動じない人が羨ましい!どうしたらなれる?
そんな憧れの動じない人になりたいと目指してみても、精神的な強さを持つ動じない人の真似は簡単にはできません。簡単にはなれないからこそ、どうしたらそのメンタルの強さを手に入れられるのか、冷静な判断能力が身につくのか、具体的な方法はかなり気になるものでしょう。
そもそも「動じない」ってどういう意味?
そもそも「動じない」ってどんな意味なのでしょう。
一般的に「動じない」とは、トラブルが起きた時に取り乱したり、慌てたりしないということを差します。人に例えるならば冷静沈着な人や、判断能力に優れている人のことを指すことが多いでしょう。
「動じない」の類義語は?
「動じない」の言葉の意味をより理解するためには、類義語に注目をしてみるのもおすすめです。
よく挙げられる類義語になっているのが「物怖じしない」「ひるまない」「クール」などの類義語ですね。どれもが「動じない」の言葉の意味同様に、何かが起きたとしても慌てたりしない様を表しているのがわかります。
動じない人の性格や特徴
動じない人を目指したいならば、実際にいる動じない人の性格や特徴を真似してみることが最も試しやすい近道だと言えます。
日頃から動じない人はどんな振る舞いをしているのか、どんな性格でいるのか、それを詳しく見極めることができれば、目指すべき具体的な目標が見えてくるはずです。
強い理念を持っている
強い理念を持っているというのは、動じない人の多くに共通する特徴でしょう。動じない人の中には、基本的に揺らぐことがない考えが深く根付いています。なにかトラブルが起きたとしても、強い理念が自分を根本から支えているため簡単に揺らぐことはありません。
そのため、動じない人はしばし「他人に流されない人」「頑固な人」と呼ばれることもあります。特に他人への流されにくさはピカイチで、簡単に人の意見や考えに流されて自分の考えを曲げるようなことはしません。
動じない人はどーんと構えているような印象を持たれることが多いのも、その理念の強さが際立っているからだと言えるでしょう。
すぐに感情移入しない
動じない人は基本的にすぐに感情移入はしません。簡単には同情しませんし、気持ちが同調して悲しんだり笑ったりすることもあまりないのです。そのため、人によっては動じない人のことを「冷たい人」だと感じてしまう人もいるでしょう。
しかし、動じない人は感情移入しないだけで、人が悲しんでいれば「可哀想」だと感じることもありますし、楽しそうならば「幸せそうだ」と感じることもあります。基本的に動じない人は自分は自分、他人は他人と割り切っているため、人よりも感情移入や共感はしなくても、常にクールで居続けているというわけではないのです。
そんなすぐに感情移入しないところが、冷静な判断力を構築させていると言っても過言ではありません。誰かの感情や意見には簡単に流されることがないため、常に視野を広く、公平な見方で物事を考えられるのです。人の感情に流されない分、自分の気を強く持てるため、常に動じずにいられるのでしょう。
開き直れる強さがある
開き直れる強さを持っているところも、動じない人の特徴でしょう。何か困ったことやトラブルが起きたとしても、「起きたものは仕方がない」と開き直れる強さを持っています。すぐに今起きた現実に目を向けられるため、次はどうすればいいのか、どうすれば今の状態をよりよいものにできるのか、分析することができるのですね。
動じない人のメンタルが強いというのも、この開き直れる強さが大きな理由だと言えるでしょう。今起きたことをそのまま飲み込める強さというものは、誰もが持ち合わせているものではありませんよね。特にトラブルが起きた時、ほとんどの人は「どうしよう」と慌てたり、トラブルが起きたことによる動揺で慌てふためいたりするものです。
慌てふためいても意味がないということ、それならばすぐに現実を直視したほうがいいということ。そういったことを開きなおれるのが、動じない人最大の特徴だと言えるでしょう。
頭の回転が早い
頭の回転が早いのも動じない人の多くに当てはまる特徴です。何かトラブルが起きたとしても、そこで思考停止をせず、すぐに最適な方法を導き出すことができるため、動じずに物事を処理できるのですね。
たとえ嫌味を言われても、トラブルが起きたとしても、慌てるよりも先に「それならばこうしたほうが良いだろう」という選択肢が頭に浮かび、それを実行できる器用さが動じない人にはあります。
