人生やり直したい時に考えるべきこと｜おすすめの行動も要チェック！

今の人生に納得がいかなくて、「人生をやり直したい」と一度は考えたことがある人も多いのではないでしょうか。仕事がうまくいっていない、学校にうまく馴染めない、結婚に失敗してしまったなど、理由はさまざまでしょうが、「今から人生をやり直すなんて無理」だと諦めてしまっている人も少なくありません。

しかし、今までの人生をリセットするのは不可能でも、これからの人生を良い方向に変えていくことは十分可能です。とはいえ、ただ漠然と「人生をやり直したい」と思っているだけでは、勝手に幸運が空から降ってくるわけではないので、いつまで経っても今の状況から抜け出すことはできません。

人生をやり直したいのであれば、どうすれば人生が変えられるのか考え、具体的な行動に起こしていく必要があるでしょう。そこでこの記事では、人生をやり直したい時に考えることやおすすめの行動などをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。

「人生をやり直したい」と思ったら、まずは自分の考え方を変えていく必要があります。なぜなら、考え方が変われば、自分の行動も自然と変わっていくからです。では、人生をやり直したい時に考えるべきことをご紹介していきます。

人生はいつでもやり直せる

人生は、年齢に関係なくいつでもやり直すことができます。例えば、40歳になった時に、子供のころの夢だった仕事に就いてみたいと思ったとしましょう。

ですが、「もう40歳だから…」と年齢を気にしてしまい、自分の夢を諦めてしまう人が多いのではないでしょうか。しかし、年齢が原因で人生をやり直したいという気持ちを殺してしまうのは非常にもったいないことです。

確かに、新卒の人と比べたら、就職面接で落とされる可能性は高いでしょう。ですが、根気強く面接を受け続ければ、どこかの会社が拾ってくれるかもしれません。

また、転職がうまくいかなかったとしても、ある程度資金があれば自分で会社を起こすこともできますよね。つまり、何歳であってもあなたの強い意志さえあれば、人生をやり直すことはいくらでも可能なのです。

誰にでも後悔や悩みはある

人生に行き詰っていて、精神的に弱っている時は、自分だけが不幸で周囲の人は後悔も悩みも何もなく、幸せな人生を歩んでいるように見えてしまいがち。ですが、どんなに順調な人生を送ってきた人であっても、後悔や悩みのひとつやふたつはあるものです。

順調な人生を歩んでいる人は、そういった過去の後悔や悩みときちんと向き合い、それを乗り越えてきたのでしょう。だからこそ今の人生があるのです。

逆に、変えられない過去を後悔し続けたり、いつまでもくよくよと悩んで落ち込んでいるようでは、これからもずっと不幸な人生を歩み続けることになるでしょう。

ですから、自分だけが不幸だと悲観的にならず、あの時なぜ後悔するようなことをしてしまったのか、今何に悩んでいるのか明確にする必要があります。

そして、同じような後悔を繰り返さないために今後どうすれば良いか、今抱えている問題を解決するためにはどうすれば良いのか考えて対処していきましょう。

失敗は成功のもと

失敗を極端に恐れている人も少なくありませんが、失敗は成功のもとになります。今では成功を収めている人も、これまでの人生の中で数多くの失敗を経験してきています。

しかし、きちんと失敗を向き合い、間違っているところや自分の悪いところを改善して、数々の失敗を乗り越えてきたからこそ、今では成功を収めることができているのです。

逆に、人生で行き詰まりやすい人というのは、失敗を極端に恐れている傾向があります。こういった人は、失敗のリスクが少しでもあると新たな一歩を踏み出すのに躊躇してしまうので、その結果、失敗から逃げ続ける人生しか歩めなくなってしまうことに。

これでは、人生をやり直したいと思っても、絶対にやり直すことはできません。そのため、失敗は成功に近づくためのチャンスだと前向きに考え、失敗を恐れずにいろいろなことにチャレンジしていくことが大切なのです。

最終的な決断は自分で下す

人生をやり直したくて、友人や家族などの身近な人に相談したり、相談相手からアドバイスをもらうこともあるかもしれません。ですが、最終的な決断は責任を持って自分で下すようにし、決して他人に決断を委ねないようにしましょう。

