そもそも別居婚とは?
また、別居婚の子育てのメリットやデメリットも徹底解説!結婚して子供が欲しいと思ったら、どうしても子育てについて考えなくてはなりませんよね。すでに別居婚をしていても「妊娠してしまったしどうしよう…」と考える人もいるかもしれません。
果たして別居婚をしていても子育ては上手くできるのでしょうか?子供への影響も併せてご紹介します。
同居しないまま籍を入れること
それではまず、「別居婚」とは何かを解説していきます。別居婚とは、夫婦が同居しないまま籍を入れることです。別居婚も結婚なので婚姻届を提出して戸籍を1つにしますが、一緒の家には住みません。
別居婚には様々な形があります。例えば、同じマンションに2つの部屋を借りて行き来したり、夫が転勤族で単身赴任のために仕方なく別居婚になっていたり、親の介護のために片方が実家に住み、もう片方が持ち家に一人暮らしをするというケースも。
「結婚したからといって必ずしも一緒に住む必要はない」という考えから、選択する夫婦が増えてきている新しい結婚の形と言えるでしょう。
週末だけ同じ家で過ごす場合も
別居婚の中には、週末だけ同じ家で過ごす、いわゆる「週末婚」も含まれます。週末婚とは、入籍はしているけれども、平日は別居して休日のみ同居するという夫婦のライフスタイルです。
このスタイルは、もともと子どものいる人が再婚するにあたり、新しい親や環境に子どもを慣れさせるために行われていたものでした。しかし近年では、共働きの増加で再婚目的でなくとも週末婚を選択する夫婦が増えています。
平日はお互いに自分の時間を大切にして過ごし、週末は夫婦一緒の時間を楽しむというような別居婚の一つの形です。
別居婚は違法?
民法752条に「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と書かれているように、夫婦には同居の義務があります。そのため、「別居婚は違法なのではないか?」と考える人も…。
実際には、別居婚をしていたからといって罪に問われることはありません。罪に問われるのは、片方が同居を望んでいるのに、もう片方が一方的に同居を拒絶した場合。つまり夫婦の双方が別居を望んでいるのであれば、法律が同居を強制することはないのです。
子育てしながら別居婚する理由は?
夫の単身赴任で自然と別居婚に
「夫は元々転勤族であちこちを転々としていたのですが、私は自分の仕事を辞めたくなかったので夫に単身赴任してもらい、自然と別居婚に。今では子供も学校があるので、転校ばかりになるよりはいいのかなと思っています」(28歳/女性)
夫婦のうちどちらかが転勤族であったりすると、同居するためには一緒に引っ越さなくてはなりません。しかし、自分の仕事を続けたいとなると引っ越すわけにはいかず、自然と別居婚になってしまうようです。
また、子育てをしている家庭は、子供の生活環境が変わることを懸念して別居婚を選択するという場合も。転校が続くと、子供に大きなストレスを抱えさせてしまう可能性があります。それを防ぐために、引っ越さないという選択をしているのでしょう。
程よい距離感を保ちたいため
「一緒に暮らしていたときは、自分の生活ペースを崩されてしまって上手く息抜きができませんでした。お互い深く干渉しない、程よい距離感を保つために別居婚をすることに。別居婚をしてからは、自分のペースで色々できてストレスがなくなりました」(25歳/男性)
結婚して同居すると、自分のやりたいことを好きなタイミングですることが難しくなることも…。そのため、自分の時間を自由に使うために別居婚を選択する夫婦もいるようです。
離れていても結婚しているから別れる心配は少ないし、程よい距離感があるため喧嘩も少なくて済みます。お互いの生活スタイルに口出ししないという現代的な夫婦と言えるかもしれません。
子育ての時間を優先させたいから
「子供ができてから、子育てにいっぱいいっぱいになってしまって、旦那に構っている余裕がなくなりました。子供の面倒を見ているときに、旦那に『メシはー?』などと言われると腹が立って仕方なく喧嘩も多くなりました。このままではいけないと旦那と話し合い、最終的に別居婚を選択しました」(26歳/女性)
