父親が嫌い!女性が父を嫌がる理由とは?
話すことはおろか、顔を合わせることさえ億劫に感じるでしょう。とはいえ、「この現状を変えたい」と思う人もいれば、「これから先も今の関係のままでいい」と思う人もおり、父親に嫌悪を感じたときの心の動きは人によって様々です。
そこで今回は、現状を変えるきっかけとなる内容をご紹介していきます。「父が嫌いだけれど、少しでも現状を変えたい」という思いを抱いている人は、ぜひ読み進めてみてください。これを機に、父親との関係を今一度見つめ直してみましょう。
父親を嫌いになった理由
酒癖が悪い
お酒を飲むとおしゃべりになる程度であれば、特に問題はないでしょう。普段よりも会話が弾むだけではなく、楽しい場となり得るのではないでしょうか?
しかし、酒癖が悪い人は、その場の空気を悪くすることがしばしばあります。酒癖の悪い父親が家で飲み明かすほど、家庭の雰囲気は悪くなる一方ですよね。最悪の場合、酒癖の悪さが娘への暴力に繫がることもあります。
そんな家庭に対して嫌悪感を抱いた結果、いずれは父親の存在そのものが嫌いになってしまうのです。
母親が娘に父親の愚痴を言う
時には母親も父親に対して、ストレスや疲労を感じるもの。家庭の外にはけ口がなくて、娘に父親の愚痴を言ってしまう母親も多いでしょう。そこで母親の話に共感した場合、娘自身も父親を嫌いになるケースがよくあります。
しかし、実は父親だけではなく、母親さえも嫌いになってしまうパターンもあるのです。これは母親から父親の愚痴を聞かされる度に、少なからず疲労や辛さを感じるためでしょう。
何かと干渉される
父親が何かと干渉してくるために、父親を嫌いになるケースもあるようです。我が娘を心配するのが親の心。ですが、心配の度が過ぎると、過干渉になる場合があります。
誰しも過剰な干渉に対して嫌悪感や不快感を抱くのではないでしょうか?たとえ、それが大切な家族の一員、すなわち父親からのものだとしてもです。
彼氏や友人関係などを事細かに聞かれる度に、「もう放っておいて」と父親の干渉がうざいと感じてしまうでしょう。いずれは、嫌いだという感情も生まれてしまいます。
父親の愛情表現に嫌悪感を抱いた
父親としては、大切な娘にはいついかなる時も思う存分に愛を与えたいもの。ですが、多くの場合、女性は思春期に突入すると、父親から距離を取ろうとします。
にもかかわらず、無理にスキンシップを取るなどして娘に愛情を表現する父親もいるのです。望まない愛情表現をされて、娘は「気持ち悪い」とすら感じることもあります。これほどにまでに嫌悪感を抱き続けると、最終的には父親の存在そのものも嫌いになってしまうでしょう。
父親を嫌いになった理由《続き》
すぐに怒りをあらわにする
中には、すぐに感情的になる家族と同じ屋根の下で暮らしている人もいるのではないでしょうか?感情的な家族の一例として、すぐに怒りをあらわにする父親の存在が挙げられるでしょう。
そのような父親は、娘の話をろくに聞かず、すぐに怒りの感情を抱きます。理不尽に怒りの矛先を向けられた娘は、どうしても不快感を覚えてしまうのです。
娘の心中では「父親はろくに話を聞いてくれないからうざい」「次も理不尽に怒られるかも」とわだかまりや恐怖心が生じることも。怒りの矛先を向けられる度に、父親を嫌いになってしまうのも納得できますよね。
コミュニケーション不足
コミュニケーションが不足しているがために父親を嫌いになる場合もあります。特に父親と関わる機会が少ない環境で育った女性に多く見られるケースです。
父親が家庭よりも仕事を優先する、あるいは頻繁に出張するなどの状況にあると、必然的に娘と関わる機会が減少してしまいます。コミュニケーションを取る機会も減少して、娘は十分な愛情を感じることができないでしょう。
そんな状態が続けば、寂しい思いが募る一方ですよね。募りに募った寂しさが原因で、父親が嫌いだという心理を抱いてしまうのです。
暴力や虐待
父親から暴力を振るわれたり虐待されたりしたら、父親を嫌いになるのは当然でしょう。誰しも暴力や虐待を受けると、恐れを抱いてしまうもの。ですから、「父=恐るべき存在」と認識してしまうのです。
恐れを抱く対象に好意を抱くことはないでしょう。好きになれないどころか、「一切関わりたくない」と嫌悪や憎悪が膨れ上がるのではないでしょうか?
