熱しやすく冷めやすい性格って？特徴や恋愛を長続きさせるコツを解説

熱しやすく冷めやすい性格の人は、人間関係がうまくいかないと感じることも多いのではありませんか？「熱しやすく冷めやすい性格を直したい」「この性格と上手に付き合いたい」と考えている人も多いはずです。しかし、具体的にどうすれば良いのかわからない人も多いでしょう。

今回は、熱しやすく冷めやすい性格と上手に付き合う方法だけでなく、長所や短所、恋愛面での特徴についても解説していきます。熱しやすく冷めやすい性格を改善したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

熱しやすく冷めやすい性格の人の多くは、「自分には短所しかない…」と感じているのではありませんか？実際に恋愛面でうまくいかなかったり、人間関係で苦戦してしまう人も多いですよね。

しかし、熱しやすく冷めやすい性格には長所もたくさんあります。まずは自分の長所を探してみましょう。まずは、熱しやすく冷めやすい人の長所をたくさんご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

物事に熱中できる

熱しやすく冷めやすい性格の人は、一つのことにはまったら徹底的に熱中することができます。つまり、集中力があるということ。物事に熱中できる人は、周囲から見ても気持ちがいいものです。趣味に熱中することもあれば、仕事に熱中することもあるでしょう。

一つのことを追求する姿は、異性から見ても素敵に映るはずです。なので、熱しやすく冷めやすい性格の人はモテることも多いでしょう。

行動力がある

いろいろなことに挑戦する人は、常に高みを目指しているように感じられますよね。熱しやすく冷めやすい性格の人も、興味を持ったことに対しては躊躇することなく挑戦できる行動力があります。周囲の人はそんな姿を見て「この人について行ったら楽しそう」だと思うでしょう。

また、行動力があることから、人とのコミュニケーションの幅も広がります。なので、他の人よりも人脈が広く、いろいろなジャンルの知り合いがいることも多いでしょう。フットワークが軽い分、人から誘われることも多いです。

完璧主義

熱しやすく冷めやすい性格の人は一つのことに集中できるだけでなく、完璧主義な一面もあります。完璧主義な人は何事に対しても真剣に取り組み、自分が納得できるまで行動することが多いでしょう。

何事にも真剣に取り組む姿勢は、周囲の人から評価されることも多いです。職場では大きな仕事を任せてもらえることも多いかもしれません。

物怖じしない

いろんなことに挑戦できる熱しやすく冷めやすい人は、物怖じしないという長所があります。世の中には、新しいことに挑戦するのが怖いと感じる人も多いです。そんな中で、物怖じせずに行動できる性格は周囲から尊敬されることも多いでしょう。

なので、周囲の人からは一目置かれる存在になっていることもあります。いろいろなことを任される機会がありますので、ぜひ物怖じせずに何事にも積極的に挑戦してみてくださいね。

趣味が多い

いろいろなことに挑戦したくなる熱しやすく冷めやすい人は、趣味が多い傾向にあります。趣味が多い人は一緒にいて楽しいですし、毎日が充実しているように感じますよね。それに、趣味が多い人はいろいろな世界を見て、いろんな人と接しています。なので会話の内容も豊富です。

世の中には、趣味がなくて毎日がつまらないと感じている人もいます。その中で多趣味な熱しやすく冷めやすい人は、毎日をエンジョイできていると言えるのではないでしょうか。

常にポジティブ

熱しやすく冷めやすい性格の人は、自分の欲望を満たすためなら最初は時間も労力も惜しみません。直観を頼りに動いているので、自分の思い通りになることが多いでしょう。たとえ思い通りにならなかったとしても、新しいことを取り入れて前向きに考えることができます。

失敗してもすぐに気持ちを切り替えることができる。こういった面は、ネガティブ思考の人には羨ましい部分なのではないでしょうか。

熱しやすく冷めやすい人には、たくさんの長所があることがわかりました。日常生活では長所の部分を意識して行動するのがおすすめ。しかし、時には短所ばかりが目立ってしまうこともありますよね。そうならないためには、自分の短所を理解しておくことが重要です。

短所を理解することができれば、改善するのに役立つかもしれません。ここからは、熱しやすく冷めやすい人の短所について解説していきましょう。

継続力がない

いろいろなことに挑戦できる熱しやすく冷めやすい人ですが、継続力のなさが目立ってしまうことも多いです。継続力がないと一つのことに集中できる期間が短く、極めることができないことも少なくありません。