また、頭の回転が早いということは柔軟な考えの持ち主とも言えますよね。慌てるようなことがあったとしても、その柔軟な考えがあるゆえ、いくつもの選択肢を持っているのも動じない人の特徴です。
ひとつの選択肢だけでなく、さまざまな選択肢や考え方を持っているため、慌てることなく冷静に物事を判断できるのでしょう。
動じない人の性格や特徴<続き>
常にどーんと構えて心に余裕を作っているのか、それを知るためにも残りの動じない人の性格や特徴に注目をしていきましょう。
人の目を気にしていない
そもそも動じない人は人の目を気にしていません。人の目も、他人の評価も、それほど自分にとっては重要ではないと考えています。だからこそ何かトラブルが起きたとしても、そこまで動じずに冷静に判断できると言えるのです。
慌てる、動揺する人の多くは人の目や評価を気にしているという特徴があります。なにか失敗をした時に、自分の評価や印象が気になってしまうことでより焦りが増幅されてしまうのですね。
そういったことが動じない人にはないため、そもそも慌てたり動揺したりする理由がほとんどないと言えます。もちろん自分にとって不利益なことが起きた、驚くことが起きた時には驚くこともありますが、他の特徴にもある頭の回転の速さなどからすぐに動じない自分に落ち着くことができるのです。
ポジティブ思考
ポジティブ思考というのも動じない人に共通する性格・特徴です。基本的に前向きな考えを持っているため、何かトラブルや失敗が起きたとしても、すぐに前向きに処理をしようとします。
常に前向きであるため、失敗から「どうしよう」などと動揺をして焦ることはほとんどなく、すぐに切り替えて物事に取り組めるのですね。
実際、すぐに動揺してしまう人はややネガティブ思考なところが目立つ傾向にあると言われています。失敗をした時に「どうしよう」と動揺することで気が動転してしまい、悪い方向へと物事を考えてしまうのです。そのネガティブ思考はさらに自分の気持ちを動揺させることに繋がり、なかなか冷静になれない原因になっているのでしょう。
しかし、動じない人はポジティブ思考で「起きたものは仕方がない」という現実的な考えの持ち主でもあるため、悪い方向へ考えるよりかはいい方向へ考えたほうが良いという柔軟な考えができます。
動じない人は鈍感な性格であることも
実は、動じない人は鈍感な性格であることが多いとも言われています。鈍感な性格ゆえ、たとえ何か起きたとしても対して気にもとめることなく、そのまま処理できるのですね。
逆にさまざまなことに敏感な人は、何かが起きたとき、必要以上に大袈裟に物事を捉えてしまうことは珍しくありません。大袈裟に物事を考えてしまうため、必要以上に慌てたり焦ったりして、冷静になることがなかなかできないのです。
そのため、動じない人の鈍感さはときに周りから「デリカシーがない」と思われることも少なくないでしょう。自分に対しても周りに対しても気が付かないことが多いため、人によっては「なかなか興味を持ってもらえない」と落ち込んでしまうこともあります。
視野が広い
基本的に動じない人は視野の広さを持っています。常に広く物事を見渡しているため、客観的に自分のポジションを捉えており、何かが起きたとしても冷静に対処できるのですね。
また、視野が広いということはさまざまな選択肢を持てるということにも繋がっています。常に客観的であるため、周りを見渡していれば自然と多くの選択肢や考え方が頭の中に入ってきて、トラブルが起きた時に柔軟に対処できるのです。
ただ、動じない人は鈍感な人だと言われているように、やや客観的過ぎるという一面も持ち合わせています。自分に対しても他人に対しても、良い意味でも悪い意味でも客観的でありすぎるため、何か起きても動じずに動ける姿は人によって「機械のようだ」と感じてしまう人もいるでしょう。
動じない人とスルーする人との違い
しばし動じない人とイコールな印象を持たれるスルーする人。スルーする人も確かに動じない人のように、トラブルが起きたとしても知らん顔でいることが多いため、同じようなタイプなのでは?と思う人もいるでしょう。
しかし、厳密に癒えば動じない人とスルーする人には違いがあり、勘違いをしてスルーする人を目指してしまうと周りから疎まれる存在になることも。そうならないためにも、動じない人とスルーする人の違いを見ていきましょう。
責任感の有無
責任感の有無によって、動じない人とスルーする人は大きく分かれると言えるでしょう。基本的に動じない人は、物事を冷静に判断し、適切な対処をしていくことが多い人物です。
