした。挿入してからも痛くて、最後まですることができずに彼に申し訳ないって思っていたんですが、時間をかけて繰り返していくうちに、だんだん気持ちよくなってきましたね」(21歳/学生)
初めのうちは痛みが強いため、スムーズに挿入できないのは当然です。痛いのは初回の挿入だけだったという人もいれば、慣れるまでにしばらく時間がかかってしまう人も。痛すぎてセックスが嫌いになってしまう女性もいるようですが、初めのうちは我慢することしかできません。
もちろん無理する必要はありません。時間を掛ければだんだんとスムーズに挿入できるようになってくるので、焦らず安心してセックスをするようにしてくださいね。
濡れるようになってからはスムーズになった
「セックスの経験があまりなく、まだ気持ちいいと思えずに濡れなかったんです。でもセックスに慣れてきたからか、濡れるようになってからは挿入もスムーズにいくようになりました」(22歳/学生)
「お互いに初めてだったからか、緊張もあって手探りのセックスだったので、全然濡れずに挿入もうまくできず…。2人で試行錯誤して、セックスを気持ちいいと感じてからは濡れるようになりました。今では挿入もスムーズにできます」(20歳/学生)
挿入するときに濡れていないと、女性は擦れて痛みを感じてしまいます。濡れていなければ、痛みを感じなかったとしてもうまく挿入することはできず、悩んでしまう人も多いでしょう。体質にもよりますが、女性は気持ちいいと感じれば自然に濡れてくるもの。
緊張しすぎず、セックスを楽しむ気持ちを持ち、心も体もリラックスできるようになれば、挿入もスムーズにいくようですね。
緊張しているとスムーズに挿入できない…
「セックスの経験はあるけど、緊張していると濡れてないからか、スムーズに挿入できません。初めての相手とのセックスだと男性も緊張していることもあるので、ぎこちないセックスになってしまいますね」(23歳/会社員)
「男性が緊張しすぎて勃たなくなってしまう事がありますよね。私は女ですが、それと一緒で緊張していると痛かったりして、上手く挿入することができなくなってしまいます」(24歳/会社員)
緊張しすぎてしまうとセックスは上手くいきませんよね。これは女性だけではなく男性にも言えることでしょう。緊張しすぎて濡れなかったり、痛みを感じたりする女性も少なくありませんし、男性の場合は勃たなくなってしまうことも考えられます。
セックスをするときには緊張しすぎず、気持に余裕をもってすることが大切です。
相手のアソコが大きすぎて全然入らない!
「自分のアソコが狭いのか、相手が大きかったのかわかりませんが、お互い準備は万端なのになかなか入らないことがありました」(25歳/フリーター)
「一度外国人とセックスをしたことがあるのですが、アソコが大きすぎて全然スムーズに入らない…。挿入しないまま終わらせるわけにもいかず、ローションをたくさん使って、やっと挿入させることができました」(27歳/会社員)
女性のアソコの入り口が狭い、また男性のアソコが大きすぎてしまうと、なかなかスムーズに挿入することができません。特に外国人であれば日本人よりサイズが大きい人も多いため、ローションなどを使う人も少なくないでしょう。
セックスの挿入が上手くいかない原因
前戯不足で濡れていない
挿入をする前に前戯をすることは当然のこと。男性は女性と「やりたい!」と思ったらそれだけで準備OKかもしれませんが、女性はそうはいきません。前戯で時間をかけてアソコをほぐしてあげなければ、濡れないままでセックスをすることになり痛みを感じてしまうのです。
また痛みまでは感じなかったとしても、濡れていなければ挿入しにくくなってしまうのは当然です。お互い付き合いも長くセックスに慣れているカップルであれば、面倒だからと前戯を省いてしまう人もいるでしょう。しかし、それでは前戯不足でスムーズに挿入できないかもしれないので、気を付けたいですね。
女性が力み過ぎている
緊張したり不安になっていると、挿入するときに女性が力みすぎてしまい、挿入が上手くいきません。力みすぎてしまうとアソコに力がかかってしまうため、入り口が締め付けられているように固くなってしまうのです。
セックスを怖がっていたり、過度に緊張している女性をリラックスさせてあげなければ、スムーズに挿入することはできません。
挿入の角度が悪い
セックスをする準備がお互いに出来ていたとしても、角度が悪ければ上手く挿入させることができません。
セックスでは女性の奥の方まで突くように挿入させるのが一般的ですよね。しかし手前で突き上げるように挿入してしまうと、角度が悪いため奥までスムーズに挿入させることができません。特にセックスに慣れていない人だと、挿入の角度が分からない人が多いため、2人で入りやすい角度を探すために試行錯誤することが大切です。