子育てが始まると、子供の面倒で手一杯になる母親は多いです。そのようなときに、子育てに協力的ではない夫が近くにいると、イライラしてしまい喧嘩に発展してしまうことも…。両親の喧嘩は子供に悪い影響を与えてしまうかもしれません。
「それならいっそのこと」と別居婚を選択する夫婦も少なくないのです。別居していれば、子育てだけに集中できますから、パートナーにイライラすることもありません。親がニコニコしていると、子供もニコニコしやすいでしょう。
恋人のような感覚をなくさないため
「結婚してから最初は一緒に住んでいたのですが、次第に妻が化粧など手を抜くようになってしまいました。妻も私に思うところがあったようで、話し合った結果、恋人のような感覚をなくさないためにも別居婚をすることにしました。時々しか会わないので、恋人のときのようなデートを楽しめています」(29歳/男性)
結婚すると、家族になって簡単に別れることはないという安心感からか、相手に対して気を抜いた自分をみせるようになる人がいます。それを「家族になった感じがしていい」と思う人もいれば、「私のことがどうでもよくなったから手を抜いてる」と感じる人も…。
恋人のときは、気を抜いたらいつフラれるかもしれないから、恋人と会う時間を大切にしようと考えますよね。このときのような気持ちを忘れたくないという夫婦が、別居婚を選択するようです。
子供に再婚相手を徐々に慣らすため
「私はバツイチで、前の夫との間に子供がいます。最近再婚することになり、結婚後はどうしようかという話になりました。子供がまだ再婚相手とはあまり会っていないこともあり、いきなりほぼ知らない相手と同居するのは気まずいかもしれないので、徐々に慣らすために別居婚から始めることにしました。いずれは同居したいと考えています」(27歳/女性)
先ほどもお伝えしたように、子供を新しい親や環境に慣らすために別居婚を選択する夫婦もいます。この場合、別居婚は期間限定で、いずれは同居したいと考えている夫婦が多いです。子供への影響を考えた結果の別居婚と言えるでしょう。
親に子育てを手伝ってもらうため
「双子の子供が生まれたのですが、夫は毎日仕事で帰りが遅く、私一人では面倒見きれなくなってしまいました。そのため、実家の母に助けてもらうために私と子供は実家へ。夫には悪いですが、家で一人暮らししてもらうことにしました。別居婚になってしまいましたが、子育てが落ち着いてきたら戻ろうと思っています」(30歳/女性)
夫が仕事のためあまり子育てに参加できないという家庭は、実家を頼りにして帰省する場合も。これも別居婚の1つの形と言えます。
一般的に妊娠すると家事が難しくなりますし、精神的に不安定にもなるので実家に戻るという人は多いです。そして大体の人は出産が終わり、ある程度体が動くようになったタイミングで家に戻るのですが、そのまま実家で子育てを手伝ってもらうという女性も少なくありません。
この場合、子供は父親よりも祖父母に懐いてしまう可能性が高くなるでしょう。
別居婚が向いている人とは
自分の生活リズムを崩したくない
まず挙げられるのが、自分の生活リズムを崩したくないという人。先ほどもお伝えしましたが、結婚して同居するとどうしても自分の生活リズムを優先するのが難しくなります。中には、自分の好きなことを好きなタイミングでできないことにストレスを溜めてしまう人も…。
そういう人には、別居婚が向いています。別居婚なら普段は離れて暮らすわけですから、パートナーに生活リズムを崩されることはありません。
そして、自分の時間を自由に使えるので、ストレスも溜まりにくいでしょう。ストレスが溜まりにくいので、喧嘩も減るかもしません。
仕事が忙しい
それぞれの仕事が忙しいという夫婦も別居婚が向いているかもしれません。仕事が忙しいと、家に帰る時刻が遅くなったり出張が多かったりと、家にいる時間が少なくなる傾向にあります。
しかし、同居していると、家事をしなくてはならなかったり相手に気を遣わなくてはならなかったりするでしょう。
そのため、一緒に生活していることが苦痛に感じてしまう場合も…。そうならないためにも、別居婚がオススメ。平日は仕事に没頭し、休日は一緒に過ごす。このようにすれば、仕事をしている日の家事の負担は少ないですし、相手に気を遣ったり迷惑をかけたりすることもなくなるでしょう。
