うざい人にストレスが溜まる……対処法はある?
うざい人と接して不快な気分になると、ストレスがたまりますよね。金輪際会うことのない人なら、笑顔で我慢すればいいでしょう。でも、付き合いを継続しなければいけない間柄だと、その人と会うことが憂鬱になったりしませんか?
また、相手をうざいと感じていることに罪悪感を覚えて、がんばって好意的に接すれば接するほど、どんどん親密になってしまい、ストレスを感じる回数が増えてしまうこともあるでしょう。
自分がストレスを感じず、「うざい人」との関係を尊重していける付き合い方、対処法を探っていきましょう。
うざい人のあるあるな特徴
大多数の人がうざいと思う特徴は、結構合致するものです。いくつか例を出してみますので、あなたの周りのうざい人を思い浮かべてみてください。思い当たる特徴があるかもしれません。
空気を読まずに自己中心的な振る舞いをする
言葉のとおり、世界が自分中心に回っていると思っていそうなうざい人、あなたの周りにいませんか?
例えば、数人で食事に行くことになり、食べるものを決めるときに自分の意見を譲らないとか、無理矢理にでも自分の家の近くの店にしようとするとか。実際に自己中心的な人との付き合いがあると、これよりももっと自分勝手だと感じる事例があるのではないでしょうか。
そのように、周囲の人の考えを全く尊重しようとしない、自己中心的な言動をする人は、うざい人と思われがちです。その人は、「あの人、空気が読めないよね」と言われたりしていませんか?
面白い方向に空気が読めないなら好かれる要素になるかもしれませんが、空気を読まずに自己中心的な言動をしてしまうと、うざい人になってしまいます。
偉そうに自分の話ばかりする
うざいと思われてしまう人は、相手がうんざりした顔をしていても、自分の自慢話から話を切り変えようとしないことが多いです。それだけでなく、他の人の話を横取りして、自分の話に変えてしまうこともあります。
自分の身に起きたことや、自分の思想や意見を語られるだけなら、うざいと感じないこともあります。うざいと思ってしまうのは、語り手の話し方が偉そうだからではないでしょうか?
例えば、全く接点のない芸能人の噂話に、上から目線で意見を述べたり、必要以上に卑下したり。もちろん、それが芸能人でなく、共通の知人の場合もあるでしょう。あなたが好意を持っている人のことを上から目線で評論されると、快く受け止められないかもしれません。
また、あなたの話に意見するときも同じように上から目線で偉そうな言い方をされると、不快になりますよね。会話中の不快感は、「うざい」という感覚に直結します。
やたらと世話を焼きたがる
助けを求めてはいないのに「やってあげる」と申し出てくれる人は、一見すると親切な人に思えますよね。しかし、必要の無いときに横から手を出されると、少々不快になりませんか?その上「やってあげたんだから」と感謝を求めれたら、苦笑いしてしまいそうです。
自分が世話焼き上手だと思っていて、周りから頼られていることを吹聴していたりすると、さらにうざいと思われがちですよね。「他人のために動ける人」と言えば聞こえはいいかもしれませんが、おせっかいの度が過ぎると、うざったく感じることもあります。
心の距離感をわかってくれない
家族ならまだしも、会社の同僚やバイト先の先輩など、仕事上の付き合いの人に対して、何もかもをさらけ出す人はそう多くないですよね。プライベートな情報をどこまで話すかは、人ぞれぞれです。例えば、家の詳細な場所を知られたくないのに、家までの道順をしつこく聞かれたりすると、うざいと思われてしまうでしょう。
もちろん、仕事上の関係であっても、波長が合う人とは仲良くなったりもしますよね。そうなった人とは快くお付き合いできますが、基本的に業務でしか接しない人に、プライベートについて突っ込んだ質問をされるのはうざいと感じる人もいます。
そう仲良くもないのに、恋愛話や家庭の話を無理に探られるのも同じです。学生なら、それが話のきっかけになり、仲良くなることもあるかもしれませんが、社会人では難しそうです。
ネガティブな発言が多い
自己中だったり自慢話が多いという特徴を持つうざい人は、ポジティブなうざい人なのかもしれません。逆に、ネガティブすぎても、うざいと思われてしまいます。
何かを決めなければならないとき、ネガティブな発言ばかりを繰り返されると、話が先に進まなくなりますね。仕事であれば、会議の効率が悪くなりますし、プライベートであれば、ただただ面倒くさいと思う人が大半でしょう。