しかしスルーする人の場合は、物事を冷静に判断するのではなく、物事、つまりトラブルや失敗をスルーすることで動じない自分を演出している人のことを指すのです。
当然、後者であるスルーする人の場合は責任そのものを放棄しているのがわかりますよね。トラブルが起きてミスが発覚しても、その出来事自体を自分の中ではなかったことにしてしまうため、責任放棄をしています。
何かを考えることもなく、ただ自分は関係ありませんという顔をするのですね。
状況判断が出来るか
状況判断出来るか否かも、動じない人とスルーする人の大きな違いです。
たとえば動じない人ならば、特徴や性格でも解説した通り「すぐに状況判断できるからこそ冷静になれる」ということがわかりますよね。
しかし、スルーする人の場合は「物事そのものに目を背けている」ため状況判断はできていません。たとえ状況判断をしようと思っても思考回路が上手く回らず、結局物事そのものから目を背けてしまうでしょう。
そのため、スルーする人が周りから状況判断を任されたとしても、内心では混乱しているため適当な指示を出したり、支離滅裂なことを言ってしまったりします。
表向きは動じない人のようにポーカーフェイスを気取っていても、心の中は感情が上手くコントロールできないほどぐちゃぐちゃの状態なのです。
スルーする人は自信がない
スルーする人には自信がありません。動じない人には自分の中で強い理念を持っていたり、広い視野を持っていたりしますよね。しかし、スルーする人にはそれがありません。動じない人と比べれば簡単に人に流されてしまいますし、広い視野を持っていないのです。
そんな自信のなさは、どこか不安定な言葉や行動に繋がってしまうもの。自分の中で「本当にこれでいいのだろうか」「間違っているかもしれない」という動揺を常に抱えており、最終的にトラブルを目の当たりにすると心が砕け、怖気づき、目をそらしてしまいます。
動じない人は自分の考えや言動、行動には常に自信を持っているため、一度決めたことに対して不安な気持ちを抱きません。
もしかしたら失敗に終わるかもしれないという考えはあっても、どんなことにも対処できるように柔軟な考えを持っているため、失敗やトラブルをそれほど問題視していないのです。
スルーする人は内心焦っていることが多い
ほとんどのスルーする人は、常に内心焦っていることが多いと言われています。何かに対して焦りを感じ、失敗やトラブルが起きることを恐れ、「成功させなくてはいけない」という強い強迫観念に襲われているのです。
そのため、不安や恐れが現実になってしまうと、もう心が折れてしまうのですね。自分の至らなさが原因でトラブルが起きてしまった=自分の力ではもう無理かもしれない、と心が折れて、即座にその物事から目をそらしてしまいます。
たとえ自分に責任があるものだったとしても、失敗した時点ですべてが終わりだと考えているため、今後の責任問題についてや改善について考える余裕はありません。常に焦っていてなにかに追われているからこそ、追いつかれた時には力尽きてしまうのです。
動じない人との恋愛ってどんな感じ?
動じない人との恋愛って、どんなものになるのか想像したことはありますか?冷静沈着で感情が読み取りにくい人との恋愛は、やや難しそうだと感じる人は多いでしょう。メリットはなにか、デメリットはあるのか、気になる人は少なくないはず。
そんな動じない人との恋愛はどんなものになるのか、よくあるケースを解説していくのでご覧ください。
サプライズはしにくいかも
何か起きても驚きはせずに冷静に対処できる動じない人は、サプライズには不向きの相手だと言えるでしょう。恋人の誕生日や記念日などのサプライズでデートを考えたり、プレゼントを用意したりしたとしても、思うような反応が得られにくいというのは容易に想像がつくはずです。
もともとサプライズなどは用意しないという人ならば、動じない人との恋愛は魅力的でしょう。しかし、サプライズが好きな人や、恋人の思い切り喜ぶ姿や驚く姿が見たい人からしてみれば、動じない人のリアクションはやや物足りなさを感じるかもしれません。
「私がこれだけ用意したのにリアクションが薄い」「これだけやってあげたのに喜んでくれていなくて薄情」と感じる人は、相性が悪い可能性もあります。
動じない人は感情を表に出さないだけで内心では喜んでいることも多いため、それを読み取れない人は被害妄想が加速し、2人の仲が悪くなってしまうリスクがあるでしょう。
