アブノーマルなセックスプレイ20選！刺激的すぎる体験談や注意点も！ (9/9)

アブノーマルプレイに関する専門家の意見やアドバイス

大人のおもちゃの選び方

アブノーマルなセックスプレイとして、大人のおもちゃを試してみたいと思っている方もいるでしょう。『もっとセックスしたいあなたに』（大泉りか）では、大人のおもちゃを選ぶ際のポイントについての記述があります。

「ラブグッズを選ぶポイントとしては、クリトリスに性感帯のある女性はローター、Gスポットやポルチオ（子宮口）に性感のある女性は、バイブレーターを選ぶのが基本です。よく初心者向けとしては、ローターが薦められることが多いですが、中には、性感が開発されておらずに、クリトリスを弄られても、ただくすぐったいだけ、という女性や、反対に敏感すぎて、触られるだけで痛いという女性もいます。確かに値段の手軽さや、使いやすさを考えるとローターは挑戦しやすいアイテムではありますが『好きではない』という女性がいることも事実です。なので、一般論に囚われず、彼女自身に使いたいものを選んでもらいましょう。

また、可愛らしいコスチュームやセクシーな下着なども、女性のテンションを上げるアイテムなので、お財布に余裕があれば、買ってプレゼントしてあげることも彼女のメンタルにプラスに働きかけることと思います。また、デートの途中にアダルトショップに寄って、彼女と一緒に、ローションやローターなどのグッズを選ぶことも、エッチな気分を盛り上げるのでオススメです。」

彼女に使うなら、彼女が使いたいものを選ぶことが大切とのこと。大人のおもちゃを買うついでに、コスプレグッズを購入するのもありですね。

SMの世界の魅力とは？

アブノーマルなセックスプレイと聞いて、SMの世界を思い浮かべた方も多いでしょう。『すごくいい! 大人のセックス』（桜木ピロコ）では、「奥の深いSMの世界」として、その魅力についての記述があります。

「愛好家も多いSMの世界は、”アブノーマル"といわれる性的嗜好で最も一般的なものです。『痛い、苦しい、こわい』というイメージがつきまとうSMですが、身体的な損傷を伴うものばかりをSMとはいいません。どちらかというと、SMの醍醐味は精神世界にあるのです。S=サディズム（加虐）、M=マゾヒズム（被虐）という倒錯関係を指してSMといいますが、精神医学的見地では、SもMも同一であると考えられています。（中略）

なりきるためには、心と頭をコントロールしなくてはなりません。その精神のコントロールこそが本来のSMです。『支配する』『支配される』その関係性をどれだけ完璧に築けるか。そこにSMの楽しみはあるのです。『支配される』ということは『相手を信頼しきる』ということです。『支配する』ということは『相手のすべてに責任を持つ』ということです。」

SMは、精神世界に醍醐味があるとのこと。言葉や道具を使って痛めつければよいと思ってしまいがちですが、それでは本当のSMプレイの楽しさは味わえないということですね。また同書では「イヤがることは絶対にしないこと」などと注意点にも触れています。二人でアブノーマルなプレイを楽しむために相手への配慮も大切ですね。

アブノーマルなプレイをするうえでの心構え

アナルセックスやSMプレイに関して、『女医が教える　本当に気持ちのいいセックススゴ技編』（宋美玄）では、「危険がつきもののプレイには、責任をとれる人だけ臨んでください。」として、次のようにアドバイスしています。

「コミュニケーションのためのセックスと、快楽を追求する”プレイ”は、そもそも別モノ。どちらが上でも下でもありません。いずれにしろ、ふたりで行うものなので、彼女も本当にそのプレイを一緒に楽しみたいのかどうかを確認し、合意を得てください。うやむやにしたまま引きずり込むのはいけません。プレイは、ときに危険を伴います。あなたが正しい知識を持っていないなら、うかつに手を出さないほうが身のためです。

肛門周辺は性感帯ですが、そこに挿入するとなると、話は別。直腸が傷つく可能性が高く、そうなるとさまざまな病気の原因となります。肛門周辺を指×ローションで愛撫するだけでも十分気持ちいいので、そこまでに留めておきましょう。それ以上を求めるなら、しっかり勉強してください。危険な作業をふたりで行うのですから、確固たる信頼を築いておくのも忘れないように！身体の自由を奪うSMプレイにも、これが当てはまります。信頼、安全、知識――この3点をクリアしてからでないと、アブノーマルプレイをする資格はありませんよ。」

アブノーマルなプレイには、信頼関係や正しい知識などが必要とのこと。生半可な気持ちでは手を出さないほうが良さそうです。気乗りしていない相手を無理やり誘うのはもってのほかですね。

＜参考文献＞
『もっとセックスしたいあなたに』（大泉りか）
『すごくいい! 大人のセックス』（桜木ピロコ）
『女医が教える　本当に気持ちのいいセックススゴ技編』（宋美玄）