相談を持ちかけられ、そのことについて話していても、区切りの良いところで前向きな発言をしてくれないと、いつまでも悩み相談が終わりません。励ますのも面倒になるほど、ネガティブ発言を続けられてしまうと、もう付き合ってられなくなりますよね。「でも」「だって」を何度も続けられると、反応するのも面倒になってしまうでしょう。
発言と行動が一致していない
すごくポジティブな発言や、すごくネガティブな発言であっても、人によっては受け入れてくれる場合もあります。しかし、うざいと感じてしまう場合は、その人の行動が発言に見合っていないからイライラするのかもしれません。
例えば、見栄を張ってお金があることを誇張しているのに、実はそうでもないことが垣間見えたりすると、周囲はその人のことを「口だけの人」と認識するでしょう。にもかかわらず大見栄切った話を続けられると、話に付き合う側は不毛に感じてしまうのです。その結果、話を聞くのが面倒でうざいという感情になるのでしょう。
何を考えてる?うざい人の心理
また、これからも業務上関わらなければならない人にうざい部分がある場合も、その人の心理に寄り添ってみてはいかがでしょうか。うざい人の心理を想像し、それを悪意と捉えなければ、今後の付き合いでストレスを感じづらくなるかもしれません。
周囲にもっと構ってほしい
「もっと自分のことを見てほしい」「自分の話をして、感想をもらいたい」自慢話が多いタイプのうざい人は、そんな風に考えているのかもしれません。つまり、誰かに構ってもらいたいのです。
やたらと世話を焼きたがる人も、同じタイプだと考えられます。親でもないのにいらない世話を焼くのは、「感謝されたい」「必要な存在だと思われたい」という心理があるからではないでしょうか。
とにかく構ってほしくて、結果的にうざいと思われてしまう言動をしてしまう、不器用な寂しがりやなのかもしれません。
思ったことを隠せない
プライベートにずかずかと入ってくるタイプのうざい人は、疑問に思ったことをすぐに解決したい人だとも考えられます。また、あなたに興味があるから、色々なことが知りたくなるのかもしれません。
関係性や立場を客観的に考えることなく、知りたいことをすぐに聞いてしまうため、心のパーソナルスペースを考慮できなくなってしまうのでしょう。空気が読めないタイプのうざい人も、状況を考えずに自分の考えを発言してしまうことから、思ったことを隠せない人だと考えられます。言い方を変えると、とても素直な人なのです。
うざいと思われていることに気づいていない
大体の人は、自分が属しているコミニュティで嫌われたいなんて思わないですよね。きっと、あなたがうざいと思っている人もそうです。嫌われたくてわざとやっているなんてことはないでしょう。
自分の言動がうざいと思われるとは予想もしていないので、何度も同じことをしてしまい、「うざい人」と認識されてしまうのです。周囲の人のうわべだけ好意的な相槌や表情を真に受け、嫌われていると想像しもしない、とてもポジティブな人だとも言えます。人のことをすぐに信用してしまうのでしょう。
きっと、うざいと思われがちな言動をしていることを自覚すれば、自ずと改善するのではないでしょうか。
自分が大好き
ポジティブな特徴のあるうざい人も、ネガティブことばかり言ううざい人も、結局は自分のことが好きなのかもしれません。自分のことが好きなので、自分の話をしている場が好きなのでしょう。
自分のことが好きなのは、すごく良いことです。けれど、その気持ちを相手に押し付けてしまうために、うざいと思われてしまうのかもしれません。
周囲に好かれたい
周りの人に好かれたいがために、結果的にうざい人になっているパターンもあります。事実を誇張して伝えてしまうのも、自慢話が多くなってしまうのもそうです。自分の話を聞いて面白いと思ってほしいとか、興味を持ってほしいとか、とにかく承認欲求が強いことが原因になっているのかもしれません。
その結果、自分はすごいと必死で伝えるために、無意識のうちに語気が強くなったりしているのではないでしょうか。上手に気を引くことができないにしろ、人に好かれたいと思っている純粋な人だと捉えることもできます。
うざい人への相手別の対処法《職場編》
職場内の空気を良く保つためにも、ストレスを感じないような対処法を覚えて、前向きな付き合い方をしたいですよね。
ただし、職務上の真っ当な叱責をする人は、「うざい人」ではなく「しっかり注意してくれる人」です。伝え方に問題がある場合もあるかもしれませんが、「うざい」と「注意された」は違うので、そこの線引きは自分の中でしっかり行いましょう!
