よく喋る人の深層心理｜上手な接し方や静かにしてほしい時の対処法

あなた自身がよく喋る人であれば、誰かに「よく喋るね」と言われた経験があるかもしれません。このように言われた時、捉え方によって、褒め言葉を感じるか、悪口と感じるかは変わってくるはずです。

では、実際のところ、どうなのでしょうか？よく喋る人に対して周りの人がどんな思いを抱いているのか見ていきましょう！

「羨ましい」という意味を込めて言った

「私は元から無口な性格です。なので、自分とは真逆のよく喋れる友達が羨ましくて仕方ありません。

羨ましい気持ちを本人に伝えたくて、『よく喋るね！』と褒め言葉として言ったのですが…。その気持ちを伝えた直後から、なぜか避けられるようになりました。」(25歳/女性/専業主婦)

中には、よく喋る人に羨ましさを感じている人もいます。そんな人は、羨ましいという気持ちから褒め言葉として言うこともあるのでしょう。しかし、相手に悪口だと捉えられた場合、関係がギクシャクするのも目に見えていますよね。

その時の状況によって変わる

「『よく喋るね』が褒め言葉か悪口かは、その時の状況によって変わるんです。例えば、自分自身も、お喋りを楽しめている時は褒め言葉として言います。

でも、お喋りに疲れた時は、いつも嫌味っぽく言ってしまって…。相手も相手で嫌みを言われたと雰囲気で気づくので、その場の空気が悪くなることも頻繁にありますね。」(26歳/女性/アパレル)

たとえ相手が同じだとしても、この女性のように込められている意味が変化することもあります。変化する原因すなわちその時の状況によって、悪口にも褒め言葉にもなり得るのです。

内心「静かにしてほしい」と思って

「僕の友達は、本当によく喋る人です。前に会った時はうるさいとまで感じる喋りようだったので、内心『静かにしてほしい』と思いました。その気持ちが少しでも本人に伝わるよう、『よく喋るね』と言ったんです。」(24歳/男性/営業職)

よく喋る人は、何かと喋りすぎてしまいます。喋りに喋った結果、周りの人がうるさいと感じることもあるでしょう。

不快感を覚えると、「静かにしてほしい」という願望を込めて、「よく喋るね」と指摘することもあるようですね。

よく喋ることに感心して

「俺の性格柄、あまり人とは話しません。だから、よく喋れる人を見かける度に『あんなにも喋れてすごいな…』と感心しているんです。いつも関心しているからこそ、『よく喋るね』って言っちゃいますね。」(30歳/男性/会社員)

無口であまり人と話さない人の中には、何かと喋り続ける姿に感心してしまう方もいます。そんな方は、「すごい」という気持ちから、一種の褒め言葉として言う場合もあるのでしょう。