自分の意見や考え方を正当化する
世の中には、様々な場面において自分の意見や考え方を正当化しがちな父親もいます。いわゆる頑固親父ですね。
そんな父親は、娘の意見を全く聞かずに自分の意見を押し通すことも。そのため、娘は「自分の意見を聞いてくれない父なんて大嫌いだ」と嫌悪感を抱いてしまうのです。好意を持ってほしいのであれば、時には娘の意思を尊重することも大切ですよね。
父親のことが嫌いな女性の本音
この章からは、そんな女性達のリアルな声をお届けします。お届けする声の中で、共感できるものがあるかもしれませんよ。
家にいるだけでストレス!とにかくうざい!
「父が立てる物音がいちいち大きくて、とてもうるさいです。それに何かと口出ししてくるので、なかなかリラックスできません。存在そのものがとにかくうざいので、家にいるとかなりのストレスを感じます」(26歳/女性/飲食店)
リラックスしながらゆっくり休めるはずの家。ですが、同居人である父親にストレスを感じることもあります。ストレスを感じる状況下でゆっくり休むというのは、不可能な話ですよね。ストレスの原因である父親を嫌いになってしまうのも当然だと言えるでしょう。
思春期のとき「気持ち悪い」と強く思った
「思春期に入るまでは、父のことが本当に大好きでした。でも、思春期になってから、気持ち悪いと強く思うようになったんです。なので、なるべく距離を取りながら接するようにしています」(16歳/女性/学生)
やはり思春期は、父親に対して「気持ち悪い」と嫌悪感を抱きやすい時期のようです。しかし、必ずしも生涯にわたって嫌いだという感情を抱き続けるとは限りません。
結婚して出産すると、再び父親に親近感を抱くようになる女性は数多くいるそう。そのためこの場合は、いつか父親と分かり合える日が来る可能性も十分にあるでしょう。
典型的なダメ男で一緒にいると疲れる
「私の父は典型的なダメ男で、働こうともせずにお酒ばかり飲んでいます。機嫌が悪い時は私や母に暴力まで振るってくるので、一緒にいると疲れちゃいます。早く独り立ちしたいです」(18歳/女性/学生)
一般的にダメ男だと言われている存在を尊敬できますか?大半の人は尊敬できませんよね。たとえそれが父親だとしても、人として尊敬できない対象だと認識すれば、なかなか好きにはなれないでしょう。
父親を嫌いになることはもちろん、少しの関わりを持つことも億劫だと感じるのではないでしょうか?
自分の価値観を押し付けてくる性格にうんざり
「いつも自分の価値観を押し付けてくる父が大嫌いです。おそらく、常に自分が正しいとでも思っているんでしょうね。そんな父の性格には本当にうんざりしますよ」(24歳/女性/アパレル関係)
基本的に子供は歳を重ねるにつれて、しっかりと自分の意思を持ち始めるもの。にもかかわらず、常に父親自身の価値観を押し付けると、子供に不快感を与えてしまいます。いずれは、嫌いだと嫌悪感をも抱かれてしまうでしょう。
娘に「嫌い」と思われている父親の心理
では、実際のところ、父親はどのような心理を抱いているのでしょうか?この章からは、娘に嫌いと思われている父親の心理を詳しく見ていきましょう。
理由が分からず悩んでいる
中には、娘に嫌がられている理由が分からない父親もいるのではないでしょうか?理由が全く分からないために思い悩んでしまうのです。また、いくら悩んでも原因が分からなければ対策を練ることもできません。
愛する娘に嫌われただけでも、かなりのショックを受けるはず。にもかかわらず、その理由さえも分からないとなれば、より気持ちが落ち込んでしまうでしょう。
これ以上嫌われたくない
どんな状況においても、率先して娘に嫌われようとする父親はそうそういません。少なからず嫌われているとしても、娘に好かれたいと感じるのは当然です。
であれば、父親としては娘が抱く「嫌い」の程度を最低限に抑えたいことでしょう。心中で「できれば、これ以上嫌われたくない」と、娘に気を使って生活している父親も多くいるのかもしれません。
娘との適切な接し方が分からない
