「懐が深い」と「器が大きい」はどう違う?
「懐が深い」に似た言葉として、「器が大きい」という言い方があります。「懐」と「器」という入れ物の違い、「深い」と「大きい」の容量の違いはありますが、どちらも似たような意味なのでは?と思う人も多いでしょう。
そこで、ここでは両者を比べて、「懐が深い」と「器が大きい」の違いを説明します。
「器が大きい」の意味とは
「器が大きい」という表現は、些細なことをいちいち気にしない人のことを言います。あるいは、多少のことでは怒らず、悲しんだりしない人のことを言う場合もあり、「懐が深い」と同様、好ましい人物に対して使われます。
「懐が深い」と「器が大きい」の違い
「懐が深い」も「器が大きい」も、どちらも好ましい人物を想起させる言葉なので、同じような意味合いで使っている人も多いでしょう。しかし、どちらが人としてより優れているかを考えると、「懐が深い」に軍配が上がるのではないでしょうか。
細かいことをいちいち気にしない器が大きい人はもちろん素敵ですが、「器」には限りがあります。つまり、いっぱいになればそれ以上は受け入れられないということ。その意味では「懐」にも限りがありますが、「懐が深い」には、受け入れた上で包み込むという意味があるため、包容力の分だけ人としてより優れていると言えるでしょう。
表現に差をつける必要があるときは、どちらが適しているかで使い分けるのがよさそうです。
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