そもそも「倦怠期」ってなに?
まずは、倦怠期についてご紹介していきます。倦怠期についての理解を深めて、自分たちの状態を確認してみましょう。
恋人に飽きて嫌になること
誰しも他人と長く一緒にいると「疲れるな」「顔合わせすぎて飽きる」と感じることがあるはずです。そんな時には、自分から距離を置いたり関わりを絶つことで、その状態を解消できますよね。
しかし、相手が恋人という特別な存在であれば、そう簡単に関係を解消できません。恋人に対して飽きて嫌な気持ちが続く場合、それはお互いの関係性を見直さなければいけない「倦怠期」のサインといえます。
倦怠期はどんなカップルにも訪れる可能性がありますが、そのままの状態を維持するだけでは解決しません。自分たちがさらに幸せになるための解決方法を考えていくことが大切です。
倦怠期はどれくらい続くの?
倦怠期がどれくらい続くのか気になる人も多いでしょう。お互いに辛い期間でもある倦怠期を、できれば長引かせたくないと思うはずです。しかし、倦怠期に明確な期間は決まっておらず、カップルの関係性や状況によって変わってきます。
「もしかして倦怠期?」と感じてから1〜2ヶ月で倦怠期を抜けるカップルもいれば、ずるずると倦怠期が続きそのまま別れてしまうカップルもいるため、倦怠期をあまり安易に考えないことが大切です。
倦怠期を早めに抜けるために、自分たちの関係性を客観視して、倦怠期の原因と対処法を考えることを心掛けましょう。
倦怠期になりやすい時期とは?
ただし、すべてのカップルに当てはまるわけではもちろんありません。自分たちの状況を見ずに「今この時期だからやばい」と焦ってしまうと逆効果になることもあるため、あくまでも参考程度にご覧くださいね。
3ヵ月目
付き合って3ヵ月目は、付き合いたてのようなドキドキ感が薄れて、相手に安心感を抱き始める時期です。そんな3ヵ月目に倦怠期になってしまうカップルもいます。
とくに、燃え上がるような恋愛をきっかけに付き合い始めたカップルに多いでしょう。そのようなカップルの多くは、付き合いたての頃にベタベタしすぎてしまう傾向にあります。そのため、3ヵ月目を迎える頃には「なんか最近トキメキを感じないな」と気づき、倦怠期に陥ってしまうのです。
また、お互いの内面をあまり重視せずに付き合い始めて、3ヵ月経った頃にお互いの価値観や考え方が合わないと気づき、距離があいてしまうカップルもいます。
半年経った頃
付き合って半年経った頃には、二人の間に信頼感が芽生え始めます。逆に言えば、相手の存在に安心感を抱きすぎてしまい、「なんか物足りないな」とマンネリ状態に陥ってしまう可能性が高いため、付き合って半年経った頃に倦怠期になるカップルも多いようです。
また、付き合いたては「今日のデートはどこに行こう」とワクワクした気持ちでデートの予定を立てるカップルが多いですが、半年経った頃にはいつも同じようなデートが続いたり、会話が定番化してしまうことが原因で、相手に飽きてしまうといえるでしょう。
半年経ったタイミングで二人の関係性を見直して、デートの仕方や普段の会話の仕方を工夫するなど、ラブラブでいるための努力をしてみましょう。
1年経った頃
付き合って1年経った頃には、お互いに相手への理解が深まり、相手の好きなモノや価値観などを把握している状態ですよね。絆が深まっている良い状態と捉えることもできますが、相手への言動が雑になり、気遣いが薄れてくる時期ともいえます。
また、「この人はこういう人だから」と相手の人物像が固まっているため、何か疑問に思っても、話し合いではなく雰囲気を察して、推測で物事を進めてしまうカップルも多いです。そのため、本当の気持ちが分からずに、すれ違いが起こってしまうケースも少なくないでしょう。
1年という時期だからこそ、お互いに本音を言い合ってみたり、積極的にコミュニケーションをとることが大切です。
3~4年経った頃
付き合って3~4年経った頃は、お互いにあまりトキメキも感じずに、夫婦のような関係性を築いているカップルが多いでしょう。そんな3~4年経った頃に倦怠期になってしまい、先が見えずに別れてしまうカップルも少なくありません。
また、3~4年の間に経験したさまざまな出来事を通して築いてきた絆があるため、相手に好意を感じなくなっていても、「ずっと付き合っているから」と情だけで関係を続けてしまう危険性があります。
明確な将来の目標を決めて、一緒に目標に向かっていくことが非常に大切な時期なので、ずるずると意味のない関係を続けるのではなく、二人にとって何が大切かをしっかりと考えることを意識しましょう。