娘に嫌いだと思われている父親の中には、「適切な接し方が分からない」と悩んでいる人もいます。優しい性格の持ち主ほど、どのように接したら良いかと深く考え込んでしまうのです。
挙げ具の果てには、どうすることもできないと諦めてしまうことも。娘と良好な関係を築きたい父親にとっては、何とも悩ましい心理です。
また、嫌われた理由が分かれば、娘が抱く嫌悪感を軽減できるようにと接し方を変えられますよね。しかしその理由が分からない場合、なおさら娘との接し方が分からなくなる恐れもあるでしょう。
家庭内に居場所がない
「自分は一人ではない」と感じさせてくれるのが家族です。しかし、父親嫌いの娘が母親と良好な関係を築いている場合、父親は「家庭内で一人だ」と感じてしまう場合もあります。つまり、二人の仲があまりにも良いために「家庭内に居場所がない」という心理を抱くのです。
そんな心理を抱けば、家庭に対して虚しさや寂しさなどを覚えますよね。最終的には、居心地が悪くなってしまうでしょう。
父親を嫌い続けることのデメリット
当然ながら大人になっても父親を嫌いで居続けることもありますよね。父親を嫌い続けると、時にはそれなりのデメリットが生じてしまう場合もあるのです。早速、デメリットの数々を見ていきましょう。
家の居心地が悪くなる
実家暮らしの場合は、父親と同じ屋根の下で暮らすことになります。誰しも嫌いな人と同じ空間で過ごすとなれば、苦痛に感じるのではないでしょうか?
苦痛を感じる日々が続けば、最終的には居心地が悪い家だと認識してしまいますよね。やがて父親に会うことはおろか、帰宅するのも嫌だと感じるようになるでしょう。つまり、父親を嫌いで居続けるほど、家の居心地も悪くなる一方なのです。
恋人の紹介や結婚式のときに困ることになる
父親を嫌いで居続けると恋愛面においてもデメリットが生じます。そのデメリットとは、恋人を紹介する時や結婚式の時に困ってしまうことです。
世間では、結婚前に彼氏と共に両親と顔合わせするというのが一般的ですよね。しかし、父親が嫌いで良好な関係を築いていなければ、顔合わせするのも億劫になってしまいます。
また多くの場合、父親は娘とバージンロードを歩くという大役を任せられる存在です。バージンロードを嫌いな父と歩きたくないと感じるだけではなく、そもそも結婚式に呼ぶことにさえ嫌悪感を抱いてしまうでしょう。
つまり、父親を嫌いで居続ければ、一生に一度の結婚式を楽しめなくなる可能性があるのです。
父親の入院時に病院へ行くべきかと思い悩む
大好きで良好な関係を築いている父親が入院した場合、娘はすぐに病院に駆け付けたくなるでしょう。この場合に限らず、父親が入院したと知ったら、少しは心配する気持ちを抱くはずです。たとえ、それが嫌いな父親の入院だとしてもです。
しかし、嫌いな人のために会いに行くべきなのかどうか、迷いが生じてしまいます。心の中で「行きたいけれどどうしよう」「行かなかったら後悔するかも」とあれこれ思い悩んでしまうのです。
思い悩んだ結果、父親の状態が命に関わるほどの重症ならば、会いに行く人が多いようです。やはり、嫌いだとしても親の死に目には会いたい、というのが子の心なのでしょう。その時に今までの態度を後悔しても遅いのです。
ストレスが溜まる
嫌いだと感じ始めた瞬間から、父親がストレスの原因の一つになります。人は嫌いな存在と関わるとストレスを感じるもの。父親と顔を合わせざるを得なくて、ストレスを思うように発散できない場合、ますますストレスを感じ続けてしまいます。
つまり、父親を嫌いで居続けるほど、自分にストレスが溜ってしまうということです。ストレスの蓄積は様々な悪影響を及ぼすので、嫌いで居続けることによって生じるデメリットの一つとして挙げられるでしょう。
父親嫌いな女性の恋愛傾向とは?
そこでこの章では、父親嫌いな女性の恋愛傾向を解説していきます。「父親のことが嫌いな女性はどんな恋愛をしているの?」と気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね。
父親嫌いの女性の恋愛はうまくいかない?