うざい話は適当に聞き流す
業務上必要な話以外は、聞いているふりをするといいでしょう。大真面目に全ての言葉に耳を傾け、本気に見えるリアクションしようと頑張っていたら、返事を考えることでストレスを感じてしまいます。思ってもいないことをまるで本気のように返事をするって、精神力と体力を使いますよね。
「へぇ」や「そうなんですね」といった、当たり障りのない相槌のイントネーションを工夫し、適当に聞いているような印象を与えないようにバリエーションを増やすと、うざい会話が楽になります。
過去の話を覚えているかどうか聞かれても、仕事関係の人でしたら「仕事のことを考えていたので」という言い訳も使えますね。基本的には仕事をしにいっている場で出会った人ですから、仕事のことを考えていることは非難されないでしょう。
信頼できる上司に相談する
うざい人が上司である場合、そのまた上の立場の人に相談するといいでしょう。人事関連の業務に携わる人だと、さらにいいかもしれません。はっきり「あの人がうざいんです」と相談するのは、あなたの印象を悪くしてしまう可能性があるので、言い方も考えなければなりません。
信頼できる上司に話をする前に、対処してほしいうざい人の特徴を箇条書きします。その特徴がどのようなデメリットをもたらしているのか、具体的に業務に支障をきたしている事例をまとめてみましょう。
うまく伝わったら、人事異動とまではいかなくとも、合理的な対処をしてくれるかもしれません。また、相談することで、誰かがわかってくれているという状況に変わり、少し安心感が生まれることもあります。
まずは期待しすぎず、軽い雑談のようなかたちで話して、上司の反応を見てもいいですね。
仕事に集中している素振りを見せる
業務で必要なやり取り以外は話さない雰囲気を出すことも、うざい人への対処法になります。「仕事中なので雑談はしません」とアピールすれば、話しかけづらくなる人は多いのではないでしょうか。
しかし、先ほど書いたように、空気を読めないタイプのうざい人は、こちらのアピールをスルーするでしょう。そんなときは「すみません、今、仕事に集中してるので…」と伝えてみるのはいかがでしょうか。仕事が優先であることは当たり前ですので、うざい会話に付き合う余裕はないのです。
相手が上司であると、そうもいかないこともあるかもしれません。その場合は、「◯分後でもいいですか」と相手に勝手に話をさせないようにすると、合理的に会話時間を作ることができます。相手が求めているのがただの雑談であれば、身を引いてくれるかもしれませんよ。
可能であれば、文章でやり取りをする
これは、職種により、可能である人とそうでない人がいますね。メールなど、社内連絡ツールがある場合は、文章でやり取りすることによって、面と向かって話すストレスは軽減されるでしょう。オフィスワークをしている人には、ぜひ試してほしい手段です。
面と向かって話す場合、表情や声のトーンまで気になってきてしまうもの。しかし文章であれば、余計な感情を一切排除してやり取りをすることが可能です。直接話したり、電話で話したりする場合、作業は途中で止まってしまいますので、仕事の効率アップも期待できるのではないでしょうか。
業務以外での接点を作らない
仕事で必要な連絡以外、一切やり取りをしないのもひとつです。まだ関係がそんなに濃くない間柄であれば、そもそも連絡先を交換しないという手もあります。業務上、個人的な連絡先を交換しなければならないとしても、雑談などのやり取りは控えましょう。
うざい相手が踏み込んでくる隙を無くせば、関わる回数は必然的に減るのではないでしょうか。
既に連絡先を交換していて、仕事以外の連絡も来る場合は、プライベートな時間であることを理由に、やりとりをフェードアウトすることをおすすめします。
うざい人への相手別の対処法《恋人編》
相手が恋人の場合、職場のうざい人と違い、表面的に受け流すことができない人もいるのではないでしょうか。嫌われたくないという心理が作用し、適当に話を聞き流すことができず、受け答えにストレスを感じてしまう…という悪循環が生まれてしまいます。
うざい会話をしてくる恋人に上手に対処できるようになると、今後の付き合い方がお互いにとってより良い方向に向かうかもしれません。
なぜうざいのか考える
あなたがうざいと感じるのは、相手が何の話をしているときですか?仕事の話かもしれません。夢の話や、趣味の話かもしれません。または、あなたの話をしている時かもしれません。
どんな話のときにうざったくなってしまうのか検証できれば、相手の思考が少し理解できるようになるかもしれないですね。「この分野の話になると、この人は自己顕示欲が強くなってしまうのかも…」など、一歩引いて相手のことを考えてみると、「うざい」とは少し違う感情になる可能性があります。