なぜなら、自分で決断を下すことによって、「〇〇さんがこう言っていたから」と他人のせいにできなくなるからです。他人に決断を委ね、もし何かあった時に他人のせいにしているようでは、いつまで経っても前に進むことはできません。

自分の決断に責任を持てば、自分の頭で考えて積極的に行動に起こせるようになりますし、そこで失敗してしまった時は、自分の何がいけなかったのかきちんと反省して、次に生かせるようになります。

そのため、自分の人生をやり直したいなら、周囲の人からのアドバイスを参考にしつつ、最終的には自分の意志で決断を下すことが重要なポイントになります。

今の自分に何ができるのか考える

人生をやり直したいと思ったら、今の自分に何ができるのか一度考えてみて下さい。自分はどんな知識や技術を持っているのか、自分は何が得意なのかなど、小さいことでもなんでもOKです。

例えば、パソコンの知識があるなら、システムエンジニアなど知識を活かせる仕事に就いてみたり、人と関わるのが好きなら接客関係の仕事に就いて、知識や経験をさらに積むのが一番良いですよね。人生をやり直したいのであれば、まずは自分の意志で積極的に行動することが大切です。

そのためには、今の自分に何ができるのか考えて、その上で行動に移し、失敗したら修正していくというプロセスを繰り返しながら日々を過ごしていきましょう。そうすれば、人生をやり直すことができて、自分が納得できる人生を歩めるようになるでしょう。

人生をやり直せるかどうかは、その人の考え方や行動に深く関わっています。人それぞれ性格や考え方は異なりますから、人生をやり直したいと思った時にすぐにやり直せる人もいれば、なかなか人生をやり直せない人もいるでしょう。

では、人生をやり直せる人には一体どういった特徴があるのでしょうか？

行動力がある

思い立ったらすぐに行動に起こせる人は、人生をやり直せる可能性が高くなります。なぜなら、行動力があれば、行動に起こさない人と違って、人生をやり直すためのチャンスを掴みやすいからです。

新しい仕事や恋人を見つけるにしても、起業や引っ越しをするにしても、交友関係を広げるにしても、まずは新たな一歩を踏み出さなければ何事も始まりません。

幸せで充実した人生は空から勝手に降ってくるものではないので、積極的に行動に起こして自分で掴みに行かなければならないのです。

柔軟な考え方ができる

凝り固まった考え方しかできない人よりも、柔軟に物事を考えられる人の方が、人生をやり直せる可能性が高くなります。人生をやり直したいのであれば、今までの考え方を一度リセットして、気持ちを切り替えて行動する必要があるでしょう。

柔軟な考え方ができる人は、たとえ今までの人生は不幸だったとしても、「気持ちを切り替えて新たな人生を歩もう」と、今までのことを受け入れた上で前向きに行動に起こすことができます。

過去に執着しない

人生をやり直せる人は、「あの時ああしておけば良かった」「輝いていたころの昔の自分に戻りたい」と過去の人生や自分に執着することはありません。

未だに過去の出来事を後悔していたり、過去の栄光にしがみついているようでは、今の自分を受け入れることができませんし、自分を変えていく上で変なプライドが邪魔してしまうでしょう。

また、過去は変えられないので、過去の出来事でクヨクヨと悩むのは、はっきり言って時間の無駄です。それよりも、今の自分としっかりと向き合って、これからの人生を変えていくにはどうすれば良いのか考え、行動するために時間を使った方が有意義だと言えるでしょう。

明確な目標がある

「こういう自分になりたい！」「こんな人生を歩みたい！」など、目標が明確な人は人生をやり直すことができます。こういった人は、人生をやり直している最中に大きな壁にぶち当たったとしても、「絶対に目標を達成したい！」という強い意志があるので、途中で挫折せずに努力し続けることができます。

逆に何の目標もなく、ただ漠然と「人生をやり直したい」と思っていているようだと、少しつまずいただけですぐに諦めてしまいがちなので、現状から抜け出すのが難しくなるでしょう。