感情的な喧嘩は少ない
感情的な喧嘩は少ないというのは、動じない人との交際では大きな魅力となるでしょう。基本的に動じない人は感情的になることがあまりないため、喧嘩をしても常に冷静に物事を分析し、改善に向けて考えます。お互いの悪いところ、直すべきところを落ち着いて話し合えるため、大人な付き合いがしたい人にはぴったりでしょう。
しかし、中には淡々と物事を処理する相手に対して「こっちはこんなに怒っているのに!」と思ってしまう人もいるかもしれません。そんな人からしてみれば、やや感情的な相手のほうが喧嘩をしていて張り合いがあり、自分の気持ちをわかってくれそうな感じがすることもあるでしょう。
感情的な喧嘩をしたくない、冷静な話し合いがしたい人にとっては魅力的な相手。言いたいことははっきりと言い合って仲直りしたいという人にとってみれば、動じない人は少し冷たい人に見えるかもしれませんね。
感情が分かりづらいと思われることが多い
動じない人は基本的に感情をあまり表に出さないポーカーフェイスであるため、恋人にすると感情がよくわからず、不安な気持ちになってしまうこともあるでしょう。
何をしても淡々としている姿を見れば「本当に私のことが好きなのかな」と不安に思うかもしれませんし、次第にその気持ちは自信のなさやネガティブ思考に繋がっていくことも珍しくありません。
特に相手の感情を読み取るのが苦手という人からしてみれば、感情をあまり出さない動じない人の相性はあまり良くないのが事実です。人よりも感情を読み取りにくい相手との交際は自信をなくし、このまま付き合っていてもいいのだろうかという不安な気持ちを芽生えさせてしまうでしょう。
動じない人は落ち着いた大人の恋愛ができる
落ち着いた大人の恋愛がしたいならば、動じない人ほど最適な相手はいないでしょう。感情的になることはなく、落ち着いたシンプルな付き合いができるため、お互い常に楽な状態で付き合うことができます。
また、動じない人は視野が広く物事に対して冷静に判断できる力を持っているため、何かあった時でも頼りがいになるのは一目瞭然。トラブルが起きた時でも冷静に大人の対応をしてくれるため、そんな頼りがいある一面に毎回惚れ直してしまうこともあるでしょう。
サプライズなどには興味がない、感情を出されるよりも行動やちょっとした言葉から愛を感じるだけでいい。そんな人にとってみれば、動じない人はぴったりの恋人候補だと言えます。
周りにいる動じない人のエピソード
実際動じない人はどんな日々を送り、どうやってトラブルなどを対処をしているのでしょうか。
思わず「自分も動じない人になってみたい!」と思えてしまうほどの、素敵なエピソードをまとめてみたのでご覧ください。
部下の仕事のミスを動じず処理する上司…
「自分の上司は動じないことで有名で、部下の大きなミスにも動じずに淡々と処理をしていて、かっこいいなって思ってました。部下に対してはミスの原因を聞きつつ改善点を伝えるだけで怒るとかはないし、無駄なことを一切しない姿勢は本当に憧れます」(35歳/男性/営業職)
自分以外のミスにも淡々と取り組み、ミスをした人へは必要以上に注意をしない、そんな動じない人が職場にいると多くの人の憧れとなるのも当然のことでしょう。責任者としてミスをカバーする姿勢は頼もしいですし、ミスをしてしまった部下を責めるのではなく、これからはミスがないように指導する姿も魅力的。
ネチネチとミスを責め続ける上司や、部下のミスや失敗をフォローできない上司も多いと言われている世の中で、こうした上司が敬われるのも当然のことだと言えるでしょう。
嫌味を言われても動じない友達はかっこいい
「美人な友達はたびたび嫌味を言われることが多いんです。僻みというのはわかっているんですけど、やっぱり聞いていて気分は悪いし、何より友達が傷ついたらって思うと心も痛くて。
でも当の本人は“思い込みや被害妄想で嫌味を言われても痛くも痒くもない”って姿勢で。私のほうが毎回動揺しちゃうんですけど、本当にいつも凛としていてかっこいいなって思ってます」(26歳/女性/看護師)
嫌味を言われても「言わせておけばいい」という動じない人は、凛としていてかっこいいですよね。動じない人からしてみれば、事実ではないことを言われたとしても痛くも痒くもありませんし、たとえ言われたとしてもそのときには対処法を考えているため、特に問題視はしていません。
はなから嫌味をいってくる人自体眼中にないため、平然とした対応をしていけるのですね。
