「距離を置く」と言う恋人の心理と目的｜別れることとの違いも解説！

そもそも、恋人が「距離を置く」と言うことには、それなりの理由や目的があります。では、「距離を置く」と言う恋人の心理や目的を覗き見してみましょう。これを知っておけば、理由に応じた適切な対処ができるかもしれません。

自分の気持ちが分からなくなった

恋人と別れたいのか、それともお付き合いを続けていくべきなのか、自分の気持ちが分からなくなった時、一人で自分と向き合う時間が欲しいと思うものです。ですので、一人で過ごす時間を確保するために、一旦恋人と距離を置きたくなってしまうのでしょう。

恋人と距離を置くことによって、恋人の存在が本当に大切なものなのか分かるようになります。そこで、恋人とまだ別れたくないと思えば、今まで通りお付き合いを続けていくことになるでしょう。ですが、逆に恋人がいなくても大丈夫だと思えば、それが別れのきっかけに繋がることがあります。

疲れやストレスが溜まっている

仕事や恋愛などで疲れやストレスが溜まってしまうと、精神的に不安定な状態になり、恋愛はしばらくしたくないと思ってしまいます。恋人がいると、普段から連絡をやり取りしたり、デートプランを考えたり、時にはケンカすることもあったりと、色々と面倒なことも多いです。

そして、疲れやストレスが溜まっている状態なら、なおさら恋愛が面倒に感じ、精神的な負担も大きくなることでしょう。

別れたいと思っている

「あなたへの気持ちが冷めた」「他に好きな人ができた」などの理由があり、あなたと別れたいと思って「距離を置く」と言った可能性もあります。恋人と別れたいと思っていても、相手に対して申し訳ないという気持ちが芽生えてしまい、自分から直接別れを切り出せない人も少なくありません。

そういった人は、一度恋人との距離を置くことで、自分の気持ちを相手に察してもらい、相手の方から別れを切り出してほしいと期待しているのです。

相手の気持ちを確かめたい

お付き合いをしている関係でも、恋人が自分のことを本当に愛してくれているのか、不安に感じている人も少なくないでしょう。こういった人は、相手の気持ちを試す意味で、あえて恋人に「距離を置く」と伝えることもあります。

自分から距離を置くと伝えることで、相手はどんな反応をしてくるのか確かめたいと思っているのでしょう。もし、そこで相手が積極的に愛情表現をしてくれれば、自分のことを本当に愛してくれているんだと実感して満足することができます。

逆に、距離を置いている間に相手が一人で過ごす時間を楽しんでいるようなら、「自分がいなくても大丈夫なんだ…」と思って、それがきっかけで別れを決意することも少なくありません。

仕事に集中したい

今の仕事を一生懸命頑張ってキャリアを積みたいと思っている人にとって、時に恋愛は仕事に支障をきたす厄介なものになります。仕事が忙しいと帰りが遅くなったり、休日も仕事しなければならなかったりするので、恋人に構っている暇はありません。

ですので、全神経を仕事に集中させるために、あえて恋人に「距離を置く」と伝える人も少なくないのです。

悪い部分を改善してほしい

交際期間が長くなると、次第に恋人の悪い部分が目に付くようになってきます。しかし、恋人に「ここは直した方が良いよ」と何度も注意しても、相手が自分の悪い部分を直そうとしてくれない時もありますよね。

そんな時に一度距離を置いて、恋人に反省してもらいたいと考えるのです。ですので、恋人から「距離を置く」と言われた時は、悪い部分を一向に改善しようとしないあなたの姿勢に、相手はすっかり幻滅しているのかもしれませんよ。