セックスの正しいピストン!腰の振り方ってどうしたらいいの?
セックスでの動きでもっとも特徴的なのが、腰を振ること。主に男性が腰を振るというイメージがありますので、男子にとっては「腰の振り方ってどうしたらいいの?」という疑問は不可避です。
セックスでの、正しい腰の動かし方というのはあるのでしょうか。さらに、男性だけではく、女性も上手に腰を振ることでより気持ちよくなれるんだとか。となれば、男女共に正しい腰の動かし方を知りたいものです。
今回は、男女の腰の振り方をレッスン!体位別の動かし方もご紹介します。
【男性編】体位別!気持ちいい腰の振り方
基本中の基本「正常位」
動物の中で、性行為の際に真っすぐに向かい合うのは人だけだといわれています。その理由は、人はリラックスした、安全な環境でセックスをすることが可能だから。お互いを見つめ合いながらの正常位は、愛を確かめ合いながらのセックスになるとあって、基本中の基本です。そんな正常位での男性の腰の動かし方のコツは、挿入してからすぐに動かさないこと。まずは女性に「彼が入ってきた」と感じさせるため、しばしそのままにします。その後、膣内をペニスで掻きまわすようにゆっくりと回転させてから、少しずつ動かし始めましょう。女性が感じてきたら、リズムにメリハリをつけながら、テンポよく動かすのがポイントです。
男性の憧れ?「バック」
後背位とも呼ばれるバックは、後ろから女性に挿入するのが特徴の体位です。動物が交尾をする姿勢はバック。男性にとって、バックが憧れの体位とよくいわれるのは、オスとしての本能なのかも。女性の秘部がよく見えることも、男の征服欲を高める要素になっています。バックでは女性が四つん這いになり、男性は膝立ちで挿入するのが基本の姿勢です。バックは正常位よりも深く挿入でき、女性の性感帯であるGスポットの、まださらに奥にあるポルネオに刺激を与えられるのが特徴。
挿入したら、力任せに打ち付けるのではなく、女性が快感を感じる部分を探るような腰の動かし方をすると、女性を気持ちよくさせられます。
女性を見て楽しめる!「騎乗位」
騎乗位は、男性がベッドに寝転がって、自分の身体の上に女性を乗っける体位です。男性は寝ころんだままでよいので、姿勢が楽なことと、上に乗って身体を動かす女性を見て楽しめるのがメリット。騎乗位は、基本的に女性に主導権をゆだね、女性に好きなようにさせるのがポイントです。そのため、腰を振るのも女性の好きなようにさせてあげましょう。とはいえ、女性に気持ちいいと感じてもらうには、男性の騎乗位での腰の動かし方も知っておく必要があります。
女性と息を合わせることが、腰の動かし方のコツ。女性が沈みこんだ瞬間に下から腰を突きあげるように動かします。沈むと突き上げるの両方が合わさることで、より深くつながれるからです。
ピッタリ密着がいい感じ「座位」
座位は、文字どおり座って挿入する体位のこと。座った男性の上に、女性がまたがるようにして座り、挿入します。向かい合った場合は対面座位、座った男性の上に後ろ向きに女性が座ると、背面座位です。女性が男性の上に座ることによって、身体の重みが加わってより深い挿入感になるのが座位の良さ。対面ではお互いの身体にしっかりと密着する姿勢になるため、より親密な雰囲気になるのが人気です。
女性が膝の上に乗っているため、男性の動きが制限されるのが座位という体位の特徴。そのため、ピストン運動の際の腰の動かし方は緩やかに。挿入状態を楽しむのに適した体位だけに、ゆっくりした動かし方にするのが、女性を気持ちよくさせるコツです。
寝転んだ姿勢でも「側位」
お互いに横向きに寝ころんだ姿勢から挿入する体位のことを、側位と言います。女性に挿入するためには男性が後ろに回らないといけないとあって、後側位とも呼ばれる体位です。男性が後ろから女性の身体を抱きしめられるので、女性に喜ばれる体位でもあるのが特徴。さらに、お互いに横になっているため、姿勢が楽なことから、長く楽しめるのも魅力です。
ただし、寝転んだ姿勢での横向きからの挿入とあって、ペニスが抜けやすいのがいちばんのデメリット。そのため、側位では、可能な限り深く挿入します。抜き挿しするピストン運動ではなく、ゆっくりと掻きまわすような動かし方にすると女性を気持ちよくさせられ、男性も気持ちよくなるコツです。
刺激を求めるならこれ!「屈曲位」