一つのことを極められなければ、中身がないと思われてしまうこともあるでしょう。はじめは優秀な人だと思われることもありますが、結果的に「期待外れだった」なんて思われてしまう場合もあります。

苦手なことはとことん避けようとする

熱しやすく冷めやすい性格の人は、苦手なことはとことん避けようとする傾向にあります。誰しも、苦手なことはやりたくありませんよね。けれど、やらなければならないこともあるでしょう。普通の人であれば、しなければいけない時は嫌でもやることが多いです。

しかし、熱しやすく冷めやすい人は「どうすれば避けられるのか」ということを中心に考えます。なので、苦手なことだけは一向に上達しないことも少なくありません。

転職を繰り返してしまう

熱しやすく冷めやすい人の短所として挙げられるのが、転職の多さです。一般的には、一度就職したらめったに転職しない人の方が多いのではないでしょうか。転職したときのデメリットの方が多いと考えるからです。また、せっかく努力して築いてきた人間関係や信頼を手放すことにも抵抗を感じるはず。

しかし、熱しやすく冷めやすい人の場合は、何か気に食わないことがあったり、飽きがきただけで転職をしてしまう傾向にあります。大きな理由もなく何度も転職をすると、再就職が厳しくなるので注意が必要が必要です。

マンネリ化しやすい

先ほども述べたように、熱しやすく冷めやすい人は一つのことに長期間集中することができません。そのうえ、苦手なことを徹底的に避けるように行動するため、物事に対してマンネリを感じやすい特徴があります。つまり、同じ毎日が続くと退屈してしまうのです。

マンネリは人によってはストレスになることもあるため、注意が必要です。自分の性格をよく理解し、マンネリ化しないような工夫をしてみてくださいね。

新商品を買ってしまう

熱しやすく冷めやすい人は、浪費が激しい傾向にあります。しかし、本人はそのことに気付いていないことが多いです。なぜかというと、過去を振り返らない性格のせいで、浪費している感覚があまりないからです。

例えば、すでに持っている物であっても、新商品が発売されると後先考えずに「欲しい！」とすぐに手を出してしまうでしょう。目新しいものに興味を惹かれてしまうため、「気づいた時には買ってしまっていた…」なんてことも少なくありません。

自分勝手だと思われやすい

自分の素直な気持ちに従って行動することの多い熱しやすく冷めやすい人は、その行動が自分勝手だと思われやすい傾向にあります。自分の気持ちを優先してしまうため、周囲の人はその行動に振り回されることもあるでしょう。

はじめのうちはいいのかもしれませんが、何度も繰り返すと相手の怒りを買ってしまうこともあるかもしれません。

先ほどは、熱しやすく冷めやすい人の長所や短所についてご紹介しました。しかし、一番気になっているのは恋愛面に関してなのではないでしょうか。熱しやすく冷めやすい人の多くは、恋愛面で「うまくいかない」「長続きしない」と感じているはず。

ここからは、熱しやすく冷めやすい人の恋愛について解説していきます。恋愛がうまくいかないと感じている人も、熱しやすく冷めやすい性格だと自覚している人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

付き合ってしばらくすると急に冷める

熱しやすく冷めやすい性格の人は、恋愛面でもその特徴が目立ちます。付き合う前は情熱的なアプローチをしていたにもかかわらず、付き合ってしばらくすると急に冷めることがあるでしょう。これは、付き合うことが目的となっているのが原因かもしれません。

交際を開始したことで目標が達成してしまい、そこで燃え尽きてしまうのです。また、長い間付き合っていると、どうしても飽きてしまうのでしょう。長続きさせるためには、少し工夫が必要かもしれませんね。

「安定」が何よりも苦手

結婚を求めている人の理想の恋愛として、「安定」が挙げられることも多いですよね。安定は幸せの一つで、安定感を感じられる相手との交際は充実感にあふれています。しかし、熱しやすく冷めやすい性格の人は、その安定が何よりも苦手だという特徴があります。

安定は変化がなかったり、刺激がないことを意味します。熱しやすく冷めやすい人は常に新しい刺激を求めているため、安定感を感じた時に相手から離れたいと考えてしまう場合もあるようです。

依存してしまう

熱しやすく冷めやすい人は、意外にも依存してしまいがちだと言われています。これは、一つのことに集中しすぎる性格が関係していると言えるでしょう。相手に夢中になると依存体質になってしまうので、交際相手にばかり意識が集中して他のことが手につきません。

