感度をよくする方法に関する専門家の意見やアドバイス
オナニーで感度を高める方法
オナニーで感度を高める方法は本当に有効なのでしょうか?どのように行えばよいのでしょう?『最高に気持ちがいい! 感じるセックス、飽きないセックス』(OLIVIA, 喜田 直江)では、次のように解説しています。
「女性性を開くためにも、気持ちがいいセックスをするためにも、ひとりエッチ(マスター ベーション)は大切なセルフトレーニングだとお伝えしました。意外に多いのが『どこをどうやって触れたらいいのかわかりません』『やみつきになったりしませんか?』という女性の声。ひとりエッチは、すればするほど気持ちよくなれて、自分の身体を深く知ることのできる貴重な機会です。ひとりエッチに決まった型はありませんが、自己開発初心者におすす めの『濡れやすく、感じる身体をつくるひとりエッチ』をご紹介します。(中略)
まずは、ショーツ越しに中指をあてがい、ゆっくり上下に擦ってみてください。擦っているうちに、とくに敏感な場所を見つけることができます。 そこがクリトリスです。クリトリスを見つけたら、一点集中で、 上下、左右、円を描く、など色々と指を動かして、気持ちよくなる動かし方を見つけましょう。」
オナニーをすることで自分の身体を深く知ることができ、気持ち良くなる方法も学ぶことができるということですね。同書では他に、バスタイムに行えるオナニー方法も解説されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
ナカイキを経験すると感度が良くなる?
セックスでナカイキを経験することでも、感度は上がるようです。『ナカイキしたい二人のためのロジカルセックス イラスト完全図解』(牛山 幸)では、ナカイキすることで起こる女性の身体の変化について、次のように書かれています。
「ナカイキでのオーガズムを経験した女性は、オーガズム時の感情を脳が記憶し、 肉体的快感を身体に覚えさせます。脳と身体がその時の感情と快感を忘れられなくなる、と言う方がわかりやすいかもしれません。そして、またセックスを求め、回数が積み重なるっていくと、身体はオーガズムを迎えやすくなります。(中略)
セックスがしたいと身体が欲するのは、ナカイキの記憶がよみがえり、脳と身体が想像と妄想で、今まで以上の興奮を覚えるからなんです。『あーまたあの快感を味わえる』と。 ナカイキを経験した女性は、信頼による安心、幸せホルモン、そして快感が上書きされて、潤いにつながっていきます。この一連の流れは脳内に記憶されて、さらに幸せホルモンの分泌を促し、今まで以上の潤いを身体にもたらし、感度も性欲も数倍以上あがります。そして身体が余計に反応して、感じやすい体質になるのです。 」
ナカイキの経験が脳や身体に記憶され、感じやすい体質になるとのこと。恋人とのセックスを楽しむことでも、感度は磨かれるということですね。
筋肉トレーニングでも感度は上げられる?
下半身を鍛える手段の一つとして、膣の筋肉をトレーニングする方法があります。『ちつ☆トレ』(荻原 かおる)では、膣トレーニングの効果などについて、次のように解説しています。
「カラダの弾力が筋肉量で変わるように、膣内の弾力も周りの筋肉の発達具合によって左右されます。(中略)この筋肉は、膣の収縮をともなう女性の性的絶頂である、オーガズムと深い関係があります。膣の筋肉は不随意筋といって自分では動かせない筋肉ですが、膣口を包む骨盤底筋群やインナーマッスルは違い、鍛えるとオーガズムを得やすくなれます。なぜなら、意識的に動かし筋力を上げるとオーガズム時の膣の収縮を導きやすくするから。(中略)
実践した女性たちから『膣でイケるようになった』『感じやすくなった』『彼が喜んだ』『自信がついた』など次々と結果報告をいただきました。また、ちつトレは 若年化の進んでいる尿モレや、骨盤底筋群の老化で起こりうる、膣から子宮が飛び 出る子宮脱の予防にもなり、健康法としてもおすすめ。」
膣の筋肉を鍛えることで、感度が上げるだけでなく様々な効果が期待できそうですね。トレーニングといっても、日常の合間にできる簡単なものもあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
水分補給でも感度は変わる!?
上記でご紹介したようなトレーニング方法だけでなく、もっと簡単なことでも感度は変わってくるようです。『人生最高のセックスに出会いたい貴女へ -しみけんが教える56のルール-』(しみけん)では、「水分補給はたっぷりと」として、イキやすい女性について次のように解説しています。
「イキやすい女性の共通点のひとつが、『水分をよく摂っている』です。あなたは1日にどれくらい水分を摂っていますか?本気でイキやすいカラダを目指したり、セックスを楽しみたいなら、1日3リットルは摂りたいところ。(中略)量だけでなく、何を飲むかも大事です。『健康のためにお茶を飲んでます』と言う女性は多いですが、これは×。お茶にカフェインが含まれている場合は、利尿作用があるので水分補給になりません。 カフェイン入りの飲み物(緑茶、コーヒー、エナジードリンクなど)を飲んだら、同じ量の『追い水』を摂りましょう。
では何を飲めばいいのか?オススメはスポーツドリンクをお湯で割ったものです。白湯でも良いでしょう。たっぷり水分を摂ると、体内の水分量が上がり、肌や唇も潤って きます。唾液量も増えて、キスの気持ち良さもアップ、濡れやすくなることも期待でき、感度もアップ。ぜひ実践してみてください。」
水分をしっかりと摂ることでも感度はアップできるとのこと。体の中のメンテナンスも大切ということですね。トレーニングをする時間がないという方も始めやすいのではないでしょうか。自分に合った方法で、感度アップを狙っていきましょう。
<参考文献>
『最高に気持ちがいい! 感じるセックス、飽きないセックス』(OLIVIA, 喜田 直江)
『ナカイキしたい二人のためのロジカルセックス イラスト完全図解』(牛山 幸)
『ちつ☆トレ』(荻原 かおる)
『人生最高のセックスに出会いたい貴女へ -しみけんが教える56のルール-』(しみけん)
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