男性側の準備が出来ていない
セックスの挿入が上手くいかない原因は、もちろん女性だけにあるのではありません。しっかりと勃起していなければ、スムーズに挿入できないのは当然ですよね。たとえ勃起していたとしても、挿入できるくらいの硬さになっているのかどうかが大切なポイントです。
今ではEDの治療を受けている男性も珍しくありません。男性側が原因で挿入できないと悩んでいるカップルは、きちんと病院で診てもらうことをお勧めします。
セックスでスムーズに挿入する方法
前戯で充分濡らしておく
まず大切なのは、前戯に時間をかけて、しっかりと濡らしておくことです。男性がどんなに準備できていたとしても、女性が濡れていなければ、痛みを感じてしまったりスムーズに挿入ができないことも考えられます。その女性の性感帯はどこなのか、反応を見て丁寧に前戯をすることが大切です。
しかし女性をその気にさせなければ、いくら前戯をしたところで濡れないかもしれません。女性をその気にさせて、心身ともにリラックスさせてあげることが、セックスでスムーズに挿入できるかどうかにつながっていくのです。
膣口の向きに合わせた角度で挿入
膣口の向きには個人差がありますが、挿入の際には、まずゆっくりと奥まで入れてからピストンするのがおすすめです。挿入してすぐ突き上げるように動かしてしまうと、スムーズに挿入することができません。
そのため、お互いに角度を確かめながら挿入していくことが大切です。角度を決めるためにお互いに位置をずらしながら、調整してみましょう。女性も協力してあげてください。
男性の準備も万端に!
挿入をするときには、女性だけではなく男性側にも準備が必要なのは当然ですね。セックスをするときに男性が勃起していなければ、スムーズに挿入することはできません。たとえ勃起していたとしても、中途半端だと挿入するのは難しいでしょう。十分な硬さがなくてはならないのです。
「セックスしたい」という思いだけで勃起する人もいれば、それなりに前戯してもらわないと勃起しない人もいます。女性に前戯をするだけではなく、男性にもしっかりと前戯が必要な場合もあるのです。何をしてもきちんと勃起しないカップルは、一度病院を受診することも考えてみましょう。
アイテムを使ってみる
セックスの挿入がスムーズにいかないと悩んでいる人は、ローションなどのアイテムを使ってみましょう。濡れにくくて挿入できないと感じている人にはおすすめのアイテムです。
ほかにも、セックスを盛り上げるためのアイテムはたくさんあります。濡れにくいのは女性がその気にならないからとも考えられるため、セックスを楽しむための大人のおもちゃなどを活用してみるのもいいでしょう。
セックスの挿入時の痛みをやわらげるには?
入れてすぐは動かない
スムーズに挿入するためには、入れたあとすぐに動かさないようにしましょう。いきなり動かしてしまうと痛みを伴ってしまうこともあるため、入れてすぐ激しく動かすのは避けてもらってください。
入れた後は慣れるまでゆっくりと動かし、女性が感じてきて十分に濡れてきたのが確認出来たら、だんだんと動きに強弱をつけていきましょう。
ゆっくりとこするように動かす
挿入してからは、ゆっくりとこするように動かしましょう。奥の方まで突くように動かしてしまうと痛みを感じてしまう女性も多いので、いきなり突くように動かすのは禁物です。
特にセックスの経験があまりない女性であれば、奥まで突かれても気持いいと感じない人もいます。ゆっくりこするように動かして、痛がっていないかどうか反応を見ながら進めていくのが良いでしょう。
女性は痛みを我慢せずに、痛い時は痛いと伝えてくださいね。
ローションを使う
セックスの痛みは、濡れていないことが原因となっていることがほとんどです。先ほども紹介しましたが、そこでローションを使うことで痛みが緩和されることもあります。滑りが良くなるため、濡れていなくても痛みを感じにくくなるのです。
また、最近ではローションがついているコンドームなども販売されています。そのようなアイテムを使って痛みを和らげるのもおすすめです。
初めは正常位で
痛みを最小限に抑えるためにも、まずは正常位からはじめましょう。セックスに痛みを感じるということは、まだセックス経験が少ないために、気持ちいいと思えないからかもしれません。セックス経験が少ない女性がいきなり騎乗位をしたり、バックスタイルでセックスをするのも勇気がいりますよね。
正常位でのセックスなら、どのくらい挿入して良いのか、相手の顔色を見ながら男性側が調整することができます。痛みを我慢せずにセックスすることができるので、初めは正常位から試してみて下さいね!
