告白の返事を保留されてる時にデートに誘うのってアリ?
では、告白の返事を保留されている間に、デートに誘うのはOKなのでしょうか。思い切って自分の気持ちを告げたことで、返事を待っている時でもデートに誘いたいという気になる人も少なくないのでは?
そこで今回は、告白の返事を保留されている間にデートに誘っていいかどうかという疑問をクローズアップしました。デートの上手な誘い方から注意すべき点まで解説していきます。
なぜ返事しない?告白を保留する相手の心理とは?
告白の返事を保留するという背景には、どんな心理があるのでしょうか?告白の返事を保留する相手の心理をチェックしてみましょう。
これまで恋愛対象として見ていなかった
告白されてもすぐに返事をしない心理としてもっとも多いのは、これまで相手を恋愛対象として見ていなかったというものです。恋愛対象でない相手から告白されたとしたら、驚いて「ちょっと待って」となるパターンと言えます。
告白されたことで、初めて自分が恋愛対象と見られていたと気づいたのなら、すぐに答えられないのも無理はないかもしれませんね。
別れた恋人のことが忘れられない
別れた元彼や元カノが忘れられないという人も、告白された時に返事を保留しがちです。
特に別れてすぐの時には、目の前に好きだと言ってくれる人がいるにもかかわらず、別れた恋人のことをあれこれ考えてしまうもの。次の恋へ気持ちを切り替えるのに時間がかかってしまう人は多いです。
振られた直後は未練が残っているので、余計に保留したいという心理になるでしょう。別れた恋人のことが忘れられない反面、好きだと言ってくれる人のことも気になっていると言えそうです。
友達だからどう考えていいかわからない
告白されたけれど「ちょっとしばらく考えさせて」と保留するケースとして、単なる友達だと考えていたというケースも挙げられます。
返事を保留するのには、2通りの理由が考えられそうです。ひとつは、まずは冷静になりたいという気持ち。そしてもうひとつが、友達に恋愛感情を持たれているとわかった以上、これからどうすべきかを考えたいということでしょう。
どちらにしても混乱した気持ちになるのは同じですので、いったん考える時間をとりたいという思いから保留するパターンといえそうです。
恋愛経験がなくて答え方がわからない
告白の返事を保留する要因に、恋愛経験がないことも考えられます。初めての経験だと、どのように対処していいかがわからないために、「とりあえず返事を保留させてほしい」となるのも無理もないですね。
ただ、告白の返事を保留する理由として、そもそも恋愛経験がないというのは少しばかり厄介かも。恋愛した経験がないということがコンプレックスや恐怖心につながってしまっていると、返事ができない心理状態が長く続く可能性があります。
自分の選択が二人の関係性をどう変えるか考えている
これまでいい友達だと思っていた人から告白されたら、たいていは驚くでしょう。友達から彼氏や彼女になるケースは少なくありませんが、返事をするにあたって今後の関係性を考えざるを得ませんよね。
付き合うという選択肢をとった場合、スムーズに恋人同士になれるかが気になりますし、断った場合は、今後の友人関係がどうなるのかで悩むのも無理からぬところでしょう。今までの関係が良好だった場合は、今後のことを考えて保留されている可能性が大です。
OKしてもし相性が悪かったら…と心配している
何かにつけて心配性な人は、告白されたことでこの先の将来を心配するというケースもあります。付き合ってみないことには、相性はわからないものですよね。けれども心配性な性格なので、付き合ったらどうなるのかを考えようとして、不安になってしまいます。
とりあえず付き合ってみようかな、という気軽なノリでは付き合えない真面目な性分だけに、不安要素がなくなれば真剣交際に発展する可能性が高いでしょう。この場合、返事は焦らずに気長に待つのがいい相手と言えますね。
告白保留中にデートに誘うメリットとデメリットは?
メリットその1 熱意をアピールすることができる
告白してくれた相手にその場ですぐに返事をせず、保留したとしたら、ちょっと悪い気がする人も多いのではないでしょうか。しかし、返事を保留中でも「どこかへ遊びに行こう」と誘ってもらえると、ホッとする気持ちも感じそうですよね。
待っている間にデートに誘う最大のメリットは、「すぐに返事をもらえなくてもめげないくらい、あなたのことが好きです」という熱意をアピールできること。この熱意が相手に伝われば、OKの返事をもらえる可能性が高まりそうです。
メリットその2 相手の評価を変えるチャンス
たいていの人は、好きだと告白するのに勇気を必要とするのではないでしょうか。それだけに告白の返事を保留されたら、メンタルにかかる負担は大きいでしょう。
そんなガッカリして当然の心理状態にもかかわらず「デートに行こう」と誘ってくる姿は、前向きな印象を与えることでしょう。そのポジティブな様子を見て、自分に対する評価を変えてくれるチャンスが生まれることがメリットです。
メリットその3 付き合う決心をしてもらえる可能性も!