人生をやり直したいと思った時にやり直せる人の特徴を見てきましたが、反対に人生をやり直せない人にはどのような特徴があるのでしょうか。

もし、これからご紹介する特徴にいくつか当てはまるようなら、自分の考え方や言動を変えていかなければ、人生を良い方向に導いていくのは難しいかもしれません。

なんでも深く考えすぎてしまう

行動を起こす前に慎重に考えることも必要ですが、なんでも深く考えすぎてしまうのは禁物です。なぜなら、深く考えすぎて行動を起こすことができないと、人生をやり直すことが難しくなるから。

これからの人生を変えようと思うなら、「人生をやり直したい！」という強い意志を持ち、人生をやり直すための具体的な行動を起こすことが必要となります。

新しいことにチャレンジする時は勇気がいりますし、「また失敗しないだろうか」という不安も付きまとうでしょう。しかし、失敗を恐れて行動を起こさないでいると、いつまでたっても現状を変えることはできないので、このままずっと不幸な人生を歩み続けることになるかもしれません。

初めから大きな成功を求める

人生をやり直したいのにそこで行き詰ってしまう人は、初めから大きな成功を求めてしまいがちです。ですが、初めから大きな成功を求めても、壁にぶち当たってすぐに挫折してしまう可能性が高いでしょう。

例えば、プロの野球選手になりたいからといって、いきなりプロ野球の入団テストを受けても落とされるのがオチですよね。

もしプロの野球選手になりたいのであれば、しっかりと練習をして体を鍛え、まずはどこかの草野球チームに入れてもらうというように、段階を踏んでいきながらスキルを磨いていかなければなりません。

これは例え話ですので現実的ではありませんが、もし人生をやり直したいのであれば、初めから大きな成功を求めるのではなく、小さな成功をコツコツと積み重ねていくことが重要なのです。

世間の常識にとらわれすぎている

世間の常識にとらわれすぎると、人生をやり直したい時の大きな壁になってしまいます。例えば、「一度就職したら定年まで働くべき」という常識にとらわれていたら、会社を辞めてしまった時に「自分はダメ人間だ」と責め過ぎてしまいます。そして、「自分は一度レールを踏み外してしまったからもうダメだ」と人生をやり直す気力も失ってしまうことでしょう。

また、体調を崩してしまうほど精神的に追い詰められていたとしても、「一度就職したら定年まで働くべき」という常識にとらわれてしまいます。そのため、転職をすることなく、無理をしてその会社で働き続けようと考えるでしょう。

これでは、人生を変えようと思っても、常識が邪魔をして新たな人生の一歩を踏み出せなくなってしまいます。

失敗を極度に恐れている

失敗を極度に恐れてしまうと、人生をやり直すのが難しくなってしまいます。なぜなら、新しいことにチャレンジしていく上で失敗は必ず付いてくるものだからです。

最初は知識も経験もほとんどないので、例えば、新しく入った会社で大きなミスをしてしまったり、仕事を進めるのが遅くて周囲の人に迷惑をかけてしまうことも多いでしょう。ですが、そういった失敗を乗り越えていくうちに人間は成長していきます。

途中で挫折せずに仕事を続けていけば、ミスがどんどん減って完璧に仕事をこなせるようになっていきますし、仕事のやり方を覚えてスピーディーに作業を進めることもできるでしょう。

しかし、失敗に対する耐性がない人は、ちょっとしたミスをするだけで、すぐに「自分はダメな人間だ」と落ち込み過ぎてしまいます。そして、過去の失敗がトラウマになってしまうため、それが人生をやり直す上での大きな障害になってしまうのです。

これからの人生を変えていくためには、強い意志を持って積極的に行動を起こすことが大切です。ですが、具体的にどのような行動を起こせば良いのか分からないものです。では、人生をやり直したい時におすすめの行動を詳しくチェックしていきましょう。

過去の過ちを認める

なぜ自分の人生をやり直したいと思うのかは人それぞれ違うと思いますが、大抵の人は、現状に満足していなかったり、過去に大きな過ちを犯して後悔しているからではないでしょうか。