セックスの挿入をスムーズに!女性ができる事とは?
オナニーで感じる場所を探す
「私は濡れにくい体質なのが悩みでした。濡れるためにはオナニーで自分を開発していくことが大切だと思います。感じる場所が分かっていれば、相手にどうしてほしいか指示することも出来ますから」(29歳/女性/会社員)
「あらかじめオナニーで感じるところを探しておきます。相手にそこを触られたときに少し大げさに感じるふりをして、攻めてもらって濡れるようにしてますね」(24歳/女性/フリ-
ター)
自分がどこを触ったら気持ち良いのか、感じて濡れることができるのかを把握しておくことは大切です。濡れにくい体質の女性であれば、特に性感帯を探すのは難しいでしょう。そのため自分で感じる場所を把握してから、相手にどうしてほしいかを伝えるのも一つの方法です。
セックスの時、緊張しすぎない
「セックスの時に緊張しすぎてしまうと、全然濡れないんですよね。体がこわばってしまうので、余計に挿入しにくくなってしまうんです。できるだけ心も体もリラックスしようと心がけてます」(22歳/女性/学生)
「セックスの経験が全然なかったので、不安と緊張でいっぱいでした。彼氏も何とか私の気持ちをほぐそうと努力してくれていたんですがうまくいかず…。焦らないで余裕を持ってセックスを楽しめるようになった時、はじめてスムーズに挿入させることができました」(23歳/女性/フリーター)
セックスの時に緊張しすぎたり不安になりすぎたりしてしまうと、身も心もこわばってしまい、上手く挿入することはできません。スムーズに挿入させようと焦ってしまうのも逆効果です。特にセックス経験があまりない女性であれば、上手くいかないのは当たり前だ、というくらいの心持ちで彼との触れ合いを楽しむようにしてみて下さいね。
ムード作り
「男性がムードを作ってくれるのは嬉しいけど、そういうのって女性の方が得意だと思うんですよね。さりげなくアロマを焚いたり間接照明にしたりして、自分が盛り上がるようなムードを作っています」(23歳/女性/会社員)
「そもそもあまりセックスが好きではないし、そのせいなのか濡れにくいので、自分をその気にさせるためにもムード作りは欠かせません」(26歳/女性/会社員)
女性はセックスをするとき、ムードを大切にします。特にセックスがあまり好きでなかったり、濡れにくい女性の場合は、自分を盛り上げるためにも良いムードを作りましょう。好きなアロマを焚いたり部屋を薄暗くしたりなど、お互いにセックスしたいと思えるような雰囲気を作ってみて下さいね。
丁寧な前戯をする
「私は濡れやすいけど、彼が勃ちにくいので、いつもちゃんと前戯をするようにしています。お互いに準備万端で挿入しないとなかなか最後まで行くことができないので、丁寧な前戯は欠かせませんね」(27歳/女性/会社員)
「彼氏にしっかりと前戯をするようにしています。そうすると私もエッチな気分になるし、相手もちゃんと勃起することができますよね」(25歳/女性/会社員)
スムーズに挿入するために、前戯をしっかりとすることはとても大切なことです。女性も前戯がなければ濡れませんし、男性も丁寧に前戯をしてもらわないと勃起しない人もいます。前戯はお互いのセックスに対する気持ちを高めてくれますよね。
気持いい前戯をしているうちに「挿入したい」「挿入してほしい」という思いも高まります。気持ちが高まったときのほうが痛みも少なく、スムーズに挿入できるはずなので、ぜひ試してみて下さいね。
スムーズに挿入してセックスを楽しもう!