屈曲位はあまり耳慣れない名前ですが、正常位のように女性が寝ころんだ姿勢。ただ、正常位と大きく異なるのが、屈曲位では女性の足が大きく開かれ、腰がベッドから浮くところです。足と腰が浮くことで身体に角度が付き、正常位よりも深い挿入になります。女性の足を男性の肩にかけると、自然に足が開いて腰が浮きますが、女性にとってかなり大胆な姿勢になるので、正常位から徐々にヒートアップさせていきましょう。挿入感が深くなるだけに、ゆっくりと中に入り、ピストン運動も緩やかに行うのがコツ。
激しく動くと女性が痛みを感じることもあるだけに、女性が快感を感じるポイントを的確に突くような、そんな腰の動かし方を心がけてくださいね。
【女性編】体位別!気持ちいい腰の振り方
主導権を握って思いのままに!「騎乗位」
セックスの体位の中で、女性がいちばん主導権を握れるのが騎乗位といっていいでしょう。男性は寝ころんだ状態ですので、その身体の上に乗った女性は、自分の思うようにタイミングを測って動けるからです。腰を落として挿入したら、まずは挿入感を楽しみます。その後、ゆっくり回すように腰を動かしながら、徐々に大きく回したり、早く回したりすることで、自分が気持ちいいと感じるポイントがわかってくるでしょう。
十分に馴染んだら、腰を上下させます。ゆっくりと腰を上げ、抜けそうになるぎりぎりのところで沈み込むといった振り方が、快感を高めます。男性にかなりの焦らし効果をもたらす、おすすめの腰の振り方です。
彼にピッタリくっつく安心感がたまらない!「座位」
座位も、騎乗位と同様に女性が男性の身体の上に乗る体位。男性が動きづらいという点で共通するため、女性が主導権を握れる数少ない体位に当てはまります。座った男性の膝の上にまたがるように座り、挿入する座位は、女性の腰の振り方次第で快感を高められる体位。男性の膝の上でM字型に両足を開き、膝で体を支えます。上体はやや反らせ気味にして腰の後ろについて安定させたら、体を上に引き上げ、そして下に落とすようにするのが基本となる腰の振り方です。
彼のペニスが抜けそうになるぎりぎりまで腰を引き上げたら、一気に腰を落とすと、彼を呻かせることができるでしょう。スピードを変えて、テンポよく行うのがコツです。
定番体位での腰の振り方は?「正常位」
セックスの体位の定番である正常位は、基本的に男性のリードに任せます。女性が気持ちいいと感じるところを男性が探っているため、女性が積極的に動くとかえってややこしくなる かも。とはいえ、されるがままになっているのはもったいないので、男性の腰に手を回して体を固定しましょう。クリトリスが彼の腰にくっつくように腰を浮かせ、股間部分をこすりつけるように腰を振るのがポイントです。
男性が突くことでクリトリスが刺激されますが、腰を固定させれば上下への振り方も可能に。上下に腰を振ることで、クリトリスがこすれて気持ちよくなります。正常位で女性が動ける範囲は限定されるため、基本の体位での腰の振り方はぜひ知っておきたいところです。
大胆な振り方が男を誘う!「後背位」
「後ろからの挿入には抵抗がある」という女性は、意外と少なくありません。その一方で、彼に見られているという羞恥心が、興奮を高めるという女性が多いのも確か。正常位のセックスにマンネリ化や物足りなさを感じているなら、思い切って後背位で誘ってみるのはどうでしょうか。いわゆるバックと呼ばれるこの体位、男性が動くのが基本というイメージがありますが、実は女性が腰を動かしやすいというメリットが。四つん這いの姿勢で男性から拘束される要素が少ないからです。
足幅を広めに、腰を少し落として突き上げるような腰の振り方がおすすめ。男性が挿入してきたら、自分でも腰を動かすことで、男性のピストン運動にメリハリが付けられます。
ピストン運動の体位別の動き方
正常位は江戸時代のセックスをお手本に
正常位は、お互いの顔を見ながらエッチができるという理由から、女性がもっとも好む体位です。正常位の腰の動かし方は、下半身だけを細かく動かしてトントンと突くのがポイント。
その際、もっともよいお手本となるのが、江戸時代にすでに、女性を気持ちよくさせるピストン運動の仕方。いわゆる、「九浅一深」(くせんいっしん)と呼ばれる方法です。
漢字を見ればすぐにわかるように、浅く9回突いたら、1回深く突くのはコツ。浅く9回突くにはリズムよく動くことが大事です。最初の挿入は深く行い、ペニスで膣の内部を擦り回しましょう。その後、九浅一深のリズムで行うのが、正常位でのピストン運動のコツです。
騎乗位では女性の動きに合わせる
騎乗位は女性が男性の上にまたがる体位のため、女性に主導権を渡したい時に取ることが多いのが特徴です。基本的に女性の動きに男性が合わせる形になりますが、ここでも的確なピストン運動ができれば、彼女により気持ちいいと感じさせられるでしょう。