もしそういった理由で人生をやり直したいと思っているなら、まずは過去の過ちを認め、それをこれからの未来に活かしていくことが大切です。

そのためにも、紙とペンと用意して、思いつく限り過去の過ちを紙に書き出していきましょう。そうすることで、当時何が原因でそのような過ちを犯してしまったのか、そして、二度と同じような過ちを犯さないためにどうすれば良いのか考えられるようになります。

今の自分を認める

過去の過ちを認めたら、今の自分もきちんと認めてあげて下さい。自分に自信が持てず、他人と比較しては「自分はダメだ」と劣等感を覚えてしまう人も多いでしょう。しかし、そんな考え方では、失敗をして傷つくことを恐れてしまい、積極的に行動することができなくなります。

また、プライドが高く、自分のダメな部分を認めたくないという人も少なくないでしょう。しかし、変なプライドを持っていると、完璧な人生を歩みたいと思ってしまいがちなので、極端に失敗を恐れるようになってしまいます。それでは、失敗を恐れて新しい何かにチャレンジすることができなくなります。

ですから、自分の長所や得意なことは何か、自分の欠点や苦手なことは何かを把握して認めてあげることが大切なのです。そうすることで、「人間だから完璧じゃないのは仕方ない」と思えるようになり、失敗を極端に恐れることなく、物事をポジティブに考えられるようになるでしょう。

小さな目標を立てて成功体験を積み上げる

人生をやり直したいなら、どんなに小さなことでもいいので、目標を立ててそれを達成するために努力し、小さな成功体験をコツコツ積み上げていくことが大切です。

例えば、「いつまでに〇kg体重を落とす」「〇時までには就寝して、〇時に起きる」「今日中にこの仕事を終わらせる」など何でもOK。どんなに小さなことでも、自分の意志で決めた目標を達成することで自信が生まれます。

新しい何かに挑戦する時は、不安や失敗がつきものですよね。ですが、成功体験をコツコツ積み上げ、自分に自信が持てれば、不安や失敗を恐れることなく、積極的に行動を起こすことができます。

不要なものを断捨離する

人生をやり直したい時には、不要なものを思い切って断捨離してしまうのが効果的です。「不要なものを断捨離することで人生がやり直せるのか？」と疑問に感じる人も多いかもしれません。ですが、人生をやり直す際には、過去と決別して前向きに物事を考える必要があります。

そのためには、既に別れた恋人の写真やプレゼント、以前働いていた会社の資料など、過去を思い出してしまうような持ち物は積極的に捨ててしまいましょう。こうすることで、過去への執着を手放すことができ、新たな気持ちで一から人生をやり直せるようになるのです。

引き続き、人生をやり直したい時におすすめの行動をご紹介していきます。

交友関係を見直す

一緒にいて楽しいと思えないような人と無理して付き合っている人は多いのではないでしょうか？人生をやり直したい時には、一度交友関係を見直して、自分にとって必要のない交友関係は思い切って断ち切ることも大切です。

人間は、良くも悪くも付き合う人の影響を少なからず受けるもの。例えば、ネガティブな思考や言動の人と一緒にいれば、自分もネガティブになりやすいですし、人の悪口ばかり言う人と一緒にいると、自分まで人の悪口を言うような醜い人間になってしまうでしょう。

つまり、周囲に悪影響を及ぼすような人と付き合っていると、その影響をもろに受けてしまって、それが人生をやり直したいと思った時の大きな障害になってしまうのです。

そのため、人生をやり直したいと思った時は、交友関係を見直して、できるだけ自分に良い影響を与えてくれるようなポジティブな人と付き合うようにしましょう。

思い切って転職する

今の仕事の内容や給料、職場の環境などに不満があっても、なかなか転職に踏み切れず、無理をして今の職場で仕事を続けている人も多いのではないでしょうか。人生をやり直したいと思ったら、思い切って転職をしてしまうのもひとつの手です。