倦怠期になってしまう原因
ここでは、倦怠期になってしまう原因をご紹介します。「自分たちはどれに当てはまるだろう」と考えながらご覧くださいね。
デートのマンネリ化
カップルにとって、デートは二人の関係を深めるうえで非常に大切なものです。そのため、付き合う前や付き合いたての頃には、「今日はどこに行こう」とデートプランを慎重に考える人が多いですよね。
しかし、長く一緒にいるとデートがだんだんマンネリ化してきてしまい、お互いに新鮮さを感じられずに倦怠期の原因になってしまうケースがあります。どこかに出かけることすら面倒くさくなってしまい、家でゴロゴロすることが増えているカップルは、とくに注意が必要です。
初デートのようなドキドキ感を感じることは難しいかもしれませんが、長く付き合っているからこその特別なデートを心掛けてみましょう。
気を抜き過ぎてしまう
付き合いたてはお互いに気が抜けず、相手の一挙一動に緊張することが多いはずです。しかし、一緒にいる期間が長くなるにつれて相手に安心感を抱き、自然と気が抜ける心地よい関係に変化していきますよね。
そんな安心感を感じられる関係は素敵ですが、あまりにも気を抜きすぎてしまうと、倦怠期の原因になってしまう可能性があります。それまで相手に「可愛い」「かっこいい」と思ってもらいたくて頑張っていた自分磨きがだんだんと疎かになってしまい、お互いに異性として意識する機会が減ってしまうケースが多いです。
気を抜ける関係を保ちつつも、最低限の努力や気遣いは忘れないことが大切です。
疲れが溜まっている
仕事などで毎日忙しく、なかなか疲れがとれない状態が続くと、心に余裕がなくなってしまいますよね。そんな状態ではパートナーを気遣う余裕も体力もなく、気が付けば二人の心の距離が離れてしまい、倦怠期になるカップルも多いです。
また、「疲れが溜まっている」という理由から休日にデートをする機会が減り、お互いの関係を深めるきっかけが少なくなってしまうこともあるでしょう。「デートしたいけど、相手が疲れてるならしょうがない」と我慢する人も多く、そんな我慢が続いた結果、別れを選択してしまうケースも少なくありません。
疲れていることを言い訳にしてパートナーを疎かにしていないかを思い返して、きちんと対策を考えるようにしましょう。
すれ違いの生活が続く
生活リズムは人によって違うため、カップルですれ違いの生活が続くこともあるでしょう。とくに仕事が忙しい時期などはお互いに余裕がなく、仕事優先で心がすれ違ってしまうことが多いです。
そんなすれ違いの生活が続くことで信頼関係や絆が崩れてしまい、倦怠期になってしまうケースもあります。また、顔を合わせず連絡もとれない状態が続くと「今何してるのかな」と心配になり、浮気を疑ってしまったり喧嘩になってしまうことも…。
すれ違いの生活が続き、どうしても改善できない場合は、同棲を考えてみるなど、少しでも一緒にいられる時間を増やす努力をしてみましょう。
どちらかが相手に依存してしまう
「あなたがいないと生きていけない」とどちらかが相手に依存してしまうことが原因で、倦怠期になってしまうカップルもいます。
カップルで対等な関係を築くことは非常に大切なので、どちらかが相手に寄り掛かりすぎてしまうと、「鬱陶しいな」「重い」と思われて、関係が崩れてしまう可能性が高いです。また、相手に依存してしまう人は幸せを相手に委ねている状態といえるので、自分一人では何もできずに相手任せの関係が続いてしまうでしょう。
そんな状態にならないためにも、普段から自分の考え方や生き方を大切にして、お互いに自立した関係を築くことが大切です。
明確な二人の将来が決まっていない
長く付き合っていると、自然と将来のことを考えるカップルが多いですよね。しかし、「今は仕事が忙しいから」などの理由から二人の将来が明確に決まらず、先が見えない状態が続いて倦怠期になってしまうこともあります。
カップルが同じ目標に向かって歩んでいくことは非常に大切であり、明確な目標があるからこそ今の行動に自信が持てます。そのため、明確な二人の将来が決まっていないと「このままこの人と付き合ってて大丈夫かな」と不安が生まれ、別れてしまうカップルも少なくありません。
そうならないためにもきちんと将来のことを話し合い、お互いが納得できる目標を決めておくことが大切です。
あなたは大丈夫?カップルの倦怠期チェックリスト
倦怠期チェックリスト
あなたは倦怠期に当てはまるでしょうか?相手との関係性や今の状態を思い返しながら、それぞれの項目をチェックしてみてくださいね。
