【邦画】大人の恋愛映画|切ない恋愛編《続き》
いま、会いにゆきます
夫の巧(中村獅童)と息子の佑司(武井証)を残してこの世を去ってしまった妻・澪(竹内結子)が、雨の季節に家族に会いに戻ってくるお話です。巧と澪の出会いや二人の恋愛、家族愛が優しく表現されています。
澪の選択や巧の想いに、自然と涙がこぼれる作品です。お互いを思いやり大切にしているからこそ、壊れ物を扱うように優しく触れる場面にドキドキしてしまうでしょう。しかし、この作品は単なる恋愛映画とは言い切れません。家族愛や、周りの人の優しさ、そういったものまで感じられるラブストーリーになっています。
タイヨウのうた
映画『タイヨウのうた』は、先天性の病気により太陽の下を歩けない主人公の薫(YUI)が、孝治(塚本高史)という高校生の少年に出会って恋をする物語です。孝治と出会ったことで、夢を追いかけるようになる薫の姿に心打たれる恋愛映画になっています。
辛い運命を抱えている薫と孝治の恋愛映画なので、悲しい展開もたくさん待ち受けています。しかし、孝治との時間を大切する薫の姿や彼女の歌声が、悲しいことがあっても頑張っている大人の背中を押してくれるような作品です。
今度は愛妻家
だらしない夫・俊介(豊川悦司)と健康マニアの妻・さくら(薬師丸ひろ子)による、夫婦のお話です。突然さくらが愛想をつかして家を出ていき、いなくなってしまって初めて相手の大切さを知るという、大人の恋愛映画です。
「夫のだらしなさが原因で妻が出ていったのなら、自業自得なのでは?」と考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、映画の中で明かされる事実を知った時、言い合いながらもお互いのことを愛している二人の気持ちに涙が止まらなくなってしまうでしょう。
ジョゼと虎と魚たち
映画『ジョゼと虎と魚たち』は、足が悪くほとんど外出したことのないジョゼ(池脇千鶴)と、大学生の恒夫(妻夫木聡)の切ない恋愛映画です。叙情的な作品が好きな人には、特におすすめです。
「好き」という気持ちだけですべてがうまくいくほど恋愛は簡単ではないことを、大人になってから思い知らされることもありますよね。綺麗事ばかりではない、リアルな描写に共感し、涙してしまう大人が続出しています。観終わった後も切なさの余韻がしばらく続き、抜け出せなくなってしまうでしょう。
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