男性が騎乗位でピストン運動をする際のコツは、女性の体をサポートすること。女性に体の上で激しく動かされることで、痛みを感じる男性もいます。騎乗位は女性にとってはかなり大変な体勢でもあるので、お尻を掴んでサポートしながら、下から突くのがコツです。
女性が腰を落とし、ペニスを深く挿入させようとしたタイミングで下から突き上げると、より密着度が増し、女性の快感もアップします。
対面座位は密着して刺激する
対面座位は、お互いに座った状態で挿入した体位です。騎乗位と同じく、女性が自分の意思で体を動かせることと、お互いに体を密着させられる点が人気です。
体が密着するので、男性は女性の体を引き寄せて挿入し、腰を女性器にすりつけるように動かすのがポイント。こうすると、クリトリスを刺激することができるので、女性の敏感な場所を刺激しながら動けます。
早く動くとクリトリスへの刺激が強くなりすぎるため、対面座位ではゆっくりとしたピストン運動が効果的。焦らすような動きが、女性をいっそうエッチな気分にさせそうですね。
寝バックでは抜けないようにゆっくり動く
後背位、いわゆるバックから挿入する体位は、動物が交尾をする時におなじみの体位です。そのため、バックから挿入されるのを嫌がる女性は少なくないものの、男性としては大いに興奮させられる体位でもあります。
そこで、彼女の抵抗感を和らげつつ、バックでしたい時におすすめなのが、うつぶせに寝た姿勢でおこなう寝バック。通常、バックは四つん這いの姿勢でおこなうのが基本ですが、この姿勢に女性は抵抗感を感じます。そのため、うつぶせに寝ることで、抵抗感を和らげられます。
うつぶせ寝の女性の体の上にかぶさる姿勢は、挿入したときに抜けやすくなるのが難点。そこで、抜けないようにゆっくりとピストン運動をするのがコツです。
セックスでのピストン運動の動き方パターン
ピストンの基本!リズムよく動く
ほとんどの男性がセックスの際、前後に腰を動かしているでしょう。この動きを気持ちいいと感じてもらうには、リズムよく動くことが大事です。
男性がセックスでついついやってしまいがちなのが、挿入したあと、強く、深く突いてしまうこと。中には好む女性もいますが、たいていは突きあげる感覚が苦手で、時には痛みを感じる女性もいるとあって、注意しましょう。
セックスの際に、下半身だけを細かく動かすことと重複しますが、リズムよく動くことで、女性に挿入時の苦痛を感じさせずに済みます。さまざまなリズムを自分なりに考えて、変化をつけると、女性もセックスを楽しんでくれそうですね。
突くのではなく回す!腰を回すように動く
セックス時のピストン運動には、どうしても腰を引いてから前に突くというイメージが強いもの。実際、ほとんどの男性がそうしているのではないでしょうか。
そこで、セックスでの「ピストン=突く」という固定観念からひとまず離れ、腰を回すように動くのがおすすめです。
女性の膣内に挿入したら、ペニスで「の」の字を描くような感じで腰を回します。この腰を回す動き方によって、膣の中を全体に刺激することができるからです。
ここでの注意点も、大きな動きはNGということ。女性の腰をしっかりとつかんで体を安定させ、膣口ができるだけ動かない状態で、ゆっくりと回しましょう。掻きまわすようなイメージでおこなうと、うまくいきますよ。
場所を知っているなら!特定の場所を突くように動く
彼女とのセックスの回数が増えてくると、「ここを突かれたら彼女は弱い」という場所が分かってくるのではないでしょうか。それなら、特定の場所を突くように動くと、気持ちいいと感じてもらえます。
特定の場所を突くように動くときのポイントも、強すぎずに突くことです。「ここなら絶対に感じる!」という場所であれば、それほど強く突かなくても快感に襲われるでしょう。
彼女が間違いなく感じる場所を特定して突くとともに、リズムを変えてみたり、強く、弱くを繰り返しながら動くようにしましょう。彼女を翻弄できる、最高にエッチなセックスになるかもしれませんよ。
感度のいい入口を狙って動く
女性の膣の入り口は、性感が強いのが特徴です。そのため、膣の入口を集中的に狙って動くのは、女性のエッチな気分をより高めるのに最適といえます。
入り口を狙って動くときは、挿入したらすぐに抜くこと。感度が鋭いので、女性は挿入されてきたことに気づきます。そのまま奥へと進んでくると思っていたのが、急に抜かれてしまったたときの、女性に与える焦らし効果は絶大です。
浅く挿入して抜く、あるいは挿入したものの、そのまま動かないといった腰使いは、女性に「早く!」と感じさせる動き方になるでしょう。
女性を喜ばせる腰の振り方のコツを知ろう!