また、時には共依存になってしまう場合もあるでしょう。しかし、熱しやすく冷めやすい人は冷めるのが早いので、共依存になった途端に相手に興味をなくす場合もあります。

寂しくて迷惑をかけることも

熱しやすく冷めやすい人は寂しがり屋な一面もあるため、寂しさから周囲に迷惑をかけることもあります。例えば、恋人にかまってもらえないからと何度も連絡してしまったり、他の人に寂しさを埋めてもらおうとすることもあるようです。

恋愛はとても楽しいものですが、適度な距離感で恋人と接することができるように、工夫を施すことも大切です。

一目惚れが多い

熱しやすく冷めやすい性格の人は、直感で行動することが多いです。恋愛面での直観と言えば、一目惚れが有名ですよね。一目惚れはその人の容姿や仕草に惹かれるため、相手の本質を見極めることができません。なので、時にはその恋愛が失敗に終わってしまうこともあります。

そのため、直観にばかり頼っていると、付き合った途端に「あれ？こんなはずじゃなかった…」と違和感が生じることに。そうならないためにも、惚れやすい部分を改善する必要があるのかもしれませんね。

すぐ新しい恋愛に

別れを経験した人の中には、「しばらくは恋愛ができない」と思う人もいますよね。しかし、熱しやすく冷めやすい人は、好きだったはずの恋人と別れた後、すぐに新しい恋愛に突き進むことができます。本人にとっては、新しい楽しみができるのは、むしろ良いことでもあるのです。

しかし、周囲の人から「本当に元カレのこと好きだったの？」と疑問に思われることもあるでしょう。あまりにも切り替えが早いと遊び人だと思われてしまう場合もあるため、新しい恋愛に進むときは要注意です。

先ほどは、熱しやすく冷めやすい性格の人の恋愛についてご紹介しました。その中で、プラスとして捉えられるものもあれば、マイナスなイメージのものもあったはず。熱しやすく冷めやすい人と恋愛するとどうなるのでしょうか。

ここからは、実際に熱しやすく冷めやすい人と付き合ったことがある人の経験談とともに、付き合うとどう大変なのかについて見ていきましょう。

惚れっぽいから心配

「彼女と出会ったのはSNSがきっかけで、自分は３回目のデート位から好意を寄せていたんだけど、彼女は出会う前から付き合うことを決めていたらしい。あまりにも惚れっぽい性格なので、他の人にも惚れないか心配」（21歳/男性/学生）

新しい刺激を求めることが多い熱しやすく冷めやすい人は、惚れっぽいという特徴があります。なので、今の恋人にマンネリを感じてしまった時、他の人に目移りしてしまうこともあるようです。また、そのせいで恋人を不安にさせることも多いでしょう。

多趣味で楽しい

「一つのことを極めているわけではないけど、多趣味なところが好き。知らないことをたくさん教えてもらえるし、自分も新しい趣味を見つけようという気持ちにさせてくれる」（24歳/女性/事務職）

いろいろなことに挑戦できる熱しやすく冷めやすい人は、多趣味なことが多いです。多趣味な人は会話の引き出しが豊富で、会話していて楽しいですよね。恋人になると、相手の楽しんでいる姿を見るだけで幸せになれるかもしれませんね。

将来が心配

「熱しやすく冷めやすい彼氏は転職を繰り返しており、給料が安定していない。なので、将来この人と結婚してもいいのかと考えてしまう。お金は結婚するうえで重要なので、結婚までは考えられないかもしれない」（28歳/女性/販売員）

転職は必ずしも悪いことではありません。しかし、何度も転職を繰り返してしまうと、その不安定さに疑問を抱く人も多いようです。恋愛をするだけなら問題ないのですが、結婚となると「できない」と思われてしまうかもしれません。

寂しがり屋で可愛い

「付き合って１ヵ月ほど仕事でなかなか会えなかったんだけど、寂しがり屋なのでいつも『会いたい』と伝えてくれて可愛かった。ただ、日を追うごとに自分に対する興味が薄れているように感じてしまう」（29歳/男性/営業職）

熱しやすく冷めやすいは、寂しがり屋な一面があります。「頼られたい」と考えている人にとっては、可愛いと思える部分と言えるでしょう。しかし、寂しがり屋なのははじめだけで、付き合いが長くなると他の人に興味が出てしまうこともあるようです。