・付き合って3ヶ月以上経っている
・お互いにLINEやメールが減った
・恋人と会う時にメイクや髪型、服装などに気を遣わなくなった
・デートをする回数が減った
・二人でいる時に会話が少なく、沈黙が続く
・些細なことで喧嘩することが増えた
・「一人の時間がほしい」と思う
・スキンシップが少なくなった
・他の異性にトキメキを感じる
診断結果
上記の項目に5個以上当てはまった人は、すでに倦怠期になっている可能性が高いです。相手への関心が薄くなっており、恋愛的なトキメキを感じることがほとんどない状態といえるでしょう。まずは上記のようなことを感じるようになった原因を考え、改善点を見つけていきましょう。
3個以上当てはまった人は、これから倦怠期になる可能性があります。倦怠期にならないためには、今の時点で二人の関係を見直してみることが大切ですよ。また、1~2個当てはまった人も安心せず、今の関係に甘えることなくさらにラブラブなカップルを目指してみてくださいね。
別れる?別れない?倦怠期になった時に考えるべき事
ここでは、倦怠期になった時に考えるべき事についてご紹介します。「何から始めればいいか分からない」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本当に倦怠期かどうかを考えてみる
まずは「今の状態が倦怠期なのかどうか」を見極めるところから始めてみましょう。自分では倦怠期だと思っていても、実は他の理由というケースも少なくありません。
また、「相手と上手くいかないのは倦怠期のせいだ」とすべてを倦怠期のせいにしてしまい、根本的な原因に気付けないままの状態が続いてしまうという危険性もあります。そんな状態になってしまうと関係の修復にも時間がかかってしまうため、二人の関係を冷静に見直してみることが大切です。
倦怠期になった原因はなにか
突発的に倦怠期になるケースはほとんどなく、基本的には日々の積み重ねが倦怠期の原因になっています。そのため、倦怠期になった原因はなにかを明確に把握することが、改善の第一歩になります。
普段の自分の言動や相手の言動、お互いの価値観のズレなど、些細なことでも思い当たる原因を見つけてみましょう。また、原因を探る時に「相手が○○だから」とパートナーのせいにするのではなく、自分自身の悪かった部分を素直に認めて、これから改善できる点などをあげていくことが大切です。
別れて本当に後悔しないか
倦怠期になると「もうダメかも」とすぐに別れを選択してしまう人も多いです。しかし、別れてからパートナーの存在の大きさに気付いて後悔してしまう可能性もあるため、別れを選択しそうになった時には「別れて本当に後悔しないか」を考えるようにしましょう。
また、倦怠期になってしまうと、先が見えなくて不安になり、思わず逃げたくなってしまうものです。逃げることで自分自身がより幸せになれるならいいですが、一時的なものであればしっかりと現状と向き合うことが大切です。
倦怠期を乗り越えると以前よりもパートナーとの関係が深まり、精神的にも成長することができるため、「二人の関係を見直す期間」と捉えて前向きに倦怠期と向き合っていきましょう。
二人の今後を考えてみる
倦怠期の原因のひとつに「明確な二人の将来が決まっていない」ということがあげられます。そこで、二人の今後についてパートナーと真剣に考えてみましょう。お互いに将来について考えていることを話し合うことで相手の考えを知ることができ、明確な目標を定めることができるはずです。
「倦怠期だから」という理由で相手とのコミュニケーションを避ける人は多いですが、明確な将来が決まっていないことが原因の場合は、積極的に意見交換をしてみることを心掛けましょう。逃げずにきちんと向き合い、自分たちらしい関係性を模索してみてくださいね。
愛と情を見極める
長く付き合っていると、相手に対して情が湧きますよね。倦怠期になった時には、相手に抱いている気持ちが愛なのか情なのかを見極めることが非常に大切です。
相手への思いが愛ではなく情だけになっている場合は、「長く付き合ったから」「一人になると寂しいから」というような自分本位の考え方になっていることが多く、そこには相手への愛情が含まれていません。そのため、情だけで繋がっている関係になってしまい、倦怠期が長く続いてしまうでしょう。
そうならないためにも、「相手を想う気持ちがあるか」「二人で幸せになりたいと思うか」などを自問自答して、愛と情を見極めてみましょう。
倦怠期を乗り越えるための方法!