昔ほどではないとはいえ、日本では一度就職した会社で定年まで働くという価値観が強く根付いているため、転職に対してマイナスイメージを抱いている人も少なくありません。

しかし、同じ職場に長くい続けることが唯一の正しい働き方ではありませんし、精神的に弱ってしまうほど仕事で追い詰められているなら、思い切って今の仕事をやめてしまった方があなたのためでしょう。

「人生をやり直したい」という強い意志を持って新しい仕事に就くことがきれば、やりがいが見つかって新たな人生を切り開いていけるかもしれません。

資格を取得する

資格を取得すると、一定の知識があるという証明になるため、特に転職をする際には有利に働きやすいです。そのため、人生をやり直したいと思っているなら、資格を取得するための勉強をして知識を身につけるのもおすすめです。

ただし、資格の勉強に取り組む際には、まずこれから自分のやりたいことは何なのかを明確にし、それをやる上で有利に働く資格は何なのかをよく考えることが大切です。

何も考えずに手あたり次第にいろいろな資格を取得しても、実務ではほとんど役に立ちません。また、資格の難易度が高ければ高いほど、その分周囲の人から高く評価されます。

時間は有限ですから、難易度が低い資格をいくつも取得するよりも、難易度が高い資格の中からひとつに絞って勉強した方が効果的です。

引っ越しをする

毎日、自宅と職場の往復で退屈をした日々を過ごしていて、人生をやり直したいと考えている人も多いのではないでしょうか？そんな人は、思い切って引っ越しをして環境をガラっと変えてみるのもおすすめです。

こうすることで、新鮮さや刺激を感じて、マンネリ化した日常から抜け出し、新たな気持ちで人生を楽しめるようになるかもしれません。また、遠い場所に引っ越せば、仕事も人間関係もガラっと変わることになるでしょう。

最初は新しい仕事に慣れたり、新しい人間関係を構築するのに苦労するかもしれませんが、それがきっかけで仕事にやりがいを見出せるようになったり、自分の人生に良い影響を与えてくれる人と出会えるかもしれません。

人生をやり直したいと思っても、「今さら人生を変えるなんて無理」だと諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか。また、人生をやり直している最中に挫けそうになることもあるでしょう。では、そんな人にぜひ見てもらいたいおすすめの映画をご紹介していきます。

『はじまりのうた』

『はじまりのうた』は、2013年にアメリカで公開された音楽映画です。ニューヨークを舞台に家族や仕事、恋愛などのさまざまな悩みを抱えながら生きている人々が、音楽を通じて新たな人生の一歩を踏み出すきっかけを描いた作品です。

人生のドン底にいる人々が音楽を通じて人生をやり直していく姿は、どんな状況でも人生はやり直せるという勇気を与えてくれますね。

『建築学概論』

『建築学概論』は、2012年に韓国で公開された恋愛映画で、それまでの韓国の恋愛映画の興行記録を塗り替えたヒット作です。

建築学概論の授業で知り合ったスンミンとソヨンは、お互いに惹かれあっていたものの、小さな誤解から２人は疎遠になりますが、15年の時を経て再会するというストーリーとなっています。

過去の言動が原因で後悔し続けてしまうこともよくありますが、この映画を見ていると、過去と決別するための勇気がもらえますよ。

『LIFE！』

『LIFE！』は、2013年にアメリカで公開されたコメディ映画で、1947年公開の映画『虹を掴む男』をリメイクした作品です。

ベン・スティラーが演じる主人公には空想癖があって、誰と一緒にいても深い空想の中に入り込んでしまっていましたが、あることをきっかけに世界中を駆け回る冒険に出かけることになり、それから主人公の人生が劇的に変わる、という物語となっています。

この主人公は主体的に人生を変えようとしたわけではありませんが、冒険に出かけたことをきっかけに変わっていく主人公の思いを感じ取ることができます。

42歳の主人公が劇的に変わっていく姿が、「人生に遅いということはない」「人生をやり直したいと思うのに年齢は関係ない」と教えてくれているような気がします。

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』は、2008年にアメリカで公開されたコメディ映画。ジム・キャリーが演じる銀行員のカールは、いつでも「NO」という言うことで、友人との付き合いやさまざま勧誘など、あらゆることを断る生活を送っていました。