父親嫌いの女性の恋愛は、はたしてうまくいくのでしょうか?結論から言えば、恋愛がうまくいかないことも多々あるようです。なぜなら、彼氏に「理想の父親像」を求めてしまうからです。
誰しも理想の父親像を思い描いたことがありますよね。理想と現実があまりにも違う場合、父親を嫌いになることもあり得るでしょう。かといって、理想の父親像を彼氏にまで求めれば、「俺って父親代わりなの?」と不安を抱かせることもあります。
その結果、関係がうまくいかなくなるのも必然でしょう。幸せな恋愛をするためには、彼氏と父親は違う役割を持つ別の人だとしっかり認識することも大切なのです。
嫌いな父親と似た男性を選んでしまう
父親に対して嫌悪感を抱いていたとしても、心の片隅には「良好な関係を築きたい」という思いが少しはあるでしょう。その思いが、恋愛にも影響を及ぼしてしまいます。
良好な関係を築きたいという思いを抱いているからこそ、嫌いな父親と似た男性を彼氏として選んでしまう傾向があるのです。やはり知らず知らずのうちに、彼氏と父親を重ね合わせながら見ている傾向があるのかもしれません。
父親と正反対の男性とうまく付き合えない
先述したように、父親嫌いの女性の恋愛はうまくいかないこともしばしば。その一例として、父親と正反対の男性との恋愛を挙げてみましょう。
父親嫌いの女性は、父親と正反対の男性に対して恋愛感情が生じなことも多いです。なぜなら、どうしても彼氏に父親としての役割を過剰に求めてしまうからです。父親に不満足だった分、父親像の理想は高くなっているでしょう。そうなれば、理想と現実の間で戸惑ってしまうのは当然と言えます。
そんな付き合いを続けていれば、彼氏を不安にさせるだけではなく、自分自身も「生涯を共にする相手がこの人でいいの?」と不安を抱いてしまいます。
世の男性にまで嫌悪感を抱く可能性も
女性にとって、父親は最も身近な一人の男性です。そのため、父親に対する認識は、他の男性を認識する時にまで影響を及ぼしてしまう場合があります。
父親を嫌いになった場合、「世の男性はみな、父のような生き物なのかもしれない」と思い込んでしまうことも。そんな心理が働いた結果、男性という存在自体に嫌悪感を抱く可能性もあるでしょう。
そうなれば、恋愛への第一歩を踏み出すことに躊躇してしまいますよね。つまり、充実した恋愛ライフを送りたくても送れないという状況に陥ってしまうのです。
父親が嫌いで我慢できない時の対処法
父方の祖父母に話してみる
「うざいから」「気持ち悪いから」と父親に対して抱いている嫌悪感を心の内に溜め込んでいるだけでは何も変わりません。現状を少しでも変えたい人は、「父が嫌いだ」と誰かに話してみてはいかがでしょうか?話す相手は、父方の祖父母がよいでしょう。
父方の祖父母は、父親のことをよく知る存在です。話を聞いてくれた上で、父親に対して何かしらの手を打ってくれる可能性は十分にありますよ。
同居している場合は一人暮らしを検討する
同居している場合は、嫌いな父親と毎日顔を合わせることになります。必然的に「うざい」「気持ち悪い」と感じる機会も増加するのです。
嫌いな存在と同居していると、ストレスを感じ続ける一方ですよね。このような生活を続ければ、いずれは心身共に疲れ果ててしまいます。
心身共に健康でいられるように、父親と一定の距離を置くことも大切です。別居するための第一歩として、まずは一人暮らしの計画を立てることから始めてみましょう。
嫌な点を指摘する
父親が嫌いで我慢できない時は、嫌な点を指摘するというのも一つの手です。「いつまで経っても働こうとしないところが嫌だ」というように、思い切って伝えてみましょう。
そうすることで、父親自身も娘に嫌われている理由がはっきりと分かります。理由が分かれば、好かれるために取るべき行動も自ずと見えてくるのです。
父親の対応次第では、こちらの嫌悪感が軽減するでしょう。
父親に感謝の気持ちを持つ
どれほど父親が嫌いだとしても、彼が自分の親であることに変わりはありません。よくよく考えると、そんな彼に感謝しなければならないことが一つや二つあるはずですよね。
「育ててくれてありがとう」「小さい頃に一緒に遊んでくれてありがとう」というように、一つずつ思い出してみてください。過去の良い思い出を辿っていくうちに、徐々に感謝の気持ちが込み上げてくるはずです。父親に感謝の気持ちを持つことができれば、嫌悪感が少しは軽減するでしょう。
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