ここ大事!挿入してもすぐには動かない
男性が女性の中に挿入すると、亀頭はもちろん、ペニス全体を包み込まれる心地よさにうっとりし、とにかく動きたくなります。動けば動くほど敏感な亀頭部分が擦れ、より刺激を味わえるからです。しかし女性の場合、挿入後すぐ男性に動かれると、痛みを伴うことがあります。そのため、喜ばれないことの方が多いと心得ておきましょう。ゆっくりと挿入し、すぐには動かないことが大切です。彼女に、じっくりと身体に入っていることを感じてもらいましょう。
時間としては5秒間程度がベスト。これで、膣内部にある愛液とペニスがしっとりと馴染みます。もちろん、愛液となじませるには分泌されていることが大前提です。前戯はゆめゆめ怠りなく。
いきなり激しい振り方はダメ!初めはゆっくり動く
女性の中に挿入した途端、その気持ちよさに理性が吹っ飛び、激しい振り方で彼女をドン引きさせたという経験はないでしょうか。「彼女も気持ちよさそうにしていたよ」というあなた、それ、演技かもしれませんよ?膣の濡れ具合が足りなかったり、男性のサイズが大きいと、女性は挿入自体に抵抗感を感じます。痛みを伴う場合もあり、そんな状態でいきなり激しい振り方でこられたら、ドン引きどころの騒ぎではありません。
あまりの気持ちよさに、とにかく早く動きたくても、ここはぐっと我慢。彼女がもっととねだってくるまで、最初はとにかくゆっくり動くことが大事です。挿入したら、膣の中全体をこねるような振り方をするのがいいでしょう。
女性の興奮を高めよう!焦らしながら動く
男性は性的刺激を与えられると、勃起します。勃起すれば、セックスの準備はあっという間に整うだけに、あとは猪突猛進という男性も少なくありません。一方の女性は、性的刺激を感じてもすぐに準備OKとはならないのが特徴。膣内部がしっとりと愛液で濡れないことには、挿入されても痛いだけです。膣内部に潤いをもたらす愛液を分泌するのは、十分な前戯とあって、身体全体を愛撫して刺激を与えることが大事です。
挿入で気持ちよく感じてもらうには、焦らすような振り方をするのがポイント。敏感な膣口に浅く挿入して抜くといった振り方をすると、焦らされることで興奮します。その後でしっかり挿入すれば、気持ちいいと感じてもらえるでしょう。
時には強烈に!しばしば強い刺激を与える
女性の膣内に挿入したら、とにかく奥深くを突けば気持ちいいはずと考え、ひたすら強いリズムでパンパンと腰を打ち付けるピストン運動をする男性は多いもの。けれど、これって実は女性にとって、気持ちよくない振り方の典型です。子宮口にまで届くほど深く挿入されたうえに、常に強い力でピストン運動をされると、苦痛を感じる女性も少なくありません。同じリズムでメリハリがないことが興奮を誘わず、一気に興ざめするという声も。
昔から、女性を気持ちよくさせる振り方のコツは、浅いリズムを刻みながら、時に深く突いて強い刺激を与えることだといわれています。九浅一深といわれる、リズムを心がけた振り方をマスターしましょう。
素早く細かく!下半身だけ動かす
ほとんどの男性が、セックスで挿入したら、お互いの股間がパンパンと大きな音を立てるほど突いているのではないでしょうか。AVではおなじみのシーンだけに、「こういうふうにやるのか」と学習し、初体験を迎える人も多いかもしれませんね。
けれど、まるで体の中を突くかのような大きな動きには、快感よりも痛みを感じる女性の方が多いといわれています。セックスで女性を気持ちよくさせるには、下半身だけを動かし、素早く、細かいリズムを刻む腰の運動がおすすめです。
イメージとしてはパンパンパンではなく、トントントン。上半身を動かさないようにするのがポイントです。
言われてみれば当然?気持ちいい場所を狙って突く
男性はセックス時に女性に挿入するとき、カリと呼ばれる亀頭部分が膣口にひっかかり、快感を得られます。さらに、ペニス全体が膣壁に擦られることも気持ちいい要素です。
