別れの危機を迎えているカップルの特徴｜乗り越え方と長続きの秘訣

あなたは彼氏・彼女と関係がうまくいっていますか？中には「別れそう…」と、別れの危機を感じている人もいるかもしれませんね。

どんなに幸せな思い出が多くても、突然別れの危機が訪れることもあります。大切な人との別れを回避するには、どうしたら良いのでしょうか？

「自分たちは大丈夫」と思っていても、実は知らず知らずのうちに別れの危機を迎えていることもあります。どんなサインが見られたら別れの危機なのか、その特徴をご紹介していきます。

そして別れの危機を迎えているカップルに向けて、乗り越え方と長続きの秘訣を伝授！今できることを精一杯実践して、大切な人との別れの危機を乗り越えていきましょう。

では初めに、別れの危機に繋がる「彼氏・彼女が冷めているサイン」から見ていくことにします。

あなた自身が大丈夫だと思っていても、相手の気持ちが冷めてきたら別れは近づいているかもしれません。こんなサインが見られたら、相手の気持ちを高める必要があるでしょう。

彼氏・彼女の返答が適当で会話が続かない

相手の返答が適当で会話が続かない場合は、あなたに対して気持ちが冷めてきているサイン。あなたの話に興味を持てないだけでなく、扱いが雑になっていることが分かるサインです。

「うん」「へえ～」と、適当な返事ばかりになってきていないか、一度彼氏or彼女に話しかけて確認してみましょう。中には、質問の答えになっていない言葉が返ってくることも。自分への関心度を調べてみてくださいね。

連絡が減ってきた

付き合った当初は彼氏・彼女からの連絡も多かったのに、最近は数える程度しか来ない…という状況も、相手が冷めてきているサイン。会っていない時にも関わりを持ちたい、繋がっていたいという思いが薄れていると言えます。

中には気持ちが冷めきっていて、会っていないときに「思い出すことがほとんどない」という人もいるほどです。連絡の頻度が以前と比べてどうなっているか、LINEやメールの履歴などを確認してみると良いでしょう。

「好き」と言わなくなった

相手に対して冷めてくると、「好き」という言葉を言わなくなります。「好きだよ」と伝えても「ありがとう」しか返って来ず、相手の口から好きという言葉が聞けなくなったら、冷めてきているサインと言えるでしょう。

好きな気持ちが高まっている時や、相手を必要と思っている時は、つい相手に伝えたくなるものですよね。しかし、気持ちが冷めてきてこうした思いが持てなくなれば、当然言葉にして伝えてくることもなくなります。

最近あなたはいつ、相手から「好き」と言われましたか？しばらく言われていない場合は危険です。

デートが減る＆適当になる

デートの回数、つまり会う回数が減ってしまっている場合も冷めてきているサイン。会いたいという欲求がなくなっているため、「用事がある」「仕事が入った」と言い訳する素振りが見られることもあります。

また、デートの内容が適当になることも多いです。いつも通りのありきたりなデートだったり、「家でいいじゃん」と適当になることも。その結果、お互いに笑顔になる機会も少なく、会話も減ってしまいます。

ここからは、別れの危機を迎えているカップルの特徴を見ていきます。

別れの危機を迎えるのは、相手の気持ちが冷めてきていることだけが原因ではありません。どんな理由があるのかも含めて、その特徴を見ていくことにしましょう。

一緒にいるのに寂しくなる

別れの危機を迎えているカップルは、一緒にいるのにどこか寂しく感じることが多いもの。

例えば、「相手の返事がいつも空返事」「会話が続かない」となれば、虚しさや寂しさを感じてしまうでしょう。自分だけが頑張っているかのように感じたり、相手が楽しんでくれていないことに、虚無感を抱くようになるのです。

一緒にいて楽しい・嬉しいと感じているはずなのに、なぜかそこにいつも寂しさがあるという場合は、関係が冷めてきている、あるいは上手くいっていない可能性があるでしょう。

ケンカの回数が急に増える

ケンカの回数が急に増えるというのも、別れの危機を迎えているカップルによく見られる特徴です。

相手の言うことを素直に受け入れられなかったり、攻撃的になってしまうのは、思いやりや優しさを持てなくなってしまっている証拠。そのせいで、ケンカの回数が急に増えてしまっていることも多いでしょう。

一緒にいることが当たり前になったり、相手に慣れてくると、知らず知らずのうちに思いやりや優しさは失われてしまうもの。「相手を失いたくない」という思いが欠けてきて、別れの危機を迎えているのかもしれません。

優先順位が変わってきた

前までは彼氏・彼女を優先していたのに、自分の都合や予定を優先するようになってきたというのも、別れの危機を迎えているカップルに見られる特徴。

「相手と一緒にいたい」「会うために都合を合わせなければならない」という思いがなくなっており、自分の中の優先順位が変わってきているのでしょう。

その中でも、特に別れの危機に陥っているのは、「どうでも良いこと・後回しにできること」を恋人よりも優先しだしたカップルです。優先しなくても支障がないことを優先してしまうのは、相手に対する気持ちが冷めてきている証拠でしょう。