ここでは、倦怠期を乗り越えるための方法をご紹介します。自分たちに合う方法を見つけて、ぜひ実践してみてくださいね。
お互い本音で話し合う
長く付き合っていると、お互いに本音で話す機会が減ってくるカップルも多いのではないでしょうか?倦怠期には思わず相手を避けてしまう人が多いですが、倦怠期だからこそきちんと話し合ってみることが大切です。
また、長年一緒にいるため「相手のことは全て理解している」と過信してしまっている人も多いはずです。しかし、相手のことは相手にしか分かりませんよね。憶測で判断することは控えて、「あなたはどう思っているの?」と問いかけてみましょう。
そのままの状態を放置してしまうと余計に倦怠期が悪化してしまう可能性があるので、現状と向き合い本音で話す機会を作ってみてくださいね。
会わない期間をつくってみる
倦怠期には、お互いの顔を見るだけで嫌な気持ちになったり、口喧嘩が絶えないカップルもいるでしょう。そんな時には、一度会わない期間を作ってみましょう。
長い間一緒にいることが原因で倦怠期になっている場合、そのままの状態を続けてもお互いに冷静な判断ができません。一度会わない期間を作れば、二人の関係を冷静に見つめ直し、相手への感謝の気持ちや存在の大きさに気づくことができるはずです。
また、会わない期間を作ったとしても気持ちが変わらない場合は、すでに相手への愛情がなくなっているサインかもしれません。素直に自分の気持ちを認めて、前に進むことが大切です。
いつもと違うデートをしてみる
倦怠期になってしまう原因に「デートのマンネリ化」があげられます。そこで、いつもと違うデートをして新鮮な気持ちを二人で感じてみましょう。
普段行かないような場所に出かけてみたり、プチ旅行に行くことで、マンネリ化したデートとは違う新鮮さを感じられるはずです。また、初デートの頃のドキドキ感を思い出して、「この人のこんなところが好きだったな」と相手への思いを再確認することもできるでしょう。
記念日や誕生日などの特別な日に、ロマンチックなデートを楽しむのもいいかもしれませんね。
感謝の気持ちを伝える
あなたは、日頃からパートナーに感謝の気持ちを伝えていますか?長い間一緒にいると、ついつい感謝の気持ちが薄れて「当たり前」が増えていってしまいます。しかし、恋人と一緒に過ごせることは当たり前なことではなく、奇跡とさえ言える特別なことです。
そこで、どんなに些細なことでも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるようにしてみましょう。長い間ラブラブなカップルの多くは、お互いに感謝の気持ちを忘れていないという特徴があります。
初めは口先だけの感謝でもいいので、積極的に言葉にして伝えてみてください。こちらが感謝の気持ちを表しているうちに自然と相手にも変化が表れて、倦怠期を乗り越えることができるはずですよ。
倦怠期を乗り越えるための方法!《続き》
好意を伝える
付き合い始めた当初はお互いに「好き」と言い合い、好意を伝え合っていたカップルも多いでしょう。しかし、交際期間を重ねていくにつれて、だんだんと好意を伝えることが疎かになってしまっていませんか?