一方、女性が挿入で快感を感じるセックスにするには、気持ちいいと感じる場所を狙って、重点的に突くのがコツ。その場所とは、膣に中指を挿入し、第二関節を上に向けた辺りにあるとされるGスポットです。
ただし、女性によって気持ちいいと感じるGスポットの位置は微妙に異なります。そこで、セックスの前戯で彼女の体を事前に探るのがおすすめ。「ここだな」という場所がわかれば、集中的に狙って突くことで、彼女も気持ちいいセックスと感じるでしょう。
アレンジも大事!角度をつける
挿入したら、いつもだいたい同じ位置で腰を動かすセックスで、女性がオーガズムに達するのはむずかしいかも。女性の気持ちいい場所を突ける体位でのセックスなら話は別ですが、そうでなければ、彼女は「イッたフリ」をしている可能性が大です。
そこで、ピストン運動をする際に角度をつけてみましょう。女性のGスポットを探るのにも効果的なこの運動は、角度をつけてあちらこちらと突いているうちに、女性の気持ちいい場所に当たる可能性があります。
「前戯では感じてくれるけれど、本番のセックスではイマイチ」という場合は特に、角度をつけてあちこち突いてみましょう。感じる場所を重点的に突けたら、気持ちいいセックスになります。
突くことがNG?ゆっくり引いてみる
セックスでの挿入時、男性はカリ部分がこすれることで快感を得られます。そのため、引いても突いても気持ちいいのですが、女性は突かれることで痛みを覚えることもしばしば。女性をエッチな気にさせ、セックスで気持ちよくなってもらうには、突くのではなく、引くことを重点的に考えましょう。
コツは、ゆっくりと引いて浅く突くこと。ゆっくりと引くことによって、女性は膣内部にペニスが挿入されていることを、よりしっかりと感じられます。
挿入されたあと、ゆっくり動かすことで女性のエッチな気分が高まり、膣内部の感度も良くなってくるとあって、気持ちいいセックスと感じてもらえるでしょう。
女性はどうする?男性を喜ばせる腰の振り方のコツ
まずは基本から!男性のリズムに合わせる
セックスをするにあたって、まず正常位からスタートというカップルがほとんどでしょう。女性にとっては、男性に主導権を渡すことになり、女性らしさをアピールできる体位でもあります。ただ、主導権を男性にゆだねることになるだけに、すべてが男性任せになりがち。男性は女性が気持ちいいと感じるスポットがどこかを、挿入しながら探っています。そのため、男性のリズムに合わせるような振り方にするのがベスト。
男性のピストン運動が早くなってきたら、それに合わせて自分も早い振り方に変えるといった具合に、リズムに合わせることで一体感が生まれます。彼も動かしやすくなるので、まずは基本の振り方からマスターしておきましょう。
コツはクイっと上げる感じ!おしりに力を入れる
女性の骨盤の下には、骨盤を支える骨盤底筋という筋肉があります。この骨盤底筋はおしりや膣、クリトリスなどとつながっているため、この筋肉が鍛えられている女性は名器の持ち主であることがしばしば。そこで、腰を振る際にはおしりを意識してみましょう。おしりに力を入れることで、骨盤底筋が動き、膣もつられて一緒に引き締まります。力を入れる際に、上方向へクイっと上げるのがコツ。
挿入されているときにクイっと上げる感じを意識しておしりに力を入れる振り方をすると、膣が締まります。おしりが上へと引き上げる動きが同時に働いて、締め付けながら引っ張り上げる感じに。この振り方によるWの刺激に、男性は悶絶必至です。
密着させるのがポイント!腰をくっつける
恥ずかしがり屋の女性にとっては、自ら振るという行為そのものがあまりにも大胆過ぎて、とてもできないということもあるかもしれません。そんな時におすすめなのが、男性の腰に股間を密着させて動かす振り方です。密着しているので、自然と大きな動きはできなくなり、恥ずかしさも薄れます。一方で、密着させることによって挿入度合いが深くなるため、男性の満足度が高くなるのも特徴です。
徐々に慣れてきたら、正常位では思い切って両足を回すというのもおすすめ。足でがっちり固定させることで彼の動きが制限されますので、いつもと違う感覚に彼も喜ぶことでしょう。