スキンシップがなくなってきた

ラブラブな関係や、お互いに必要とする関係であれば、スキンシップは少なからずあるはず。相手とキスをしたり、手を繋いだり、時には身体を求めたりといった行動をするはずですよね。

しかし、こうしたスキンシップがなくなってきたら別れの危機。相手を異性として見られなくなっていたり、他に気になる人ができた可能性も否めません。

相手に対して好きな気持ちがあれば、自然と触れたくなり、求めたくなるものですよね。スキンシップがない状態が続けば、恋愛感情すらなくなってしまう危険性が高いでしょう。

別れの危機を迎えているカップルには、他にもさまざまな特徴があります。引き続きその特徴を見ていくことにしましょう。

相手の期待に応えなくなる

寂しいから連絡してほしいとか、不安だから会いに来てほしいと言われたとき、それに応えてあげたいと思わなくなるのも別れの危機を迎えているカップルにある特徴です。相手を喜ばせてあげたい、満足させてあげたいという思いがなくなってきているために、「する必要がない」と感じてしまうのでしょう。

また、中には相手からの期待に対して、不満を抱いてしまうケースもあります。「○○してから言ってよ」「自分はどうなの？」などとついつい突っ込みを入れたくなり、そこからケンカが増えてしまうことも多いです。

「ありがとう」「ごめんなさい」を言わなくなる

別れの危機を迎えているカップルは、「ありがとう」や「ごめんなさい」といった謝罪や感謝の言葉を言わなくなります。してもらって当然と考えているだけでなく、ありがたいとも思っていないのでしょう。

また、「自分は悪くない、相手が悪い」と決め込んで、謝ることができなくなる傾向もみられます。

相手の存在にありがたみを感じられなくなるのは、愛情が薄れている証拠です。謝罪や感謝の言葉は、付き合いが長くなっても意識的に伝えたいものです。

小さな嘘をつくようになる

小さな嘘をつくようになるという特徴も、別れの危機を迎えているカップルに見られるサインです。

例えばデートの約束をしていた日、急に「会いたくない」「めんどくさい」と思ったために「仕事が入った」と嘘をつくようになります。ストレートに言うと角が立ってしまうため、都合の良い嘘をつくようになるのです。

あなたには心当たりはありませんか？「LINEが続くのが面倒だから、寝ていたことにして未読無視しよう」なんて思うようになったら、別れを迎えてしまう危険性があります。

相手に無関心になってくる

別れの危機を迎えているカップルは、相手に対して無関心になってきます。相手がどこにいようが何をしていようが気にならなくなったり、話しかけられても「鬱陶しい」「興味ない」と思ってしまうようになるのです。

付き合った当初を思い浮かべてみると、自分の関心度を確かめられるかもしれませんね。相手の趣味や好きなものなど、すべてに関心を持っていたでしょう。しかし、気持ちが冷めてきたりマンネリ化してくると、関心は一気に薄れてしまいます。

連絡が来なくても気にならない、会わなくても平気といった関心度の低さがお互いに見られるようになってきたら、別れの危機と言えるでしょう。

別れの危機を迎えていながらも、「別れたくはない」「失うのは嫌」と感じる人は多いもの。この危機的状況を乗り越えるには、どうしたら良いのでしょうか。

次は、別れの危機を乗り越える方法をご紹介していきます。このまま別れて後悔しないためにも、できることはすべてやり尽くしましょう。

ケンカになったら一旦間を置く

彼氏・彼女とケンカになったら、一旦距離を取り間を置くことです。

別れの危機を迎えている状況でケンカが大きくなってしまえば、そのまま別れに繋がる可能性も高いですよね。感情的になって別れてしまうことを防ぐためにも、一旦間を置いて冷静になることが大切です。その間、自分の行動や発言に非がなかったかも考えたほうがいいでしょう。

100%相手に原因があるケンカは意外と少ないもの。意見の違いや誤解によって生じるケンカも多いでしょう。些細なケンカが別れに繋がらないよう、一度冷静になる時間を設けましょう。

考え方が違うことを受け入れる

相手の考え方が理解できず、別れの危機を迎えているカップルも少なくありません。

「自分はこう考えるけれど、相手は違う」というように、考え方に違いが生じるのはよくあることです。そしてあらゆる面で違いが目に付いてくると、「自分と相手とじゃ合わない」と関係自体を否定的にとらえるようになってしまうこともあります。

このような場合は、考え方の違いを受け入れることが大切でしょう。人の考え方は十人十色です。生きてきた環境が違うわけですから、考え方に違いがあるのは当然のこと。そこで相手を否定したり、自分と合わないと否定するのではなく、「そんな考え方もあるのか」と受け入れてみませんか？