相手が嫌いなわけではなく、どんな人なのかをもっとよく知ってから返事をしたいと保留される場合もあるでしょう。そんな時こそデートに誘うことで、自分を知ってもらいやすくなります。
デートは付き合っている二人がするものというイメージがありますから、ちょっと遊びに行くような感じで誘うのがよさそう。接する機会が増えれば、どんな人かわからないという最大の保留要素を取り除けるかもしれません。
実際に会う機会を作ることで、「この人となら付き合いたい」と決心を固めてもらえるかもしれないところがメリットと言えるでしょう。
デメリットその1 ヘマしてしまうと振られるかも
告白の返事が保留になっている間にデートに誘うことには、デメリットもあります。もっともやりがちなヘマは、考えさせてほしいと言っているのにデートに誘われた、という印象を与えやすいことでしょう。
軽い感じの誘いならいいだろうとランチやお茶に誘ったところ、「返事を保留している間は、2人きりでは会いたくない」と言われてしまうかもしれません。たとえ軽いお誘いでも、出かけるとなれば予定を聞いたりといろいろ話すことになりますよね。
まだ返事を保留しているのに、いったいどういうつもりなのだろうと思わせてしまうことが、最大のヘマにつながるパターンと言えます。
デメリットその2 気持ちが重い…と嫌がられるかも
「告白の返事はゆっくり考えてくれていいから、その間は友達として出掛けない?」とか「軽い誘いで深い意味はないから気にしないで」などと、相手に負担をかけないようにと、誘う方もあれこれ悩みますよね。
とはいうものの、軽い誘いだから気にしないでという言葉には、いつか真剣に付き合ってほしいという本音があると思われかねません。また、会いたいという誘いは自分をもっと知ってほしい気持ちの表れと受け止められ、相手に重いと感じさせがちな点が大きなデメリットです。
デメリットその3 緊張と苦痛に満ちたデートになるかも
互いのことをまだよく知らない間柄で、告白の返事が保留中になっている場合、デートに誘うのはデメリットの方が大きいでしょう。返事を保留している時は緊張感を伴いがち。そうなれば、デートそのものが苦痛になる可能性があるからです。
好きな方はたとえ返事が保留中でも楽しいと思えるでしょうが、保留している側も同じとは限りませんよね。苦痛だと感じられてしまった時のデメリットは、かなり大きくなりそうです。
理由が重要!告白保留中の相手をデートに誘う方法
相手の好物を調べて食事に誘う
職場や学校が同じなら、昼食の時間に一緒に行こうと誘うのはよくあることですよね。むしろ周囲の人たちがいる場でごく普通に誘われた方が、2人きりで出掛けるよりも気が楽と感じる人は少なくなさそうです。
もし2人でどこかお店に食事に行くなら、相手が好きな食べ物を事前に調べておき、好物が食べられるお店に誘いましょう。「おいしいと評判だけど知ってる?」と尋ね、知らないという返事がきたら、「じゃあ、行ってみない?」という流れは自然ですね。
何といっても食べ物の威力は抜群!お腹の空いた時間を狙っての誘いは、かなり効果的なのではないでしょうか。
「奢るよ」と伝えて食事に誘う
誰かを食事に誘うのはよくあることですので、返事が保留中でもハードルが低いのではないでしょうか。誕生日やプレゼンに成功したなどの明確な理由がある時に、お祝いに奢るから食事に行こうと誘うのがおすすめです。
誕生日だから食事を奢るよとか、プレゼンの成功を祝して今日は奢るから食事に行こうといった具合に誘われれば、相手も悪い気はしないでしょう。奢られてもおかしくない状況で誘うと、断られることも少なそうですよね。
相手の趣味を口実にして誘う
休日に誘うには、相手の趣味を口実にするのがポイントです。さまざまなイベントが開催されていますので、シーズンごとに楽しい催しが見つかるはず。相手の趣味に合うものが見つかれば、これを利用しない手はありません。
スイーツ好きの女性からの返事待ちなら、スイーツのイベントに誘うのがおすすめ。鉄道マニアの男性なら、鉄道関係のイベントには大喜びで乗ってきてくれるでしょう。映画やコンサートなどなら、チケットが余っているんだけど一緒にどう?といった感じのさりげない誘い方にするのがコツです。
デートらしくしない場所に誘う
職場や学校の近くに綺麗に整備された公園などがあるなら、そうしたところへ誘うのもおすすめです。ちょっと息抜きに出ていくという感じになりますので、デートのような印象にならない点がおすすめ要素でもあります。
職場にしても学校にしても、ちょっと抜け出してみることには独特のドキドキ感を感じるもの。そんなドキドキ感があると、一緒にデートをすれば楽しいのではと思わせられるかもしれません。
友達も誘って二人ではないことを伝える
告白の返事は保留中でも、その間の遊びの誘いには乗るという人は多いようなので、何かに誘うこと自体はOKでしょう。
それでも二人で出掛けるとなれば、さすがにそれはどうなんだろう…と迷う人もいそうです。そこで、抵抗なく誘いに乗ってもらうためには、友達と一緒に誘うのがコツです。あらかじめ二人きりではないと伝えておけば、それなら行こうかなということになりやすいでしょう。
告白保留中のデートを成功させるには?