失敗をしてもすぐに改善に向けて頑張れる恋人
「僕の彼女は俗に言う動じない人で、失敗をしてもすぐに失敗を分析して改善に向けて頑張れる子なんです。
決して手先が器用でもないし、仕事ができるとかいうわけじゃないけれど、とにかく視野が広くて問題点を見つけるのが上手いから、失敗をしても“想定内だし次がある”って前向きで。度々そんな姿に励まされています」(32歳/男性/会社員)
動じない人はポジティブ思考であるため、失敗をしても動じず、すぐに改善に向けて頑張れる強さを持っています。もともと自分の苦手な部分や失敗を想定する能力にも長けているため、たとえ失敗しても想定内であることが多いのも事実。
常に「こうなるかもしれない」「もしくはこうなる場合がある」など、さまざまなルートを考えた上で行動をしているため、何かが起きても動じることなく、用意しておいた選択肢の中から最適な方法で改善に向けて頑張れるのです。
動じることなく上司にはっきりと物申す同僚
「動じることなくはっきりと上司に物申せる同僚がいます。上司的には空気を読んで部下が上司に指摘するのは遠慮してほしいっぽいものの、同僚は立場とか関係なく問題は問題だとはっきり言える子なので、仕事ができない上司は毎回タジタジ…。
何か言い返しても同僚は正論しか言わないので、最近では上司もきちんと仕事に向き合うようになりました」(30歳/女性/事務)
立場を考えずに物申すことを物申せる人が身近にいると、スカっとしますよね。基本的に動じない人は現実や事実に目を向けることを大切だと思っているため、たとえ物申しづらい上司への指摘でも、動じることなくはっきりと言える強さを持っています。
相手が難癖つけてきても事実がある以上動じない人からしてみれば負ける気がしないため、結局相手は動じない人の気迫に負けてしまうことがほとんどでしょう。
逆にすぐ動じてしまう人の特徴は?
焦ってしまい冷静になれない
動じてしまう人のほとんどの共通する特徴というのが、焦ってしまい冷静になれないというところでしょう。基本的に焦りやすい性格であり、何か想定外のことが起きればすぐに「どうしよう!」とパニックに陥ってしまいます。
自信がない
動じない人は自信があるのに比べて、すぐに動じてしまう人は基本的に自信がありません。何に対しても自信を持てないため、何か起きた時に自信を持って対処できず、ただその場に留まって慌てるだけになってしまうのですね。
また、自信がない状態で発言や行動をしていくため、その上で失敗やトラブルが起きてしまうと「やっぱり自分じゃダメなんだ」ということばかりに気を取られてしまうのが事実。
失敗からどのように挽回するかというよりも、自信のない自分を追い詰めることに一生懸命になってしまうため、いつまでも状況は良い方向に進みません。
周りの目を気にしすぎている
周りの目を気にしすぎるあまり、トラブルが起きたときにパニックになってしまうというのも原因のひとつだと言えるでしょう。動じない人は基本的に周りの目を気にしていないため、自分の中である程度納得したり整理できたりすれば、次に向けて頑張ることができます。
しかしすぐに動じてしまう人は、トラブルが起きた時には自分が納得して整理をするよりも「あの人はこう思うかもしれない」「失敗によって自分の評価が落ちてしまうかもしれない」という、目の前のことよりも周りのことばかりに目を向けていることがほとんど。さまざまなことに気を取られるあまり、冷静になれる機会が失われているのです。
人に流されることが多い
人に流されることが多いのも、動じてしまう人の主な特徴でしょう。そもそも動じてしまう人は自分の中にある揺るがない理念や信念というのものを持ち合わせていません。周りの目を伺うばかり、周りの調子や考えに合わせてばかりで、自分らしさや、自分が持つ考えというものがないのです。
そういった他人任せな思考ばかりしているため、自信を持ってなにかに打ち込むことができないのも事実でしょう。トラブルが起きたとしても人の意見ばかりを参考にしてきているため、自分の中で対処法を考えることができず、自分の能力の低さを責め続けたり、周りの顔色を伺い続けて判断を遅らせたりしてしまうのです。
リスク管理ができていない
リスク管理ができていないというのも、すぐに動じてしまう人に当てはまる特徴でしょう。動じない人の多くはリスク管理がきちんとできています。100%はないと考えているため、どんなリスクにも対応できるように物事を考えていますし、できるだけ100%に近づくようにリスク管理を徹底して物事を成功に導こうとしています。