例えば、あなたが話をしているときに、相手がやたらと上から目線になってしまうのなら、それはあなたをコントロールしたいという気持ちの表れかもしれません。単に「うざい」と感じるだけでなく、「この人は、冷静になれなくなるほど私に執着しているのかも」と認識を変えることはできませんか。
うざい話はスルーする
スルーしても問題無い内容であれば、うまく話の流れを変えると良いでしょう。例えば、恋人が仕事ですごく褒められたという話を何分も続けていて、そろそろうざいと思ったときは、自分の仕事の似たような話などに、糸口を見つけてシフトしてしまいましょう。
うざい人の特徴として、上から目線で話をする傾向にありますので、あなたの話に変えた途端、「自分ならこう」などのダメ出しをしてくるかもしれません。なので、相手には分からない分野の話に変えてしまうのが良策です。
仕事が同じ職種の場合は、「仕事の話やめようよ」と、やんわりと言ってみるのも一つの手ですね。
うざいと思う部分を指摘する
今後もうまく付き合っていきたいと考えているなら、うざいと思っていることを伝えてみるのも対処法です。相手の性格に合わせて、「うざい」とはっきり言った方がいいのか、もっとオブラートに包む言い方をした方がいいのか、よく考えてから実践するのが良いでしょう。
伝え方を間違えると、喧嘩になってしまう可能性もあります。「嫌いではない。好きだから伝える」と相手にわかってもらえるように、言葉を選んで話すことをお勧めします。
同じことをしてみる
相手がやっていることを真似てみせて、相手がどんな反応をするのか見てみたいと思いませんか?結果的には指摘するのと同じ対処法になりますが、言葉で伝えるより体験してもらったほうが早いですよね。
しかし、相手が全く意に介さず、楽しそうに会話が続いた場合は、お互いの感受性に差があるのかもしれません。そうした場合、次の手として、あなたにはあなたの価値観があることを話す必要があります。
また、同じことをしても全く平気な相手であるならば、ある意味では懐の深い人だと捉えられます。もちろん、どちらが正しいという結論が出る話ではありませんので、あくまでも「自分はこう感じている」とニュートラルに伝えて、うまく付き合っていきましょう。
関係を断つ
これは、相手のことを好きだと、なかなか踏み切りづらい対処法ですね。
しかし、例えばうざい部分を指摘したとして、喧嘩になったり改善が見られなかったりした場合、あなたが我慢し続けなければならなくなります。
そのストレスより、相手を思う気持ちのほうが強いなら、我慢するしか仕方ありませんが、うざい部分に対してのストレスが大きくなってしまうのなら、自分の精神衛生のために、関係を断ち切ることも対処法のひとつではないでしょうか。
うざい人への相手別の対処法《友人編》
ここでは、そのうざい人とは付かず離れずの間柄で、相手との付き合いを継続しなければならない状況だと仮定します。うざい部分もあるけど親友と思えるくらいに大事な相手でしたら、前述の「恋人編」を参考に対処するといいかもしれません。
無駄に距離を縮めない
うざい、苦手だと認識した時点で、積極的に関わるのをやめましょう。例えば、個別での連絡を取らないようにするとか、相手の話に乗らないとかです。興味を持っているという姿勢を見せてしまうと、更に親密な関係を望まれるかもしれません。
大勢で一緒に時間を過ごすときは、近くの席に座らないようにして、物理的に話す機会を減らすのもお勧めです。
さりげなく無視する
集団で無視をしろ、というわけでは決してないです。うざい人がうざい話を始めたときは、何となく無視をする、もしくは聞こえてないふりをして他の友人に話しかけるといいでしょう。「へぇー、そうなんだ」と適当に返して、別の人と話すとか、スマホに気を取られるふりをするとか、逃げ道はいくらでもあります。
うざい人からの印象は悪くなってしまうかもしれませんが、関係性が濃くなってストレスが増えるよりはマシだと考えてみてください。
聞くフリをして相槌だけうつ
うざい人がうざい話をしているときに、無心になることはできますか?ニコニコしながら「うん」「へー」と相槌を打って、その話が終わるのを待つだけです。一般的に、話し相手からいいリアクションが返ってこない場合、話し手は話題を変えることが多いですよね。「今のうざかったかな」と、うざい人が少しでも自覚してくれるかもしれません。
大勢で話しているときに、うざい人が話の中心になった場合に有効な対処法です。
うざい人のいるコミニュティを抜ける