告白前と態度を変えない
返事を保留した状態でデートの誘いに応じた時は、相手がどんな反応を見せるかを気にする人は多いでしょう。そのため告白した側は、告白前と後で態度を変えないことが大事です。
告白された側は、これまで通りの変わりない様子を見てホッとするはずです。「告白を保留していることであれこれ悩んでいるだろうに、そんな様子を見せないのはいいな」と思わせることができれば、楽しいデートになりそうですよね。
相手の好みに合わせたデートをする
好印象を与えるには、相手の好みに合わせたデートプランにするのがおすすめです。少々マニアックなことでも好奇心をもって楽しんでいる様子を見れば、付き合ったら楽しいかも?と思ってもらえそう。
自分の好みを知ってデートプランを考えてくれるとなれば、もっと一緒に行きたいと感じてくるのではないでしょうか。相手の好みに合わせたデートを楽しいと感じてもらえれば、好印象につながりますね。
いかにもデートっぽいプランは選ばない
告白の返事は保留中だけど、一緒に出かけたいと誘ってOKしてもらえたら、嬉しくてついついデートっぽいプランを選んでしまいそうですよね。しかし、返事を保留されているにもかかわらず、そのような場所に誘うのはNGです。
なぜかというと、デートを連想させる遊園地や、カップル向けのイベントに行くことで、「告白をOKしてほしいんだろうな…」と感じさせてしまう可能性があるから。デートの定番スポットに誘うのはやめておきましょう。
焦らずに返事を気長に待つことも大事!
告白をしたものの、なかなか返事をもらえないということもあるでしょう。何とかこちらを見てほしいと、デートに誘いたい気持ちはわかりますが、こんな時だからこそ気長に待つのも効果的な方法です。
焦らずに気長に待っていれば、相手もじっくり考えられるでしょう。あるいは、何もアプローチしてこなければ、どうしたのかなと焦ってしまうかも?ある程度時間を置いてからデートに誘うことで、逆に気になる存在になれるかもしれませんね。
告白保留中のデートで気をつけることとは
自分を飾り過ぎない
返事は保留中でもデートの誘いには応じてくれたとなると、ついついおしゃれがしたくなるもの。とはいえ、張り切って飾り過ぎないようにすることが大事です。
むしろ普段通りの自分でいた方が、いかにもデートといった雰囲気を醸しだして相手を刺激せずに済みます。おしゃれをしたい気持ちはぐっとこらえ、いつも通りの自分でいるようにしましょう。
頻繁に誘わない
デートの誘いに応じてくれたからと、頻繁に誘うのは考えものです。どんどん誘いがかかると、まだ返事は保留しているんだけど…と戸惑わせてしまい、ネガティブな印象を与えてしまいかねません。
あまり頻繁に誘わない方が、かえって保留中の状況を相手に意識させることもなるかも?楽しいデートプランを練り、思い出したように誘うのがおすすめです。
はしゃぎすぎないように注意する
返事は保留中でもデートに応じてくれたなら、脈ありかも?と思うのが人の心理ですよね。嬉しくてはしゃいでしまうのは無理もありませんが、テンションの差には要注意です。
嬉しいあまりにはしゃぎすぎると二人のテンションのギャップが大きくなり、相手にとっては居心地が悪い状況になるかも?相手のテンションに合わせるくらいがちょうどよく、くれぐれもはしゃぎすぎないように気をつけましょう。
一緒にいて楽な雰囲気を作る
付き合うかどうかはさておき、せっかくのデートは楽しく過ごしたいですよね。相手に好印象を与えるコツは、一緒に居て心地いいと感じてもらうこと。緊張したり、気を遣ったりせずに楽な気持ちでいられる雰囲気作りが大事です。
思ってもみなかった心地よさに気づいたら、その驚きが脈ありに変わるかも?二人でいて楽な雰囲気になるような、心地いいと感じてもらうデートプランを練るようにしましょう。
告白保留中にデートに誘われた側の本音が知りたい!