すべての考え方が100%合致することはあり得ないことです。新たな考え方として相手の意見を認めるようにしてみると、別れの危機は回避できるかもしれません。

一度距離を置いてみるのもアリ

お互いに気持ちが分からない状態まで達しているカップルであれば、一度距離を置いてみるのもアリです。長い期間付き合っていて、相手の大切さが分からなくなっているのなら、距離を置くことで気持ちを再認識できるかもしれません。

しばらく連絡を取らずにいたり、会わずにいることで、「寂しい」と感じるかもしれません。あるいは、「こんなにも与えてもらっていたんだな」と、相手の行動や発言が努力によるものだと気付くこともあるはずです。

相手の存在が近すぎて見失っていることを取り戻すために、距離が必要なこともあります。

相手のペースに合わせてみる

相手のペースに合わせることで、別れの危機を乗り越えることができるケースも。

仮に、気持ちが冷めてきている相手の連絡の頻度が減ってきたとしますよね。納得いかない＆寂しいと感じるあなたは、「なんで連絡してくれないの？」と責めて、ケンカに発展してしまうかもしれません。こうならないためには、相手のペースに合わせてみるのです。

連絡の頻度が減ってきたら、あなたからの連絡も減らしてみてはいかがでしょうか。すると相手は「楽」だと感じるはずです。また、あなたも過度な期待をしなくなるため、不満を抱きにくくなるでしょう。

追いかけたり責めたりすれば、相手はどんどん距離を置きたくなってしまいます。「北風と太陽」を意識してみましょう。

最後に、別れの危機どころか、「長続きするカップル」の交際の秘訣を見ていくことにします。長続きするカップルの秘訣を取り入れていけば、別れの危機を乗り越えられるだけでなく、今後危機が訪れなくなるかも？

どんな秘訣があるのか、その内容をしっかり頭に入れておくことにしましょう。

きちんと向き合いケンカをすることもある

長続きするカップルでも、ケンカをすることはあります。ただ、そのケンカから相手の気持ちや考えを学び、付き合い方に取り入れることで、関係を維持しているのです。

また、不満を溜め込まないことも大切でしょう。自分が納得できないことや「それは違う」と思ったことを、逐一相手に伝えられるというのも、長続きの秘訣になっているのでしょう。

長続きするカップルは、ケンカをしても、しっかり向き合うことを忘れません。相手の意見をお互いに受け入れ、そのケンカが無駄にならないように、交際の糧にしているのです。

ケンカになっても相手を言い負かさない

ケンカになっても、相手を言い負かさないことも秘訣の一つ。頭ごなしに相手を従わせるようなことはしてはなりません。どんなときでも、感情的にならないように自分の気持ちを伝えることで、相手も受け入れやすくなります。

意見が食い違っても、「こうして！」と結論を伝えるのではなく、「こう思うから」「こうなってしまうから」と経緯や気持ちを説明したほうがいいでしょう。

言い負かせてしまえば、相手はそれ以上何も言えなくなり、不満が溜まってしまいます。上下関係ができないよう、対等の立場でいることを心がけてみてくださいね。

距離感を大事にしている

長続きするカップルは、一定の距離感を大事にしていることも特徴的。近すぎず、かといって離れすぎない関係がキープできていることが多いもの。

頻繁に連絡を取り合ったり、デートしたりすることはせず、無理のない頻度に留めています。その距離感があるからこそ、相手にいつまでも思いやりや優しさが持てるのでしょう。

好きだからとあまりにも過度な関わり方をしていると、気持ちが冷めてしまうのも早くなってしまいます。適度な距離感をとり、関係維持に努めましょう。

大事なことは言葉にして伝える

「ありがとう」「ごめんなさい」「好き」といった大事なことを、しっかり言葉にして伝えているのも長続きするカップルの秘訣。お互いの存在が当たり前になっても、こうした大事な言葉は欠かさず言葉にしているのです。

感謝されれば「またしてあげたい」という気持ちになりますよね。「ごめんね」と言われれば、仕方がないかと割り切れることもあるでしょう。そして、好意を言葉にしてくれれば「大事にしよう」と思えるものです。

日頃から、感謝・謝罪・好意は素直に言葉にすべきでしょう。こうした言葉があるからこそ、「頑張ろう」と思えるのです。

仲が良さそうに見えるカップルでも、実はケンカしていたりすれ違いが起きていたりと、問題を抱えているものです。そうした別れの危機を迎えた時、どのような対処をするかによって、その後の関係は変わってくるでしょう。

もし、あなたたちカップルに別れの危機のサインが見られたら、今何をすべきか考えることが大切です。話し合いが必要な場合もあれば、距離を置くことが必要な場合もあります。「別れそう」と悲観的に捉えて立ち止まるのではなく、「どうしたら改善されるか」を考えるのです。

その時大切になるのが、長続きするカップルの秘訣にあった意識と行動。どんなに親しい仲であっても、忘れてはいけない心構えや行動はあるものです。

別れの危機を乗り越えた時、きっと彼氏・彼女と今以上の絆ができるはず！もっと固く結ばれることを信じて努力し、別れの危機を脱しましょう。