没頭したい趣味がある
没頭したいほどの趣味を持っている人にとって、趣味を楽しむ時間はかけがえのない大切な時間。しかし、結婚して同居してしまうと、先ほどもお伝えしたように自分の時間を自由に使えなくなってしまいがち…。つまり、趣味にかけられる時間が少なくなってしまうのです。
このとき、別居婚をしていれば、普段は離れて暮らしているので、自分の時間を自由に使うことができます。いくらでも趣味に没頭できるわけです。このため、没頭したい趣味がある人は別居婚に向いていると言えるでしょう。
常識に縛られない
次に挙げられるのは、常識に縛られない人。別居婚は新しい夫婦の形であるため、中には受け入れられないという人もいます。そういう人たちからの批判などを押しのけて、それでもなお自分たちのスタイルを貫くことのできる人でないと、別居婚はできないかもしれません。
常識に縛られず、こういう状態も楽しめるような夫婦が向いているのでしょう。
結婚相手と会えなくても不安にならない
別居婚は、普段は別々に暮らすわけですから、当然毎日会えるわけではありません。そのため「結婚相手と会えなくても不安にならないか」という点は、別居婚が向いているかどうか見極めるポイント。毎日会えなくても、不安になったり寂しくなったりしない人は向いていると言えるでしょう。
会えない期間が長くなると、浮気の心配も増えます。しかし「相手が浮気をしても別れない」というほどの大きな愛を持っているのならば、別居婚に向いているかもしれません。夫婦間に強い信頼関係があると、別居婚も上手くいきやすいのです。
別居婚が向いてないケースとは
生活力がない
まず挙げられるのが、生活力がない人。別居婚は、同居しているときよりも費用がかかります。特に住居費は2倍になることが多いです。遠方に住んでいるのなら、会いに行くための旅費も必要でしょう。
そのため、それらの生活費を補填できるだけの金額を稼いでいないと生活が成り立たないのです。お互いバリバリ仕事のキャリアをもっていたり高収入だったりしないと、別居婚をするのは難しいでしょう。
子供が寂しがっている
子供がいる家庭の場合、子供が寂しがっていたら別居婚は向いていないかもしれません。別居婚はポジティブな思考でしないと、いずれ無理がきてしまい、最悪の場合、離婚することになる可能性もあります。
別居婚に対する子供の理解が得られないままでいると、子供は周りと自分の家庭環境が違うことにストレスを感じてしまうことも…。幸せな結婚生活を送るために選んだ別居婚が、子供にとってストレスになってしまうのでは本末転倒です。
そのため、子供が寂しがっているのなら、別居婚はやめておいた方が良いでしょう。
家族で過ごす時間を大切にしたい
家族で過ごす時間を大切にしたいと考えている人も別居婚は向いていません。別居婚はやはり家族で過ごす時間は減ってしまいます。そのため、いつでも家族と過ごしたいという人は物足りなく感じてしまうでしょう。
また、子供との時間も当然減りますから、離れて暮らす方はあまり懐かれない可能性も…。子供とたくさん遊びたいと考えている人も、別居婚は向いていないかもしれません。
一人で子育てする自信が無い人
別居婚をすると夫婦は離れて暮らすわけですから、基本的に普段はどちらかが一人で子育てをすることになります。そのため、一人で子育てをする自信が無い人は向いていないと言えるでしょう。
特に産後の母親はまだ体が本調子ではないですし、子育てに慣れていないということもあるので、余計に一人で子育てするのが難しいです。実家の親などの援助を受けられないのなら、別居婚はやめておいた方が良いでしょう。
子育てしながら別居婚するメリット
子供を優先しやすい
先ほどもお伝えしたように、別居婚をすると子育てに割ける時間が増えるので、子供を優先しやすくなります。パートナーの面倒を見なくてもよくなるので、子供としっかり向き合うことができるでしょう。
また、普段離れて暮らしている分、会うときは事前に約束をしてから会うことが多くなります。そのためその日に向けて仕事などの調整ができ、子供の期待を裏切らなくて済む可能性が高くなるでしょう。