女性側に問題があるのであれば、痛みを伴っているから、もしくは濡れていないことが原因だと考えられます。男性側に問題がある場合には、勃起不全などが原因になることがほとんどでしょう。
また、スムーズに挿入できないのは、セックス経験が浅いからかもしれません。初めのうちは女性がセックスに痛みを感じてしまうのは当然ですし、男性も挿入の角度が分からなくて当然です。
しかし前戯をしっかり行うなど、お互いに試行錯誤しながら、スムーズに挿入できるよう努力することが大切。挿入がスムーズになると、セックスももっと楽しめるようになりますよね。経験があまりないと、不安があったり緊張してしまったりするものですが、それだとますますスムーズに挿入させることが難しくなってしまうかも。
心も体もリラックスして、お互いにセックスを楽しむことに意識してみてください。
セックスの挿入に関する専門家の意見やアドバイス
女性の膣の構造を理解する
スムーズな挿入のためには、膣の構造も知っておくべきでしょう。『ヒアリングセックス』(長谷川 瞳)では、膣の構造と挿入時のポイントについて、以下のようにアドバイスしています。
「膣口から子宮口にかけての膣は、体の前方から後方へと斜め上に向かって通っています。膣口にグイグイとペニスを押し当てて挿入しようとしても、ペニスと膣の角度が合っていなければ、なかなかすんなりとは入りません。とくに締まりが強い女性の場合は、そうなってしまうケースも多いですね。
でも、膣の角度を理解しておけば簡単なこと。まずは、女性があおむけになっている正常位の場合で解説しましょう。この場合、膣は斜め下に向かって延びています。ですから、まずは膣口の上方にあるクリトリスにペニスの先をあてがって、ペニスを指で押さえるようにして少し下を向くようにします。そうすると、膣とペニスの角度は同じになりますから、後はそのまま陰裂に沿ってペニスをスライドさせれば、びっくりするくらいすんなりと挿入できます。」
角度が合わなければ入らないというのは、セックス中は失念してしまっていることも多いのではないでしょうか。同書では後背位の場合についてもアドバイスしていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
「挿入後すぐには動かさない」は男性にもメリットが
本文において、セックスの挿入時の痛みをやわらげる方法として「入れてすぐは動かさない」と解説しましたが、この方法は男性にもメリットがあるようです。『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』(しみけん)では、以下のように解説しています。
「いよいよ、膣に挿入です。 興奮が高まり、すぐに動かしたくなるところですが、一回奥まで 挿入をしたら3~10秒間ペニスは動かさずにそのままにしておきましょう。その際に『一番感じるであろうポイントを探ってから止める』というのがポイントです。
なぜかというと、膣は形状記憶筋肉・粘膜と言いましょうか、入ってきたものに対して密着するようにできているようです。一度奥まで、もしくは、ころあいのよいところまで挿れたら、自分のペニ スの形を覚えさせるように密着させてください。形を覚えさせることにより、セックス後に下陰部分が痛くなりやすい女性も予防になります。なにより密着度が増して気持ち良さが増します。」
女性の痛みへの対処法としてだけでなく、テクニックとしても使えるとは驚きです。男性にお願いをする際にも「もっと気持ちよくなるから」と説明すれば、すんなり聞いてくれそうですね。
挿入のタイミングも大切
セックスでは挿入方法にばかり気を取られがち。しかし、『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋 美玄)では、挿入するタイミングについても触れています。
「彼女の膣があなたの中指での刺激に慣れ、同時にあなたのペニスが膣を貫通するのに十分な硬さになったら、いよいよ挿入です。挿入するタイミングは、彼女に決めてもらうのがいいでしょう。膣がペニスを受け入れる準備ができているかどうかは、彼女自身がいちばんよくわかって います。もしもあなたの彼女がとてもシャイな性格で、はっきりと挿入をうながすことができない場合は、『もう入れても平気かな?』などというように、あ なたからやさしく尋ねてください。」
また、同書では挿入時にの注意点について、「彼女のOKが出たからといって、いきなりペニスをずぶりと奥まで挿しこんではいけません! 可能なかぎりゆっくりと挿入するよう心がけましょう。そうしないとペニスの進入にともない、小陰唇が膣内に巻きこまれてしまいます。これは女性にとって、とても痛いもの。膣の入口に擦りキズをつくってしまうこともあり、たいへん危険な行為です。」と解説。
さらに「注意すべき場所は、もうひとつあります。それは、膣の最も奥、つまり子宮の入口にあるポルチオです。無理に奥まで押しこむと、ここに激痛が走ります。 指で愛撫してよくほぐした後だとしても、慎重さを失わず、彼女の反応を見ながらゆっくり奥に進んでください。」とアドバイスしています。無理な挿入は女性にとって痛みを伴い、時には傷つけてしまう恐れがあることを、しっかり覚えておく必要がありますね。
<参考文献>
『ヒアリングセックス』(長谷川 瞳)
『SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義』(しみけん)
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋 美玄)
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