あなたがうざいと思っている人が、仲間内で一番の権力と実行力を持っていて、ないがしろにできない場合は、この方法しかないかもしれません。「適当に対応したら、自分の立場が危なくなるんじゃないか…」と不安になってしまうくらいなら、関係を断ち切るのも一つの手です。
「あのグループとは合わなかったんだな」と諦められそうなら、徐々にフェードアウトしていけるでしょう。
あなたは大丈夫?「うざい人」診断
何個か特徴を書きますので、自分にはまるものを数えてみてください。
・寂しがり屋で一人が苦手
・通りすがりでも鏡があれば見てしまう
・気づけば自分の話になっている
・他人の話はつまらないと感じることが多い
・自分の周りには大したことのない人が多いと思う
・論破するのが好き
・メールなどの連絡を無視されても話したいことがあれば構わず送る
・「でも」「だって」と言いがち
・自分の周りには、嫌われてそうな人が多い
・他人の意見を聞いても仕方がないと思う
診断結果
0〜3個あてはまった人は、周囲からの好感度は高めです。安心できますね。
4〜6個あてはまった人は、うざい人と思われている可能性があります。話し方に注意してみてください。
7〜10個あてはまった人は、残念ながら周囲からうざいと思われています。「それでも自分のことを好いてくれている友人はいるから大丈夫」と考えずに、直せるところは直すことをおすすめします。
うざい人と思われてるかも……改善する方法とは?
ただし、気にしすぎるとにっちもさっちもいかなくなり、対人関係自体がストレスに感じてしまうので、あまり思いつめないようにしましょう。うざいと思われているかもしれませんが、それでも付き合いが続いているのであれば、あなたの全てが嫌われているわけではありません。まずは、改善する意欲を持つことが大事です。
自分の悪い部分を考え反省する
「あのときうざいと思われていただろうな」と具体的に思い当たることはありますか?あるという人は、そのときの言動を反省し、もう二度と同じことを繰り返さないようにしましょう。
くれぐれも、「だって」「でも」「向こうがそういう態度だったから」と周囲のせいにしないでください。自分の未熟さを正当化してしまうと、反省に繋がらなくなってしまいます。
もちろん、相手がうざいことを言ってきたら、イライラしてしまうこともあるでしょう。しかし、相手のことをうざいと思ったからといって、それに対してあなたまでうざい返答をする必要はないのです。
話す前に相手の気持ちを考える
会話を続けている間、発言をする前に、上から目線になっていないか一度考えてから声に出しましょう。相手の立場を考えて、嫌みに聞こえてしまわないよう気にしてみると、必然的にうざい発言は少なくなるでしょう。
また、自分の話をするときも、相手が意見を述べ始めたら遮らないようにして、上手に会話のキャッチボールをすることを念頭に置くといいですよ。
自分の話をするのをやめてみる
自分に起こった何かについてもそうですし、自分の意見もそうです。「私は」「俺は」という主語が出てくる回数を減らしてみましょう。そうすれば必然的に、あなた自身の話が減ります。
相手の話を聞き、相槌を打ち、誰も傷付かない話をする。それだけでも「感じのいい人」になれることでしょう。
仲の良い友人に相談する
自分が「うざい人」なのかどうか、仲のいい友人にはっきり聞いてみるのはいかがでしょうか。どんな返答が来るのかは未知数ですが、人付き合いがいい方向に変化するかもしれません。
「今のがうざいよ」と伝えてもらえるようになると、その友人以外の付き合いにも活かすことができますね。折れない心を持つ必要がありますが、周囲の人に好かれるようになると考えて、頑張ってください!
家族と練習する
長い時間、接してきた家族であれば、あなたが家族のうざい部分を知っているのと同じように、家族もあなたのうざい部分をたくさん知っているでしょう。こちらから尋ねれば、気兼ねなく話してくれるはずです。
さらに、家族以外の人にうざいと思われないために、会話の練習にも付き合ってもらうと、非常に前進します。無意識にうざい発言をしてしまっている場合、指摘してもらわなければ気付けません。会話の練習をしながら、ついつい口にしてしまううざい発言を教えてもらいましょう。
しかし、相談相手が家族だと、価値観が似過ぎていて、それがうざい発言なのかどうか、判別できないことがあります。その場合、NGワードを設定するのもいいかもしれません。例えば「でも」「私(俺)は」「だって」などです。
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