それぞれのライフスタイルを大切にできる
別居婚のメリットの1つでもある、それぞれのライフスタイルを大切にできるという点。それは子育てをしながらでも同じことが言えます。
確かに子育てをどちらかが負担しなくてはなりませんが、それでもパートナーに気を遣わなくていい分、自分の好きなように生活することができるでしょう。
ストレスが少ない
一緒に暮らしていると、些細なことで喧嘩に発展してしまうことも…。その点、別居婚ならばパートナーの嫌なところを見る機会が少なくなるので、喧嘩に発展する可能性も低くなります。そのため、ストレスが少なくなるでしょう。
また、両親のストレスが少ないと、子供にとっても過ごしやすいです。両親がイライラしていると、子供は委縮してしまうもの。ストレスフリーな両親を見れば、子供も「将来は自分もこうなりたい!」と感じてくれるかもしれません。
新しい家族の形を見せられる
別居婚というのは、今までの家族の形からすると新しい家族の形であると言えます。つまり、子育てをしながら別居婚をすることは、子供に新しい家族の形を見せられることでもあるのです。
家族が必ずしも一緒に暮らすものではないということを子供に理解してもらうのは、これからもっと多様化していく世界で柔軟な思考を育む手助けになると言えるでしょう。
場所によっては子育てを手伝ってもらえる
先ほどもお伝えしたように、自宅と実家で別居婚をする場合などでは、子育てを手伝ってもらえるというメリットがあります。一緒に暮らしているときにどちらかが子育てに非協力的だと、自然と喧嘩も多くなってしまいがち…。
しかし、初めから実家に行くなどして「子育ては自分で!」と決めてしまえば、パートナーが非協力的でも気にならなくなるかもしれません。
ましてや、親に子育てを手伝ってもらえるわけですから、自分も気持ちにゆとりを持つことができます。子供にとっても、ゆとりのある親を見ている方が良い影響を与えることができるでしょう。
子育てしながら別居婚するデメリット
生活費が多くかかる
先ほどもお伝えしたように、別居婚は生活費が一緒に暮らしているときに比べて多くかかりがち。別々に食事をとったり、それぞれに公共料金や家賃がかかったりと、大体倍の費用がかかると言っても過言ではありません。
さらに子育てをしていると、子供をもう片方の親にずっと会わせないわけにもいきませんから、会うための旅費も必要になってきます。これは別居婚をする上で必ず覚悟しておかないといけないデメリットと言えるでしょう。
浮気の可能性が高まる
離れて暮らしていると、基本的に連絡がなければパートナーが何をしているのかを知る手段がありません。そのため、浮気の可能性が高まります。たとえ浮気相手を部屋に連れ込んでも、別居婚だとばれる可能性が低いのです。
また、時々しか会わないため、相手の異変に気付くことも遅れてしまいます。そのため、浮気に気付いたときには、もう浮気相手の方に本気になってしまった後だったということも…。連絡をこまめに取るなど、浮気対策も何か考えておいた方が良いかもしれません。
子供に寂しい思いをさせる可能性も
別居婚は離れて暮らすわけですから、当然いつでも両親に会えるわけではありません。そのため、子供に寂しい思いをさせる可能性もあります。子供がもう片方の親に会いたいと言ったときの対処法を考えておく必要があるでしょう。
また、子育てをしながら別居婚をすると、どうしても子育ての負担が片方に大きくかかりがちです。その負担をどう解消するのかもきちんと話し合っておくべきでしょう。
おもちゃなどを買ってあげにくくなる
別居婚は先ほどからお伝えしているように、費用がかかります。そのため、子供におもちゃを買ってあげるだけの余裕がなくなってしまう可能性が高いです。
また、別居婚だと、相手の家の中がどのようになっているのか知る機会が少ないという家庭もあります。そういう場合、離れて暮らしている方の親は、子供におもちゃなどを買ってあげにくくなるでしょう。
下手に子供にねだられるまま買ってしまうと、いざ家に持ち帰ったときに「置く場所に困るんですけど!」となってしまうことも…。買う前にパートナーにしっかりと了承をとるなどを徹底しましょう。
別居婚が子供に与える影響は?