ですが、あることをきっかけにどんなことに対しても「YES」と答えなければならない状況に陥ってしまい、その結果、閉ざされた人生が好転していく、というストーリーになっています。

この作品を見ると、今までの自分の考え方や言動を変えてみるだけでも、これからの人生を大きく変えられるということが分かります。

人生をやり直したいと思ったら、今までの自分の考え方や行動を変えていく必要があります。ここでは、人生をやり直したい時に役立つおすすめの本をご紹介していくので、気になった本があったら購入を検討してみて下さい。

『スタンフォードの自分を変える教室』（ケリー・マクゴニガル 著／大和書房）

禁煙やダイエットなど、意志が弱くてなかなか目標を達成できないという人には、『スタンフォードの自分を変える教室』がおすすめです。

これは、アメリカのスタンフォード大学の人気講義をもとに書かれている本で、自分の意志を強化させるための方法や考え方を身につけることができます。

心理学や脳の働きの観点から、目の前に起こった事象に対しどのような思考パターンが起こるのか、実験や研究の結果をもとに解説してくれています。

この本を読めば、自分に合った自己コントロールの方法が見つけられるでしょう。人生をやり直したいと思った時におおいに役立ちそうです。

『未来食堂ができるまで』（小林せかい 著／小学館）

『未来食堂ができるまで』は、東京工業大学を卒業後、日本IBMやクックパッドのエンジニアを経て、「未来食堂」という小さな食堂を開業した、小林せかいさんが書いた本です。

こちらの本では、「まかない」「あつらえ」「ただめし」などのユニークなシステムを導入して話題となった未来食堂ができるまでの開業プロセスが、日記形式で紹介されています。

また、普通なら公開しないような事業計画書全文、収支計画なども全てオープンしているのが最大の特徴。飲食店を開業してみたいと思っている人はもちろん、他の業界で働いている人や、新しい何かに挑戦したいと思っている人の心にも響く一冊となっています。

『危機に強くなる!!人生を変えたいときに読む本』（井上祐宏 著／ロングセラーズ）

人生をやり直したいと思っていても、行動する気力がなかなか湧かないという人は、『危機に強くなる!!人生を変えたいときに読む本』を読むのがおすすめです。

この本に書かれている、「七日間運命転換プロジェクト」というエクササイズを行うことで、自分の活躍できる場や才能が発見できたり、本当に信頼できる人が見つかったり、どうしても実現したい目標を達成する力を身につけることができるかもしれません。

このエクササイズは１日１時間程度でできるものばかりなので、精神的に弱っていても無理なく進められるはず。リストラや借金、離婚などの人生の危機をチャンスに変える行動力が身に付き、これからの人生を良い方向へ導いていくことができるでしょう。

『メンタルが強い人がやめた13の習慣』（エイミー・モーリン 著／講談社）

『メンタルが強い人がやめた13の習慣』は、現状にしがみついて人生を変えられない人、意志が弱く他人に振り回されやすい人におすすめしたい本です。

こちらの本では、「みんなにいい顔をする習慣」「過去を引きずる習慣」「人の成功に嫉妬する習慣」など、誰もが持っている13の思考の習慣をやめることによってメンタルが強くなり、最高の自分でいられると解説されています。

具体例をあげて話が展開されているので非常に分かりやすく、人生をやり直したいけど難しい本はちょっと…という人でもスイスイ読み進めることができますよ。

『IKIGAI: 日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣』（茂木健一郎 著／新潮社）

『IKIGAI: 日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣』は、脳科学者として有名な茂木健一郎さんが初めて英語で執筆した本で、日本版は同じく脳科学者である恩蔵絢子さんの翻訳で出版されています。

ミシュラン三つ星の寿司職人、アニメーション界の巨匠、下位のまま現役を続ける力士、50万人を超えるコミケ来場者などの人生観を分析し、日本人だからこそ今まで気づかなかった「生きがい」の本質を追求した一冊です。

この本を読んでいくうちに、人生の目的や自分に合った生きがいが見つかるはずなので、人生をやり直したいと思った時に役に立つかもしれません。