「言わなくても伝わっている」と安心して言葉で伝えることをサボってしまうと、だんだんと異性としての意識や恋愛感情が鈍ってしまい、倦怠期になってしまうカップルも少なくありません。また、お互いに愛情を感じられずに、どこか寂しい気持ちを抱えている状態が続いてしまいます。
恥ずかしがったり面倒くさがらずに好意を伝えることを意識して、心の距離を近づけてみてくださいね。
私生活を充実させる
倦怠期になってしまうと、ついつい「なんで〇〇してくれないの?」と相手への不満に囚われてしまいますよね。しかし、倦怠期だからこそ、私生活を充実させて自分の人生に集中することが大切です。
とくに相手に依存してしまうことが原因で倦怠期になっている場合、そのままの自分では関係が変化していきません。まずは自分の生活を充実させて、「一人でも幸せになれる」という自信を得てみましょう。そうすることで、二人の関係が依存という形ではなく対等な形に変化していくはずです。
それまで挑戦していなかった趣味を始めてみたり、仕事に集中してみるなど、自分の人生を生きることを意識してみてくださいね。
自分磨きをする
倦怠期は、二人の関係を見直す期間であると同時に、自分自身と向き合う期間でもあります。倦怠期になったことには必ず原因があり、大なり小なり自分にも非があるといえます。
そこで、自分磨きに集中してみましょう。外見を磨くことも大切ですが、自分自身の心と向き合い、内面を磨くことも意識してみてください。精神的に成長することで倦怠期に対する考え方にも変化が表れ、よりよい方法で二人の関係を進めていくことができるでしょう。
また、男として、また女としての魅力を磨き、相手に惚れ直させることで倦怠期を乗り越えることもできるため、倦怠期をいいチャンスと捉えて自分磨きをしてみてくださいね。
一緒に楽しめる趣味を見つける
長く一緒にいるとすべてがマンネリ化してしまい、相手と一緒にいても楽しめなくなる人もいるのではないでしょうか?そんな人は、ぜひパートナーと一緒に楽しめる趣味を見つけてみてください。
何かを一緒に楽しむことで自然といい雰囲気になり、倦怠期を乗り越えるきっかけを掴むことができるはずですよ。また、共通の趣味ができることで会話も弾み、「一緒にいて楽しい」と感じる機会が増えるでしょう。
最近では大人の習い事も充実しているため、二人で話し合って始める前からワクワクした気持ちを共有してみてはいかがでしょうか。
コレはNG!倦怠期の時にやってはいけない行動
ここでは、倦怠期の時にやってはいけない行動をご紹介します。「こんなはずじゃなかった」という結果にならないためにも、事前にやってはいけない行動をチェックしておくことが大切です。
相手に冷たく接する
倦怠期には相手に嫌気がさし、無意識に冷たく接してしまう人も多いでしょう。しかし、冷たく接してしまうと関係が悪化してしまい、別れの原因になってしまう可能性が高いです。
倦怠期だからこそ相手への言動に注意して、なるべく関係を悪化させないコミュニケーションを心掛けましょう。また、どうしても態度が悪くなってしまう場合は、「今はちょっと距離を置こう」と会わない期間を作ってみるのもいいかもしれませんね。
長く一緒にいるからこそ「察してほしい」という気持ちが強くなってしまい、ついつい冷たい態度で接してしまう人も多いですが、言いたいことがあればきちんと話し合うことを心掛けてみてくださいね。
他の異性と親しくする
パートナーに対してトキメキを感じられないからといって、他の異性と親しくしすぎるのもNGです。倦怠期といってもお互いに恋人同士なので、相手の存在を無視して他の異性と親しくしてしまうと「気が多い」と思われてしまい、別れを告げられて後悔する結果になってしまう可能性があります。
パートナーと向き合うことが辛い場合は、仕事に没頭してみたり、新しい趣味を見つけてみるなど、私生活を充実させることを心掛けましょう。倦怠期には「相手を必要以上に傷つけない」という意識を持ち、自分自身を変えていくことが大切です。
相手の言動をいちいち注意する
付き合いたては相手の全てが愛しく思えて、何でも許せる人が多いのではないでしょうか?しかし、長い間一緒にいると許せないことが増えてきてしまい、相手の言動をいちいち注意してしまう人もいるでしょう。
そんな些細な注意が大きな喧嘩になってしまい、別れの原因になってしまうカップルも多いです。また、「結婚するなら価値観が合う人でなければ」と思い込んで、相手の言動が自分のやり方や考え方と少しでもズレているとすぐにイライラしてしまう人もいます。
他人を変えることは、そう簡単にはできません。まずは自分自身の考え方を改めて、態度を変えていくことから始めてみましょう。
全て相手のせいにしてしまう
「倦怠期が続いているのは相手が○○だから」と、倦怠期になった責任をすべて相手に押し付けてしまっていませんか?
倦怠期はこれまで二人で積み上げてきたことが原因になっているので、どちらか一人のせいではありません。そのため、全てを相手のせいにしてしまっているとずるずると倦怠期が続いてしまい、お互いに苦しい思いをしてしまう可能性があります。
むしろ「自分にも非があったかも」と自分自身の言動を振り返り、改善点を見つけることが倦怠期を乗り越えるためのポイントです。
勢いで別れてしまう
倦怠期になると、「もう一緒にいても意味がない」とすぐに別れてしまうカップルも多いです。しかし、多くの場合、勢いで別れてしまったことを後悔する様子が見られます。
そんな後悔をしないためにも、相手との関係が微妙になってしまったからといってすぐに別れることはせず、何が原因かを冷静な目で見つめていくことが大切です。どうしても一緒にいられない場合でも、すぐに別れることはせず、少し距離を置いたり、会わない期間を作るなどの選択をするようにしましょう。
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