一緒に暮らしていない方の親に懐かない
普段は離れて暮らしているため、一緒に暮らしていない方の親には懐かないという可能性も…。いくら親だと言っても、周りの家庭環境との違いから、親だと認めきれないのかもしれません。
連絡をこまめに取ったり、会う回数を増やしたりと、一緒に暮らしていない方の親にも懐くように配慮が必要でしょう。
両親の喧嘩を見なくて済むので情緒が安定する
別居婚のメリットの1つとして、些細なことでの喧嘩が少なくなることを挙げました。これは子供に対しても良い影響を与えるでしょう。
イライラしている両親を見ると、子供は両親の機嫌をうかがうようになったり、あまり喋らなくなったりすることも…。この場合の子供は非常に情緒不安定です。しかし、子供が両親の喧嘩を見なくて済むと、情緒が安定します。つまり、子供にとって家庭が心安らげる場所になるでしょう。
他の家庭と違うことを嫌がる場合もある
やはりまだまだ別居婚の形をとっている家庭は少ないです。そのため、周りの子から「なんでお前の家はお父さんがいないんだよ?」と聞かれることもあるでしょう。中には、子供からその家庭環境を聞いて、夫婦仲が悪いんじゃないかと邪推する人もいるかもしれません。
そうなったときに、子供は他の家庭と違うことを嫌がる場合もあります。周りと違うことがストレスになってしまうのです。この場合、子供は親に懐かなくなってしまうこともありますから、注意が必要でしょう。
多様性を学ぶ
両親が別居婚を自分たちの意思で選んだということを理解した子供は、多様性を学ぶ可能性が高いです。物事には必ずしも決まった形はないのだと、両親の姿から学ぶでしょう。
それは先ほどもお伝えしましたが、これからもっと多様化する世界において柔軟な思考を育む手助けになるかもしれません。
子育てしながらの別居婚を成功させる秘訣
別居婚を始める前に夫婦間の信頼関係を築いておく
別居婚をしている夫婦は、とにかくそれぞれのプライベートの時間を大切にします。そのため、離れている間、パートナーが何をしていてもわかりません。気付いたときには、浮気をされていたということも少なくないのです。
それでは幸せな結婚生活とは言えないでしょう。別居婚を成功させるためには、夫婦間の信頼関係をしっかり築き、浮気など一切心配いらないと言えるくらいであるのが望ましいです。
経済的なことや子育てのことは事前に話し合う
次に挙げられる秘訣は、事前にさまざまなことについてしっかり話し合っておくこと。別居婚をするにあたって、解決しておかなくてはならない問題は山のようにあります。例えば、経済的なことや子育てのこと、会う頻度なども挙げられるでしょう。
それらのルールをしっかり事前に決めておくことで、いざその問題に直面したときに言い争いにならないようにするのです。
また、家族の将来についても頻繁に話しておくと良いかもしれません。そうすることにより、家族の大切さや二人が結婚した意味などを改めて実感することができるでしょう。
できるだけ両親共に子供との時間を作る
別居婚で普段離れて暮らしている分、子供は寂しいという思いを常に抱えてしまう可能性があります。そのため、できるだけ両親共に子供との時間を作ってあげるのが良いでしょう。
また一緒に暮らしていても、仕事が忙しいとおざなりに子供に向き合うことが多くなりがち…。そのせいで、子供のSOSに気付けなくなる場合もあります。忙しいときこそ、せっかく結婚したのですから、パートナーに頼るのが良いでしょう。
場合によっては別居婚をやめる選択も考えておく
子育てをしていると、そのときそのときで必要になってくることが変わってきます。そのため、別居婚だと不都合なこともでてくるかもしれません。子供も小さい頃は大丈夫でも、大きくなるにつれて寂しさの限界を迎えてしまう場合も…。
そうなってきた場合には、いつまでも別居婚にこだわらず、やめることも選択肢にいれることが必要です。別居婚にこだわってばかりいると、子供の気持ちが離れていってしまう可能性もあります。本当に幸せな家族の形とはなんなのかを、頻繁に話し合っていくことが大事でしょう。
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