浮気されてしまった

「熱しやすく冷めやすい性格なのは知っていたけれど、気づいた時には浮気されてしまっていた。自分が仕事で構えなかったのが原因なのかもしれないけれど、好きだったので少し残念な気持ちになってしまった」（30歳/女性/アパレル店員）

熱しやすく冷めやすい人は、浮気をしてしまうこともあるようです。寂しがり屋な部分が関係し、かまってもらえないと他の異性に寂しさを埋めてもらいたくなってしまうことが原因と言えます。

熱しやすく冷めやすい人の行動力が好き

「熱しやすく冷めやすい彼女は行動力がある。だから、休日は自分たちの時間を各自で楽しむことができ、適度な距離感が保てる。自分はあまり恋愛を第一に考えていないので、その部分が楽だと思っている」（26歳/男性/公務員）

行動力のある人は、休日も自分の思うように行動することが多いです。なので、恋愛よりも自分の興味があることに時間を割くこともあります。そうすることで適度な距離感を保てるため、お互いに干渉しすぎない環境が作れるでしょう。

熱しやすく冷めやすい人は、恋愛が長続きしないとご紹介しました。しかし、本当は恋愛を長続きさせたいと考えているのではありませんか？そんな時は自分の性格と向き合うだけでなく、長続きさせるコツを知っておくのがおすすめ。

ここからは、そんな熱しやすく冷めやすい人が恋愛を長続きさせるコツについて解説していきます。熱しやすく冷めやすい部分を改善したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

恋愛にスリルを求めない

恋愛を長続きさせるには、スリルを求めないようにすることが大切。スリルを求める人は長く付き合うと浮気や不倫をしてしまうことが多いため、恋人から幻滅されるだけでなく、周囲の人から白い目で見られることもあります。

スリルよりも、安定感に幸せを感じられるようになりましょう。スリルのある恋愛は満足感があるかもしれません。しかし、スリルを追い求めるとキリがなく、結果的に後悔することとなるはずです。

デートがマンネリ化しない工夫をする

マンネリ化してしまうと次の恋愛に進みたくなってしまう人も多いはず。なので、日ごろからマンネリ化しないような工夫を行うのが重要です。特に、デートは何度も行うことでマンネリ化しやすいもの。

マンネリ化させないためには、毎回違ったデートを行うのがおすすめ。それでもデート先が思い浮かばなくなったときは、思いきって旅行に行ってみるのもいいでしょう。日本全国の都道府県を巡るだけでも、自分の住んでいる場所以外で46通りのデートを楽しむことができますよ。

相手に集中する

熱しやすく冷めやすい性格の人は、いろいろな人に興味を持ってしまう傾向があります。それは、付き合っている相手に集中できていないからかもしれません。恋愛を長続きさせるためには、相手に集中することが重要。

相手の悪いところだけでなく、良いところも探してみましょう。そうすることで、デートをするたびに新しい発見があったり、もっと相手のことを知りたいと思えるはずです。

熱中できるものを探す

熱しやすく冷めやすいのは、一気に興味が高まってしまうのが原因です。なので、徐々に興味を高めていく必要があります。そして、興味を継続できるようになれば、恋愛面でも一人の人に集中できるようになるでしょう。

そうなるためにも、まずは熱中できるものを探してみて、それを継続することを目的としてください。一つでも長期間熱中できるものを見つけられれば、恋愛でも変化が出てくるはずです。

自分の時間も大切にする

一度熱が上昇してしまうと、後は冷めていくだけ。そうならないためにも、一気に愛情が爆発してしまわないように、あえて自分の時間も大切にしてみてください。彼氏と適度な距離感をはじめから保っておくことで、感情が爆発してしまうのを防ぐことができます。「すぐに会いたい！」と思っても、時には我慢したほうが次に会った時の喜びも大きくなりますよ。

自分の時間を大切にするということは、いろんな楽しみが増えるということでもありますよね。自分の時間を充実させることで適度な距離感を保つことができるはずです。

熱しやすく冷めやすい人には、デメリットもあればメリットもあります。その性格は人間関係や仕事、恋愛など、全てのことに関して良くも悪くも影響してきます。

特に、恋愛面ではマイナスになってしまうこともあるため、改善できるように工夫してみましょう。恋愛を長続きさせることができれば、今まで感じたことのない幸せを感じられるかもしれません。