ローションの種類と特徴
ポリアク系
もっとも一般的なローションが「ポリアク系」と呼ばれるものです。ラブホテルに置いてあったり、風俗店などでよく使われています。ポリアク系のメリットはとにかく安いこと。大量のローションが必要なマットプレイなどで使うときには、大容量で安く手に入るポリアク系がおすすめです。
一方、デメリットもあります。ポリアク系のローションに含まれるポリアクリル酸ナトリウムは、紙おむつにも使用されており、吸水性が抜群。だからこそ乾きやすく、肌に残ってしまいがちです。使用後は必ずきれいに洗い流すようにしてください。
また、膣内に入ると水分を吸い取ってカンジタ膣炎を引き起こしやすくなります。デリケートな部分への使用は控えましょう。
シリコン系
アナル用としてよく用いられるのが「シリコン系」です。粘度が高く乾きにくいメリットがあります。こちらはポリアク系とは違って吸水性がないため乾燥しづらく、デリケートな部分にも使用が可能です。オナニー目的で、おもちゃを使わない場合はシリコン系を使ってもいいでしょう。ただし、シリコン製のおもちゃなどを使う場合は、おもちゃが変質するおそれがあるので不向きです。
また、セックス目的で使う場合にもシリコン系は適していません。その理由は、シリコン系にはオイル成分が配合されていること。オイル成分はゴム成分との相性が非常に悪く、場合によってはコンドームが溶けてしまうこともあります。避妊が不十分になってしまうので、セックス目的の場合は他のタイプのローションを選びましょう。
ポリクオ系
ポリクオ系は、ポリクオタニウムという成分が配合されたローションです。女性の愛液に近い感触になっており、低刺激で安心して使用できます。粘度が低て洗い流しやすい点もメリットです。
ただし、ねっとりとしたローションを求めている人にとっては少々物足りない印象かもしれません。また、ポリクオ系のローションは製品自体が少ないので入手するのが難しい点もデメリットといえます。とはいえ、挿入時の痛みがあったり、肌に優しいローションを求めている人はぜひ使ってみましょう。
グリセリン系
体にも優しくサラッとした感触が特徴的なのが、グリセリン系です。グリセリンは目薬や化粧水などの医療用品にも使われているので、膣内やペニスなどのデリケートの箇所にも安心して使用できます。
また、水に溶けやすく流しやすいので、ローションの使い方にまだ慣れていない人でも使いやすいローションです。安心の成分である反面、値段が他のローションよりも高いのがたまにキズ。ポリアク系のような大量な使い方ではなく、気になる部分に少しずつ使うのがおすすめですよ。
食べられるローション
水あめやシロップなど、含有成分にすべて食品を用いているのが「食べられるローション」です。一般的なローションを口にするのは少し抵抗がある人は、ぜひこちらのローションを試してみましょう。食品で作られているローションは、フェラやクンニなどのオーラルセックスで使うのにピッタリです。
特にフェラやクンニはなめ方が良くわからない人も多いはず。食べられるローションを使えば、アイスやシロップをなめとるような感覚で挑戦でき、思わぬ刺激を与えられますよ。ほとんどの食べられるローションには賞味期限が設定されているため、開封したら早めに使い切ってくださいね。
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