そんなに想ってくれてるのかあ…と実感する
「返事は待ってと言ったのに、お茶やランチに誘ってくれます。その姿を見てると、僕のことがとても好きなんだなあと実感できて。近いうちにOKしようかなと思ってます」(20歳/男性/大学生)
この場合、マメに誘ったことが功を奏したケースです。返事を保留してから相手の態度がどうなるか、告白された側は意外と見ているのかもしれませんね。
とりあえずデートしてから返事を決めようかな
「返事はまだ保留中だけど、嫌いな人ではないから、とりあえずデートに行ってもいいかなと思っています。そのデートの感じ次第で返事を決めようかなと」(18歳/女性/大学生)
男女共に嫌いな人からの告白ではない時は、とりあえずデートしてみてから返事をするという選択肢が多いよう。となれば、告白の返事を保留されている時のデートの誘いは、むしろメリットが多そうですね。
断るのもなんだか悪いから誘いには応じる
「女性から告白されたのは初めて。告白は自分からしたいというこだわりがあるので、とりあえず返事は保留です。ただ、返事は保留中とわかっていながらのデートの誘いには一生懸命さを感じるから、断るのも悪い気がして行こうかなと思ってます」(24歳/男性/が会社員)
告白は自分からしたいと考える男性には、女性の積極的なところがデメリットになりそう。断るのはなんだか悪いという理由でデートの誘いにのってくれるのは、女性としては複雑な心境でしょう。とはいえこのチャンスを活かして、イエスと言ってもらえるように頑張りたいところですね。
相性が合うかどうかを確認したい
「誰とでも仲良くなれる性格ではないので、告白されてもすぐに返事ができません。相性が合うかどうかを事前に確認しておきたいので、告白に対しての返事はできないけれど、友達として始めてくれるなら…と答えています」(女性/19歳/大学生)
人見知りの激しい人や、人と仲良くなるまでに時間がかかる人にとって、突然告白されていきなり交際するのはハードルが高いです。まずは友達からで納得してくれる人なら、軽い誘いが徐々にデートっぽくなっていきそうですね。
告白保留中のデートにおすすめのスポットはどこ?
沈黙が苦にならない映画館
映画館で映画を見るといえば、デートの王道ですよね。けれど、見ている間は会話をする必要がない映画鑑賞は、付き合うかどうかを決める前のデートにもおすすめです。そもそも上映中は話をしないのがマナー。沈黙が苦になる場合には、最適なデートスポットと言えるでしょう。
健全な雰囲気のランチデート
返事を待っている間は、昼間に会って健全な雰囲気のデートにすることが大事。清く正しい雰囲気が出せるところが、ランチデートの最大のメリットです。
また、ディナーよりも短時間で済むランチは、付き合うかどうかを決めかねている中でのデートにはピッタリ。明るい雰囲気の居心地のよいお店を選べば、センスがいいと感じてもらえそうですね。
相手好みのカフェでデート
最近のカフェはSNSに写真を載せるのに最適な、凝ったメニューを用意しているところが多いですよね。店内のどこもかしこも緑であふれていて、何だか森の中にいるような気分になる、そんな癒しのカフェもあります。
犬や猫、フクロウなどの動物と触れ合えるなど、今やカフェのコンセプトは多種多様。相手の好きな要素がカフェにあれば、カフェでデートをするのは気分的にもラクでおすすめです。
自分の好きなものが何かを知って連れてきてくれたとなれば、相手への印象が大きく変わるかも?話題のカフェをデートスポットにすれば、会話にも困らなさそうですね。
仲間を誘ってドライブに出かける
友達を好きになって告白した時には二人きりでデートをするより、これまでのように友人と一緒に会うのがいいでしょう。仲間を誘ってドライブに出かけようと誘えば、抵抗なく応じてくれそうです。
仲間と一緒にワイワイ楽しく過ごしながらも、告白したことでこれまでとは気持ちが微妙に変わっているはず。返事が保留中は仲間と一緒にいる方が、これまでよりも注目してもらえるかもしれませんね。
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