予測不能な動きに悶絶必至?くねくねと動かす
彼の動きに合わせた振り方をすると、彼が自由に動けるとあってお互いに気持ちいいと感じます。ただ、いつも同じだとお互いにマンネリ化してしまうもの。そのうち、挿入して何となく動かして終わり、なんてことになりかねません。男性は挿入したあと、ペニスを使って女性が気持ちいいと感じるスポットを探します。そこで、男性を喜ばせるためには、時に予測不能な振り方をしてみせるのがいいでしょう。一番のおすすめは、下半身全体を使ってくねくねと動かすこと。
くねくねとした下半身の振り方に適した体位と言えば、騎乗位です。そのほか、座位もいいでしょう。予測不能な動きで彼を喜ばせられるとあって、積極的に動かしましょう。
幻滅を避けるには?腰の振り方についての注意点!
どちらも共通!自分本位に動かすのはNG
セックスで動く割合は男性の方が多いだけに、女性のことを考えない自分本位な振り方は完全にNGです。どれだけ前戯に時間をかけても、挿入した途端、自分を置いてけぼりにするような自分本位な振り方をされた途端、女性は一気に興ざめするでしょう。これでは、せっかく時間をかけて盛り上げた雰囲気も台無し。男性はくれぐれも注意したいところです。
女性なら自分本位な振り方をしても大丈夫かというと、そんなことはありません。騎乗位では女性がリードした振り方になるだけに、どんどんと上下に動けば、男性の身体に負担がかかります。挿入した状態で大きく回す振り方は、ペニスが痛くなることも。女性も自分本位に動かすのはNGです。
ほどほどが大事?腰が痛いときは無理しない
気持ちいいセックスをするために腰の振り方は重要な要素であるのは確かです。とはいえ、激しく動かしたり、何度も突いては抜くという動作はかなり大変。パソコンを使ったデスクワークが仕事という人は、長時間座りっぱなしで腰痛を抱えていることが少なくありません。慢性的な痛みに悩まされながらも、彼女とのセックスは頑張りたいという男性もいるでしょう。
とはいえ、痛い時に無理のかかる振り方をするのは考えもの。「魔女の一撃」と呼ばれるぎっくり腰になってしまったら、その場で動けなくなってしまいます。女性も、普段あまり腰を動かさないと、同じ事態を招く可能性が。痛い時は無理をせず、ほどほどにしておくことも大事です。
意外と体力が必要!疲れにくい体位を選ぶ
セックスの基本の体位である正常位では、男性のピストン運動と呼ばれる振り方が決め手になることから、彼女を気持ちよくさせようと頑張りがち。ただ、正常位は男性が動く振り方になるため、意外と疲れるのも事実です。セックスで気持ちよくなるには、体力が必要だと感じたことはないでしょうか。女性も正常位で、男性に合わせた振り方をすることが可能です。ただ、男性が絶倫だと、ピストン運動も長くなる傾向が。女性の場合は、長時間にわたって受け止めなければならない疲れがでてきます。
今日はちょっと疲れているなと感じた時は、お互いが寝そべってセックスができる側位など、疲れにくい体位を選ぶことも重要です。
疲れにくくて感度バツグン!ゆっくり小刻みに動く
動かすことへの疲れや、体力を消耗すると感じる男性は、無駄な動きが多い可能性があります。大きなピストン運動をしたり、奥深くまで強く挿入することが女性を喜ばせると考えているなら、疲れるのはもちろん、体力も消耗するでしょう。女性が激しすぎる動きや、大きな動きで快感を得にくいのは既に述べました。その理由は、気持ちいいと感じるスポットに当たっていないから。女性が感じるポイントを知り、的確に突くには、ゆっくりと小刻みに動く振り方がいいのです。
意識することで、その振り方は自然と小さく、緩やかな動気になるでしょう。男性にとっては疲れにくい動かし方になる上に、女性に喜ばれるとあって、一石二鳥です。
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