そういったリスクに対する考え方が浅いからこそ、何かが起きた時に想定外だと慌てふためき、動揺してしまうのでしょう。もともとリスクについて考えているならば、ある程度落ち着いて物事は対処できるはずですよね。
何事にも動じない人になるための方法
動じない人になるためには、動じない人の特徴や性格を参考にするのが一番です。しかしその中でもより意識して参考にしたほうが良いポイントというものもあります。
どんなことにより意識をして取り組んでいけばいいのか、最後に見ていきましょう。
成功経験を積み重ねて自信を付ける
成功経験を積み重ねて自信を付けていきましょう。そもそもすぐ動じてしまう人は自信がなさすぎるのが原因とも言えます。失敗ばかりに気を取られているため、自分はダメな人間だと思い込み、それが冷静な判断力や視野を狭めることに繋がっているのですね。
まずは自分のできることから、簡単なものでもいいので成功経験をどんどん積み重ねていきましょう。成功という事実は確実に自分の中で自信となっていき、心に余裕を持たらせてくれるはずです。
また視野が広くなれば、成功した時、失敗した時のことを分析できるようになります。どうすれば成功しやすいのか、または失敗しやすいのか。そういった考えが、多くの選択肢を生むきっかけになるのです。
「世間は自分に興味がない」と考える
世間は自分には興味がないと考えてみましょう。多くのすぐ動じてしまう人は、人の目を気にしすぎている節があります。自分は常に見られているかもしれない、評価を受けているかもしれない、そんな考えがあるからこそ、柔軟な考えや積極的な行動ができなくなっていると言えるでしょう。
しかし、実際世間はそれほど自分のことを見ているわけではありません。つまり、常に誰かに見られているというのはそもそも被害妄想、自意識過剰でしかないのです。他人は自分が思っているほど自分には興味はありません。
さらに、気分やその時の思いつきだけで好き勝手に評価や印象を決めることが多いほど、いい加減なものでしかありません。
そう思ってみると、どこか心に余裕が生まれてきませんか?もっと自由にやっても周りにはそれほど影響を及ばさない、または評価は変わらない。そう思うと、自信を持って行動できるものは増えてくるはずですよ。
何事も落ち着くことを最優先に考える
慌てることがあったら、まずは落ち着くことを最優先に考えていきましょう。慌てたところで物事が解決するわけもなければ、時間が巻き戻るわけでもありません。慌てればそれだけ思考が停止し物事の解決が先送りになるため、損だと言えます。
そもそも、トラブルや失敗を目の当たりにして慌てるということは悪いことではありません。誰だって想定外のことが起きれば個人差はあれど驚きますし、どうしようと困惑するものです。その上で、いかに冷静になって次に繋げられるのかが、重要なのですね。
何事も落ち着くことを最優先にしていけば、次第にそれは癖となっていくでしょう。今は小さなことに驚いたとしても、次第にどんなことにも驚かない動じない人になれるはずですよ。
周囲の動じない人を観察して参考にしていく
周囲に動じない人がいるならば、観察をして参考にしていきましょう。身近に真似出来る人がいるならば、より細かいところまで観察をして参考できるはずです。普段からどんな気の配り方をしているのか、どんな考え方をしているのか、近くにいるからこそわかることってありますよね。
もし機会があるならば、実際に「動じない人になるための秘訣」を相談してみてはいかがでしょうか。本人が日頃から意識して心がけていることがわかれば、大きな収穫となるでしょう。
事実と現実を大切にする
動じない人の多くは事実や現実を大切にしています。人の感情を重視することも大切ですが、動じない人になるためには人よりも事実や現実を重視し、その上で物事を判断する思考能力を身に着けていきましょう。
エピソードでも紹介したように、事実や現実を大切にしていれば、たとえ目上の人でも動じずに物申すことができるようになりますよね。立場があったとしても、事実や現実として起こっている問題点などがあるならば、それ以上に優先されるものはほとんどありません。特に仕事においては、人の感情や機嫌よりも、事実上の問題点に目を向けたほうが遥かに為になるものです。
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